チャンピオンカレーは金沢カレー発祥の店！人気メニューや店舗を詳しく紹介

読売ジャイアンツやニューヨークヤンキースで大活躍した松井秀喜選手が大好きだったことがきっかけで人気に火が付いた石川県のご当地グルメと言えば「金沢カレー」です。現在では「金沢カレー」を取り扱うお店がかなり増えましたが、その元祖と言われるのが『チャンピオンカレー』です。

ちなみにみなさんは「金沢カレー」と聞いてその特徴をきちんと説明できるでしょうか。いまでは個性的な「金沢カレー」を提供しているお店も多いですが一応押さえておくべきポイントはいくつかあります。ただし「特徴を満たしていなければいけない」といった厳密なものではありません。

まず石川のご当地グルメである「金沢カレー」はルーが濃厚でドロッとしていることが多いです。普通のカレーと比べるとかなり粘度が高めになっています。また「金沢カレー」は陶器のお皿ではなくステンレスでできたお皿に盛られているのが一般的です。ステンレスのお皿でカレーを提供するのは「金沢カレー」くらいでしょう。

さらに「金沢カレー」ではルーの上に具材としてトンカツが乗っていることがほとんどです。一般的なカレー店でもトッピング等でトンカツを追加することはできますが「金沢カレー」では標準的なメニューでトンカツが乗っています。さらにトンカツの上にソースをたっぷりかけるのが「金沢カレー」流です。

そして「トンカツの相棒」と呼んでも過言ではないキャベツの千切りをたっぷりと乗せるのも「金沢カレー」の特徴です。ほかにも「金沢カレー」は盛り付けも特徴的で、普通のカレーはご飯とルーを半々に盛りますが「金沢カレー」ではルーをご飯が見えなくなるくらい全体に満遍なくかけます。

石川のご当地グルメである「金沢カレー」の人気の火付け役だと言われているのが『ゴーゴーカレー』です。そのためほかの都道府県の人のなかには「金沢カレー=ゴーゴーカレー」というイメージを持っている方も多いでしょう。しかし前述したように「金沢カレー」の元祖は『チャンピオンカレー』です。

石川県民の胃袋をつかんで離さない『チャンピオンカレー』の特徴を一言で述べるならば「一度食べたら忘れられないクセになるカレー」です。カレーライスの上にトンカツとキャベツの千切りを乗せた非常にシンプルな一皿ですが、初めて食べるとそのパンチ力に驚かされることでしょう。

ちなみに『チャンピオンカレー』はいまでこそ石川県で大人気のカレーチェーン店ではありますが、もともとは洋食店からスタートしました。そしてその当時開発した旨味の強いカレールーを現在でも継承しながら丁寧に作り続けています。この創業当時からの味が石川県民のソウルフードなのです。

石川県のご当地グルメである「金沢カレー」の人気店『チャンピオンカレー』のメニューはそこまで多くはありません。ただし『チャンピオンカレー』はグランドメニューは少ないもののサイドメニューが豊富で、そういったトッピングの組み合わせを考えるとかなりのバリエーションにはなります。

『チャンピオンカレー』で「金沢カレー」を食べるのであればぜひ"Lカツカレー"をおすすめします。ちなみに現在全国的に大人気の「金沢カレー」のスタイルはこの"Lカツカレー"が発祥とも言われており、まさに「元祖中の元祖」と呼んでも過言ではない一皿と言えるでしょう。

『チャンピオンカレー』の看板メニューである"Lカツカレー"は非常にシンプルな「金沢カレー」です。ステンレスのお皿の上にご飯を盛り付け、その上からライスが見えなくなるくらいたっぷりとルーをかけます。そしてさらに大ぶりのトンカツとキャベツの千切りを添えたのが"Lカツカレー"です。

ここ『チャンピオンカレー』には美味しい「金沢カレー」のメニューがほかにもたくさんありますが、ほとんどのお客さんが最後には1周してこの"Lカツカレー"に帰ってきます。客層に関わらず『チャンピオンカレー』へ来店したお客さんのほぼ全員が頼むメニューで、初めての方にもぜひ"Lカツカレー"をおすすめします。

石川発祥の人気店『チャンピオンカレー』では"チキンカツカレー"もおすすめです。この"チキンカツカレー"は前述した看板メニューである"Lカツカレー"に次ぐ人気商品で、発売するや否やあっという間に大人気になったという輝かしい歴史を持っている『チャンピオンカレー』の名物メニューです。

ちなみにチェーン店が使用する鶏肉というとブロイラーで育てられた安価なものが多いですが、ここ『チャンピオンカレー』の"チキンカツカレー"ではブロイラーではなく国産の赤鶏を使用しています。この赤鶏はブロイラーの鶏肉よりも味がしっかりとしているため濃厚なルーにも負けません。

