革靴の手入れ方法を徹底紹介！簡単にできるやり方やおすすめの道具は？

ビジネスシーンや学生の方々が使用する革靴なのですが、おしゃれで革靴を履きたい!という場面などもあると思います。ですが革靴の手入れ方法は難しいという印象もありますし、道具などを揃えるのも大変なイメージがまだまだあります。ですが最近では100均等にも便利な道具が販売されていますので、上手に活用することで革靴の手入れが簡単にできます。

まずは革靴の手入れに必要な道具についてご紹介していきます。まず最初にご紹介するのは“シューキーパー”です。シューキーパーは100均などでも販売されておりますし、革靴の手入れをする際に力が入りすぎてしまい革靴の形が崩れてしまうのを防ぐ役割もしてくれますし、余計なシワ等も入りにくくなります。そのため一つは持っておきたいアイテムです。

また革靴の手入れ中に便利というだけでなく、革靴を履く頻度が高ければ高いほど形が崩れやすくなってしまうのですが、保管する際などもシューキーパーを使用することで、無駄な型崩れを予防してくれますし、とても便利なアイテムになっております。まだ革靴初心者という方は、100均などでシューキーパーを探してみると安く手に入れることができます。

続いてご紹介するのは“馬毛ブラシ”です。この馬毛ブラシは革靴についているホコリなどを落とす際に使用するブラシになっておりまして、柔らかくて細かい毛先になっております。また革靴の手入れをするわけでなくても、ホコリを払う頻度は多いと思いますし、革靴の手入れをする際になくてはならない道具の一つです。まずは一つ用意しておきましょう。

ですがスエードなどの素材の革靴の場合には、いくら柔らかいといいましても馬毛ブラシでは傷がついてしまうことがありますので、生ゴムブラシなどを使用するようにしましょう。馬毛ブラシはスターターセットなどにも入っているほど、必要な道具になっており100均などでそろえることもできますが、使用頻度も多いですので100均はおすすめできません。

続いてご紹介するのは“豚毛ブラシ”です。豚毛ブラシは馬毛ブラシよりも毛質が硬いのが特徴になっておりまして、革靴の手入れをする際に布やスポンジなどでは伸ばしにくい縫い目などにもしっかりとクリームなどを伸ばすことができるブラシになっております。馬毛ブラシよりも硬いということで、力強くブラッシングしてしまうと傷つきますので注意です。

ですが馬毛ブラシよりは使用頻度も低いですので、革靴の手入れをまだしたことがない!という方はなくても大丈夫です。また100均などでも購入することができますので、1本ぐらい用意しておくというのもおすすめになっております。クリームを革靴の表面に均等に伸ばす際等にも役立ちますので、ぜひ本格的に手入れされるときには用意しておいてください。

続いてご紹介する道具は“除菌消臭スプレー”です。靴用のアイテムが販売されておりますので、ウエア用などではなく、靴用タイプのアイテムを用意しておきましょう。靴用の除菌消臭スプレーは粒子がとても細かくなっておりますので、よりしっかり革靴を保護してくれますし、カビなどの菌の発生を抑えてくれるため、革靴の衛生面のケアなどもしてくれます。

とくにビジネスシーンで革靴を使用される場合には、毎日履いている方が多いと思います。夏場などは暑さで蒸れることも多くなるため使用頻度が高くなっていきます。そのため革靴の手入れの際にも必要な道具なのですが、普段から重宝する道具の一つになっておりますので、必ず準備しておくようにしましょう。消臭スプレーはスニーカーなどにも便利です。

続いてご紹介するのは“レザー用クリーナー”です。レザー用クリーナーは古くなってしまった油や、革靴についてしまった汚れを落とすために必要不可欠な道具になります。そのため革靴の手入れにも必要不可欠な道具の一つになっております。これは革靴の手入れだけでなく、さまざまな靴やブーツの手入れに使用することができますので一つは持っておくと便利な道具の一つになっております。

