新千歳空港から札幌駅のアクセス方法は？バスや電車などの料金と時間を徹底比較！

新千歳空港は北海でも最大の空港であり、北海道の玄関口です。新千歳空港に着いたら札幌駅方面に行く人が多いですが、札幌方面に行くにはいろいろな方法があり、それぞれメリットやデメリットがあります。そこでここでは、新千歳空港から札幌駅方面に行く方法と、料金や所要時間などの情報をお届けします。

新千歳空港は北海道の千歳市と苫小牧市にまたがる国際空港です。北海道の玄関口となる空港で、北海道へ飛行機で旅行する人は、一旦は新千歳空港に降り立ちます。ターミナルビルには北海道の土産物を購入できるお店が充実している他、温泉や映画館まであり、空港ビルにいるだけでも楽しい作りになっています。

新千歳空港から北海道の各地へ行くためのアクセス方法は充実していて、JRの駅がターミナルビルの地下にある他、バスやタクシー乗り場も多く、駐車場の駐車可能台数も多4,500台以上を収容できます。新千歳空港限定のグルメやお土産も多く、空港内にホテルも併設されています。

新千歳空港は北海道の空の玄関口ではありますが、多くの人は新千歳空港から札幌方面に移動します。札幌は北海道観光やビジネスの中心地でもありますので、札幌自体が目的地であるという人も少なくありません。また、まず札幌駅方面に行ってから次の目的地に行くという人も多いです。新千歳空港から札幌駅へは電車、バス、タクシーで行く方法があります。

電車で新千歳空港から札幌駅に行くには、空港の地下にあるJRの駅から札幌行きの電車に乗ります。「快速エアポート」に乗車すると他の交通機関を使うよりも早く札幌駅に到着することができます。通勤時間に当たらず車内が空いていれば、ゆったりと移動できます。道路の混雑も関係がなくほぼ時間通りに到着できるのもメリットです。

JRの次に札幌方面へ向かう時によく使われるのがバスです。バスの場合は停留所が札幌市内のいろいろな場所に設置してあるので、札幌駅以外にも、札幌市内のホテルや観光スポットに乗り換えなしで直接行くことができて便利です。道路の混雑状況によっては、到着時間がかなり遅れてしまうこともありますので要注意です。

新千歳空港から札幌駅方面まではタクシーでアクセスすることもできます。タクシーは道路の混雑がなければ電車の次に早く札幌市に到着することができます。また札幌の観光地や札幌のホテルに直接行くことができたり、新千歳空港から札幌までの途中にある観光地に立ち寄ることもできて、行き先を自分で決めることができるのも魅力です。

新千歳空港から札幌までの所要時間は電車で行くのが最速で、JRの「快速エアポート」では37分になります。しかし早朝の電車は快速が運行していないので、普通電車のみになり1時間弱かかってしまうので、注意しましょう。電車に比べるとバスやタクシーなど車は天候や道路の混雑具合によって所要時間が大幅に変わります。

バスで新千歳空港から札幌まで行く場合の所要時間は通常70分から80分位で、JRの快速で行くよりも大幅に時間がかかります。冬期は雪などで一層時間がかかることが予想されることがあります。タクシーでアクセスする場合は、高速道路を利用して約1時間です。高速道路が利用できない場合は約1時間30分位の所要時間になります。

JR新千歳駅から札幌駅までの電車の料金は大人が1,070円、子どもが530円です。ゆったりとして行きたいのであれば、プラス料金520円で「uシート」という指定席で行くことができます。座席がリクライニングシートになっていて大きな荷物を置くスペースもあります。バスで空港から札幌市街まで行く場合の料金は1,030円です。

タクシーで行く場合は料金がタクシー会社によってかなり差があります。高速を利用する場合は高速道路の料金もプラスになりますので、注意しなければなりません。15,000円位になってしまうことも考えられるので、できるだけ札幌市街までの料金が定額になっているタクシー会社のタクシーを利用すると、少しお得な料金で行くことができます。

新千歳空港の地下にはJRの駅があり、新千歳空港から北海道各地へアクセスするのに大変便利です。新千歳空港駅から札幌駅までは快速を利用すると37分で到着できます。本数も多いので、乗り遅れるという心配もありません。新千歳空港の最終電車は23時になる前に出発しますので、夜遅く到着する人は注意が必要です。

