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女性に人気!飲みやすくてフルーティな日本酒の銘柄TOP17!

女性に人気!飲みやすくてフルーティな日本酒の銘柄TOP17!
投稿日: 2018年7月17日最終更新日: 2021年9月16日

日本全国で作られている日本酒は、お米の旨みを活かした味わいが特徴で、銘柄ごとにさまざまな風味が楽しめます。特に女性に人気の日本酒の種類と言えばフルーティーな香りが特徴の「吟醸酒」です。今回は、女性人気が高いフルーティーな日本酒銘柄を17選まとめてご紹介します。

フルーティーな日本酒はどれがおすすめ?見出し

Photo by Toshi K

フルーティーな味わいが特徴の日本酒の種類と言えば「吟醸酒」。最近では、日本食ブームと合わせて、海外でも人気を集めています。フルーツワインのような甘口の日本酒や、キレのある爽やかな辛口の日本酒など、和食だけでなく、フランス料理などと相性の良い種類もあります。今回は、フルーティーな味わいが特徴の日本酒を17種類ご紹介していきます。

フルーティーな香りがする日本酒の種類は?見出し

Photo by iyoupapa

日本酒の中でも、特に吟醸酒を形容する際に使われるのが「フルーティー」という表現。日本酒業界では「吟醸香」と呼ばれる独特の香りは、まるでフルーツのような芳醇さが特徴です。日本酒は、様々な種類のお米を原料としていますが、「酢酸イソアミル」や「カプロン酸エチル」といった化合物の影響で、フルーツのような香りになります。

Photo by EL. Photography

日本酒の中でも吟醸酒を発酵させる際には、フルーティーな香りの元となる「酵母」を使用していますが、酵母にとってかなりストレスがかかる環境で発酵させることにより、日本酒の芳しい香りが生まれるというわけです。日本酒の中でも、吟醸酒作りで重要となる工程が、精米歩合を高める「磨き」と呼ばれる工程です。「生きたお酒」それが日本酒です。

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高級日本酒おすすめランキングTOP37!プレゼントに人気の銘柄や値段もご紹介 | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
日本酒の銘柄は95品種ほどあります。その中から、高級な日本酒をランキング形式で紹介します。幻の逸品ともいえる高級な日本酒もあり、日本酒好きにはたまらないテイストと言えます。プレゼントなどにも最適な高級な日本酒もあります。ぜひチェックしてみましょう。

どうして日本酒なのにフルーティーな香りがするのか?見出し

Photo by naotakem

吟醸酒の香りの元となる「吟醸香」の正体は、「酢酸イソアミル」や「カプロン酸エチル」といった化合物と申し上げましたが、これらの化合物は、実はメロンやりんごなど、果物にも含まれています。日本酒の香りがフルーティーと形容される所以がここにあります。「磨き」の工程を行うことで、酵母は発酵に必要な栄養を最小限まで減らされてしまいます。

Photo by Richard, enjoy my life!

この磨きの工程によって精米歩合が60%以下になる日本酒の種類を「吟醸酒」、また50%以下まで下げると「大吟醸酒」という種類に分類されます。少なくとも精米歩合が50%までは、磨きがかかって精米歩合が下がれば下がるほど値段が高級になります。しかしながら、味の好みは人それぞれで、必ずしも精米歩合が高い日本酒が美味しいとはかぎりません。

日本酒の甘口辛口ってどうやって決まるの?見出し

Photo by t-mizo

日本酒の銘柄を選ぶとき、もう一つよく耳にする言葉が「甘口・辛口」だと思います。甘口、辛口とは、実際の飲み口というわけではなく、日本酒度と酸度の数値によって種類が分けられているのですが、消費者には分かり辛くなっています。現在社会では、一般に辛口の日本酒を好む人が多く、辛口の日本酒が人気を集めています。

