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SLみなかみの予約方法や座席のおすすめは?料金や時刻表も詳しくチェック

SLみなかみの予約方法や座席のおすすめは?料金や時刻表も詳しくチェック
投稿日: 2018年10月23日最終更新日: 2020年10月8日

群馬県を走る「SLみなかみ」は、休日や連休に運行している特別列車です。蒸気機関車に乗りたいならSLみなかみがおすすめです。今回は満席になってしまうこともある「SLみなかみ」の、予約方法や座席、料金や時刻表車内販売についてご紹介します。ぜひご覧ください。

SLみなかみに乗ろう!見出し

Photo by tsuda

SLみなかみは群馬県を走るSLです。臨時で運行されているもので、満席になってしまうこともあるほど観光に人気の列車です。そんなSLみなかみに乗車するためには予約がおすすめ。今回は、SLみなかみの予約方法やおすすめの座席、乗車料金や時刻表、SLみなかみの楽しみ方などをまるごとまとめてお届けします。

SLみなかみって?見出し

Photo by h_okumura

SLみなかみとは、土日祝日やゴールデンウィークなどの連休、夏休み、年末年始などに運行している臨時の特別列車です。群馬県には、上越線の高崎駅から水上駅間、信越本線の高崎駅から横川駅間の2区間を、かつて活躍していた蒸気機関車が走っています。それぞれ運行本数も1日に1往復しかない貴重な列車です。

Photo by BONGURI

SLはかつて日本中で走っていましたが、現在ではSLみなかみを含め限られた所でしか乗ることができません。そのため行楽シーズンは満席になってしまうことがあり、乗車するには予約必須。群馬県は都心からも遠くなく、SLみなかみの出発駅である高崎駅には新幹線も通っているのでアクセスしやすく、人気がある蒸気機関車です。

SLみなかみの運転日は?見出し

Photo by woinary

SLみなかみの運転日は、土日祝日などの休日やゴールデンウィークや年末年始です。しかし必ず毎週運行しているかというとそうではありません。月に2回程度しか運行しない月もあります。夏休みや秋の紅葉シーズンなどは比較的頻繁に運行しています。

現時点で公開されている運転日は、10月6・7日・20・26日、11月3・10・17・18・23・24日です。2019年3月まで運行計画が発表されているので、11月以降も運転日があります。その後の詳しい運転日や時刻表は後日公開されます。気になる方は公式HPをチェックしましょう。

SLみなかみの時刻表は?見出し

Photo by ga2006138827

SLみなかみの時刻表についてですが、2018年度下半期である10月から3月の場合、「SLみなかみ」の往路は高崎駅9時56分発、水上駅12時3分着です。復路は水上駅15時20分発、高崎駅17時13分です。

時刻は上半期と下半期で異なる場合があるので、3月以降に乗車したい方は次回の発表をご覧下さい。詳しい時刻表は、JR東日本高崎支社のHPで確認することができます。

夜汽車に乗ろう

Photo by St.Také

「SLみなかみ」は、臨時ダイヤとして、夜汽車の「SL YOGISHA」も運行しています。運転日は非常に限られており、2018年下半期は10月26日と信越本線の12月22日のみとなっています。過去には蛍のシーズンや紅葉のシーズンなどに運行された実績があります。10月26日に上越線を走る「SL YOGISHA」の時刻表は、高崎16時50分、水上18時52分です。

SLみなかみの料金は?見出し

Photo by h_okumura

SLみなかみを始発から終点まで乗る場合の料金は、970円の乗車券と520円の座席指定券が必要です。こどもは半額なので、座席指定券は260円です。SLの料金は高いのでは?という気がしますが、SLみなかみは快速電車なので特急料金などの特別料金はかかりません。ただし座席指定券が必要なので、乗車券のほかに座席指定券の料金が追加でかかります。

Photo by keyaki

複数人でSLみなかみに乗車する場合は、必ず予約して座席を確保しましょう。一人旅という方でも、座席によって特徴があるので、お好みの座席の位置を指定したほうが、より一層SLの旅を楽しむことができます。細かい位置は指定できませんが、通路側や窓側などは指定することができます。

SLみなかみの予約方法は?見出し

Photo by Jim Shine

SLみなかみは人気のある列車ですので、運行日当日に駅に行っても満席で乗れない可能性があります。運行日の1ヶ月前から予約ができるので、予約をするのがおすすめです。SLみなかみの予約方法は、大きく分けて2種類で、ネット予約かみどりの窓口で予約する方法がおすすめです。それぞれのやり方を見ていきましょう。

えきねっとで予約する

Photo by shinji_w

SLみなかみはネット予約がおすすめです。JR東日本のきっぷ予約サイト「えきねっと」で予約することができます。「えきねっと」はとても便利で、どこからでも全国のJRの切符を購入することができます。

ただし受け取ることはJR東日本の管轄の駅でしか受け取れないので、自宅がJR東日本の管轄外にお住まいの方は、SLみなかみの分だけ予約し、高崎駅や水上駅などSLみなかみに乗車する駅で受け取るのがおすすめです。