新千歳空港と札幌間を走る快速列車は「快速エアポート」で、約15分感覚で出発していきます。札幌にも他の交通機関よりも早くアクセスできますが、小樽に行く場合も空港の駅から75分で運行します。「SUICA」や「ICOCA」といった交通系のICカードも利用できますので、普段交通系のカードを利用している人は便利です。

新千歳空港から札幌駅までバスでアクセスするには、北海道中央バスか北都交通のバスに乗車します。バスにはいろいろな行き先があるので、JR札幌駅でなくても地下鉄の駅や札幌市内のホテル、サッポロビール園などの観光地に乗り換えなしで行くことができるので、電車よりも時間がかかりますが便利です。

バスの乗車券は北海道中央バス、北都交通、どちらでも使用できます。乗り場も行き先も同じですので、行きたい行き先のバス乗り場に行き、到着したバスに乗りましょう。福住駅経由の札幌都心行きに乗った場合の主な停留所は札幌駅の他、すすきの、大通公園、道庁正門前、札幌グランドホテル、札幌プリンスホテル、京王プラザホテル札幌などです。

旅行者の場合、新千歳空港から札幌駅までのアクセスは電車かバスを選択する人がほとんどであり、タクシーやレンタカーといった車での移動は、料金や道路状況がよくわいらないこともあり不安なことが多いです。しかしタクシーは自分だけの空間で移動できる、目的地まで乗り継ぎなしで直接移動できるというメリットもあります。

千歳空港から札幌市街まで上手にタクシーで移動するには、あらかじめ定額制タクシーを予約しておきましょう。定額制のタクシーは料金が決まっていて、予約をしておくと空港まで迎えに来てくれて、札幌駅以外の札幌市内にもお得な料金で行けます。北海道には札幌MKタクシーや北都交通のタクシーをはじめ定額制のタクシーが多いです。

北海道の最大の空港は新千歳空港ですが、北海道には新千歳空港以外にも多くの空港があります。広い北海道を効率よく周るには道内にある空港を上手く使って移動するのもポイントになります。北海道を一周する旅行を考えている人は、新千歳空港以外の北海道内の空港がどこにあるのか、乗り継ぎはどうすればいいのかを把握しておくことも必要です。

函館空港は札幌に負けず劣らず、たくさんの観光スポットがある函館への玄関口となる空港です。函館駅まではバスで20分、湯の川温泉までは約10分というアクセスの良さです。大阪や東京方面からも直通便で行くことができます。台北や北京方面への国際線も就航しています。新千歳空港ほどではありませんが、レストランやショップも豊富です。

旭川空港は旭川動物園や富良野方面に行くには便利な空港です。旭川駅までは車で約30分です。東京と名古屋発着の直通便があり、台北発着の国際便もあります。空港内にはレストランやショップもありますので、食事やお土産の購入もできます。富良野や旭川観光の際には東京方面から穴場の空港として利用すると便利です。

稚内航空は日本最北端の空港です。便数は季節によって変動が大きく、夏季が利尻。礼文島の観光客で一番込み合いますので、利用の際には早めにチェックして便を押さえておく必要があります。東京発着の便が一日に1回、札幌発着の便も1日に2回運行しています。小さい空港ながら、ショップやレストラン、PCコーナーなどの設備もあります。

新千歳空港から札幌駅へアクセスは、主に電車とバスの二つですが、それぞれにメリットとデメリットがあります。電車のメリットは時間が正確で最速で札幌駅に到着できるということです。空港の地下に駅がありますので、雨や雪の日でも濡れたり寒い思いをすることはありません。デメリットは通勤に利用する人が多いため混雑することが多いことです。

バスのメリットは確実に座って行くことができるということ、荷物も預かってもらえるということです。また停留所がいろいろな場所にあるので、乗り換えなしに目的地やホテルまで行くことができます。デメリットは電車よりも時間がかかるということ、天候などによって到着が大きく遅れることがあるということです。

札幌駅からは電車で近辺の観光地へ移動することができます。人気の小樽へは新千歳空港から出ている「快速エアポート」で行くことができますので、空港から直接行くこともできますし、改めて札幌駅から移動することもできます。「快速エアポート」の他には区間快速「いしかりライナー」でも行くことができます。所要時間はそれぞれ32分、39分です。

ラーメンや動物園で有名な旭川まで移動するには電車とバスで行く方法があります。電車は特急「カムイ」、「ライラック」、「オホーツク」、「宗谷」が所要時間1時間30分で移動できます。バスの場合は旭川動物園の入園料も乗車料金にセットされた乗車券も発売されていますので、動物園に行きたい人はお得です。

