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宮古島と石垣島は人気の離島
北の北海道に南の沖縄と言えば、どちらも日本屈指の観光地です。この2か所のように極端に違えば、目的別や楽しみ方で行き先を選べますが、似ている場所だとどちらにしようか迷ってしまいがちです。今回はよく悩むと言われる、沖縄県の人気の離島である宮古島と石垣島の2島について、どちらがより人気か、おすすめスポットを比較してご紹介します。
宮古島とは
宮古島は南西諸島西部の宮古列島に属している島で、沖縄本島から南西に約300kmに位置しています。島全体はほぼ平坦で、山岳部は少なく、大きな河川もない為、生活用水の殆どを地下水に頼っています。
高温多湿の亜熱帯海洋性気候に属していて、四季を通して暖かく、年間平均温度は23度です。琉球諸島の大きな島で唯一ハブが生息していない島で、マングローブやガジュマルといった亜熱帯特有の植物と、見事なグラデーションの美しい海といった大自然が広がっています。
珊瑚が群生する漁場かつダイビングスポットであり、観光はもちろん、トライアスロンの国際大会が行われたり、プロ野球のキャンプやスポーツ団体の合宿が行われる等、島全体がスポーツアイランドとしても活気づいています。
宮古島へのアクセス方法
宮古島へのアクセス方法は、基本的に飛行機でのアクセスとなります。以前は那覇から宮古島、宮古島から石垣島間のフェリーの運航が行われており、10時間程かかりましたがフェリーを使えば宮古島へ3000円という格安の旅費でアクセスが可能でしたが、2008年6月に運航中止となり、現在は飛行機でのアクセスのみとなります。
宮古島へは2019年1月の時点で、羽田(東京)関西(大阪)、中部(愛知)の3都市から直行便が出ています。直行便は本数もまだ少なく、離島価格もあり、アクセスしやすく便利な分やや割高です。
宮古島へ飛行機でアクセスする際、直行便を考える場合は早割やフリーツアーを利用すれば比較的交通費を抑えられます。又、直行便と比較して、那覇(沖縄)経由の乗り継ぎ便は本数が多く、安いので、時間に余裕がある人には乗り継ぎ便もおすすめです。
石垣島とは
石垣島は沖縄県石垣市に属する八重山列島の島で、沖縄本島から南西に410kmに位置しています。逆に台湾とは270kmしか離れておらず、地理的には日本より台湾の方が近い場所にあります。沖縄県最高峰とされる於茂登岳がある島の中央から北部は山がちで、人口が集中する南部は隆起サンゴ礁の平地が多い地形です。
宮古島と同じく高温多湿の亜熱帯海洋性気候に属していて、四季を通して暖かく、年間平均温度は24度です。国内最大面積のマングローブやラムサール条約に登録された湿地、天然記念物に指定されているヤエヤマヤシ群落と自然豊かで、多様なサンゴも見られます。
石垣島へのアクセス方法
石垣島へのアクセス方法も、基本的に飛行機でのアクセスのみになります。宮古島と同じく、沖縄本島からのフェリーが2008年に運航中止となり、現在は飛行機でしか石垣島にアクセスできません。2019年1月時点で、羽田(東京)や成田(東京)、関西(大阪)、中部(愛知)、福岡から直行便が出ています。
宮古島と比較すると直行便の本数が多いので、飛行機の予約が取りやすくなっています。又、那覇(沖縄)経由の乗り継ぎ便も1日16便以上運航していて本数も多いので、スムーズに乗り継げ、万が一乗り遅れてしまった場合でも満席でない場合は次の便を利用できます。
宮古島と石垣島は似ているようで違った魅力がある
宮古島と石垣島の2つの離島は、どちらに行こうか迷うと言われがちです。この2つの離島に旅行を考えている人の多くが、ダイビングやシュノーケリングといった海を中心に観光を考えるからです。又、文化や習慣、食べ物も似ている点が多いからです。
しかし、実は宮古島と石垣島をじっくりと比較すると、似ているようで違った魅力や明確な違いがあります。意外に知らなかった宮古島と石垣島の違いを、人気の理由と共にご紹介していきます。
宮古島が人気の理由1:海がきれい
