ブリオッシュドーレはフランス発の大人気ベーカリー！メニューや店舗の場所は？

フランスの「ブリオッシュドーレ」といえば、フランスではとても有名なパン屋さんです。そんなブリオッシュドーレは日本にもいくつか店舗があり、日本でも人気を博しています。こちらではそんなブリティッシュドーレの日本の店舗情報、おすすめのパンメニューや、モーニングに関する情報など様々な情報をご紹介していきます。

「ブリオッシュドーレ」はフランス発祥のパン屋さんです。ブリオッシュドーレが生まれたのは1976年、フランスのブルターニュでのことでした。ブルターニュといえば、フランスの北西部に位置し、海の幸、山の幸ともに豊富な風光明媚な町として知られています。特に内陸部では畜産も盛んで、良質なバターやミルクが豊富にとれました。

ブルターニュ地方が発祥の有名な食べ物と言えば、ガレット(クレープ)が有名ですが、ブリオッシュドーレの店名にもあるブリオッシュは16世紀ごろに水の代わりにミルクやバターを多めに配分して作られたブリオッシュが作られるようになりました。ブリオッシュは通常のパンよりも柔らかく、バターの甘い香りが特徴でした。

フランス革命の際、マリーアントワネットが「パンが食べられないならお菓子をたべればよい」と言い放った話は有名ですが、この時の「お菓子」というのは、日本人がイメージするケーキやクッキーなどのお菓子ではなく、ブリオッシュをさしていたといわれています。そして店名であるBrioche Doréeというフランス語は日本語で「黄金のブリオッシュ」と言う意味です。

そして創業40年以上たつブリオッシュドーレは、現在ではフランスに300店舗以上の支店を持つ、巨大なチェーン店であり、フランス人の食生活を支えているといってよいほど、フランス人の間ではとても有名なお店です。そんなブリオッシュドーレの店舗が日本に上陸したのは2014年のことです。以来、ブリティッシュドーレのパンは日本でも人気を博しています。

ブリオッシュドーレのこだわりはもちろんバターと、小麦粉です。食欲をそそるバターの香りと小麦の上品な香りは美味しいパンの必須条件です。ブリオッシュドーレのパンは、上質な発酵バターと、とても香りのよいフランス産の小麦を惜しみなく使っています。またこれらの材料を使って作られるパンは特別なシェフが焼き上げてきます。

特別なシェフというのは、MOFという称号を持つジェフで、フランス国家最優秀職人のことです。MOFはフランス文化庁の管轄下にある称号で、フランスの伝統文化を伝える優れた職人だけに与えられる称号です。この称号を取得するには多くの経験と条件が必要になります。MOFはフランスで100年近くの歴史がある、とても権威のある称号です。

パンの本場であるフランスで厳選された最高級の材料を使い、フランスの国が認めた最高の技術と経験を持ったシェフにより生み出されるブリオッシュドーレのパンはいずれも芸術品のように美しく、味も最高です。最高の材料と最高の技術の融合こそがブリオッシュドーレのこだわりです。

そんなフランスの名店「ブリオッシュドーレ」は2014年に初めて日本の横浜に第一号の店舗を出店しました。その後、店舗数を増やし、現在では全国に7店舗のお店があります。7店舗は、東京都と神奈川県、そして九州にあります。九州の店舗は3店舗で福岡県の天神ソラリアステージ店、同じく福岡県のKITTE博多店、熊本県の熊本COCOSA店です。

神奈川県のお店は、小田原トザンイースト店、同じく神奈川県茅ケ崎のラスカ茅ケ崎店です。そして東京都内の店舗はnonowa国立店、秋葉原のヨドバシAkiba店などがあります。東京在住の方や東京に観光に来ている方などは秋葉原のヨドバシAkiba店がアクセスしやすいでしょう。