もともと『チャンピオンカレー』ではブロイラーの鶏肉を使って"チキンカツカレー"を提供する予定だったのですが、発売前に試しに赤鶏で作って食べてみたところ明らかにこちらの方が美味しかったので変更になったという逸話があります。原価コストは高いもののあまりの美味しさにメニュー入りしたのです。

また"チキンカツカレー"は鶏肉を使っていることからトンカツの"Lカツカレー"よりも少しさっぱりとしていて、若干ですがカロリーの方も低めになっています。そのため数あるメニューのなかでも特に"チキンカツカレー"は女性などのヘルシー志向の強い方におすすめとなっています。

『チャンピオンカレー』では"Lカツカレー"と"チキンカツカレー"の2つが二大巨頭ではありますが、それ以外にも美味しいメニューがたくさんあります。例えばカレールーの上に大ぶりのウィンナーが2本乗った"ウィンナーカレー"も小さい子どもを中心に大人気のメニューとなっています。

おそらくウィンナーと聞くと「小さい市販のウィンナーをカレールーの上に乗せただけじゃないの？」と考えてしまう人も多いでしょう。しかし『チャンピオンカレー』では"ウィンナーカレー"に使うウィンナーを本場ドイツのものを参考にオーダーメイドで作っています。

そのため名前からすると子ども向けの「金沢カレー」のように感じてしまう人もいるでしょうが、実際に食べてみるとかなり本宅的な「金沢カレー」となっています。この味は『チャンピオンカレー』に行かないと味わえないものなので機会があればぜひ注文してみてください。

また「普通のカレーライスを食べたい」と言う人におすすめのメニューが"チャンピオンカレー"です。この"チャンピオンカレー"はライスの上にルーをかけただけのシンプルな一皿で、それこそ「金沢カレー」のルーの美味しさをストレートに味わうなら最高のメニューと言えるでしょう。

外食をする時に気になるポイントのひとつが値段です。最近では1食に1000円以上の値段がかかるケースも少なくないですが、ここ『チャンピオンカレー』では非常にリーズナブルな値段で「金沢カレー」を食べられます。それこそトッピングをあれこれ付けても1000円でお釣りがくるくらいの値段です。

例えば看板メニューの"Lカツカレー"はSサイズの値段が690円で、Mサイズの値段が790円です。また二大巨頭の一角である"チキンカツカレー"はSサイズの値段が690円で、Mサイズの値段が790円です。さらに"ウィンナーカレー"はSサイズの値段が590円で、Mサイズの値段が690円です。値段が安いので"ウィンナーカレー"はコスパも良いです。

ちなみに『チャンピオンカレー』にあるメニューのなかで最も値段が安いのは"チャンピオンカレー"です。この"チャンピオンカレー"はSサイズの値段が440円で、Mサイズの値段が540円となっています。ほぼワンコインの値段で食べられることから懐に優しいメニューと言えます。

『チャンピオンカレー』は美味しい「金沢カレー」が食べられる人気のお店ですが、店舗によってはカウンター席が中心のところもあるため小さいお子さんがいる場合などは少々来店しづらいケースもあるでしょう。そんな時に便利なのがお持ち帰りサービスやレトルトのカレーです。

意外と知られていませんが『チャンピオンカレー』は「金沢カレー」のお持ち帰りにすごく力を入れています。それは石川県の野々市市にある本店へ行くとすぐにわかります。なんと『チャンピオンカレー』の本店にはお持ち帰り専用の券売機があり、さらにお持ち帰り専用のカウンターもあります。

券売機の前でメニューを選んでいたら後ろに行列ができていてゆっくりと選べなかったという経験をお持ちの方も少なくないでしょう。ただ『チャンピオンカレー』では店舗で食べる人とお持ち帰りの人で券売機が違うのでこういった形で急かされる心配がほとんどないのです。

そしてお持ち帰りの注文をしてから提供までのスピードが早いのも『チャンピオンカレー』の魅力のひとつです。店内の椅子で座って待っているとあっという間にお持ち帰り用の「金沢カレー」が手渡されます。お持ち帰りはステンレスのお皿ではなく白いプラスチックの容器ですが味はもちろん同じです。

ちなみに店舗にもよりますがお持ち帰りの注文は事前に電話でもお願いできます。あらかじめ電話をしておくとすぐにお持ち帰り用の「金沢カレー」を受け取れるので忙しい時には重宝します。ただし「金沢カレー」が1番美味しいのはできたてで、味だけを考えると来店してからお持ち帰りの注文をした方がいいでしょう。

美味しい「金沢カレー」を食べるには『チャンピオンカレー』の店舗まで行くのが1番ですが、かなりクセになる味なので時々家にいる時に無性に『チャンピオンカレー』のカレーを食べたくなる時があります。そんな時にとても重宝するアイテムが『チャンピオンカレー』のレトルトパックです。

この『チャンピオンカレー』のレトルトパックは沸騰したお湯に入れると5分ほどでできるのでかなりお手軽です。さらにレトルトパックは賞味期限が2年近くあるので大量に買いだめておくことも可能です。レトルトパックがあればいつでもどこでも簡単に『チャンピオンカレー』の「金沢カレー」を味わえます。

