地域

地域から探す

  • 日本
  • 北米
  • 中南米
  • アフリカ
  • 中東
  • アジア
  • ヨーロッパ
  • オセアニア
キーワード

キーワードから探す

滝山城跡の見どころやアクセスを紹介!八王子にある北条氏ゆかりの地!

滝山城跡の見どころやアクセスを紹介!八王子にある北条氏ゆかりの地!
投稿日: 2018年10月17日最終更新日: 2020年10月8日

東京都の八王子市にある滝山城跡は、北条氏ゆかりの史跡です。北条氏といえば築城の名手ともして有名です。北条氏ゆかりの滝山城跡には見どころが沢山あります。滝山城の歴史や滝山城跡へのアクセス方法、駐車場情報などをご紹介いたします。

北条氏ゆかりの滝山城跡をご紹介!見出し

Photo by ume-y

八王子にある滝山城跡は、国の史跡に指定されている日本有数の中世城郭跡です。東京ドーム5個分以上ともいわれる広大な土地に広がる城跡には、堀や土塁など滝山城があった頃の名残を感じさせる遺構が多く残っています。ハイキングにも最適の滝山城跡の見どころやこれまでの歴史、滝山城跡へのアクセス方法や駐車場の情報などをご紹介いたします。

八王子周辺観光の定番スポット20選!ドライブデートにもおすすめ! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
八王子周辺観光の定番スポット20選!ドライブデートにもおすすめ! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
八王子は東京都心から西へ約40kmの位置していて、北・西・南は丘陵地に囲まれた盆地にあります。かつては軍事拠点として考えられ戦国時代は城下町、江戸時代は宿場町として栄えました。八王子には歴史を利用した観光スポットがあります。八王子の観光スポットを紹介します。

八王子にある史跡「滝山城跡」見出し

Photo bysnicky2290

みなさんは、東京にかつてあったお城といえば、どんなお城が思い浮かぶでしょうか?最初に思い浮かべたのが江戸城だったという方も少なくないことでしょう。都心から電車や車で1時間ほどとアクセスのしやすい八王子には、かつて東京ドーム5個分以上もの広大な敷地を持ったお城がありました。それが、「滝山城」です。

八王子市にある滝山城跡は、標高160メートルほどの丘の上に建てられた丘山城の城跡です。滝山城跡のある丘は加住丘陵といい、丘陵の北側では多摩川と秋川が合流しています。川側は切り立った崖となっているため、敵の侵入が困難となっていました。滝山城の城域面積は東京ドーム5個分以上といわれています。

滝山城は、城内を堀や土塁など自然の地形を生かした曲輪(くわる)で固めた名城でした。城や館などの建物は残っていないものの、現在でも堀や土塁など丘山城を構成する要素が多く残されています。1951年には、滝山城跡は国によって史跡名勝天然記念物に指定されました。

滝山城跡は「続日本100名城」の1つ見出し

滝山城跡は、2017年に「続日本100名城」の1つに選ばれました。続日本100名城とは、日本城郭協会によって選出されたお城のことです。続日本100名城の選出方法は、城郭ファンの推薦がもととなっています。選定の基準は3つあります。1つ目は、優れた文化財や史跡であること。名城というからには、歴史的に優れた点が必要です。

2つ目は、著名な歴史の舞台であること。お城を構成するのは、建築だけでなく歴史も重要な要素となってきます。3つ目は、時代や地域の代表的な存在であること。2つ目の歴史とも通じますが、現在も愛されているお城であるのは重要なポイントです。これらの3つが、続日本100名城の基準となっています。

滝山城跡は、堀や土塁などの遺構の保存状態が良好な点や、桜の名所として広く親しまれている点が高く評価されて続日本100名城の1つに選出されました。続日本100名城に選ばれたお城では、各城にてスタンプを押すことができるのも楽しみ方の1つとなっています。滝山城跡のスタンプは、中の丸に設置されています。

滝山城跡は桜の名所見出し

Photo by Fushichiyo

滝山城跡を含む滝山公園一帯は、桜の名所としても有名です。三の丸址や本丸址などの滝山城跡や、ハイキングコースとしても親しまれている古峰の道沿いで咲き誇る桜は全部で5000本にも及びます。この風景は、長い年月をかけて地域の人々や行政が協力して作り上げてきたものです。