「ブリオッシュドーレ」は日本に数店舗あり、店舗によって多少作りは異なりますが、今回はヨドバシAkibaの店舗を例にご紹介してみましょう。ヨドバシAkiba店はJR総武線の秋葉原の中央改札を左手に進むと、すぐに右手にヨドバシAkibaが目に入ります。その入口横にブリオッシュドーレヨドバシAkiba店はあります。

店内に入る入口の奥にはテイクアウト用の窓口があります。ショーケースに並べられたパンはまるでケーキのように可愛らしく、種類も方で、数十種類のパンが用意されています。店内のイートインスペースはシンプルで、座席数も多くなく、全部で20席もありません。ランチタイムを過ぎると満席になっていることもすくなくありません。

ブリオッシュはブリオッシュドーレの代名詞のようなメニューです。ブリオッシュドーレのブリオッシュの上部はまるで太陽が輝いているような形になっています。一口食べてみると、卵とバターがふんだんに使われたブリオッシュは口の中で溶けるようです。小ぶりなブリオッシュは1個150円からとお値段もお手頃です。

1個150円ですので、グルメな方や、流行に敏感な方などのお土産にもおすすめです。ブリオッシュドーレのブリオッシュはお店の中でもとても人気のメニューです。そのため、遅い時間に行くと売り切れてしまっていることもありますので、ブリオッシュを買いたいという場合はなるべく早い時間にお店に行くことをおすすめします。

そしてフランスといえば、月型のパン、クロワッサンが有名です。ブリオッシュドーレにももちろんクロワッサンが売られています。ブリオッシュドーレのクロワッサンは「ヴィエノワズリ」という名称です。ヴィエノワズリはフランス語で、バターがたっぷり使われたペストリー類のことを表しています。

ブリオッシュドーレでは、フランス産を中心に厳選した発酵バターを使用したヴィエノワズリを販売しています。ヴィエノワズリは外側のサクサクとした生地と中のしっとりとした生地の食感のバランスが絶妙です。また、生地は層になり空気を含むことで、口に入れた時にバターの香りが口一杯に広がります。まさに最高級のクロワッサンです。

ブリオッシュドーレでは絶品のパンにに野菜やハムなどを挟んだサンドイッチも大変人気があります。ブリオッシュドーレは基本的には甘い系統のパンが多いので、甘い系統のパンが苦手な方は手を出しにくいと思ってしまいますが、ブリオッシュドーレのサンドイッチは極上の総菜パンですので、甘い系統のパンが苦手な方にもおすすめです。

サンドイッチにはいくつか種類があります。例えば挟むパンがバケットのものや挟むパンがクロワッサンのものがあります。バケットで作られたサンドイッチは、噛めば噛むほど味が出るバケットの味とハムや野菜とのバランスが絶妙でボリュームがたっぷりです。本場フランス風のサンドイッチはとても人気があります。

もう一つはクロワッサンに具材は挟まれた、クロワッサンサンドイッチです。クロワッサンサンドイッチは口に広がるバターの香りがサンドイッチをよりリッチなものにしてくれます。そしてなんとこのクロワッサンサンドイッチはブリオッシュドーレの日本の店舗でしか扱われていない限定の商品となります。ぜひお試しください。

そして日本限定の商品でとてもおすすめの商品がもう一つあります。それがこちらのクロワッサン食パンです。ブリオッシュドーレのクロワッサン食パンは通常のクロワッサン8個分の生地を食パン用の型に入れ焼き上げたものです。クロワッサン食パンの上部は、クロワッサンの端の部分が8個並んだような角のようになっています。

クロワッサン食パンはスライスしてそのまま食べても美味ですが、トーストすると、ぱりぱりとした香ばしい食感とバターの香りがより一層引き立ちます。フランスには食パンの文化がありませんので、このメニューは日本限定のメニューです。フランスのクロワッサンと日本の食パンの融合をぜひお試しください。

「マフィノワズリ」はブリオッシュドーレの人気のパンです。パンの生地はクロワッサンなのですが、マフィンの型で焼かれているので、お尻の部分が小さくなっており、まるで花が咲いたような形になっています。クロワッサン生地はバターたっぷりなので、このパン自体がとてもリッチなのですが、マフィノワズリはさらに工夫が凝らされています。

