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ミッフィーカフェは岩手県釜石市の人気スポット
世界的人気キャラクターであるミッフィーの公式カフェが岩手県釜石市にあります。ミッフィーカフェと言えば、全国で期間限定カフェを展開していますが、ここ釜石市のミッフィーカフェは唯一の常設店。いつでも大好きなミッフィーに会えるスポットです。今回は、ミッフィーカフェのメニューやグッズ、アクセス情報など余すことなくお伝えします。
オランダ発の人気キャラクターミッフィー
ミッフィーと言えば、可愛いうさぎの女の子として知らない人はいないほど有名なキャラクターです。小さな頃に読んだ絵本を思い出す人も多いのではないでしょうか。改めて紹介すると、ミッフィーは、オランダの絵本作家であるディック・ブルーナが描いた絵本の主人公。ミッフィーを中心に家族や友達と繰り広げる心温まるストーリーが人気です。
ちなみにミッフィー(miffy)という名前は英訳の際に付けられた名前で、本国オランダではディック・ブルーナが名付けたナインチェ(nijntje)という名前で知られています。日本では初め「うさこちゃん」という名前で和訳されましたが、その後ミッフィーの名前で翻訳された絵本やアニメ放映などもありミッフィーという名前の方が浸透しています。
ミッフィーカフェは東日本大震災の被災地・釜石の復興シンボル
ミッフィーカフェのある岩手県釜石市は、2011年3月に発生した未曾有の災害・東日本大震災の被災地のひとつ。ミッフィーの作者であるディック・ブルーナは、震災や原発事故によって悲しい思いをしている日本の子供たちに向けて、ミッフィーのイラストとメッセージを送りました。2粒の大きな涙を流すミッフィーのイラストは、優しく寄り添う気持ちが感じられます。
ミッフィーカフェは、ディック・ブルーナやオランダ大使館の協力のもと、2015年に釜石情報交流センターと共にオープンしました。日本とオランダの架け橋として、そして東北復興のためにゼロから作り上げられた場所は、地元の人はもちろん全国から多くの人が訪れるスポットになっています。アクセスも便利なスポットというのも嬉しいポイントです。
ミッフィーカフェは、期間限定カフェとして全国各地で開催されている一方、釜石にあるカフェは日本で唯一の常設店です。常設店なので期間限定カフェのように開催期間を気にせず、好きな時に訪れることができます。休日を利用して訪れたり、また岩手旅行の目的地のひとつとして訪れたり、遠方に住んでいる人でも安心して行けるのが常設店の良い点です。
魅力あふれるミッフィーカフェ
ミッフィーの世界観が広がるミッフィーカフェは、たくさんの魅力に溢れた場所です。釜石市の情報交流センターの1階に入るカフェは、ぬいぐるみやクッション、絵本やグッズなどいたるところにミッフィーがいて、まさにミッフィーの絵本の世界。オレンジ、黄色、青色といったミッフィーカラーも随所に使われています。
一歩足を踏み入れただけでワクワクと心躍る空間が魅力のカフェは、ドリンクや食事のメニューも充実しています。ランチにもディナーにも楽しめるメニューが揃い、子供に人気のお子様プレートもあります。また、ミッフィーカフェだけのオリジナルグッズも販売しているので、来店の記念や旅のお土産におすすめです。
ミッフィーカフェの見どころ1:可愛いインテリア
ミッフィーカフェの魅力のひとつは、なんといってもミッフィーで溢れる可愛い空間。ミッフィーカフェの入る釜石情報交流センターの1階部分は、黄、赤、青とミッフィーを象徴する色使いが施され、カフェに入る前から期待が膨らみます。そして店内に足を踏み入れると、そこはもうミッフィーの絵本の世界。
温かな木目調のフロアやテーブルに、統一性のあるオシャレなインテリア。イスやソファ席にはミッフィーのぬいぐるみやクッションが並んでいます。壁側の絵本型のラックには、ミッフィーの絵本や人形が置かれていて、思わず写真を撮りたくなる可愛さです。普通カフェと言えばドリンクや料理メニューがメインですが、ここはこだわりの店内も見どころです。
ミッフィーカフェの見どころ2:食べられるミッフィー
可愛い店内に続いて人気なのがカフェのメニュー。ミッフィーカフェの料理やデザートメニューの多くには、食べることができるミッフィーが添えられています。美味しそうに盛り付けられたメニューはご飯がミッフィーの形になっていたり、デザートにはミッフィー型のクッキーが盛り付けられていたりと、SNS映え必至の可愛さです。