滝山城跡で見られる桜の種類は、ソメイヨシノやヤマザクラなどです。美しい桜が八王子の春を彩ります。桜の見頃にはさくらまつりも開かれます。桜の見頃が過ぎると、ヤマツツジの花が開き始めます。四季折々を感じられる滝山城跡では、城跡巡りだけでなくお花見やハイキングなども人気です。

滝山城跡の見どころをピックアップ!見出し

滝山城跡は、山城ファンに人気の城跡です。山城とは、文字通り小高い場所にあるお城のことです。滝山城跡は丘の上にあります。そのため、丘山城といわれたり、山の中でも比較的低い位置にあることから平山城であるともいわれています。山城や丘山城の分類は築城当時ではなく構成でなされたものであるため、諸説あります。

山城や丘山城、平山城は平地にあるお城と比べて、敵から守りやすい形式のお城だといわれています。滝山城跡の要所要所には、その遺構の名称や特徴について記された看板が立っていることが少なくありません。そのため、お城について詳しくない方でも、楽しみやすい城跡となっています。

ここからは、滝山城跡の入り口から本丸跡に向かってハイキングをするようなスタイルで滝山城跡の見どころについてご紹介いたします。

滝山城跡の見どころ1「複雑で進みにくい道」見出し

滝山城跡の入り口は、4ヶ所ほどあります。今回は、滝山観光駐車場のある入り口からハイキングを開始します。駐車場から歩くこと2分ほどで登城道の入り口に到着です。ここから竹林の方へと歩みを進めます。登城道に入って早速、滝山城跡の見どころ1つ目の登場です。滝山城跡は、登城道そのものが見どころです。

滝山城跡の登城道の道幅は、あまり広くありません。ハイキングをするには問題ありませんが、滝山城に攻め込まなければいけなかった兵の気持ちを想像してみると、攻めやすい道ではありません。隊列を組んでも横に2人程度しか並ぶことができません。登城道は何本もあり、複雑に交差しています。

今でこそ登城道には案内表示がありますが、滝山城が城砦として機能していた頃にはもちろん道しるべはありません。何も知らずに攻め入った敵軍は、複雑な道のりに少なからず迷ってしまったことでしょう。更に、山の上からは弓矢や投石などの攻撃が降り注ぎ、登城を困難なものとしました。

登城道は交差するだけでなく、折れ曲がった道ばかりである点も、城の守りを強固なものにするために重要なポイントとなっています。まっすぐに進めない敵軍は、曲がり角の先を見通せず進行速度がぐんと遅くなったのです。

滝山城跡の見どころ2「二の丸の馬出群」見出し

Photo byTayebMEZAHDIA

山奥へとハイキングを進めていくと、滝山城跡の見どころが登場します。滝山城跡の見どころ2つ目は、「二の丸の馬出(うまだし)群」です。滝山城跡の馬出群は、山城ファンにはたまらないスポットとなっています。ところで、馬出とは一体どのようなものなのでしょうか。

Photo by jetalone

馬出には、人や馬などが通る戦闘用の入り口である「虎口」を隠し、防御力を高める役割があります。馬出しは、虎口から敵に向かって突き出すように曲輪(小さな区画)が設けられ、3方が土居によって囲まれています。滝山城跡の二の丸の区画には、本丸のある北側以外の東と西・南側にそれぞれ1つずつ馬出が作られています。

滝山城跡の二の丸には、今でも馬出しの面影がダイナミックに残っています。二の丸の馬出し軍は、いかに滝山城が防御に徹底したお城であったかが実感できるスポットとなっており、山城ファンの心を掴んで離しません。

滝山城跡の見どころ3「中の丸」見出し

滝山城跡のハイキングも中盤にさしかかります。緑に囲まれたハイキングを続けていくと、ある時点で視界が急に開けます。そこが、滝山城跡の見どころ3つ目の「中の丸」です。中の丸の曲輪には、続100名城のスタンプが設置されています。スタンプのある建物のあたりには2000年頃まで国民宿舎の「滝山荘」があったのだそうです。