Photo by 準建築人手札網站 Forgemind ArchiMedia

特に地方酒と言われる地酒は、本来米と水だけで作られる地酒で糖から来る甘さを一切排除しているのが特徴です。しかし、地方の日本酒の中にも甘口のお酒もあります。辛口、甘口を分ける基準は、米を醸した際のアルコールとの比重が基準となっており、アルコール分が多いお酒ほど比重が軽く、精米歩合の少ない方が辛口という種類に分類されます。

Photo by Spiegel

しかし、地方の蔵元や杜氏によっては、米の養分をたくさん残した日本酒を醸しているところもあり、そういう日本酒は甘口の日本酒ということになります。フルーティーな味わい=甘口というイメージがありますが、フルーティーな味わいの日本酒の中にもアルコール度の高い辛口の日本酒もあります。飲み口だけでは、一概に判断できないのが奥深いところです。

フルーティーな日本酒1:松の寿見出し

日本酒の種類や甘口、辛口のポイントも押さえたところで、ここからは、フルーティーな口当たりがおすすめの日本酒の銘柄をご紹介していきます。まず、最初にご紹介するのは栃木県雄町の無濾過生原「松の寿」柑橘系の爽やかな酸味と甘味があるのが特徴です。ジューシーな甘味がありますが、松の寿は、辛口純米酒に分類されています。

フルーティーでありながらキレの良い日本酒として多くの方に親しまれています。華やかな香りは、バナナやパイナップルのような香りと表現されることもあり、メリハリの効いた味わいが特徴です。かなり甘めの口当たりが女性にもおすすめの銘柄です。嫌味がなく、酸味と甘味のバランスが絶妙な名酒です。お値段は150ml入りで550円です。

フルーティーな日本酒2:十四代見出し

Photo by macglee

続いてご紹介するフルーティーな味わいがおすすめの日本酒は、山形県で生まれた名酒「十四代」。山形県村山市にある高木酒造が醸すこちらのお酒は、3500坪の広大な敷地で仕込まれています。山形の厳しい冬に仕込まれる「十四代」は、雪深いこの地域ならではのお酒で、雪があることでもろみの発酵がうまく進むと言われています。

山形で人気の日本酒「十四代」は、高級プレミアとして知られている日本酒で、「中取り大吟醸」は、兵庫県で特A地区になっている「山田錦」を、35%という極限の精米歩合まで磨きあげて作られた逸品です。すっきりとした甘味と濃い旨味が特徴の名酒は、720ml入りで27000円!お世話になった方へのプレゼントや贈答用にもおすすめの一本です。

フルーティーな日本酒3:獺祭見出し

続いてご紹介するフルーティーな香りがおすすめの日本酒は「獺祭」(だっさい)。山口県周東町獺越(おそごえ)にある旭酒造で醸造されています。「獺祭」は、「山の中の小さな蔵」で作られる日本酒として世に送り出されましたが、今では高さ59メートル、製造能力50000石の巨大な蔵で製造される人気の日本酒に成長しています。

「獺祭」と言えば「二割三分」という言葉が有名ですが、二割三分とは日本酒の原料に使われる「山田錦」を23%まで磨き上げてお酒を醸しているということです。二割三分の日本酒を味わうのに最適な温度は常温または、10度から12度ぐらいと言われており、冷蔵庫から出して10分ぐらいで飲むのがおすすめです。人気酒「獺祭」は720mlが10413円です。

フルーティーな日本酒4:一ノ蔵ひめぜん見出し

Photo by nakashi

続いてご紹介するフルーティーな香りがおすすめの日本酒は「一ノ蔵ひめぜん」。かなり高級なお酒が続きましたが、こちらは、720ml入りで1080円と言う庶民派なお値段も人気の一本です。宮城県大崎市にある一ノ蔵酒造は、昭和48年に県内4つの会社が合同で設立されたそうで、最先端の醸造施設を備えた宮城有数の蔵元となっています。