Photo byjarmoluk

「えきねっと」で乗車券を購入するには、会員登録と本人名義のクレジットカードが必要です。まずは個人情報を入力して会員登録を済ませたら、クレジットカードを登録します。クレジットカードが無いときっぷの予約や購入をすることができないので必ず登録してください。

Photo by BONGURI

すべての登録が済んだら、トップページの「きっぷ予約」をクリックします。そして会員専用ページにうつるので、そこで「空席状況を確認しながらきっぷ予約」をクリックし、次に新規予約申込・事前受付の「指定席」をクリックします。そして右下にある「その他の列車・乗って楽しい列車はこちら」をクリックします。

次に乗車日、出発時間、利用区間を入力し、「次へ進む」をクリックします。次の画面で出発駅と到着駅を選択して「以上の内容で空席を確認する」をクリックします。次に人数を入力し、「座席選択へ」をクリックします。

Photo by tompagenet

選べる座席の種類は、どの席でも良い・窓側に限定する・通路側に限定する・列(ABC…)を指定するの4つです。車両の両端か両端以外かも選べます。車両の種類は指定できませんが、どの車両に乗れるかは当日のお楽しみです。2名以上の場合はどれを選んでも離れません。

Photo by tkaige

ここまでの手順で予約できるのは「座席指定券」です。乗車券を持っていない方は、ここで一緒に購入することもできます。SLみなかみは青春18きっぷなどのフリーきっぷを利用することができるので、その場合は乗車券は買わず指定券のみでOKです。料金は先ほど登録したクレジットカードで支払います。

みどりの窓口で予約する

Photo by alberth2

乗車日の1ヶ月前になると、みどりの窓口でも予約することができます。この場合はJR東日本の管轄に限らず、全国どこのみどりの窓口でも予約することができます。指定席券売機でも購入が可能です。

最近は以前ほどすぐに満席になってしまうことはないので、JR東日本の管轄外の方やネット予約が苦手な方は、発売日当日にみどりの窓口に出向いて予約でも構いません。最寄駅からのきっぷも一緒に購入してしまいましょう。

Photo by 水上温泉水上館

SLみなかみは、各旅行会社のツアーとして発売されることもあります。JRの旅行会社「びゅう」では、往復SLに乗車し水上温泉に宿泊するプランなどが発売されています。「びゅう」のツアーならえきねっとから予約することもできます。しかし旅行会社のツアーの発売は不定期なので、乗りたい日に販売されていないこともあります。

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SLみなかみのおすすめの座席は?見出し

Photo by yendo0206

SLみなかみでもっともおすすめの車両は先頭の車両です。その理由は、客車を引っ張るSLを見ながら旅することができるからです。下りの水上行きの場合は5号車、上りの高崎行きは1号車が先頭ですが、残念ながら予約の段階で車両を指定することはできません。どの車両になるかは当日のお楽しみです。

Photo by tsuda

のんびりと風景を楽しみながらSLに乗りたいという方は、中間の車両の窓際の席がおすすめです。車両の指定はできませんが、窓際の指定ならできますので指定しておきましょう。通路側にするメリットももちろんあります。小さなお子様連れの場合は、長旅に飽きてぐずってしまった時にすぐ通路に出られるというメリットがあります。

SLみなかみの車両の種類について見出し

Photo by Jim Shine

SLみなかみに使われている蒸気機関車は2種類です。乗客を乗せる客車も2種類あります。運行日によってどちらが使用されるかは異なります。どちらに乗れるかは運行カレンダーにて確認できます。この2つの蒸気機関車と客車はSLよこかわでも使用されています。それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

蒸気機関車の代名詞D51 498

Photo by woinary

D51系は蒸気機関車の代名詞とも言われる代表的な蒸気機関車です。デゴイチと呼ばれているのは有名です。D51とは、動輪が5つで、機関車にテンダーという炭水車を連結しているという意味です。498は製造された順番の数字で、SLみなかみに使用されているD51系は498番目に製造されたものという意味になります。連結されているテンダーにも注目です。

旅客専用のC61 20

Photo by Smoky Shin

C61系はシロクイチと呼ばれている蒸気機関車です。Cは動輪の数が3つ、61はD51系と同じくテンダーが連結されているという意味です。SLみなかみのC61系は20番目に製造されたものということになります。D51系は貨物用として作られたものでしたが、C61系は旅客専用としてつくられました。大きな3つの動輪で、安定した走りを見せてくれます。

旧型客車

Photo by woinary

旧型客車は、1965年よりも前に作られた客車のことをいいます。窓枠が木でできており、とてもノスタルジック。まるで昭和時代にタイムスリップしてSLの旅をしているかのような気分になれます。蒸気を利用した暖房はありますが、冷房はありません。夏場はひんやりアイテムを持参しましょう。