現在では本格的なレザー用クリーナーではないのですが、革靴などにも使用できる汚れ落としシートが100均などでも購入することができるようになっておりますので、間に合わせなどには100均の汚れ落としシートを使ってみるのもおすすめです。ですがやはり100均の商品ということで、仕上がりの差はありますが、手入れをしないというよりはおすすめです。

続いてご紹介する道具は“スポンジ”です。スポンジはオイルクリームや、クリーナーを伸ばす際に使用する道具の一つになっておりまして、初心者の方でも簡単に使用することができるため、革靴手入れのスターターセット等にも含まれている場合が多いです。ですので革靴の手入れをするために道具を揃えたい!とお考えの方はスポンジも用意しておきましょう。

また先ほどご紹介した豚毛ブラシがクリーナーなどを伸ばすのに必要とご紹介したのですが、やはり甲の部分などは力加減によっては傷がついてしまったり、余計なシワが入る原因になってしまいますので、甲の部分などはスポンジを利用して上手にクリーナーなどを伸ばしていくようにしましょう。そうすることでより簡単に革靴の手入れができ便利です。

続いてご紹介する道具は“革靴用オイルクリーム”です。こちらは革靴の手入れの際に、ホコリを落とし、汚れを落としたあとに使用するようになります。さまざまな種類の革靴用オイルクリームがあるのですが、基本的にはブーツ用のオイルクリームなどで革靴の対応が簡単にできるようになっておりますので、こちらを使用すると簡単に手入れできおすすめです。

こちらは豚毛ブラシよりもスポンジなどがある方が、初心者の方でも簡単に全体に伸ばしていくことができますので、スポンジとの併用がおすすめになっております。また慣れてきた方は豚毛ブラシなどを使用して細かな部分までオイルクリームを塗っていくことをおすすめします。革靴本来のよさがより一層際立つのがこの作業ですので準備しておきましょう。

続いてご紹介する道具は“グローブクロス”です。こちらはあれば便利という道具の一つになっておりまして、必ず必要になるというわけではないですので、最初からそろえておくのではなく、欲しいなと思ったときに買い足すような気持ちでいるのがおすすめです。また専用のグローブクロスを購入されてもいいのですが、いらなくなったTシャツなどでも代用することができるので安上がりでおすすめです。

クリーナーを革靴につける際や、仕上げのオイルを塗る際などに使用する道具になっておりまして、Tシャツなどですと切って指にまきつけて使用したりするのが簡単な方法なのですが、グローブクロスの場合ですと手を入れるだけでそのまま使用することができますので、とても便利になっております。余裕のある方はグローブクロスなどを準備してみましょう。

続いてご紹介する道具は“靴用防水スプレー”です。こちらも靴用のタイプを選ぶようにしておきましょう。細かい粒子によって革靴やあなたの大事な一足をしっかり水から守ってくれますので、雨などで濡れてしまうのを防ぐことができますし、カビなどの菌の繁殖なども防いでくれますので、清潔に安心して革靴を毎日履いて出かけることができおすすめです。

革靴の手入れの際の仕上げとしてシューッとすることが多く、これも防菌消臭スプレーと同じように、雨が降ると予想されている前日などに再度スプレーしておくなど、使用頻度の高い道具の一つになっております。また革靴だけでなくスニーカーなどにも使用できるため、使用頻度はますます増えると思いますので、お家に一つあるだけでとても便利なアイテムの一つとなっており、とてもおすすめです。

最後にご紹介する道具は“靴用乾燥剤”です。こちらは主に手入れというよりは、普段革靴などを保管しておく際に使用する道具の一つになっております。やはり靴箱の中に直しっぱなしにしておくと、カビが繁殖する可能性が高くなってしまいます。そういった被害から簡単に革靴を守ってくれるのが靴用乾燥剤になります。基本的には一足ずつ入れましょう。

この靴用乾燥剤は100均などでも気軽に購入することができますので、簡単に手に入れやすいですし、靴箱に設置するタイプの乾燥剤などもありますので、靴箱の消臭と一緒に乾燥剤なども購入されておきましょう。靴箱に設置するタイプの乾燥剤なども100均で販売されております。100均でさまざまな道具を簡単に購入できますので揃えるのがおすすめです。