ミッフィーカフェの見どころ3:自由に読める絵本
ミッフィーカフェのオシャレなインテリアの一部としても一役買っている絵本たち。世界中で愛されるミッフィーの絵本の種類は、実に120タイトルを越えます。50カ国以上に翻訳され、8500万部以上のロングセラーを誇り、日本でも5000万部以上の絵本が刊行されています。そんな多くの人に愛される絵本も、ミッフィーカフェにはたくさん置いてあります。
壁側にきれいに並んだ絵本の数々は、カフェを訪れた人なら誰でも自由に読めるようになっています。昔子供の頃に読んだ懐かしい絵本から、近年に発刊されたまだ読んだことのない絵本まで、時間を忘れて読みふけってしまいます。子供はもちろん、大人も童心に帰って楽しめるのがミッフィーカフェの魅力のひとつと言えます。
ランチもディナーも楽しめるミッフィーカフェ
ミッフィーカフェは、平日はミッフィーメニューの食事とスイーツメニューが楽しめるランチ&ティータイムが人気です。ミッフィーオランダプレートやラガーバーグナポリタンなどボリュームも十分にある料理から、ワッフルやパフェといったスイーツまで、どれも美味しそうなメニューばかり。またバラエティ豊かな週替りランチもあります。
土日祝日はディナータイムも営業していて、ランチタイムとは違った夜のメニューをいただくことができます。枝豆や生ハムのアボガド巻など気軽に食べられる前菜から、サラダ、揚げ物、メインとなる肉料理には白金豚ポークソテーや熟成モモ肉ステーキなど食べごたえのあるメニューも用意されています。
アラカルトメニューとしては、海老ドリア、海老チリソース、鉄板ナポリタン、白金豚ハンバーグ&ナポリタンがあり、前菜などを合わせて注文するのもおすすめです。ランチタイム、ティータイムは人気が高いですが、仕事やお出かけの帰りに気軽に立ち寄れるディナータイムもおすすめです。夜の雰囲気も楽しみながら、美味しい料理に舌鼓を打ちましょう。
美味しいオランダ料理もおすすめ
ミッフィーカフェでは、ミッフィーの生まれ故郷であるオランダの料理を食べることができます。オランダ料理は、フランス料理やイタリア料理など特徴がわかりやすい料理に比べると、素朴で家庭的な料理が多くなっています。オランダはもともと農業大国であり、食文化も農民の生活に合った簡単に調理ができる腹持ちの良いメニューが多いそう。
代表的なオランダ料理と言うと、エンドウ豆をメインにじゃがいもや玉ねぎを形がなくなるまで煮込んだエルテンスープ、じゃがいも・玉ねぎ・人参を茹でて潰したスタンポットなどが有名です。こういったシンプルな食事メニューに加え、オランダ独自パンケーキのパンネクックやストロープワッフルといったデザートメニューも人気です。
ミッフィーカフェでは、そんなオランダの家庭料理をイメージしたメニューやオランダの定番スイーツも楽しめます。いろいろなメニューがあってどれにしようか迷った時は、まずオランダ料理のメニューからトライしてみてはいかがでしょうか。ミッキーの生まれ故郷に思いを馳せながら食べる料理は、また一段と美味しく感じるはず。
ミッフィーカフェおすすめメニュー1:ミッフィーオランダプレート
ミッフィーが誕生した地・オランダの伝統料理が楽しめる一皿が、ミッフィーオランダプレート。ミッフィーの顔をしたライスが目を可愛い引く盛り付けで、オランダの国旗も立っています。このプレートでは、オランダ料理の名物である「ヘハクスバレン」という大きなミートボールと、その下のマッシュポテトに似た「スタンポット」が楽しめます。
ヘハクスバレンとスタンポットはどちらもオランダ家庭料理の定番メニューで、シンプルながら美味しさの際立つ料理です。ヘハクスバレンはミートボールといっても、大きさから見るとハンバークのよう。ボリュームがあるので食べごたえがあります。ミッフィーオランダプレートを注文すれば、ちょっとしたオランダ気分が味わえます。
ミッフィーカフェおすすめメニュー2:ラガーバーグナポリタン
ラグビーの街・釜石にぴったりのメニュー、ラガーバーグナポリタン。薄く敷かれた卵に、たっぷりのナポリタン、てっぺんにはラグビーボールを模したハンバーグ。3つの美味しさが同時に楽しめる贅沢なランチメニューです。見た目のインパクト・味・ボリューム、どれも満足のいくラガーバーグナポリタンは人気メニューのひとつです。
注目は、ラグビーボールの形をしたハンバーグです。プラチナポーク白金豚100%を使用した手捏ねハンバーグは、ジューシーで食べごたえ十分。ジュージューという熱々の鉄板で、できたてのラガーバーグナポリタンを堪能しましょう。このメニューにはミッフィーが登場しませんが、釜石らしさを感じるオリジナリティ溢れるメニューとしておすすめです。
