富良野のエゾアムプリンとは?
北海道は富良野にある人気のプリン「エゾアムプリン」は、完全手作りのプリンを販売している「エゾアムプリン製造所」が製造しています。完全に手作りのため、予約をしても手元に届くまでに半年かかってしまうほどなかなか手に入らない希少価値の高いプリンです。今回はそのエゾアムプリン製造所のプリンの予約方法や取り寄せ方法、食べた人の感想などご紹介していきます!
エゾアムプリン製造所はどんな場所にある?
富良野にあるエゾアムプリン製造所は、富良野の市街地から車で30分ほどかかる、だいぶ離れた平沢という集落にあります。見渡す限り自然に囲まれた、絵本の中に迷い込んだような場所に、手作りのかわいらしい建物が建っています。予約や注文をしに訪れた人は必ずエゾアムプリン製造所を見ると「かわいい!」という感想を漏らします。
エゾアムプリン製造所のあたりを見渡すと、富良野の街中にお店があったほうが商売をしていく上ではやりやすいのではないかという感想を持ってしまいます。しかし、自然を愛するエゾアムプリン製造所のお二人はわざわざ富良野に移住して、富良野の良さを最大限に生かしたこの土地で、大きくて魅力的なプリンを作るという道を選んだのです。
富良野の市街地から離れた場所を選んだのには他にも理由があるそうです。商売に向いている場所を選ぶ、という事よりも、まず自分たちがどこで暮らしたいかという事を優先的に考えた結果、現在の自然に囲まれた土地になったそうです。通販での予約や注文がメインになると分かっていたので、便利さよりも自然が濃い場所を選んだという事です。
富良野のエゾアムプリン製造所の建物は「ミノムシ」
ミノムシをイメージして建てられたプリン小屋は、廃材から作られた手作りの建物です。元々建てられていた建物の廃材をうまく利用して、ミノムシのような可愛い風貌のプリン小屋は完成しました。このプリン小屋を建てている様子をブログで紹介したところ、アクセス数が急激に増えたそうです。みんな出来上がりが楽しみで仕方なかったのでしょう。
何もかも手作りで行われる作業は、決して効率が良い訳ではありません。しかしミノムシのようなプリン小屋は、少しずつ少しずつ仕上がっていきました。その様子をブログに載せることで「どこまでできたかな」「どんなお店になるのかな」と、エゾアムプリン製造所の完成を心待ちにしている人たちで、ブログへのアクセスが急増したそうです。
元々エゾアムプリン製造所の原型となるお店を東京で営んでいたのですが、北海道でお店を開くと知った常連さんたちが電話注文でプリンの予約をしてくれたそうです。ブログで発信される毎日の細かなエゾアムプリン製造所の情報が、より「食べてみたい」と感じさせてくれたようです。東京から遠く離れた地で作られるプリンをみんな心待ちにしていました。
エゾアムプリンのプリンはどんなプリン?
エゾアムプリン製造所のプリンが印象的なのは、何と言ってもその大きなサイズです。初めて見た人の感想は大抵「大きい!」です。直径20cmもある大きな器に入った美味しそうなプリンは、スイーツ好きにはたまらない見た目をしています。この直径20cmの器には、8人で食べてちょうどいい約1kgの美味しいプリンが詰まっています。
エゾアムプリンの値段は税込みで2700円と、値段だけ聞くと少し高いかな?という感想を持つ方もいるかもしれません。しかし値段が高いという感想は、エゾアムプリンを目の前にしてみると一瞬にして消えてしまいます。それほどインパクトのあるサイズ感と、食べてみて納得の味がします。むしろこれで2700円は安い!という感想を持つ人が多いでしょう。
エゾアムプリンのプリンは食材にこだわる!
予約がなかなか取れない、お取り寄せで大人気のエゾアムプリンですが、この予約やお取り寄せの注文分のプリンを作るために、エゾアムプリン製造所では毎日新鮮な食材を仕入れに行っています。富良野の大草原の中にあるプリン小屋から隣の村まで、こだわりの新鮮素材を仕入れに行くそうです。こうやって仕入れられた食材は全てこだわりのものばかりです。
予約必須の大人気プリンは、富良野の土地を生かした素材もたっぷりと使われています。エゾアムプリン製造所がある平沢の土地で取れたてんさい糖と、平沢の美味しい湧き水を使用して作られたカラメルソース、そして隣町で採れた新鮮そのものの無調整牛乳、さらに日本では唯一純国産鶏から生まれという卵を使用するこだわりぶりです。
富良野のエゾアムプリンのプリンは包装にもこだわりが!
