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大分県の豊後大野市にある原尻の滝
原尻の滝は、大分県豊後大野市にある滝で、人気の観光スポットになっています。日本の滝100選にも選ばれている滝で、マイナスイオンたっぷりの癒されスポットでもあります。今回は原尻の滝について、見どころやアクセス方法など詳しくご紹介していきます。チューリップフェスタの情報もありますので、大分観光の際は、情報を参考に滝巡りを楽しんでください!
原尻の滝の見どころ1:360度どこからでも見られる滝
原尻の滝の見どころをご紹介していきます。まず最初にご紹介する「原尻の滝」の見どころは、360度の眺めです!原尻の滝は360度どこからでも見えるめずらしい滝で、自分の好きなポイントから滝を見ることができます。崖に腰掛けて上から見る滝は最高にスリリング!ですが20メートル以上の崖ですので、安全面には気をつけてください!
原尻の滝は、山のなかにある滝ではなく、田園地帯に突如現れるめずらしい立地の滝です。地球に穴があいたような形の滝で、ドローン撮影をするとその形状がよくわかります。山の中の滝だと全面を見るのは難しいのですが、立地条件が良いため、360度全方向から見えるようになっています。
原尻の滝の見どころ2:水の量が多いダイナミックな滝
続いてご紹介する「原尻の滝」の見どころは、滝の豊富な水量です。「原尻の滝」は120メートルもの横幅があり、日本の滝としては非常に大きな滝です。その大きさから、日本のナイアガラの滝と呼ばれることもあります。落差20メートルのダイナミックな滝から流れ落ちる豊富な水量は、迫力があります!梅雨の時期や雨のあとなどは、とくに水量が多く見ごたえがあります。
「原尻の滝」は、ナイアガラと呼ばれるだけあり水量が豊富な滝です。ですが時期によって水量は違い、カラカラの天気が続くと水量があまりなく、ガッカリすることもあるそうです。雨の翌日などは、水量が増え凄い迫力があります。ただし雨の後は遊歩道も利用できず危険な場合もあるので、少し落ち着いてから見学に出かけましょう!
原尻の滝の見どころ3:滝壺からの眺めは最高!
続いてご紹介する「原尻の滝」の見どころは、滝壺付近からの眺めです。原尻の滝には遊歩道があり、滝の下まで行くことができます。上から見る滝もとても素敵なのですが、下から見る滝はとくに迫力があります!水が豊富で川遊びにも最適ですが、滝の水が冷たく深い場所もあるので気をつけて遊んでください!
「原尻の滝」の崖部分は柱状節理(ちゅうじょうせつり)になっており、下からはその様子をハッキリと見ることができます。柱状節理とは、外からの作用により柱の様な形になった岩のことです。海岸などでよく見られるのですが、「原尻の滝」は溶岩が溶け出し、この形が造られたものだと言われています。
原尻の滝の見どころ4:吊り橋からの眺めは最高!
続いてご紹介する「原尻の滝」の見どころは、吊り橋です。原尻の滝の下流には、「滝見橋」と言う吊り橋が架かっています。滝見橋からは、原尻の滝の全景を見ることができ、観光客にも大人気の滝見スポットです!杉の木で造られた橋は、全長がおよそ90メートル。横幅が1メートルほどの吊り橋で歩くたびに揺れるスリルが楽しめます。
ここから眺める原尻の滝は素晴らしく、「滝見橋」の眼下には、緒方川が流れています。ノスタルジックな橋は、橋自体の眺めも素敵で撮影スポットとしても人気!結構な橋の長さがあるので、ゆっくり滝を眺めながら渡ってみてはいかがでしょうか。「滝見橋」は遊歩道にも繋がっていて、そのまま進むと道の駅への通路に出ることができます。
原尻の滝の見どころ5:川の中に佇む鳥居
続いてご紹介する「原尻の滝」の見どころは、緒方三社の鳥居です。鳥居は原尻の滝の上流にあり、川の中に建てられています。鳥居と原尻の滝の風景は、風情がありインスタスポットとしても人気!緒方三社は、一の宮社・二の宮社・三の宮社から成る神社で、二の宮社鳥居が原尻の滝の上流に建てられています。
「緒方三社」は、1178年に建てられた神社です。平家物語にも登場するこの地の武将、緒方惟栄(おがたこれよし)によって建立されました。「緒方三社」には3人の天皇が祀られており、神社の祭神は一の宮社が仲哀天皇、二の宮社が応神天皇、三の宮社が神功皇后(じんぐうこうごう)です。3人は親子で、毎年旧暦の10月には、3神を祀る川越し祭りが開催されています。
原尻の滝の見どころ6:チューリップ祭り
続いてご紹介する「原尻の滝」の見どころは、チューリップフェスタです。毎年春頃に開催され、たくさんの観光客が訪れるイベントです。約30万本のチューリップが咲き誇り、カラフルな景色が一面に広がります!地元ブラスバンド部の演奏や、ダンスショーなど魅力的なイベントも盛りだくさんで、1株100円でチューリップを持ち帰ることもできます。
チューリップフェスタ開催中は、臨時駐車場が設置されます。駐車場からはシャトルバスが運行しているので、ドライブがてらに訪れることも可能です。緒方駅からはシャトルタクシーが運行し、100円の乗車料で乗ることができます。たくさんのチューリップで埋め尽くされる原尻の滝は、いつもとはまた違った美しさがあります!