パッケージからも分かるとおり、ひめぜんは、女性におすすめのお酒で、アルコール度数も8%と日本酒としてはかなり低めの種類になります。日本酒が苦手と言う方や甘口のお酒が好みという方におすすめです。また、同じく一ノ蔵酒造から発売されている「すず音」は、発泡日本酒でスパークリングワインのような味わいが人気となっています。

フルーティーな日本酒5:田酒見出し

Photo by hazy-moon

続いてご紹介するフルーティーな飲み口が人気の日本酒は「田酒」(でんしゅ)。本州最北端青森県で生まれた「田酒」は、田んぼで採れるお米にこだわって作られた青森の名酒です。青森市油川にある青森唯一の酒蔵「西田酒造」が作るお酒は、130年以上の歴史を誇ります。「田酒」は、醸造用アルコールを一切使用していないこだわりの純米酒です。

米の旨味がダイレクトに伝わるこだわりの日本酒「田酒」。720mlのお値段は、1本10800円となっています。また、「田酒」の人気銘柄の中には、年に一度限定販売される青森初の酒米「古城乃錦」を使った「田酒 古城乃錦」もあります。全国で唯一、西田酒造が手がけるご当地限定の日本酒は、お一人さま一本限り!青森のみで買える幻のお酒です。

フルーティーな日本酒6:瑠璃見出し

Photo by Tak H.

続いてご紹介するフルーティーな香りのおすすめ日本酒は「瑠璃」。漢字で「瑠璃」と書いて「ラピス」と読む珍しいお酒です。秋田県秋田市にある新政酒造が生み出した「瑠璃」は、米どころ秋田で採れる「美山錦」を100%使用した透明感のある日本酒です。幕末の動乱期に創業した歴史ある酒蔵が醸す瑠璃は、秋田を代表するおすすめの日本酒です。

フルーティーな日本酒7:楯野川見出し

Photo by contri

続いてご紹介するフルーティーな味わいが人気の日本酒は「楯野川」。1832年山形県酒田市に創業した楯の川酒造は、180年の歴史を誇る有名な蔵元で、「楯野川」という銘柄はは1855年に、荘内藩主の酒井公が命名したと伝えられています。山形県のオリジナル酒米「出羽燦々」を50%まで磨きあげた吟醸酒は一升2592円と値段もリーズナブルでおすすめです。

フルーティーな日本酒8:夜明け前見出し

Photo by norio_nomura

続いてご紹介するフルーティーな味わいが人気の日本酒は「夜明け前」。長野県上伊那郡にある小野酒造は、辰野町地区に残された最後の酒蔵です。信州は米どころとして有名ですが、酒作りに向いている酒米とは少し違っており、小野酒造では、早くから播磨や備前の有名な米を日本酒作りの原料にしていきました。「夜明け前」大吟醸 は720mlで4320円です。

フルーティーな日本酒9:東洋美人見出し

Photo by klipsch_soundman

続いてご紹介するフルーティーな味わいがおすすめの日本酒は「東洋美人」。山口県萩市にある澄川酒造が生み出した人気商品「東洋美人」は、精米歩合50%まで磨いた吟醸酒。上品で透明感のある味わいと、フルーティーな香りがおすすめの一本です。日本酒ツウの間でも大人気となっているこちらの銘柄は、入手困難な山口県を代表する名酒です。

フルーティーな日本酒10:鍋島見出し

Photo by Spiegel

続いてご紹介するフルーティーな日本酒は、九州の酒どころ佐賀県の富久千代酒造有限会社が産んだ「鍋島」です。山田錦を使った鍋島は純米吟醸で、上品な香りと華やかな香りがまるでフルーツの王様マスカットのような香りです。甘味のバランスがよく、甘口の日本酒で、生酒だと開栓直後はほんのり微炭酸なのが特徴です。お値段は720mlで5180円からです。

フルーティーな日本酒11:南部美人見出し

Photo by Spiegel

続いてご紹介するフルーティーな香りがおすすめの日本酒は、岩手県の名酒「南部美人」。純米で仕込まれた大吟醸は、やわらかな甘味が特徴で、メロンのような上品な香りがするのが特徴です。酸味と甘味のバランスが良い日本酒で、お祝いやお誕生日など特別な日にもおすすめのお酒です。山田錦を精米歩合35%まで磨き上げた南部美人。お値段は5400円です。

フルーティーな日本酒12:獅子の里見出し

Photo by bryan...