エゾアムプリンの予約お取り寄せが人気の秘密は、その中身のプリンが美味しいことはもちろんですが、それ以外にもこだわりの包装が好き、という感想を持つ方が多い事も人気の一つになっています。自然を愛して、自然と共存しながら作られるエゾアムプリンは、そのプリンを包む包装紙も、自然に優しいものばかりが使用されているのです。
エゾアムプリンに使用されている包装紙は、陶器に入れられたプリンにろ紙で蓋をして、それを麻ひもで縛って包装されています。エゾアムプリンには一切自然に還らないプラスチック製品は使用しません。全て自然に還るものだけを使用しているという点でも、どれだけ時間がかかっても予約してお取り寄せしたいという方の感想が聞こえてくるようです。
富良野のエゾアムプリンのプリンの器は耐熱陶器!
予約注文して、お取り寄せしてでも食べたいエゾアムプリン製造所のプリンは、一見素焼きの入れ物に入っているようにも見えます。しかし、入れ物が素焼きのままでは、器がプリンを吸ってしまうので入れることができません。しかし素焼きの入れ物に入っている素朴な感じがよかったので「素焼き風」の器を作ってくれる焼き物さんを探して注文したそうです。
この「素焼き風」の入れ物は、プリンを食べ終わった後でも使用できる耐熱容器で作られています。表は釉薬のかかっていない陶器ですが、内側はしっかりと釉薬がかけられているので非常に使いやすい器です。この耐熱容器に入れられた大きくて美味しいプリンがこの値段で注文できるのは、むしろ安すぎるのではないか、という感想しか出てきません。
エゾアムプリンのプリンの美味しい食べ方は?
予約注文で人気のお取り寄せスイーツ「エゾアムプリン」の原点は、「小さい時に食べたお友達の家の手作りプリン」にあるそうです。素朴で優しいそのプリンがもっとたくさん食べたい、という思いから作られたプリンが、今や予約注文をしても、なかなか手に入れることができない大人気のお取り寄せスイーツにまでなったのです。
そのエゾアムプリンの美味しさは、毎日食べるたびに違う感想をもたらします。まずはお取り寄せで届いたばかりのうちに食べて、新鮮な味を楽しんでください。初めの感想は、しっかりと焼かれたエゾアムプリンはとても濃厚で、しっかり焼かれた上の部分がクッキーやベイクドチーズケーキを食べているかのような気分にさせてくれます。
そして、お取り寄せして冷蔵庫で保存後、時間が経つにつれて、プリンの中の水分が抜けていくのがわかります。少し時間をおいて食べるエゾアムプリンは、ねっとりとした食感が楽しめます。濃厚で口の中いっぱいに広がる卵の味、素材の味が食べるたびに変化していくのがとても魅力的です。ぜひ、一度予約注文してお取り寄せしてみてください。
エゾアムプリンのプリンは半年待ち!
お取り寄せで人気のエゾアムプリンですが、その人気ぶりがゆえに予約注文してから手元に届くまでに、なんと半年以上もかかることが普通です。エゾアムプリンは1日に18個しか作ることができないので、日々たくさんの注文が入ればそれだけどんどん予約待ちが増えていくということになります。しかし、待ってでも食べたい魅力たっぷりのプリンです。
自然のことを常に考えながら作られている優しいエゾアムプリンは富良野から遠くの土地へ飛行機に乗せて運ばれることにも考慮しているそうです。なるべくそういった燃料をたくさん使う空輸を避けるために、18個のうちの半分は北海道内で消費できるように、半分は道内分でとっているのだそうです。なかなか手に入りませんが、食べた時の感動は相当です。
エゾアムプリン製造所での注文の仕方は?
値段は税込みで2700円の予約注文でお取り寄せが人気のエゾアムプリンですが、注文の仕方はいたってシンプルです。予約注文は、電話のみの受付ということですので、思い立った時に電話で注文をしてみてください。そして現在の予約状況などは公式のホームページで確認できますので、そちらも確認することをおすすめします。
エゾアムプリンは税込み2700円という値段ですが、遠い土地からお取り寄せする場合は、そのプリンの値段にさらにプリンの送料の値段が追加されます。住んでる土地によって、トータルの値段がだいぶ高くなってしまうかもしれません。しかし、その値段を支払ったとしてもなお、食べてみる価値のあるプリンだと、1度食べたことのある方は言うでしょう。
エゾアムプリン製造所の方針は?