中の丸にはベンチやトイレなどもあり、ハイキングの休憩場所やお花見にも最適の場所です。中の丸から北の方を臨むと、眼前には多摩川や崖が広がります。これまでの道のりは入り組んではいるものの、ハイキングに丁度良い塩梅の勾配でした。そのため、攻めにくい城と実感できなかった方もいらっしゃることでしょう。

中の丸から多摩川を眺めるこの景色を見れば滝山城がいかに守りの堅いお城であったかが一目瞭然です。滝山城は、北側の動きが見えやすく、敵は登り辛い地形を生かしたお城だったのです。

滝山城跡の見どころ4「敵を迎え撃つ引橋」見出し

ハイキングも終盤、中の丸から本丸へと向かっていきます。中の丸と本丸の間の堀には、引橋と呼ばれる木の橋が架かっています。引橋は、敵が迫ってきた際には橋の床の部分を本丸側へと引っ張ることができたのだそうです。板が無いため、敵は橋を渡ることができない仕掛けとなっていました。

現在の引き橋は、しっかりとした補強がされているため安心して渡ることができます。滝山城跡は2009年に放映されたNHKの大河ドラマ「天地人」のロケ地としても知られています。天地人は、直江兼続が主人公の作品です。天地人では、滝山城ではなく春日山城として登場していました。

天地人では、引橋だけでなく登城道等も撮影場所となっていましたが、特に引橋はその見た目から印象に残る方が多かったのだそうです。

滝山城跡の見どころ5「静寂に包まれた本丸跡」見出し

引き橋を渡ると、滝山城跡ハイキングの目的地である本丸跡へ到着します。見どころというには静かな場所ですが、滝山城跡を見学するには欠かせない場所です。かつては館が立ち並んでいた本丸跡ですが、現在は史跡滝山城跡と彫られた石碑と神社があるのみです。霞神社には、日露戦争以降の戦没者の英霊が、金毘羅社には金毘羅大権現が祀られています。

滝山城の歴史をチェック!見出し

滝山城跡は、曲輪群や馬出群などの特徴的な遺構が今でも見られるとあり、城郭愛好家に人気の城跡です。なぜ、滝山城はこれほどまでに守りの堅牢なお城となったのでしょうか?そして、いつ、どのように落城してしまったのでしょうか?滝山城の歴史について、築城から順番にご紹介いたします。

滝山城の歴史1「大石定重が築城」見出し

Photo byTama66

滝山城の歴史は、1521年に大石定重によって築城されたことから始まるとされています。大石定重は、山内上杉氏の重臣で現在の東京都と埼玉県・神奈川県の一部にあたる武蔵野国の守護代でした。大石定重は、高月城から本拠地を移し、滝山城の城主となります。時は流れ、城主は大石定重から息子である大石定久へと変わります。

滝山城の歴史2「北条氏照が大改修」見出し

Photo byWikiImages

滝山城の歴史の転機は、1546年に訪れました。当時、武蔵野国の重要なお城である川越城を巡って、上杉氏と北条氏が戦っていました。これを「川越城の戦い」といいます。日本三大夜戦の1つである「川越夜戦」は、この戦いに含まれています。川越城の戦いにおいて、川越城の城主であった扇谷上杉氏は滅亡し、山内上杉氏は武蔵野国から撤退しました。

滝山城の城主であった大石氏は、川越城の戦いを機に山内上杉氏から北条氏の軍門へと下ります。大石定久は、川越城の戦いで活躍した北条氏康の三男である氏照を娘婿に迎えました。北条氏照は、勢力の拡大と共に滝山城を改修し、より堅固なお城へと成長させていきました。

北条氏照はどんな人?

北条氏照は、名将北条氏康の三男として生まれました。北条氏といえば、小田原城に代表されるように築城の名手でもあります。北条氏照は、武勲もさることながら外交にも手腕を発揮したといわれています。築城においても才を発揮し、滝山城の改修や築城した八王子城は今も高い評価がなされています。

滝山城の歴史3「武田軍に攻め込まれた廿里の戦い」見出し

Photo byPexels

1569年に、滝山城の弱点が発覚します。滝山城は、多摩川を挟んだ北側からは攻め難い丘山城でしたが、南側からの侵攻にはそれほど強くありませんでした。これは、築城当時は上杉氏や足利古河公方など大規模な勢力が滝山城の北側に集中していたためだと考えられています。