原尻の滝の見どころ7:小松明まつり
続いてご紹介する「原尻の滝」の見どころは、「小松明(こだい)火祭り」です。米の豊作を願い、毎年8月のお盆に開催されているお祭りです。原尻の滝と緒方平野周辺に、13000本の松明の明かりが灯ります。真っ暗な平野に松明の明かりが灯ると、あたり一面に幻想的な雰囲気が広がります。もともと虫追いを目的とした行事でしたが、いつの頃からか豊作を願う年中行事として、毎年開催されるようになりました。
「原尻の滝」上流には、原尻橋と言うアーチ型の石橋があります。73メートルの長さのある橋で、小松明火祭りでは原尻橋もライトアップされ、たくさんの松明が灯ります。松明の明かりは、花火の合図によって一斉に点灯します!その瞬間が一番ワクワクするお祭で、水面に映る明かりがとても美しくキラキラとしています。お祭りの間は道の駅の駐車場のほか、臨時駐車場が整備されます。
原尻の滝の駐車場
「原尻の滝」に、車で行かれる際の駐車場をご案内します。滝の近くには道の駅原尻の滝があり、そちらの駐車場を利用して、滝見学をすることができます。駐車場の料金は無料で、とくに時間制限はありません。道の駅から原尻の滝までは100メートルほどの距離で、のんびり歩いて行くことができます。
チューリップフェスタなどのイベント時は、駐車場がいっぱいになってしまいます。ですが近くの運動場などに臨時の駐車場が整備されます。臨時駐車場からはシャトルバスも運行するので、そちらを利用してスムーズに移動することができます。滝の近くにはもう1つ駐車場があるのですが、道の駅の駐車場の方が滝へのアクセスもいいようです。
原尻の滝へのアクセス
続いては「原尻の滝」へのアクセス方法をご紹介します。原尻の滝へは、車か公共機関を使って行くことができます。公共機関を使ってのアクセスですが、最寄駅はJR緒方駅です。大分駅から緒方駅までは列車で70分。緒方駅からは、コミュニティバスを利用して11分ほどで到着します。コミュニティバスは本数が少ないので、タクシーを使ってのアクセスもおすすめです。
「原尻の滝」へは、車でアクセスする方が便利です。大分駅から車で1時間ほどの場所にあり、米良インターからは、車で46分ほどの場所にあります。道の駅原尻の滝に駐車場があるので、ナビでは道の駅を目指して行った方がいいかもしれません。原尻の滝周辺にも観光スポットがあるので、ドライブがてら楽しんでください!