新千歳空港周辺には、それほど大きな観光スポットはありませんが、ちょっと立ち寄ってショッピングや食事を楽しめるスポットはあります。また空港内にも温泉があるので、到着してから、また帰る前に、空港周辺のスポットや空港内の施設で過ごしてみてはいかがでしょう。

「千歳アウトレットモールレラ」は新千歳空港からシャトルバスで10分にところにあるアウトレットモールです。ショッピングや食事を楽しむのはもちろん、いろいろなイベントが開かれています。長い飛行機の待ち時間をつぶすために、ちょっと寄ってみるにはぴったりのスポットです。

「サーモンパーク千歳」は新千歳空港から車で10分のところにある道の駅です。いろいろなイベントやレストランが充実しています。北海道のグルメだけではなく全国各地のグルメが味わえます。「千歳アウトレットモールレラ」とも近いので、両方に立ち寄ることも可能です。

「新千歳空港温泉」はその名の通り、新千歳空港内にある温泉施設です。露天風呂もありますので、空港内で温泉気分を楽しむことができます。食事や宿泊もできますので、早朝や深夜に空港を利用する人にはとても便利な施設です。岩盤浴やあかすり、エステなどもありますので、空港内であることを忘れるような充実ぶりです。

札幌は北海道観光の中心地です。市内のいたるところに観光スポットが点在し一日中飽きることなく楽しめます。札幌駅の周辺にも観光スポットはたくさんありますので、札幌駅に到着してすぐに観光スポットに出かけることも可能です。そこで札幌駅からすぐに行ける主な観光スポットをご紹介します。

札幌大通公園は札幌を象徴する存在で、長さ1.5メートルにわたって広がる市民の憩いの場です。公園という名がついていますが、実は道路です。冬は札幌雪まつりの会場となることで有名です。その他にもライラックまつり、YOSAKOIソーラン祭りの会場となり、夏にはビアガーデンが開催され、一年中賑わっています。

「札幌ステラプレイス」は札幌駅直結のJRタワーにあるショッピングモールです。いろいろなショップや飲食店があり、イベントも開催されていますので、駅での時間をつぶしたり食事をするにはピッタリのスポットです。レストランは北海道料理を扱っているところもありますので、北海道グルメに興味がある人も立ち寄ってみる価値はあるでしょう。

北海道大学植物園は札幌駅から徒歩10分位のところにあるスポットです。都会の中にあって、自然に触れ合えて、自然のことを学べるスポットです。植物だけでなく明治・大正期の建築物も興味深いです。札幌観光の穴場としておすすめのスポットです。11月4日から4月28日までは冬期機関となり、温室のみの見学になりますので要注意です。

新千歳空港から札幌駅までの間には、車であれば立ち寄ることができる観光スポットがいくつかあります。レンタカーを借りて自分で運転するのも良いですが、タクシーでの移動中にちょっと寄り道してみるのもいいでしょう。ツアーの観光バスなら立ち寄ることが多いスポットを3ヶ所、ご紹介します。

支笏湖は新千歳空港から約40分、札幌からは約60分で行くことができる観光スポットです。新千歳空港から札幌までのドライブ途中で、一番立ち寄りやすい観光地です。支笏湖は透明度が高い湖なので、時間があれば水中遊覧船に乗ってみるのがおすすめです。展望台もあるので、湖の景色を見ているだけでも絵になるような光景が広がります。

「マオイの丘公園」は新千歳空港から車で30分のところにある道の駅です。サイロをイメージしたレンガ造りの建物が北海道らしいです。展望台からは石狩平野までが一望でき、北海道らしい光景を堪能できます。新鮮な農産物を探するのも楽しく、ソフトクリーム、ジンギスカンまんなどのテイクアウトメニューも充実しています。

「ノーザンホースパーク」は新千歳空港から車で約15分という近い距離にあるテーマパークです。空港からもシャトルバスが出ていますので、気軽に立ち寄ることができます。馬と触れ合う他にもサイクリングやパークゴルフ、冬にはクロスカントリーやスノーラフティングも楽しむことができるスポットです。もちろんグルメも楽しめます。

新千歳空港から札幌駅方面までのアクセス方法をお届けしました。主な方法は電車とバス、タクシーですが、それぞれにメリットとデメリットがありますので単純に所要時間と料金だけで決めることはできません。季節や人数など、その時の状況に応じて、一番最適なアクセス方法を決定するようにしましょう。