Photo by MACHIDA Hideki

滝山城から多摩川側への見通しは抜群で、敵勢力が攻めてこようものなら一目でそれとわかります。滝山城北側の堅牢さを逆手に取ったのが武田信玄でした。「廿里(とどり)の戦い」において、武田軍は2万の勢力で滝山城を攻めてきました。対する北条氏照らは2000ほどと武田軍の10分の1の兵力でした。

Photo byAlexas_Fotos

一見不利に見える数字ですが、名城である滝山城は簡単には落とせません。しかし、北側からの武田軍の攻撃は陽動に過ぎませんでした。武田家譜代の家臣である小山田信茂が南から攻めてきていたのです。小山田隊の兵力は1000。氏照は、南からの進軍を察知し兵を送りましたが、今の高尾駅前周辺にあたるの廿里にて敗北します。

廿里から北上した小山田隊は、滝山城の二の丸または三の丸まで兵を進めていったのだそうです。ここで北側の武田本体が滝山城を攻めた場合、落城は免れ得ません。ところが、武田本隊は滝山城への侵攻を打ち切りました。武田信玄の目当ては北条氏照のいる滝山城ではなく、神奈川県にある北条氏の本拠地、小田原城だったのです。

滝山城の歴史4「滝山城から八王子城へ」見出し

廿里(とどり)の戦いにおいて落城寸前だった滝山城に代わり、北条氏照は八王子城を築城し、本拠地を移動しました。滝山城は標高160メートルほどとハイキング感覚で登れる場所だったのに対し、八王子城は445メートルと標高の高い場所につくられました。築城の名手北条氏によってつくられた八王子城は、豊臣軍の小田原征伐において落城にいたりました。

八王子城跡を散策しよう!アクセスやハイキング情報など紹介! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
八王子城跡を散策しよう!アクセスやハイキング情報など紹介! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
八王子城跡は東京都八王子市元八王子町にある山城跡で、標高445メートルの深沢山中にあります。八王子城は、北条氏の本城であった小田原城の支城で、軍事上の拠点として存在しました。現在この城跡は八王子城跡公園となっており、多くの人々が、ハイキングや散策で訪れます。

ARで滝山城跡をもっと楽しもう!見出し

Photo byTeroVesalainen

滝山城跡では、ARを使った体験をすることができます。ARとは、Augmented Realityの略で、日本語では拡張現実と訳されています。スマートフォンやタブレット端末などを通して見る実際にある風景に、画像や映像、文字などを重ねて表示する技術です。最近では、ポケモンGOなど手軽にAR体験ができるアプリやソフト等で身近な存在となってきています。

滝山城跡では、AR技術を生かしたアプリを使用することでかつての滝山城をリアルに再現する試みがなされています。お手持ちのスマートフォンやタブレット端末から「AR滝山城跡」というアプリをインストールします。滝山城跡内に設置された黄色のマーカーをアプリで読み取ると、ARを体験したり、音声解説を聞いたりすることができます。

Photo by harum.koh

AR滝山城跡では、実際の風景を映したスマートフォンやタブレット端末の画面の上に、かつての滝山城を再現した風景や合戦の様子を描いた映像などが映し出されます。アプリでは、AR体験だけでなく、紅葉やヤマツツジの名所や生態、滝山城跡周辺のハイキングコースなどの案内もしてくれます。

滝山城跡の基本情報見出し

滝山城跡は、八王子にある山城の城跡です。入場料は無料です。滝山城跡を含む都立滝山公園は、24時間散策することが可能。豊かな自然とほどよい坂道はハイキングコースとしても人気です。春には桜やヤマツツジなどが咲き誇る名所としても知られています。中の丸にはトイレがあります。

住所 東京都八王子市高月町
電話番号 042-623-1615

滝山城跡へのアクセス方法1「公共交通機関を利用する場合」見出し

Photo by keyaki

ここからは、滝山城へのアクセス方法をご紹介いたします。まずは、滝山城跡へ公共交通機関を利用してアクセスする場合のアクセス方法です。京王電鉄「八王子駅」やJR「八王子駅」の北口からバスに乗ります。西東京バスの「ひよどり山トンネル経由 戸吹行」に乗ります。

