オスロブ観光の見どころ！ジンベイザメと泳げるスポットや人気ホテルなど！

世界屈指の南国リゾートとして大人気なのがフィリピンのセブ島です。ちなみにセブ島にあるセブシティはフィリピンの首都マニラに続く第二の都市としても有名で、そんなセブ島の南端にあるのがオスロブです。今回はダイビングの聖地としても有名なオスロブでジンベイザメに会う方法や行き方、さらにはおすすめのホテルやレストランもご紹介します。

ダイビングをする人の憧れのひとつが「ジンベイザメと一緒に泳ぐ」ということです。サメと言うと人間を襲う非常に危険な生き物と言うイメージがあり、実際毎年世界中でダイビングをしている最中に噛まれる被害が後を絶ちません。ただしこのジンベイザメだけは例外で、ほかのサメと比べるとジンベイザメは非常に気性が穏やかなので近づいても襲ってきません。

ただしジンベイザメは普通にダイビングをしているだけではまず出会えません。何回もダイビングをして一生に一度遭遇できればラッキーな方です。とは言えセブ島のオスロブではかなりの確率でジンベイザメに出会えます。何故かと言うとセブ島のオスロブでは世界で初めて野生のジンベイザメの餌付けすることに成功したからです。

現在ダイビングでジンベイザメと一緒に泳ぐことはオスロブの観光名物のひとつになりつつありますが、もともとは観光のためにジンベイザメの餌付けが行われたわけではありませんセブ島のオスロブ周辺は漁業が盛んな地域なのですが、その昔ジンベイザメが漁のためのオキアミを全部食べてしまうため漁師さんたちは非常に頭を悩ませていました。

そんな時に「ジンベイザメを餌付けしてしまえばいいのでは？」という案が出てきて、それをきっかけに漁師さんたちがジンベイザメを手懐けたと言われています。ちなみにジンベイザメの餌付けエピソードにはいろいろな説があります。ただジンベイザメの餌付けに成功したことでいまやオスロブは世界中のダイビングをする人たちの憧れの場所となっています。

オスロブへ行き方としてはセブシティから出ているバスを利用するのが便利です。ちなみにセブシティからオスロブまでは行き方にもよりますが約3時間はかかります。ただ私たちが考えている以上にバスは快適です。まずセブシティからオスロブまでのバスは1時間おきに出ているのでスケジュールを立てるのが簡単です。しかも24時間ずっとです。

さらにセブシティからオスロブまでの行き方でおすすめのバスには空調のない安いものとエアコンの付いたものの2種類があります。ご存知の通りオスロブのあるセブ島は1年を通して常夏で暑いです。なので余程のことがない限りはエアコン付きのバスをおすすめします。ちなみにエアコン無しとエアコン有りのバスの運賃の差額は日本円で数十円程度です。

ほかにもセブシティからオスロブへ向かうバスにはWi-Fiが完備されているものが多いです。海外へ行くと通信量を気にしてなかなかインターネットを使えないことも多いですが、セブシティからオスロブまで行くバスはWi-Fiがばっちり使えるので動画などをしながら移動時間を有意義に過ごせます。ほかにも行き方はありますがコスパだけ見ればバスが1番です。

セブ島のオスロブでジンベイザメと一緒に泳ぐためには行き方以外にも注意しないといけない点があります。まず早起きが必須です。なぜかと言うとジンベイザメと一緒に泳いだりエサをあげたりできるのは午前中だけです。地元の漁師さんが運営しているため早い時間しか営業できないのです。また午後になるとジンベイザメもおなか一杯になって沖へ帰ってしまいます。

ただしジンベイザメと触れ合える施設の周辺にはホテルがあまりないため、基本的にはセブシティなどにあるホテルからいろいろな行き方で向かうことになります。前述したようにセブシティからオスロブまでは3時間ほどで、朝6時にオスロブに着こうと思って逆算すると午前3時にバスに乗り込まないといけません。これが早起きが必須の理由です。

セブ島のオスロブでジンベイザメと一緒に泳ぐためには現地の『ホエールシャークウォッチング』で申し込みをする必要があります。ちなみにジンベイザメと触れ合えるコースは全部で3つあります。1つ目がボートの上からスタッフの人がジンベイザメに餌付けをする瞬間を見学するコースです。このボートの上から見学するコースは約300ペソ、日本円で720円ほどです。