エゾアムプリン製造所はどんなに忙しくても週休二日をとることにしているそうです。その二日のうちに1日で、溜まった雑務をこなし、もう1日で自分たちの好きなことをするというのだそうです。きちんとプライベートも楽しんでこそ、仕事がこなせるのですから、日本人が粗末にしてしまいがちな休日をきちんと充実させることも必要です。
そしてエゾアムプリンには、バニラビーンズは使用されていません。なぜならバニラビーンズは輸入されたものだからです。なるべくミノムシ小屋のある富良野から近い場所で、食材を仕入れる事がエゾアムプリンのこだわりの一つだからです。自然の生き物が自分の周りのものを消費して生きているように、身近な食材を使うのが自然だと考えているそうです。
エゾアムプリンを食べられるお店を紹介!
予約したけど、エゾアムプリンが今すぐ食べてみたい!という方もいる事でしょう。そういった方におすすめなのが「エゾアムプリンを食べる事ができるお店に足を運ぶ」というものです。実は、予約しなくても、お取り寄せしなくてもエゾアムプリンを食べる事ができるお店があるのです。その数少ないお店をご紹介していきます。
エゾアムプリンを食べられるお店1:南ふらのベリーズ
まずは、富良野にある「南ふらのベリーズ」です。こちらは、あまりアクセスが良くない場所にありますが、自然の中に囲まれた素敵なお店です。周りには民家が無いため、隠れ家的な雰囲気を味わう事もでき、大自然を満喫するのにもおすすめです。こちらでも数量限定のエゾアムプリンは予約必須ですが、もし予約できればすぐに味わう事ができます。
住所:北海道空知郡南富良野町落合666
電話番号:0167-38-4800
エゾアムプリンを食べられるお店2:奥泉
続いてエゾアムプリンが食べられるお店として、おすすめなのが「奥泉」です。こちらは札幌観光ついでにもアクセスしやすい場所にありますので、もしも札幌に行く用事がある方はいってみてはいかがでしょうか。円山公園駅から徒歩5分程度で行く事ができる、2017年にできたばかりの綺麗なカフェです。一休みにもおすすめの場所です。
こちらで提供されるエゾアムプリンは1カット630円という値段で販売されています。もちろんお取り寄せで予約して注文した方がお得ではありますが、すぐに食べてみたいという方は、ぜひ訪れてみてください。可愛らしいパンダの絵が書かれた看板は、見るだけで心がホッとします。その素敵なお店で、美味しいエゾアムプリンを味わってみてください。
住所:北海道札幌市中央区南一条西22-1-18 Build裏参道1階
電話番号:011ー213-8805
東京でエゾアムプリンを食べられるお店がある!
北海道に行く時間も無いけど、どうしてもエゾアムプリンが今すぐ食べたい!という方におすすめの場所があります。それは東京の国分寺にある「お酒とごはん くうふく」です。唯一北海道以外でエゾアムプリンを食べる事ができる場所になりますので、北海道へ行く時間が無い方にはぴったりではないでしょうか。もしお近くの方はぜひ行ってみてください。
エゾアムプリンが食べられるということから、カフェを想像してしまいますが、こちらのお店は日本酒をたくさん味わうことのできる新鮮な魚介や日本食などが楽しめるお店だそうです。日本酒と甘いものは意外にも相性がいいと、お酒が好きな方は言いますので、日本酒を嗜みながらエゾアムプリンをいただくというのも通な食べ方かもしれません。
住所:東京都国分寺市本町2-22-2 セレニティ国分寺1F
電話番号:042-324-2002
富良野のエゾアムプリン製造所のプリンを手に入れよう!
値段だけ聞くと「プリンがそんなにするの?」と感じる方もいるかもしれません。しかし実物をみて、実際に味わってみればそんな感想は吹き飛んでしまいます。大きな器にたっぷりと入った、自然を愛する人が作った優しいプリンは、人の心を幸せにしてくれます。もしも少しでも興味を持ったら、ぜひお取り寄せをしてみるのがおすすめです。
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