Photo by keyaki

バスは、「滝山城址下」の停留所で降車します。バスの乗車時間は20分ほどです。滝山城址下の停留所から歩いて5分ほどで滝山城跡の登城道入り口に到着します。また、「拝島駅」からもバスを利用してのアクセスが可能です。西東京バス「杏林大学行き」に乗車し、約15分で滝山城址下に着きます。

滝山城跡へのアクセス方法2「車を利用する場合」見出し

Photo byqimono

続いて、滝山城跡への車でのアクセス方法をご紹介いたします。中央自動車道の「八王子インターチェンジ」から滝山城跡近くの駐車場「滝山観光駐車場」までは15分ほどでアクセスすることができます。八王子インターチェンジからは、道の駅「八王子滝山」方面を目指してください。

滝山城跡の駐車場情報見出し

滝山城跡には、登城道は1ヶ所だけではありません。しかし、駐車場は八王子市舟木町3丁目の交差点の近くにある1ヶ所だけとなっています。滝山城跡の駐車場は、滝山観光駐車場と呼ばれ、近くには滝山城址下のバス停があります。滝山観光駐車場の利用は無料です。駐車場の収容台数は29台です。

Photo by iyoupapa

駐車場から滝山城跡の登城道入り口までは歩いて約2分とアクセス抜群です。桜の開花時期には混雑するため、公共交通機関の利用がおすすめです。滝山城跡は24時間訪れることが可能ですが、駐車場は開場時間が決まっています。駐車場の利用時間は、8時から18時までです。11月から2月末までの間は、16時で閉場してしまいます。

滝山観光駐車場の利用料金は無料ですが、駐車場の出入り口にゲートがあります。そのため、滝山観光駐車場の閉場時間以降は出庫ができなくなるので注意が必要です。

滝山三城もおすすめ!見出し

Photo by otama

滝山三城は、八王子市にある「滝山城跡」と「高月城跡」、「根小屋城跡」の3つの山城跡のことです。高月城は、滝山城と同じ大石定重が築城した山城だといわれています。大石定重が拠点を高月城から滝山城に移した歴史があることから、滝山城のルーツではないかと考えられています。

滝山城跡には現在でも、曲輪や土塁などが残っています。高月城跡へのアクセスは、公共交通機関の利用が便利です。高月城跡周辺には駐車場がありません。JR「拝島駅」から「純心女子学園行き・工学院大学行き」に10分ほど乗り、「高月」の停留所で降車します。停留所から歩くこと約1分で入り口へアクセス可能です。

一方、滝山城跡や高月城跡と比べ、根小屋城は戸吹城跡とも呼ばれる謎の多い城跡です。変形が進み、城主や歴史も不明。残存する堀や土塁の跡からは、滝山城や高月城と同じように自然の地形を生かした要塞だったことがうかがえます。城跡内には、ハイキングコース「かたらいの路」が設けられています。

Photo by S_e_i

アクセス方法は、公共交通機関の利用がおすすめです。周辺に駐車場はありません。京王「八王子駅」やJR「八王子駅」の北口からバスに乗ります。「戸吹行き」や「戸吹スポーツ公園入口行き」に乗り、「戸吹」で下車。または、「秋川駅行き」や「サマーランド行き」に乗り、「上戸吹」で下車。どちらも停留所から20分ほど歩いたところにあります。

見どころをおさえて滝山城跡を満喫!見出し

Photo byPublicDomainArchive

最後までご覧いただきありがとうございます。八王子にある滝山城跡は、丘の上にある丘山城です。東京ドーム5個分にも及ぶ広大な敷地では、桜など四季を感じさせる植物やハイキングを楽しむ人々が多くみられます。遺構がダイナミックに残っている様子は、山城ファンも満足間違いなし!是非一度、滝山城跡に足を運んでみてください。

投稿日: 2018年10月17日最終更新日: 2020年10月8日

アイコン

RELATED

関連記事

ライター

この記事を書いた人

アイコン

人気記事ランキング

アイコン

公式アカウントをフォローして最新の旅行情報をチェックしよう!


  • instagram
  • line

公式アカウントをフォローして
最新の旅行情報をチェックしよう!

旅行や観光スポット・グルメ・おでかけに関する情報発信メディア

©TravelNote