宮古島が人気の理由は、何と言っても海がきれいということです。特に、数々のガイドブックで日本のベストビーチに選ばれる与那覇前浜は、「東洋一美しいビーチ」と称される程の美しさです。与那覇前浜は宮古島の南西に7kmほど続く白浜のビーチで、きめの細かい真っ白な砂浜と透明度が高い海い海とのコントラストに、誰もが息をのみます。
与那覇前浜に限らず、宮古島の海はどこのビーチでも石垣島と比較しても透明度が高く、美しいと言えます。その理由は、宮古島には山がないからです。山がなく、川もない為、海水に土砂が混ざらない為、海の透明度は群を抜いています。
宮古島の海はその透明度はもちろん、飛行機や橋の上から眺めたり、ダイビングやシュノーケリングで「宮古ブルー」と称される美しいコバルトブルーのグラデーションを織りなす宮古島の海の青の美しさは、他では絶対に見られません。
宮古島が人気の理由2:レンタカーで離島巡りができる
宮古島の周りには宮古市を形成する離島があり、内3つの島と大きな橋で繋がっています。その為、レンタカーで美しい海を眺めながら橋を渡り、離島巡りも楽しむことができます。
宮古島の美しい海に架かる橋は、2015年に開通したばかりの伊良部島・下地島と宮古島を結ぶ日本一長い橋「伊良部大橋」、1995年に開通した来間島と宮古島を結ぶ「来間大橋」、1992年に開通した北西にある小さな離島池間島と宮島を結ぶ「池間大橋」の3つです。他の離島へはフェリーや飛行機で行くことができます。
来間来間島、池間島共に小さく、気軽にドライブできますし、他の離島と比較してやや大きめの伊良部島には観光スポットも多く、運が良ければ下地島空港で行われる小型機の飛行訓練タッチアンドゴーを見ることもできます。
宮古島が人気の理由3:ウミガメと泳げる
海がきれいな宮古島には様々な場所にウミガメがいて、一緒に泳ぐこともできます。中には遭遇率100パーセントのビーチもあり、シュノーケリングをしながらウミガメと2ショット写真を撮ることもできる「ウミガメと泳ぐフォトツアー」等、人気のツアーもたくさんあります。
特に、新城海岸はビーチから500から1000m程沖に行くと、カラフルなサンゴ礁が広がっていて、ウミガメもたくさんいます。宮古ブルーの海でサンゴ礁に囲まれた中、ウミガメと泳げば、まるで竜宮城にいるような感覚になります。
宮古島が人気の理由4:とにかくのんびりできる
宮古島は石垣島と比較して人口も少なく、派手な観光スポットもない為、とにかく静かです。シーズン中のビーチでさえ騒がしくなく、誰もが離島特有ののんびりとした「島時間」を楽しんでいます。
せっかくの旅行で遊ばないのは勿体ないと思うかもしれませんが、宮古島の海を眺めながらのんびりと過ごすのも、最高の贅沢です。日常の喧騒を忘れ、リフレッシュできます。
石垣島が人気の理由1:南国ならではの自然を楽しめる
人口の85パーセントが市街地に集中している石垣島は、南国ならではの自然を楽しめるという点も人気の理由の1つです。石垣島の大自然が堪能できるアクティビティツアーや観光スポットも多くあります。
南部の平野部はサトウキビを中心とした畑が広がり、北部山岳部には沖縄最高峰の於茂登岳を始め、緑の深い高い山並みが集中し、ジャングルやマングローブ、サンゴ礁と貴重な生態系が息づいています。平久保半島は琉球王朝自体から放牧場として使われた地形と、人がおらず手付かずの自然が残っている貴重な場所です。
石垣島が人気の理由2:八重山離島巡りが楽しめる
宮古島のように離島と橋で繋がってはいませんが、石垣島には離島ターミナルがあり、毎日何便もの離島往復便が出ているので、気軽に離島巡りが楽しめます。
石垣島の離島ターミナルから行けるのは八重山諸島の中心的な島で、定期船や観光コースもあり、基本的にどの島も日帰りが可能で、その気になれば1日で竹富島と西表島の2島観光もできますが、中には一泊推奨の島もあります。
西表島のマングローブの森でネイチャーツアーを楽しんだり、竹富島で水牛に乗ったり、「ちゅらさん」の舞台となった小浜島でロケ地巡りや天然ビーチを楽しんだり、日本最南端の波照間島で波照間ブルーの海と天体観測を楽しんだり、様々な離島が楽しめます。
石垣島が人気の理由3:自然のマンタと出会える
