金月そば(きんちちそば)はもっちり生麺が特徴の人気店！おすすめメニューは？

金に月と書いて「きんつき」ではなく「きんちち」という読み方をする「金月そば」。沖縄料理の中でも有名な沖縄そばを食べることのできる、地元の方だけでなく観光客からも人気・おすすめの店舗になります。今回は、「金月そば」のアクセス情報や人気メニュー、店舗情報についてご紹介します。

人気の沖縄そばを食べることのできる店舗「金月そば」。沖縄そばの可能性を追求しお客様の美味しい絵がをほころぶお店を目指しています。県内に3店舗展開していて、アクセスが便利な店舗もある金月そばのおいしさの秘密についてご紹介します。アクセス情報などの前に金月そば最大の魅力である、麺の特徴にせまります。

金月そばでは生麺を使用していて、注文ごとにゆでています。この生麺はもっちりとした食感が最大の特徴です。他のお店の沖縄そばとは異なり、弾むようなコシだけでなく、麺そのものにしっかりと味があるのも特徴的です。まるでラーメンのようだという方も多く、初めて沖縄そばを食べる方にぜひおすすめしたい生麺になります。

沖縄、金月そばの最大の特徴である麺。生麺が好きな方にぜひ味わってほしい自慢の麺は3種類あります。沖縄県産の小麦と熊本産の小麦を混ぜて作る自家製麺や沖縄県産の小麦100％使用した生麺など。

スープや上に載せるものとの相性を考えて麺を合わせています。100％沖縄県産の小麦を使用した麺のメニューは金土日限定メニューになります。

金月そばのメニューの顔となっている沖縄そば。沖縄料理の一つで、そば粉は使用せず、小麦粉と塩、かん水で作られています。現在はこのような材料でしたが、昔はかん水の代わりに木灰を使用していました。

この木灰は沖縄ではお馴染みのガジュマルという硬い樹木から作られているものです。木灰を水に入れてできた上澄みを灰汁といい、これがかん水の代わりに使われることで、木灰そばとなります。

かん水を使った沖縄そばの麺は少し黄色くなりますが、木灰を使うと少しだけ色付いた麺になります。また使用する樹木によっては、味、色、香りが変わってきます。

沖縄に3店舗展開している金月そばのおすすめ・人気メニューの代表3種類についてご紹介します。一般的な沖縄そばとは異なるメニューで、紅しょうがの代わりに針生姜を使用したり、甘めのスープが特徴的だったりと、イメージとは異なり、万人受けとは行きませんが一度食べてみてほしいメニューです。

値段は630円。濃い味付けの肉と揚げ豆腐をのせた沖縄そば。かつお、鯖、煮干しなど7種類の魚からとる出汁はカツオの風味が強く、一般的な沖縄そばと比較すると濃い味が特徴的です。のせられている刻み生姜を混ぜることで爽やかさと辛みが加わり、さらに深い味わいを楽しむことができます。

沖縄そばの進化系として2008年にオープンしてから2012年まで提供していた沖縄つけそば。もっちりした生麺と3日間かけて作るスープを使用した人気メニューです。

ですが、地元の方に認めてもらいたいという思いから、こちらのメニューは現在2店舗目にオープンした恩納店のみ。沖縄そばとは異なり、麺そのものの味を良く感じることができます。

つけダレは2種類あり、スタンダードなものは豚骨と取り出しを長時間かけて取ったもので紅豚とやんばる鶏を使用しています。もう一つのたれは赤ダレ。自家製の唐辛子味噌と独自の出汁をブレンドしたもので辛いのが好きな方にお勧めです。トッピングは角煮と青梗菜、味付け卵になります。

こちらのメニューは金月そば3店舗目のオープンの時にむつみ食堂の人気メニューの中身汁と金月そばをコラボして誕生したメニューになります。値段は850円です。

3店舗が誕生した時にできたメニューですが、もとからあったメニューと同じくらい人気・おすすめメニューとなっています。金月そばならではのもっちり、コシの強い麺と濃い目のスープ、プルプルの具材が絶妙に合わさった究極の一品です。

中身汁とは沖縄の家庭料理で豚の内臓のモツを柔らかく煮込み、鰹ベースのおつゆにした料理のことです。その中身汁に金月そば自慢の麺と一緒にしたメニューで「中味そば」といいます。

麺が見えなくなるほど、たくさんのっている中身は3時間も煮込まれているためかなりのやわらかさとなっていて、ぷりぷりとした食感を楽しむことができます。

金月そばの店名となっているメニューの金月そば。値段は780円。あっさりとかつおだしのスープ。魚粉のような粉がかかっています。使用している麺は中太麺でプルンとしたもっちりとした食感を味わうことができます。

トッピングは3枚肉と厚揚げ、生姜の千切り、小葱になります。肉は2種類からなり、そばにトッピングされているものは沖縄そば同様脂身がとろとろで、そばに合うよう少し濃い目となっています。

もう1種類のお肉は別皿に盛られた軟骨ソーキです。炙られていることで、香ばしく、味はそばにのっているお肉よりもさらに濃い目でこってりとしています。軟骨部分はトロっとした食感を味わうことができます。

創作系の沖縄そばは2種類あります。沖縄そばだからこの麺料理をつくってはいけないという概念を覆す創作系の沖縄そばになります。一般的な沖縄そばも人気ですが、こちらもおすすめメニューです。

「坦々そば」はスープの白と辣油の赤、青梗菜の緑色がきれいな一品です。辣油がたくさんはいっていますがマイルドな辛さでゴマの香りがたっぷりするのが特徴的です。金月そばの麺とは異なりストレートの細麺での提供となっています。