『チャンピオンカレー』の「金沢カレー」は少し前までは店舗まで行かないと味わえませんでしたが、現在はオンラインショップでもレトルトパック等を購入できます。それこそこのサービスを使えば石川県にいなくても『チャンピオンカレー』のレトルトパックを簡単にゲットできます。

ネット通販は『チャンピオンカレー』の専用のホームページから利用でき、アクセスしてみるといろいろな種類のレトルトパックが並んでいます。甘口のレトルトパックや辛口のレトルトパック、さらには大量購入におすすめの複数個セットになったレトルトパックなども取り扱っています。

『チャンピオンカレー』のネット通販で「金沢カレー」のレトルトパックを買う場合には大量購入がおすすめです。ネット通販では当然レトルトパックの値段に加えて送料がかかるのですが、これが1万円以上になると無料となります。またレトルトパックのセットが時折送料無料となる時期があるのでこまめにサイトをのぞいてみてください。

『チャンピオンカレー』の本店は石川県の野々市市にあります。ただその味があっという間に評判となり、いまでは金沢市を中心にかなりの数の店舗が展開されています。それこそ石川県内を自動車で走っていると至るところに『チャンピオンカレー』の大きな看板を発見できます。

さらに現在では『チャンピオンカレー』は石川県を飛び出してほかの都道府県にも店舗とオープンさせています。それこと日本の首都である東京にも『チャンピオンカレー』の店舗がありますし、ほかには北は北海道から南は兵庫県までともしかしたらみなさんのお住いの地域にもあるかもしれません。

ご当地グルメである「金沢カレー」で大人気のチャンピオンカレーへ行くなら絶対に野々市にある本店は外せません。基本的にチャンピオンカレーはチェーン展開していますからどこの店舗へ行っても味自体は変わりません。ただチャンピオンカレーの本店だけあってファンの間では「金沢カレーの聖地」とも言われます。

ちなみにチャンピオンカレーの野々市本店は営業時間が午前11時から深夜24時までとなっており、さらにすぐ近くに大学のキャンパスがあることから家族連れから学生集団まで幅広い層のお客さんが利用する店舗となっています。時間帯によっては満席で並ぶこともあるチャンピオンカレー屈指の人気店舗です。

チャンピオンカレーは店舗自体は石川県を中心にたくさんあるのですが、郊外に立地していることが多いのでどうしてもアクセスするためには車が必要になります。ただそんななかでも比較的観光のついでなどに寄りやすいチャンピオンカレーの店舗が近江町店になります。

このチャンピオンカレーの近江町店は金沢駅からだいたい1000mくらいの場所にある店舗で、15分ほどでアクセスできるので十分に徒歩圏内です。それこそ小腹を空かせるのにはちょうどいい距離ですし、腹ごなしの運動にももってこいですから観光のついでにぜひ近江町店をおすすめします。

東京には現在『チャンピオンカレー』の店舗が2つありますが、特にアクセスしやすくておすすめなのが麹町店です。この『チャンピオンカレー』の麹町店はJRや東京メトロの四ツ谷駅が最寄り駅で、店舗までの距離がだいたい300mくらいなのでふらっと夜にはもってこいと言えます。

ここ『チャンピオンカレー』の麹町店は営業時間が平日は午前11時から午後15時までと午後17時から午後20時までの二部構成で、土曜日は午前11時から午後14時30分までのランチのみになります。また『チャンピオンカレー』の麹町店は毎週日曜日と祝日が定休日となっているので来店する際は気を付けてください。

ちなみに『チャンピオンカレー』の麹町店は座席数が13とそこまで多くありません。昼時になると美味しい「金沢カレー」を求めて周辺で働くサラリーマンが殺到します。ですから店舗をのぞいてみて混雑している時はお持ち帰りで「金沢カレー」を持って帰るのもおすすめです。

独特な食文化が根付く愛知の名古屋でも『チャンピオンカレー』の「金沢カレー」が味わえます。名古屋市の商業施設が集中する栄に『チャンピオンカレー』の店舗があり、店内でボリュームたっぷりの「金沢カレー」を味わったりお持ち帰りでゆっくりと舌鼓を打ったりできます。

ちなみに『チャンピオンカレー』の栄プリンセス店は営業時間が午前11時から午後22時30分までの通し営業となっている点も利用しやすくてグッドです。そのため覚えておくとふらっと寄れたりお持ち帰りできたりと非常に使い勝手のいい『チャンピオンカレー』の店舗です。

現在はいろいろな形で「金沢カレー」を味わえるようになりましたが、やはり元祖である『チャンピオンカレー』の「金沢カレー」はレベルが違います。最近では全国のいろいろなところに『チャンピオンカレー』の店舗がありますし、レトルトパックのお取り寄せもあるのでぜひ一度味わってみてください。