続いてご紹介するフルーティーな香りがするおすすめの日本酒は石川県の松浦酒造有限会社から発売されている「獅子の里」。完熟したメロンのような甘い香りを放つ「獅子の里 純米大吟醸」は、料理の味を引き立てる食前酒としておすすめです。超軟水という仕込みの日本酒で、軽やかな味わいが北陸の郷土料理によく合います。お値段は、720mlで5400円です。

フルーティーな日本酒13:臥龍梅見出し

Photo by gtknj

続いてご紹介するフルーティーな香りが人気の日本酒は、静岡県の三和酒造株式会社から発売されている「臥龍梅」(がりゅうばい)。備前の人気酒米「雄町」(おまち)を使った爽やかなお米の香りが特徴の臥龍梅は、口に含むと上品な甘味と旨味が残るのが特徴です。ほんのりとした酸味と後味はほろりとした苦味があり、キレ味の良さが人気です。

フルーティーな日本酒14:屋守見出し

Photo by まゆぽん

続いてご紹介するフルーティーな味わいがおすすめの日本酒は「屋守」(おくのかみ)。志村けんさんの出身地として有名な東京都東村山市にある豊島屋酒造株式会社から発売されています。甘味と酸味のバランスが良い「屋守」は、4代目の田中孝治氏が「東京発の旨い酒を全国に発信したい」という思いで立ち上げたブランド酒。ジューシーな味わいが特徴です。

フルーティーな日本酒15:寫楽見出し

Photo by sun_summer

フルーティーな香りが人気の日本酒17選。残すところラスト3となりました。続いてご紹介するのは、宮泉銘醸株式会社の「寫楽」(しゃらく)。元々は、同じ会津若松市にあった東山酒造が製造していたこのお酒は、平成19年に同社が廃業した際に受け継いだ銘柄です。米作りと酒造りの両方にこだわって作り続けられる名酒は、日本酒を愛する人におすすめの一本です。

フルーティーな日本酒16:久礼見出し

Photo by 孙畅

続いてご紹介するフルーティーな香りが人気の日本酒は、酒どころ高知が送る名酒「久礼」(くれ)。天明元年(1781)創業の歴史ある蔵元西岡酒造が醸すこの酒は、カツオの一本釣りが有名な中土佐町で作られています。山田錦を中心に作られている少量生産の限定酒は、フルーティーな香りとコクのある味わいが人気です。透明感のあるすっきりとした日本酒です。

フルーティーな日本酒17:花陽浴見出し

Photo by Naoto Takai

最後にご紹介するフルーティーな味わいが人気の日本酒は、埼玉県の南陽醸造で作られる「花陽浴」。上品な蜜のような甘味と南国フルーツのような爽やかな風味は、新進気鋭の蔵元が姉夫婦と協力して手作りにこだわって作った吟醸酒。山田錦を使った最高級品は、雑味の無いクリアな味わいがこれぞ吟醸酒と思えるおすすめのお酒です。味噌料理との相性抜群です。

女性でも飲みやすい!フルーティーな日本酒を楽しもう!見出し

Photo by Richard, enjoy my life!

フルーティーな香りが特徴の日本酒を17選厳選してご紹介致しました。日本酒の中でも、高級な部類に入る吟醸酒は、なかなかお値段の張るお酒ではありますが、中には、一ノ蔵酒造のひめぜんのように、お手頃価格のものも販売されています。今回は、女性にもおすすめの日本酒を中心にご紹介しました。暑い夏を冷たい日本酒で乗り切りましょう!

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投稿日: 2018年7月17日最終更新日: 2021年9月16日

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