ミッフィーカフェおすすめメニュー3:お子様プレート
子連れランチができる場所としても人気のミッフィーカフェ。子供も喜ぶメニューとしておすすめなのが、ミッフィーお子様プレートです。注文後に料理が運ばれてきて、まず驚くのはミッフィー型の器。お皿そのものがミッフィーという。大人でも注文したくなるほどの可愛さです。ミッフィー好きにはこれだけでも十分に嬉しい演出。
さらに器の中には、ライスのミッフィーも登場。とにかく可愛いのが特徴のお子様プレートです。中身はハンバーグ、スパゲッティ、フルーツと子供が大好きな料理ばかりが詰まっています。ドリンクもセットになっていて、オレンジジュースもしくはカルピスから好きな方を選ぶことができます。
ミッフィーカフェおすすめメニュー4:オランダアップルタルト
オランダでは、どこのカフェに行っても必ずと言っていいほどアップルタルトが置いてあります。オランダのアップルタルトは、ゴロゴロとたっぷりのりんごが入り、レーズンやナッツなども混ぜてあります。毎日カフェ厨房で焼き上げられる本場のアップルタルト、デザートにぜひご賞味ください。
ミッフィーカフェおすすめメニュー5:ストロープワッフル
オランダの定番菓子として世界各国でも人気のある、ストロープワッフル。一般的に想像するワッフルとは違い、オランダのストロープワッフルは薄く固めの生地でできています。2枚重ねになったワッフルの間には、カラメルシロップが挟まれていて、サクッと食べやすいお菓子です。オランダ土産としても人気で、現地ではスーパーや屋台など様々な場所で販売されています。
ミッフィーカフェでも、このストロープワッフルを食べることができます。ストロープワッフルは、コーヒーや紅茶の蓋の上で温めて食べるのが本場オランダ流の食べ方。1つ200円と値段もリーズナブルで軽い食感のお菓子なので、食後のデザートにもおすすめです。ドリンクと合わせてオランダの味を楽しみましょう。
ミッフィーカフェおすすめメニュー6:可愛いスイーツ
ミッフィーカフェのスイーツメニューには、上記で紹介したようなオランダの名物スイーツに加え、可愛いミッフィーのスイーツメニューも充実しています。豪華に盛られたパフェは、チョコレート・季節のフルーツ・和風の3種類あり、それぞれ違った美味しさを楽しめます。注目は、パフェのデコレーションです。
チョコレートパフェには、影からのぞいていてるミッフィーがのっていて、絵本やアニメでも時々描かれている表現です。また、ベルギーワッフルのメニューもデコレーションが可愛いと人気。いろいろなスイーツを食べたいという方には、ミッフィースイーツ盛り合わせがおすすめ。チーズケーキやタルト、アイスクリームを一緒楽しむことができます。
これらのスイーツは、平日や土日祝日のティータイムに楽しめるメニューとなっています。ミッフィーが登場するスイーツメニューはSNS映えも抜群で、食べるのがもったいないくらいの可愛さ。なお、平日ティータイムは学生割引があり、メニューの注文をすればソフトドリンクが無料になるという、嬉しいサービスもあります。
ミッフィーカフェおすすめメニュー7:ドリンク
料理メニューやスイーツメニューと合わせて注文したいのが、種類豊富なドリンクです。温かい飲み物にはコーヒーやカプチーノ、紅茶、豆乳ラテなどがあり、冷たい飲み物にはアイスカフェラテやアイスティー、そしてオレンジジュースやコーラフロートといったソフトドリンクが揃い、充実したドリンクメニューというのがわかります。
中でも、ミッフィーラテは人気が高いメニューです。ミッフィーのラテアートが施されたラテで、可愛らしいミッフィーの顔や陰からのぞくミッフィーが描かれています。他のドリンクでも、ガラスのコップやマグカップにミッフィーのイラストが描かれているので、ミッフィーの可愛さを十分に楽しむことができます。
グッズも充実したミッフィーカフェ
ミッフィーカフェを訪れたら忘れてはいけないのが、可愛いミッフィーグッズです。釜石ならではのオリジナルグッズが揃い、ここでしか手に入らないグッズ達はプレミア感満載です。ラグビーの街として知られている釜石にちなんで、ラガーシャツを着て「KAMAISHI」と書かれたラグビーボールを持ったぬいぐるみグッズは、釜石に来た記念のお土産にもぴったり。