2つ目がシュノーケリングでジンベイザメと触れ合うコースです。このシュノーケリングでジンベイザメと増え合えるコースはマスクのレンタル料込みで1050ペソ、日本円で2600円ほどです。3つ目がダイビングをしてジンベイザメと一緒に泳げるコースです。このジンベイザメと一緒にダイビングで泳ぐコースはガイド付きで3000ペソ、日本円で約7200円です。

最近は旅行をする時に「インスタ映えする写真を撮りたい」というのを目的に据える人も少なくありません。ボートの上からジンベイザメの餌付けを見学するコースなら普通のカメラでも普段使っているスマートフォンでも問題ありません。ただしシュノーケリングやダイビングをしながらジンベイザメの写真を撮るのであれば防水のカメラが必要になります。

ちなみにセブ島のオスロブにある『ホエールシャークウォッチング』では防水カメラのレンタルを行っています。レンタル料は別途必要で、だいたい500ペソ（日本円で約1200円）です。ただし持参したSDカードをレンタルしたカメラに指してから撮影をするスタイルとなるため、レンタルしたい場合には事前にSDカードを用意する必要があります。

しかしレンタルできる防水カメラはそこまで画質は良くありません。せいぜい800画素くらいが限界で「ジンベイザメと一緒に泳ぐきれいな写真を撮りたい」という場合には少々物足らないでしょう。ですから画質にまでこだわるのでれば自分で防水カメラを用意して持って行くのをおすすめします。ちなみに防水カメラをレンタルすると焼き増し等もやってくれます。

オスロブでジンベイザメと一緒に泳ぎたいのなら『エデンリゾート』のホテルがおすすめです。先ほど行き方の章でもご紹介しましたがセブシティからバス等で行くとどうしても朝3時前後に起きないといけません。しかし『エデンリゾート』はオスロブのすぐ近くにあるホテルなので早起きの必要がなく、オスロブを満喫するなら最高の施設と言えます。

オスロブにある『Malonzo Pension House』は非常にアットホームなホテルです。この『Malonzo Pension House』は東南アジアの田舎にある小さなホテルではあるのですが、非常にスタッフの人たちが親切で終始気持ちよく過ごせる穴場のホテルとなっています。またホテルのなかは清潔感があってきれいなので女性にもかなりおすすめです。

リーズナブルな値段でオスロブの周辺に泊まりたいなら『Gingging Hotel & Resort』もおすすめのホテルです。ホテルの室内にあるアメニティーなどは最低限ですが、ロケーションも良いですし食事も美味しいですしスタッフの人も親切なのでかなり満足度の高いホテルです。部屋からの景色もいいので『Gingging Hotel & Resort』での時間はとても快適です。

オスロブは人気の観光エリアなので新しいホテルも増えつつあるのですが、そんななかでも特に新しいのが『Down South 118 Beach Resort』です。この『Down South 118 Beach Resort』はまだできたばかりのホテルなので内装はとてもきれいです。例えばトイレやお風呂などの水回りも非常に清潔なので、日本のホテルと同じ感覚で泊まれます。

海外に行く楽しみのひとつが食事で、オスロブにあるおすすめのレストランが『VLK Pizzeria & Creperie Restaurant』です。この『VLK Pizzeria & Creperie Restaurant』では美味しいピザや魚を使った料理などを食べられます。またオスロブの大きな通りのすぐそばにあるので初めての人でも行き方がとても簡単です。

フィリピンの食文化を体験したいのであれば『The Big J's International & Local Cuisine Restaurant』もおすすめのレストランです。この『The Big J's International & Local Cuisine Restaurant』は地元の人たちも利用するレストランで、本場フィリピンの味を満喫できます。少々隠れた場所にあるので行き方はわかりづらいですが、その分店内は落ち着いています。

フィリピン料理から洋食までいろいろと揃っているレストランが『La Terrasse』です。このレストラン『La Terrasse』はお手頃な値段でフィリピン料理を楽しめます。またレストランの『La Terrasse』にはテラス席があるので景色と一緒に美味しい料理に舌鼓を打つこともできます。オスロブ周辺で『La Terrasse』はかなりおすすめのレストランです。

普通にダイビングをしているとまずお目にかかれないジンベイザメがいるとあってセブ島のオスロブはダイビングをする人の聖地と化しています。ただダイビングのできない人でもジンベイザメを間近で楽しめますし、さらに周辺には美味しいレストランなどもあって行き方もいろいろなので非常にコストパフォーマンスの良い南国リゾートです。