スイカパンが可愛くて人気のキクチヤ！おすすめ行列店へのアクセスも紹介

夏といえば「スイカ」ですが、今話題になっているのが見た目がスイカにそっくりな食パン「スイカパン」です。色鮮やかなスイカカラーをしっかり再現したインパクト大のスイカパンはフォトジェニックでSNS映えすることもあり行列ができるほどの大人気に！そんなスイカパンの魅力をお店へのアクセスも含めてご紹介します。

話題のスイカパンが買えるのは仙台にあるベーカリー＆カフェ「キクチヤ」。オープンは2016年お店で外観はとてもおしゃれです。オーナーの菊池さんは約40年間の有名パン店での修行を経てこのお店をオープンさせました。菊池さんがこだわりをもって丁寧に焼き上げたパンはどれも美味しく、地元の方々からも大人気です。

「ベーカリー＆カフェ キクチヤ」のオーナーの菊池さんは北海道出身。お店で売られているパンは素材にこだわり、とことん厳選した北海道産の乳製品や小麦を使用しています。また「キクチヤ」にはカフェコーナーもあり、提供されるコーヒーは豆の味が引き立つようサイフォンで抽出したこだわりの逸品です。

そんな大人気の「ベーカリー＆カフェ キクチヤ」へのアクセスをご紹介します。電車でのアクセスは、仙台駅から3駅南に行ったところにある「JR南仙台駅」から徒歩で向かいます。南仙台駅の西口から出て約1.1キロの距離を約15分ほどまっすぐ進み、右手にオレンジ色の看板が見えたら到着です。

「ベーカリー＆カフェ キクチヤ」には駐車場も完備されています。6-8台駐車可能な広い駐車スペースがあるので、車でのアクセスも可能です。JR仙台駅からなら車で20分のアクセスとなっています。ただ行列のできる超人気店なので、駐車場が混雑している場合もあります。電車でも車でもアクセスはそれほど難しくありません。

いざ「ベーカリー＆カフェ キクチヤ」の店内に入ってみると、パンのいい香りが漂い、木の温かみのある内装にアンティーク小物がセンスよく配された居心地の良い空間が迎えてくれます。木の棚には美味しそうなパンがたくさん並んでいますが、人気のあまりお昼を過ぎるとパンがほとんど売り切れてしまうことも。

カフェスペースは4席ずつのボックス席が7つあり、それぞれ仕切りがあるので周囲を気にすることなくゆっくりできます。パンを購入してカフェスペースで食べることもできますし、パンは買わずにカフェメニューを楽しむこともできます。各テーブルにお水の入ったポットとコップが4つ置いてあるのも嬉しい心配りです。

テーブルの上にオーダーシートが置いてあり、カフェスペースを利用する際はこのシートに記入してレジで注文して会計するという仕組みになっています。空いていればレジでカフェを利用することを伝えれば好きな席に座れます。混んでいるときは名前記入ボードに名前を書いてスタッフの案内を待つようになっています。

仙台の「ベーカリー＆カフェ キクチヤ」を一躍有名にした一番人気のパンはなんといっても「スイカパン」です。実はこの「スイカパン」、人気の火付け役は有名ユーチューバーのヒカキンさん。ヒカキンさんがYouTubeでスイカパンを紹介し、なんと100点を付けたことから一気に有名になりました。

スイカパンのお値段は一斤486円。一日に2-3回焼き上げられ、1日100個程度という数量限定の商品ですが、これがテレビやYouTubeで紹介されて以来行列ができるほどの大人気に。状況によっては販売個数制限がかけられることがあり、もともとは一人限定二斤までだったのが一人限定一斤までとなることもあるようです。

話題のスイカパン、その魅力はなんといってもその可愛いルックスにあります。まるで本物のスイカをそのまま四角い食パンにしたかのよう。外側のスイカの皮の部分は緑色、中身は真っ赤でスイカの果肉部分を表現し、黒い種も見えています。緑と赤の間には境目の白い部分もあり、スイカの断面そのものです。