12系客車

Photo by woinary

12系客車は1969年から1978年に作られた客車で、急行形座席客車です。大阪万博に合わせて製造されたという経緯があります。旧型客車と比べると現代的で冷暖房や自動ドアなども完備されており、その後の客車の基本となったものです。ブルーのカラーが印象的でかっこいい客車です。

SLみなかみの楽しみ方1:高崎駅の連結作業見出し

Photo by woinary

SLみなかみは乗車することそのものが楽しい列車ですが、乗る前にもぜひ見ておきたいものがあります。高崎駅から乗車する方は、少し早めに駅に行って連結作業を見てみましょう。

SLみなかみは、蒸気機関車に客車を連結して走っています。まず先に蒸気機関車が出てきますが、目の前を通り過ぎてしまいます。次に客車が出てきます。客車だけでは走ることができないので、ディーゼルに押してもらって線路に入線します。その後先ほど通り過ぎた蒸気機関車がバックで戻り、客車と連結します。

SLみなかみの楽しみ方2:レトロな車内見出し

Photo by yellow_bird_woodstock

SLみなかみの客車はレトロな旧型客車と現代の車両の基本となった12系の2種類があります。運行日によってどちらがくるかはお楽しみですが、どちらも昔のもので見ごたえがあります。特に旧型客車に乗る方は車内に注目です。椅子も窓枠もすべてが木製で、荷物を置くための棚は網でできています。現代の列車と比較してみるととても面白いです。

SLみなかみの楽しみ方3:渋川駅で写真を撮ろう見出し

Photo by Smoky Shin

SLみなかみの停車駅は、高崎、新前橋、渋川、沼田、後閑、水上です。時刻表を確認するとわかるように、渋川駅では15から20分ほど停車する時間があります。じっくりと写真が撮れるのは、渋川駅での停車時間なのです。SLみなかみの写真を撮りたい方は、ぜひここで写真を撮っておきましょう。

記念撮影用のボードを貸してもらえるので、ぜひボードを持ってSLみなかみと一緒に写真撮影をしてみましょう。SLみなかみで群馬を旅した良い思い出になります。

SLみなかみの楽しみ方4:群馬の風景見出し

Photo by x768

高崎駅を出ると、群馬の名峰赤城山をはじめとした山を眺めながら住宅や畑の中を走り抜けます。そこから渋川までは比較的平地ですが、渋川を出ると次第に風景が変わり、群馬の山の中へ。新緑や紅葉の季節は木々の色付きが美しく、素晴らしい景色が眺められます。利根川の上流沿いを走り抜けていくのですが、その景色も圧巻です。

SLみなかみの楽しみ方5:終点水上駅見出し

Photo by kakutani

高崎から約2時間、終点の水上駅に到着です。終点ではお土産などを買うことができますが、それよりも絶対見ておきたいものがあります。それは「転車台」です。

水上駅には、SLの転車台広場があり、そこでSLの向きを変え、車両整備をしているのを見ることができます。SLの車両整備を間近で見ることができるのは大変貴重です。水上駅で停車する時間はあまりないので、時刻表を確認して素早く行動しましょう。

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楽しみ!SLみなかみの車内販売見出し

Photo by Kentaro Ohno

列車の旅のお楽しみといえば、車内販売も忘れてはいけません。SLみなかみの車内販売では、SLグッズやお弁当を購入することができます。

おすすめなは「上州D51弁当」です。料金は1000円です。お弁当箱はプラスチック製で、蓋のデザインはSLみなかみの「D51 498」を模しています。中身は、群馬のブランド豚の榛名豚のチャーシュー、まるで石炭のような黒いご飯、煮物などが入っています。

このお弁当は車内販売だけでなく、高崎駅の売店でも購入することができます。数量に限りがあるため、時刻表を見て、ご自身の都合の良い方で購入するとよいでしょう。ただし車内販売では数量が限られているため、繁忙期には売り切れてしまう可能性があります。

Photo by Jim Shine

車内販売では、お弁当のほかに群馬のビールや、SLグッズ、お菓子などを買うことができます。SLみなかみのステッカーやキーホルダーがあるのでぜひ見てみてください。また、車内販売限定で「黒い車輪」というクッキーを販売しています。見た目は真っ黒ですが、チョコレートの甘い味がします。お土産におすすめです。

Photo by hirotomo

また車内販売とは違いますが、停車駅のホームで群馬名物を販売しています。お菓子などが売られているので停車時間に買い物をするのもおすすめです。車内販売以外にも、乗車記念としてスクラッチカードやトレーディングカードがもらえます。車内販売で購入しなくても、乗車記念グッズはいただくことができます。

SLみなかみでゆったり旅しよう見出し

Photo by Smoky Shin

群馬県を走るSLみなかみの予約方法や、料金、時刻表、車内販売などについてご紹介しました。電車やSLが好きな方やお子様はとてもおすすめなSLみなかみ。そうでない方も、SLに乗ってゆったりと旅をするのもとても良いものです。SLの見学はもちろん、群馬の山あいの風景や、おいしいお弁当を楽しんできでください。

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投稿日: 2018年10月23日最終更新日: 2020年10月8日

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