石垣島の北西部、川平湾側の海には「マンタスクランブル」と呼ばれるマンタの通り道があり、世界中のダイバーがマンタと泳ぐことを目的に石垣島を訪れます。マンタは水深6mから7mを泳ぐことが多く、時には水面近くまで上がって来る為、シュノーケリングでも十分にマンタと出会うことができます。
マンタスクランブルに関しては季節を問わず、通年を通しマンタが現れますが、マンタの数や遭遇率が共にアップするのが9月から11月にかけての秋と言われています。秋に石垣島に行くなら、ぜひマンタと泳ぐツアーに参加してみて下さい。
石垣島が人気の理由4:バス網がしっかりしていて旅しやすい
宮古島と同じく、石垣島を旅行する際にレンタカーを利用する人が殆どですが、石垣島はバス網がしっかりしているので、免許を持っていなくても旅がしやすく、女子旅としても人気です。
空港からホテルやバスターミナルだけでなく、観光地や市街地にもバス停があり、料金は距離で変わりますが、フリーパスを購入すればあっという間に元が取れます。場合によってはレンタカーよりも便利で安く済むので、石垣島の観光の際にはバスの利用もおすすめです。
宮古島の観光スポットとは
宮古島の観光スポットと言えば、誰もが口を揃えて宮古ブルーの美しい海と答えます。宮古島観光の醍醐味は海でのんびりと過ごすことですが、観光シーズン中とはいえ、日差しの強い夏場は重度の日焼けの危険性があり、日中海に入ることはおすすめできません。宮古島を更に楽しむために、海以外にも観光スポットがたくさんあるのでご紹介していきます。
東洋一美しいビーチ「与那覇前浜」
宮古島一の観光スポットと言えば、東洋一美しいビーチと称される与那覇前浜です。宮古島の南西に約7km続く砂浜の、きめの細かい真っ白な砂は極上のパウダーサンドで、小石やサンゴのかけらやゴミもなく、小さなお子さんが裸足で歩いても安心です。
初めて与那覇前浜を訪れた人は、砂浜の美しさや海の底まで見透かせる海の美しさに、必ず驚くはずです。離島の為、沖縄本島のビーチとは違ってシーズン中でもそれ程混雑せず、のんびりと過ごすことができます。
与那覇前浜の遊泳期間は4月から10月末で、ジェットスキーやフライボードといったマリンアクティビティも楽しめます。無料駐車場もあり、トイレやシャワー、更衣室も完備されています。
美しい海の上にまっすぐ伸びる「池間大橋」
宮古島と池間島を繋ぐ池間大橋は、ただ離島を繋ぐ為の橋ではなく、宮古島の人気の観光スポットです。船の往来の関係で中央部が盛り上がっているのが特徴的で、長さは1425m程です。海の上を真っすぐに伸びる池間大橋を渡っていると、両サイドに美しいエメラルドグリーンの海が広がります。
橋の上は宮古島随一の絶景スポットと言えますが、橋の上で停車することは禁止されています。橋の両側にはそれぞれ展望スペースがあるので、写真を撮る際には展望スペースから撮影を行って下さい。池間島側の駐車場には売店もあります。
最東端にある絶景スポット「東平安名崎」
宮古島の最東端にあり、国の史跡名勝天然記念物に指定されているのが、東平安名崎です。駐車場から灯台へ続く遊歩道には人力車もあり、テッポウユリを始めとする東平安名崎に群生する植物や東平安名崎の見どころを開設してくれる他、宮古民謡の三線演奏もしてくれます。
海中散歩ができる「うえのドイツ文化村」
入園無料のうえのドイツ文化村は、明治時代にドイツの難破船を救助したゆかりの地に立つテーマパークで、原寸大に再現されたマルクスブルグ城をシンボルとしています。
ドイツ貴族の衣装体験やドイツのおもちゃで遊べるコーナー、グリム童話の資料展示や、ベルリンの壁の一部の展示があります。
又、園内には離島唯一の半潜水式水中観光船があり、服を着たまま宮古島の美しい海を海中散歩できます。アクセスは宮古空港から車で約20分で、県道235号線沿いにあります。
宮古島の天然温泉「シギラ黄金温泉」
竜宮の女神伝説がある宮古島のシギラ地区にある広大なリゾート施設「シギラリゾート」の中にある天然温泉「シギラ黄金温泉」は、黄金色の天然源泉を用いた南国ムード溢れる日帰り温泉施設です。
露天風呂や展望風呂、ジャングルプールの他、サウナやリラクゼーション施設、フィットネスジムも完備していて、シギラリゾート内のホテル宿泊者でなくても利用可能です。