ぬいぐるみは、大きいサイズ1800円(税込)、小さいサイズ1200円(税込)の2種類あります。小さいサイズのミッフィーが持つラグビーボールは「MIFFY CAFE」と書かれています。その他のグッズも、ミッフィーの顔が描かれたマグカップ1000円(税込)、大きくミッフィーカフェと英文字で書かれたトートバッグ1300円(税込)などのおすすめグッズがあります。
ミッフィーカフェのオリジナルグッズは、旅行のお土産にはもちろん、家族や友人へのプレゼントとしても人気です。ランチバッグ900円(税込)やクリアファイル150円(税込)は、値段もリーズナブルで買いやすいグッズなので、複数買う場合にもおすすめ。なお、ミッフィーグッズは、釜石情報交流センター受付で販売しています。
ミッフィーカフェの営業情報
岩手県釜石市にあるミッフィーカフェの営業情報です。カフェの営業時間は、平日がランチ&ティータイムとして11時から16時までオープンしていて、ラストオーダーは16時です。食事メニューとスイーツメニューを自由に注文できます。平日はディナー営業をしていませんが、4名以上でコース料理やパーティープランを事前予約すれば、ディナー利用も可能です。
土日祝日は、ランチタイムが11時から14時、ティータイムが14時から17時、ディナータイムが17時30分から20時までとなっています。区分がきっちりと分けられているので、お目当てのメニューがある場合は、それぞれの時間に行くようにしましょう。ディナータイムのみアルコール類も注文することができます。
お店の定休日は、毎週水曜日と第3木曜日です。連休中や祝日と重なる場合は、変更になる場合もあります。営業情報を含め、最新情報はお店の公式フェイスブックページにて確認ができます。「ミッフィーカフェかまいし」で検索してみましょう。カフェを訪れたら、メニューを楽しむだけでなく、可愛いグッズも要チェックです。
ミッフィーカフェへのアクセス方法
ミッフィーカフェへのアクセス方法を紹介します。アクセス方法は3通り、電車でのアクセス、バスでのアクセス、車でのアクセスが可能です。まず電車でのアクセスの場合、JR釜石線もしくは三陸鉄道南リアス線の釜石駅で下車後、徒歩15分でお店に到着します。少し歩くので、あまり歩きたくないという方は、駅からバスに乗るか車でのアクセスがおすすめです。
バスでアクセスする場合は、岩手県交通の「大町」バス停で下車後すぐとなっています。大町のバス停へは、釜石駅前のバス停から約5分の乗車時間とアクセス良好。一方、バスや電車と違って時刻を気にせず、好きな時に移動ができる車でのアクセスも便利です。車でアクセスする場合は、国道283号線の釜石西ICから約25分となっています。
お店の専用駐車場がないので、すぐ近くにある釜石大町駐車場や近隣駐車場を利用しましょう。釜石大町駐車場は駐車台数475台と規模が大きく、料金も1時間毎に100円、最大800円と安いのが魅力。また、ミッフィーカフェで飲食をすれば、金額に応じて1時間無料サービス券をもらえます。3通りのアクセスの中から、ベストな方法を選びましょう。
住所:岩手県釜石市大町1-1-10 釜石情報交流センター内
電話番号:0193-55-6707
釜石情報交流センター
ミッフィーカフェが入る釜石情報交流センターは、一体どんな施設なのでしょうか。釜石情報交流センターは、釜石の情報発信をはじめ様々な市民活動やビジネス活動ができる拠点として整備された多目的施設です。建物の1階にはミッフィーカフェとラウンジ、通路でつながる先には広々とした多目的会議室が用意されています。
建物の2階部分には、有料で貸す会議室や市民スタジオ、勉強などで自由にフワークスペースが入っています。普段は料金無料で出入り自由のラウンジ部分はライブラリーや大型のディスプレイなどが設置されていて、貸し切りイベントなどで使用することもできます。プロジェクターやビデオカメラなどの貸出備品も充実しています。
ミッフィーカフェで絵本の世界に浸ろう
釜石にあるミッフィーカフェは、オランダの伝統料理やミッフィーで飾られたメニューをはじめ、店内の可愛いインテリア、オリジバルグッズの数々と、見どころや魅力が満載のスポットです。友人とのちょっとしたカフェタイムや子連れランチ、旅行中に訪れる食事処として、様々なシーンで利用できます。アクセス方法なども参考にぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
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