マフィノワズリには種類があります。一番人気は「ヌテラ」です。ヌテラと言えばイタリアで有名なヘーゼルナッツのチョコクリームです。このヌテラがマフィノワズリのなかにたっぷりと入れられています。そのほかにはブルーベリージャムとレモン風味のカスタードが入った「ブルーベリー」、マロンペーストが入った「マロン」も人気です。

ブリオッシュドーレは、マフィノワズリのような甘いパンも多いのですが、甘いパンと言うよりもむしろ、スイーツの部類と言えるようなものあります。それがタルトレットです。タルトレットには厳選されたフルーツやチョコレート、アーモンドクリーム等がタルト生地にたっぷりと詰められています。

そしてなんといってもこちらのタルトレットのタルト生地のリッチな風味が、ブリオッシュドーレのタルトレットのおすすめのポイントです。バターがたっぷりと使われた濃厚な風味のタルト生地に、旬の新鮮なフルーツのトッピングが良く合います。ティータイムに、または朝食などにとてもおすすめの一品です。

またブリオッシュドーレでは定番のメニューの他に、季節限定のメニューが取り揃えられています。その限定メニューはパンだけでなく、ドリンク類のこともあります。季節限定のメニューは数カ月ごとにブリオッシュドーレのホームページなどで発表されます。例えば夏場ならば、ピーチスカッシュやグリーンアップルのソーダなどがあります。

もちろん飲み物だけでなく、パンやマフィンなどのスペシャルメニューも人気があります。日本人は季節感をとても大事にしますので、季節限定のメニューはとてもおすすめです。ブリオッシュドーレにはとにかくたくさんの種類のパンがありますので、とても迷いますが、レギュラーのパンとともに、季節限定の商品はぜひチェックしたいです。

ブリオッシュドーレには数十種類のパンがそろえられていますが、ドリンクメニューも大変豊富です。クロワッサンのようなバターの香りがリッチなパンにはエスプレッソやコーヒーが良く合います。ブリオッシュドーレには、ホットコーヒー、アメリカン、エスプレッソ、カフェラテ、カプチーノなどのコーヒー系メニューが充実しています。

コーヒーが苦手な方でも紅茶のメニューも充実しており、フルーツティーやホットチョコレートなどもあります。またフランスで人気の炭酸飲料であるオランジーナなども販売されています。ブリオッシュドーレはお食事やパンを購入するだけでなく、ティータイムに立ち寄るにもおすすめのパン屋さんです。

とはいえ、ブリオッシュオーレのパンは高級食材を使っていますので、ほかのパン屋さんと比べると、少し割高であることは否めません。でもそんなブリオッシュドーレのパンをお得にいただけるのがモーニングです。ブリオッシュドーレのモーニングセットは350円からいただくことができます。

お得なモーニングセットは5種類です。モーニングのAセットは「トーストセット」です。内容は、トーストに茹で卵、そしてドリンクで、350円からです。モーニングのBセットは「クロワッサンセット」で、内容はクロワッサンとドリンクで380円です。モーニングのCセットは「フレンチトーストセット」で内容はフレンチトーストとドリンクで450円です。

モーニングのDセットは「クロワッサンサンドセット」で内容はクロワッサンサンドとドリンクで、550円です。そしてモーニングのEセットは「スープセット」で内容はクラムチャウダーとクロワッサンで450円です。ヨドバシAkiba店は朝の7時から年中無休で営業していますので、モーニングの利用はとてもおすすめです。

いかがでしたでしょうか。ブリオッシュドーレについてご紹介しました。フランスの最高級の素材と、フランスの国が認めた最高の職人が作り出す絶品パンはもはや国宝級のパンといっても過言ではありません。季節ごとに変わる限定メニューもみのがせません。店舗の近くに行った際にはぜひともブリオッシュドーレに立ち寄ってみてください。