入館料は大人(12歳以上)1500円、子ども(4歳から11歳)800円、3歳以下は無料です。アクセスは宮古空港から車で約25分で、駐車場は無料です。
今や宮古島一の有名人「宮古島まもる君」
宮古島をドライブしていると、必ず目に付くのが警察人形の「宮古島まもる君」です。宮古列島の道路沿いに設置されていて、当初は不気味と言われていましたが、今やその不気味さが逆に可愛いと評判になり、キャラクターグッズも販売されています。
現在「宮古島まもる君」が19基、妹の「まるこちゃん」が1基設置されています。「宮古島まもる君」19基は兄弟という設定で、全て名前と顔が違うという遊び心もあります。宮古島をドライブしがてら、ぜひ違いを見つけてみて下さい。
石垣島の観光スポットとは
亜熱帯の美しく雄大な自然溢れる石垣島は、リゾートホテルやショッピングモール、都市機能も整った離島で、八重山諸島の中心的存在と言えます。石垣島にはその大自然を満喫できるアクティビティを楽しめる観光スポットが多く、宮古島と比較するとアクティブに楽しみたいという人におすすめです。
ミシュラン三ツ星で世界的にも有名な「川平湾」
石垣島で一番の景勝地が川平湾です。新石垣空港から車で約40分、市街地からも車で約35分でアクセスでき、観光客が必ず訪れる石垣島定番の観光スポットでもあります。
「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で沖縄唯一の三つ星を獲得し、世界的にも有名な観光スポットとなっています。美しいグラデーションの海は思わず入りたくなってしまいますが、湾内は流れがきつい為、遊泳禁止となっています。
川平湾の楽しみ方は船底がガラス張りになったグラスボートに乗って色鮮やかな熱帯魚や美しいサンゴ礁を鑑賞したり、川平湾の無人島上陸ツアーや、無人島周辺でカヤックやシュノーケリングができるツアー等があります。
サンゴ礁が生んだ造形美「石垣島鍾乳洞」
日本最大級と言われる山口県の秋芳洞に匹敵する大きさがある石垣島鍾乳洞は、新石垣空港から車で約20分、市街地からも車で約10分でアクセスできる場所にあります。
全長約3.2kmの石垣島鍾乳洞の内、公開されている660m程の空間の中には、シャコ貝や珊瑚の化石を見ることができ、かつてその場が海の底に沈んでいたことが分かります。
鍾乳洞内はライトアップされ、幻想的な雰囲気の中、「長寿の泉」と呼ばれる地下水脈や彫刻作品のような鍾乳石が乱立する「神々の彫刻の森」、アニメキャラクター「トトロ」の形をした鍾乳石を見ることができます。
八重山の海を一望できる「玉取崎展望台」
石垣島随一の展望スポットである玉取崎展望台は、石垣島の東岸に位置し、エメラルドブルーに輝く八重山の海を一望できる絶景スポットです。初日の出のスポットとしても有名で、展望台の椅子に座ってゆっくりと景色が楽しめます。
新石垣空港から車で約20分、市街地からは車で約40分でアクセスでき、駐車場付近にはカフェや石垣牛と地元野菜を楽しめるレストランもあります。
石垣島最北端の灯台「平久保埼」
石垣島最北端の碑が建つ平久保崎からは、最果てならではの水平線を眺めることができます。最北端にある為、新石垣空港から車で約40分、市街地からは車で約60分とアクセスするにはやや遠いですが、緑の牧草地に立つ白い平久保崎灯台、美しいグラデーションが織りなす海の絶景と、石垣島を訪れたなら必ず見ておきたい景色です。
特におすすめなのが、夕刻、平久保崎から水平線に落ちていく夕日を眺めることです。アクティブな観光スポットを楽しんだ後に、平久保崎でゆっくりと景色を眺めるのもおすすめです。
美しい夕陽と海岸線が見渡せる「御神崎」
美しい夕日と海岸線が見渡せる御神埼は石垣島の西、屋良部半島にある景勝地で、新石垣空港から車で約40分、市街地からも車で約30分でアクセスできます。
灯台の中には入ることはできませんが、灯台下にある展望台から美しい夕日と海岸線が見渡せる石垣島の絶景スポットです。足場が良くないので、歩きやすい靴で向かうことをおすすめします。
御神埼は川平湾のから西に9kmの場所にあり、車で15分程の距離なので、ぜひ合わせて観光してみて下さい。
世界でここだけの美しい「米原ヤエヤマヤシ群落」