住所:大分県豊後大野市緒方町原尻410
電話番号:0974-42-4140
原尻の滝の周辺観光スポット1:道の駅原尻の滝
まず最初にご紹介する「原尻の滝」の周辺観光スポットは、道の駅原尻の滝です。原尻の滝のすぐ近くににある道の駅で、原尻の滝からは100メートルほどの距離にあります。観光客に人気の道の駅で、アクセスもよく車で気軽に立ち寄ることができます。営業時間は9:30~17:30まで。駐車場も同じ時間利用することができます。
「道の駅原尻の滝」では、地元の農産物やお土産などを販売しています。レストランやカフェも併設されており、滝見学の帰りに立ち寄れる楽しいスポットです。大人気のジェラートや、地元イチオシのグルメが目白押し!観光情報コーナーもあり、チューリップフェスタなどのイベントも度々開催されています。ランチができるカフェやレストランもあります。
住所:大分県豊後大野市緒方町原尻936-1
電話番号:0974-42-4140
原尻の滝の周辺観光スポット2:二宮八幡神社
続いてご紹介する「原尻の滝」の周辺観光スポットは、二宮八幡神社です。「原尻の滝」の川中に鳥居がある神社で、本殿も「原尻の滝」のすぐ近く、原尻の滝より徒歩4分の場所にあります。二宮八幡神社は「緒方三社」のひとつで、一の宮社・二の宮社・三の宮社とある中の二の宮社にあたります。階段から本殿へ向かう道のりも風流で、秋には美しい紅葉の景色を見ることができます。
一の宮社の祭神は「仲哀天皇」、三の宮社の祭神は「神功皇后」、二の宮社の祭神は「応神天皇」です。3人は親子で、緒方三社は親子が祀られている神社という事になります。毎年旧暦10月に行われる川越し祭りでは、神輿がこちらの神社に一斉に集まり、親子3人が対面することができます。川を超えて行く神輿の姿が勇ましく、見ごたえのあるお祭です。お祭り自体が無形民俗文化財に指定されています。
住所:大分県豊後大野市緒方町原尻501
原尻の滝の周辺ランチスポット1:レストラン 白滝
まず最初にご紹介する原尻の滝周辺グルメは、「レストラン白滝」です。道の駅原尻の滝の中にあるレストランで、原尻の滝からのアクセスもよく、歩いて2分ほどの距離にあります。広々とした店内で、ゆったりとした店内でお食事ができます。原尻の滝を眺めながら食事ができるテラス席も人気です!
「レストラン白滝」のおすすめランチメニューは、とり天定食900円です。人気のとり天を、リーズナブルな価格でいただくことができます。とり天は唐揚げとは違い天ぷらの衣で揚げた鳥料理で、大分の名物となっています。もう1つの人気ランチメニューは、豊後牛陶板焼き定食2200円。こちらは地元の豊後牛が、手頃な値段で食べられる嬉しいメニューです。
住所:大分県豊後大野市緒方町原尻936-1
電話番号:0974-42-2742
原尻の滝の周辺ランチスポット2:ベジカフェミズ
続いてご紹介する原尻の滝周辺グルメは、緒方町馬場にある「ベジカフェエムズ」です。おくぶんご緒方荘の中にあるレストランで、野菜ソムリエの方が作るヘルシーなお料理をいただけます。地元の野菜をふんだんに使ったメニューが人気で、ほっと一息つけるレストランです。「原尻の滝」からのアクセスもよく、原尻の滝より車で5分、緒方駅より徒歩10分の場所にあります。
「ベジカフェエムズ」の人気ランチメニューは、鹿肉のカレー950円です。鹿肉を使ったヘルシーなカレーで野菜もたっぷり!サラダとドリンクも付いてきます。ミズランチ1080円も人気で、たくさんの野菜料理を味わうことができます。店内では手作りのドレッシングや、シロップなども販売されています。
住所:大分県豊後大野市緒方町馬場388-1
電話番号:0974-42-4822
原尻の滝の周辺ランチスポット3:キッチンウスダ
続いてご紹介する原尻の滝周辺グルメは、緒方町平石にある「キッチンウスダ」です。原尻の滝からのアクセスもよく、車で15分ほどの場所にあります。原尻の滝を出て、祖母山へ向かうとわかりやすいです。山の中にあるおしゃれなカフェで、美味しいパンが食べられると評判です!ツリーハウスのような建物には、風が気持ちのいいテラス席もあります。
「キッチンウスダ」には、パン販売のスペースと、カフェスペースがあります。カフェの人気ランチメニューは、季節のランチプレート1000円です。メイン料理に野菜やスープがセットになっており、数種類のパンが食べられるお得なランチプレートです。店内では、販売されているパンを食べることもできます。山の素敵な風景を眺めながら、ゆったりランチタイムを楽しんでみてはいかがでしょうか。
住所:大分県豊後大野市緒方町平石2433
電話番号:0974-42-4128
原尻の滝へ行こう!
いかがでしたでしょうか。今回は大分県にある「原尻の滝」をご紹介しました。「原尻の滝」は、平地にあるのでアクセスもよく、行きやすい場所にあります。チューリップフェスタや川越祭りなど、イベントも盛りだくさんです。周辺には観光スポットやランチができるお店もあります。大分へ観光で訪れる際は、ぜひ「原尻の滝」へ立ち寄ってみてください!
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