この可愛い見た目が「スイカすぎる」食パンとしてSNSでも紹介され行列ができるほど大人気に。確かに赤、白、緑の鮮やかカラーとスイカを完璧に再現したルックスはフォトジェニックで、SNS映えするのは間違いなしです。この見た目で実はパン、という意外性も魅力で、行列ができるのも納得です。

見た目が可愛いスイカパンですが、では気になるお味はどうなのでしょうか？実はこのスイカパン、見た目はスイカですが味はイチゴ味なのです。赤い部分はふわふわ食感の菓子パンの生地でできていて、種はチョコチップです。白い生地は甘さ控えめ、緑の皮の部分は少し塩味が効いた生地になっています。

ほんのり甘く、ふわふわ食感で甘い香りのスイカパンは見た目だけでなく味もとても美味しいです。種のチョコチップがたくさん入っているので、チョコチップの入った食パンといった感じです。当然ですがスイカの味や香りは全くしません。3種類の違う種類の生地が使われているので食感の違いも楽しめます。

スイカパンはどうやって作られているのでしょうか。まず赤い果肉の部分は、旨味が濃縮されたドライストロベリーを練りこんだ甘い菓子パンの生地で作られていて、ふわふわで柔らかい食感です。緑の皮の部分は、甘さ控えめな調理パンの生地でできています。緑色はかき氷で使う着色料でつけられています。

間の白い部分は菓子パンと調理パンの生地を混ぜて作っているそうです。緑の皮の鮮やかさを出すために色々な工夫がされているようです。糖度が高いと、普通の食パンのように外側が茶色く焦げてしまいせっかくの緑色が消えてしまうので、あえて糖度の低い生地を使い、焦げにくくする工夫をしています。

初めは緑の部分をメロンや野菜などの色素で染めるという案もあったようですが、あまり鮮やかな色がでなかったので今の形に落ち着きました。チョコチップや赤い部分の味を引き立てるために皮の部分はプレーンにしてあります。このように3種類の生地を使うことで、中身はふわふわ、皮はカリッと香ばしく仕上がっています。

実はスイカパンの発祥は台湾にあるそうです。台湾では数年前からブームになっていたそうで、ビビアン・スーのインスタにも登場したことがあります。台湾のあるパン屋さんが、暑い夏に子供たちを元気にしたい、という思いから作ったスイカパン。それが話題を呼び、今では台湾のどこでもよく見かけるようになりました。

そんな台湾で人気のスイカパンに目を留めた仙台の百貨店から「ベーカリー＆カフェ キクチヤ」のオーナーに作ってみないか、という話がきて開発に至ったそうです。台湾のものを参考にしているとはいえ配合は自分たちで考え、有名菓子店出身の職人さんを含む職人さんたちの熟練の勘で今の形に作り上げられました。

仙台の「ベーカリー＆カフェ キクチヤ」のスイカパンはほんのり甘い味がついているので、バターなどをつけなくても美味しくいただけます。そのままシンプルに食べるか、または少しトーストして食べるのもおすすめです。トーストするとチョコチップが少し溶け、皮はカリッと、中はふわふわの食感がより際立ちます。

大人気の行列ができる仙台「ベーカリー＆カフェキクチヤ」のスイカパンですが、なんと期間限定で色違いの黄色いスイカパンも登場しました！黄色い果肉部分はレモンピールと濃縮レモン果汁配合、スイカの種はチョコチップです。チョコレートとレモンの酸味が絶妙にマッチした甘酸っぱいスイカパンです。

この黄色いスイカパン、商品名は「クリームスイカパン」です。これは本物の黄色いスイカの総称が「クリームスイカ」だからで、パンにクリームが入っているわけではありません。お値段は二斤で1,296円です。冷凍すれば30日ほど保存できます。赤と黄色のスイカパン。二つ並べると可愛いだけでなく、味比べも楽しめます。

2018年にはなんと新作のオレンジ色のスイカパンが登場しました！鮮やかなオレンジ色のスイカパンはメロン味です。オレンジ色のスイカパンは他の色よりもしっかりとした味がします。赤、黄、オレンジ3色並べるととてもカラフルで可愛いので、一度に全色買ってしまいそうです。「キクチヤ」は新作にも目が離せません。