もう一つの創作沖縄そばは読谷村の特産品そら豆味噌を活かした「そら豆味噌野菜そば」。730円です。寒い冬を乗り切るほっこりできる野菜のみのヘルシーメニュー。辛いのが好みの方にはプラス30円で辛みそのトッピングが可能となっています。肉がついていないので肉が好きな方はサイドメニューの軟骨ソーキを頼むのがおすすめです。

読谷村店舗のみの限定メニューです。戦前から沖縄県内で盛んに作られてきたそら豆味噌ですが、戦後はほとんど作られることがなくなり、かなり貴重な味噌。地域おこしに村ぐるみで取り組んでいる読谷村の店舗だからこそ食べることのできるメニューになります。

3店舗目にオープンした、むつみ食堂を改装した金月そばでは食堂メニューが豊富です。国際通りというアクセスが便利な場所にあります。沖縄そばジューシーセットや金月御膳、あぶり軟骨ソーキそば、五目そばなどがあります。

五目そばは五目と記載されていながらも五目にはとどまらない具材がたくさん入ったメニューです。麺はお馴染みのもっちりとした食感が特徴の自家製麺を使用しています。鰹の出汁がよく出た餡。そばとは異なり、暖かさがいつまでも残るほっこりとした味わいを楽しむことができます。

ゆし豆腐そばは本店、2店舗目で食べることができますが、こちらの店舗ではマーボーの形で食べることができます。ゆし豆腐は読谷の親志豆腐のもので、このゆし豆腐とひき肉やネギをしっかり炒めていて、辛さは控えめ。鰹の出汁が効いているのが特徴的です。

につけ定食の値段は700円。大根、卵、〆昆布、人参、青梗菜などの9種類の具材と5種類の魚の節から抽出した旨味だしでじっくりにつけたメニューです。

曜日限定メニューでおすすめなのがなんとカレーになります。熊本県産の中力粉麦粉を炒めて作るメニューで、だしが効いてマイルドな辛さとなっています。炙った豚バラ肉と半熟卵がトッピングされています。

沖縄で人気の金月そば。メインのメニューだけでなく、サイドメニューやデザートメニューもそろっています。そんなメインメニューのセットとしても注文することのできるサイドメニューについてご紹介します。加えて食後におすすめのデザートメニューなどについてもご紹介します。

サイドメニューで金月そばを利用する人のほとんどが頼む人気メニューが「やんばる鶏ジューシー」。沖縄料理で一般的に使用されるジューシーとは異なり、豚肉ではなく鶏肉を使用しているのが特徴的です。鶏肉を使用することで脂っぽさが控えめで普通の炊き込みご飯に近い味となっています。

炙軟骨ソーキはご飯ものでも食べることのできるメニューです。ジューシーとは異なり、脂身が多く、口の中でとろける中にコリコリの軟骨が入っていて、2つの食感を楽しむことができます。

デザートメニューもあります。黒糖のクレームブリュレは3店舗目限定メニュー。珊瑚黒糖と言う貴重な黒糖を使用したメニューになります。通常の黒糖を使用していないクレームブリュレは他の2店舗で食べることができます。

沖縄そばが人気・おすすめの金月そば。一般的な沖縄そばとは異なり、スープの味や、麺の食感、形などが異なるため、定番の沖縄そばが好きな方には不人気だったりすることもあるそうですが、沖縄そばの未来を感じる新食感を味わうことができるということもあり、かなり高評価を呼ぶ、現在沖縄県内に3店舗展開しています。

金月そばの一号店は読谷村。恩納店は2店舗目。そして3店舗目は観光客で賑わう、創業57年の老舗、むつみ食堂跡地にあります。どの店舗でも券売機で食券を購入し注文するスタイルになります。

本店の読谷の店舗。客席はキッチンを囲むカウンター席に、テーブル席が1つとお座敷席が3つ。小さな店舗となっています。

2店舗目の店内は4人掛けのテーブル席4つ。座敷席2つに半個室席などがあり、団体でも利用することがk￥できるほど、広々とした店内となっています。

3店舗目の金月そばは2017年にオープンし、駐車場も近くにあるため、レンタカーで行くことができます。また少し歩けば沖縄で有名な観光地の国際通りがあり、買い物や他の沖縄グルメを楽しむことが可能です。

金月そば本店の営業時間は11時から15時。日曜日は16時まで。定休日は月曜日です。2店舗目の2016年にオープンした金月そば恩納店の営業時間は11時から16時。定休日は月曜日です。3店舗目は11時から17時。定休日は月曜日です。

金月そば本店は喜名番所という道の沿いにお店です。観光地からは少し離れているためアクセスが不便のため、車で行くことをおすすめします。車でアクセスする方にうれしい無料の公共駐車場を使用することができます。

2店舗目は沖縄最大の国道58号線沿いにあるため、来るまでのアクセスの際簡単に見つけることができます。赤い看板がよく目立っています。3店舗目は観光名所の沖縄国際通り近くにあるため、アクセスが非常に楽となっています。車でのアクセスが不要なので、一番楽です。

沖縄で人気・おすすめのもっちり生麺が特徴的な金月そばのご紹介いかがでしたでしょうか?沖縄県に訪れた際にはぜひ金月そばへアクセスし、人気のメニューをいただいてみることをおすすめします。各店舗限定メニューや曜日限定のメニューもあるので、長期滞在で各店舗をめぐってみるのもおすすめです。