では番外編として革靴などの手入れが初めてという方にもおすすめの手入れスターターセットのご紹介をしていきます。簡単な革靴の手入れができる道具などがセットになっておりますので、これさえ用意しておけばまず安心して革靴の手入れをできるようになっているセットです。スターターセットを購入後必要に応じて道具の購入などをしていくと便利です。

またこのスターターセットなのですが、さまざまな内容がありまして、3点セットや8点セットなど道具の数もさまざまになっております。しっかり手入れをしたい!という方は道具の種類が豊富なセットを選ぶことをおすすめしますし、短時間でサッと済ませたい!という方には3点セットなどのお手頃なスターターセットがおすすめです。ぜひ見てみてください。

ではここからは簡単にできる革靴の手入れ方法をご紹介していきます。道具はある程度100均などでも揃えることができますし、スターターセットなどを購入することで簡単に揃えることができるのですが、実際に革靴の手入れ方法は難しいのではないか?と考えている方も多いはずです。ですが意外と簡単に手入れする事ができますのでぜひやってみてください。

まずは靴ひものあるタイプの場合には靴ひもを抜くことから初めていきましょう。ブラシを使ってホコリを落としたり、汚れを落としていきますし、オイルなどを塗る際にブラシを使用する場合もあります。そのためひもにブラシが当たってほつれてしまわないように、革靴など靴の手入れをする際は必ず一番最初に靴ひもを抜いておくクセをつけておきましょう。

続いてはシューキーパーがある場合はここでシューキーパーを入れ、ブラッシングをしていきましょう。このブラッシングはホコリを落とすための方法になっておりますので、馬毛ブラシを使っていくことをおすすめします。馬毛ブラシは柔らかな感触になっているのですが、力を入れすぎると革靴を痛めてしまう可能性もありますので優しく行いましょう。

革靴の表面についているホコリや汚れなどはもちろんのこと、革の奥に入り込んだ汚れなどもこのブラッシングでかき出すことができますし、余分になってしまった昔の油などもここで落としておくことが大切です。ですので最初に行うこのブラッシングはしっかりと行うようにしてください。このブラッシングがのちの仕上がりなどにも大きく影響してきます。

また馬毛ブラシは100均などでも購入することができるのですが、やはり使用する頻度も多いですので軽く表面を毛先が触っているぐらいの感覚でブラッシングを行いましょう。頻度が多いぶん強めにしてしまいますと革靴の状態を悪くさせてしまいます。またこのときに自宅にある革製品も一緒に軽くブラッシングしておくのがおすすめです。

念入りにブラッシングができたら、次の方法に移ります。レザークリームなどを使用して汚れを落としていきます。ここで表面に見えていた汚れを落とすだけではなく、先ほどのブラッシングで表面にかき出されていた汚れなども落としていきます。また余分な油分などもここでしっかりと落としていきますので、簡単な方法ではありますが重要なポイントです。

クリーナーをつかって汚れを落とす際には、馬毛ブラシではなく、豚毛ブラシがおすすめです。またスポンジなどでもクリームを伸ばしていくことができるのですが、細やかな部分まできれいにする方法でおすすめなのは豚毛ブラシを使用することです。ただし注意していただきたいのがここで力を入れすぎてしまいますと傷の原因になりますので注意が必要です。

汚れをしっかり落とし、余分な油分を落とすことができたら次は新しくオイルをしっかりなじませていきます。オイルにはさまざまな種類があるのですが、クリームタイプのオイルがなじませやすく便利でおすすめです。このオイルをなじませることによって、革靴のツヤなどを復活させることができますし、革靴の独特の味を出してくれるようになります。