「ベーカリー＆カフェ キクチヤ」では2017年7月から楽天の通販ショップでスイカパンを販売していましたが、サイトは2018年2月で終了し、現在お取り寄せすることはできません。残念ながら現在は店頭販売のみとなっているので、スイカパンを食べたければ仙台まで直接アクセスするしかありません。

「ベーカリー＆カフェ キクチヤ」には行列ができるスイカパン以外にも美味しいパンがたくさんあります。スイカパン以外の人気のパンのラインナップをご紹介します。まず一番人気なのが、「KIKUCHIYAあんぱん」210円。パイのような生地に粒あんとホイップクリームがたっぷり入っていて、やみつきになる美味しさです。

次におすすめなのは「クラフィン」250円。デニッシュ生地の中にマフィンとクリームが入っていて、上にはホワイトチョコがかかっています。きのこのようなかわいい形のパンで、ホワイトチョコと中のクリームが相性抜群です。130円の「クリームパン」は自家製のまろやかなカスタードクリームが人気です。

「ビッグチーズベーコン」210円はベーコンと角切りのチーズがたっぷり入ったパン。ワインのお供にぴったりです。「ベイクドポテト」200円はベーコンと北海道産のじゃがいもと玉ねぎををフランスパンで包んだボリュームたっぷりのパンです。「ソーシース」220円はシャウエッセンが入っているフランスパンは鉄板の組み合わせです。

他にも「チョコバナナパン」や「ちくわパン」、「肉みそ月見」などユニークなアイデア満載のパンがたくさん。いつ行っても新鮮な出会いがありワクワクさせてくれるパン屋さんです。しかもどれも美味しいと評判で、地元の人に愛され、遠くからもパンを買いに来る人でいつもいっぱいなのがうなずけます。

「ベーカリー＆カフェ キクチヤ」にはとてもお得なモーニングメニューもあります。 なんと、8時から10時の間にドリンクを頼むとバターロールサンドが2つも付いてくるのです！しかも、野菜サラダ、ツナサラダ、手作りタマゴサラダ、ハムチーズの4種類の具材から2つ選ぶことができます。

ドリンク料金だけで美味しそうなバターロールサンドが2つも食べられ、しかも具材も選べるなんて、本当にお得なサービスです。4種類の具材もどれもとっても美味しそう。早起きしてモーニングを食べに行きたくなります。モーニングの時間に行けば行列に並ばずにスイカパンも買って帰れるかもしれません。

「ベーカリー＆カフェ キクチヤ」はランチメニューも充実しています。メニューは「日替わりバーガーサンド」と「ミックスサンド」600円、「エビカツサンド」が700円、「カツサンド」「ローストビーフサンド」「自家製ビーフシチューセット」が850円というラインナップです。ドリンクとサラダ付きでとってもお得です。

ランチメニューで特に人気なのは1日30食限定の「カツサンドセット」850円。カツサンド、ランチプレート、ドリンクのセットでボリューム満点です。外はカリッと中はふわっとしたオリジナルのフォカッチャパンに、揚げたてでジューシーなカツサンドとキャベツと甘めのソースがよく合います。

一緒に付いて来るプレートにはハム、ソーセージ、スクランブルエッグ、フライドポテト、サラダという至れり尽くせりのラインナップ。卓上に置いてあるドレッシングをサラダにかけていただきます。カツサンドのカツは岩手県産の三元豚を使用したこだわりの逸品。柔らかくジューシーなカツとシャキシャキキャベツがたまりません。

ランチタイムは11時から15時となっています。スイーツメニューのハニートーストも試してみたい一品です。ドリンクメニューはホットのブレンドコーヒーが250円、アイスコーヒーが270円と、とてもリーズナブル。しかもサイフォンでいれた本格コーヒーが楽しめます。この価格なら美味しいパンと共にドリンクも気軽に注文できます。

いかがでしたでしょうか。人気の「ベーカリー＆カフェ キクチヤ」のパンとお店へのアクセスをご紹介しました。行列ができるスイカパンは仙台まで買いに走りたくなる可愛さです。アクセスもそれほど難しくないので仙台に行く機会があればぜひ足を運んで可愛くて美味しいスイカパンを試してみましょう。