このオイルを塗る際にのポイントとしては、塗りすぎないということです。オイルはツヤを出すだけでなく革を柔らかくしてくれ足によりフィットしてくれるようになるのですが、塗りすぎてしまいますと革が柔らかくなりすぎてしまい、型崩れの原因になってしまいます。一回にたくさん塗るのでなく、オイルを塗る頻度を上げるのがおすすめの手入れ方法です。

またオイルを薄くしっかり全体に伸ばしてあげることで、傷ついた部分の修復効果なども期待できるようになっております。とくにつま先部分などは傷が入りやすい箇所でもありますので、革靴に傷がついてしまった!というときにはオイルクリームを塗って傷の修復をしましょう。さまざまな用途がありますのでとても使用頻度も高い道具になっております。

仕上げに防水スプレーや防菌消臭スプレーをしていきましょう。とくにビジネスシーンで履いている方や、学生さんの場合には雨の日でも関係なく革靴を履かないといけない場面も多くなっていきます。そんなとき大切な革靴を雨から守ってくれるのが防水スプレーです。またこの防水スプレーなどをする前にブラッシングしておくとよりきれいに仕上がります。

最初のブラッシングもそうなのですが、毛先で優しく払ってあげるのがポイントです。力んでブラッシングする必要はありませんので注意してください。この防水スプレーは1ヶ月程度は効果が持続しますので、1ヶ月に1回スプレーしておくようにしましょう。そうすることで大切な革靴を長持ちさせることができますし、カビ対策等にも有効になっております。

ここまで革靴の手入れに必要な道具のご紹介や、簡単な手入れ方法などをご紹介してきたのですが、ここでは保管方法についてご紹介していきます。道具のご紹介の際にもお伝えしたのですが、ここで活躍してくれるのが靴用乾燥剤です。革靴は乾燥させるとひび割れの原因にもなってしまいますので、オイルなどを塗る必要があるのですが湿気は大敵になります。

そのため履かない期間がある場合には、靴箱に入れる際に靴用乾燥剤などを入れてから収納しておくようにしましょう。また型崩れなどが心配な場合には靴用乾燥剤と一緒にシューキーパーなどを使用することで、きれいな形のまま保管しておくことができます。また靴箱の中の空気を定期的に入れ替えるということも忘れないようにしておくのがおすすめです。

先ほど湿気は革靴にとって大敵とご紹介したのですが、その理由についてご紹介していきます。衣服などでも同じなのですが使わない間ずっとケースや靴箱の中に入れたままにしていますと、気付いたらカビだらけになっていた!という経験がある方も多いです。革靴はカビも生えやすいため、革靴を日常使いしていない人はとくに管理状態が重要になってきます。

革靴を履く頻度によっても違ってくるのですが、あまり普段は履く機会がない!という方の場合には、とくにカビなどに気を付けるようにしましょう。革靴の中に直接入れるタイプの乾燥剤などもありますし、乾燥剤は干すことで再利用できるものも多いですので、定期的に乾燥剤を干しておくことも忘れないようにしましょう。革靴の保管方法はこれで完璧です。

では最後に革靴の手入れをする頻度についてご紹介していきます。手入れといいましても大がかりな手入れをするのは傷が目立ってきたときや、雨のあとなどです。大がかりな手入れの頻度を増やしてしまいますと逆に革を痛めてしまう可能性もありますので避けるようにしましょう。ですがブラッシングなどは履いた日に行うため頻度は人それぞれになります。

またあまり革靴を履く頻度が少ない方の場合でも、半年に1回は靴箱からだして全体の状態を見てあげるようしましょう。また半年とまではいかなくても3ヶ月に一度見てあげると、状態のいいままキープすることができます。ですが大がかりな手入れなどのこのときにもしないようにしましょう。軽く手入れをする場合には100均のシートなどがおすすめです。

革靴は手入れが大変というイメージがあるのですが、簡単に手入れする方法もありますし、道具なども100均で見つけることができるようになっております。そのため以前よりも手入れはしやすくなっておりますし、道具も揃えやすいです。またご自身で手入れすることによってより愛着なども湧いてきますので、ぜひ革靴の手入れを一度されてみてください。