八重山諸島の中でも、石垣島と西表島にしか生息しない、固有種という1属1種の非常に珍しいヤシ「ヤエヤマヤシ」が群生している米原ヤエヤマヤシ群落は、新石垣空港から車で約15分、市街地からも車で約35分でアクセスできます。
木製の遊歩道が敷かれていますが、人の手があまり入っていない、原生に近い状態のヤシのジャングルの中を、マイナスイオンを浴びながら散策できます。遊歩道の所要時間は10分程度と広い観光スポットではなく、こちらも川平湾から離れていないので、併せて観光するのがおすすめです。
ヤエヤマヤシ群落へは道路沿いの看板と「石垣市桴海546」という入口のヤシ屋さんを目印に向かって下さい。ヤシ屋さんではフレッシュなフルーツジュースやその場で絞ってくれるサトウキビジュースが楽しめます。
穴場的観光スポット「吹通川」
石垣島の最北端にある平久保半島を流れる吹通川は石垣島最大級のマングローブが見られる場所です。広大なマングローブ林には多種多様な動植物が生息していて、カヤックやトレッキングで川を遡れば、熱帯ジャングルを探検しているような気分が楽しめます。
干潮時には雄だけが片方のはさみが大きいとされる、珍しい甲殻類シオマネキや、泥地を飛び跳ねる無数のハゼを見ることができます。
新石垣空港から車で約40分、市街地からも車で約45分でアクセスできます。女性だけのグループやお子さん連れで不安という場合は、カヌーやトレッキングのツアーもあり、安全に案内してもらえるのでおすすめです。
宮古島のおすすめグルメ
旅行の楽しみを左右すると言っても過言ではないのが、食です。ゴーヤや豚足、海ぶどうと、沖縄料理は独特の食材を使うのが特徴的です。宮古島には沖縄料理と似ているようで少し違った、宮古島ならではのグルメがあります。宮古島でしか味わえない、宮古島に行ったらぜひ食べてほしいおすすめグルメをご紹介します。
宮古島と言えば「宮古そば」
沖縄そばと似ているようで違う、宮古島のならではの麺料理が宮古そばです。宮古そばは縮れのない細めの平打ち麺で、今でこそ沖縄そばと見た目は変わりませんが、昔は麺の下に三枚肉やかまぼこといった具を隠していたのが特徴的でした。
スープはあっさりとしていながらも出汁がきいています。あっさり味の宮古そばに、とろとろに煮込んだこってり味のテビチ(豚足)を乗せたテビチそばも宮古島ならではで、おすすめです。
とろとろに煮込んだテビチが絶品「島おでん」
おでんと言えば冬というイメージですが、沖縄料理のおでんは冬の定番グルメではなく、一年を通して食べられる、一般的なお伝とは少し違ったグルメです。
沖縄料理のおでんは「島おでん」とも呼ばれ、主役は豚肉です。宮古島にも島おでんの有名店があり、あっさり味の宮古そばとは対照的に、こってり味の出汁に宮古島ならではの食材がたくさん入っています。特に、とろとろに煮込んだテビチ(豚足)は絶品です。一般的なおでんではあまり見かけない葉物野菜もおすすめです。
宮古島でしか食べられない「宮古牛」
現在、そのほとんどが宮古島を中心とした沖縄地方で消費され、幻の和牛と言われているのが宮古牛です。稀少な為、県外に出荷されることはほぼなく、宮古島や沖縄本島の限られたお店でしか食べることができません。宮古島に行った際にはぜひ、柔らかくて甘みのある宮古牛を味わってみて下さい。
石垣島のおすすめグルメ
宮古島と同じく、石垣島にも沖縄料理に似ているようで違った、石垣島ならではのグルメがたくさんあります。八重山諸島独特の食文化が色濃い石垣島グルメや、地元の食材をふんだんに使った八重山諸島の郷土料理はぜひ味わって帰ってほしい物ばかりです。又、石垣島で生まれた調味料は爆発的ブームを巻き起こす程の人気があります。
石垣島の沖縄そばと言えば「八重山そば」
石垣島で味わえる沖縄そばは、八重山そばです。八重山そばの特徴は麺が細くて丸く、縮れがないのが特徴的です。具には細切りの豚肉やかまぼこが乗っています。豚骨ベースのだしで、宮古そばと比較するとほんのり甘口の味付けとなっています。素朴な味付けのじゅーしー(炊き込みご飯)と一緒に食べるのもおすすめです。
石垣島のブランド牛「石垣牛」
沖縄地方では豚肉の食文化が目立ちますが、その影に、稀少なブランド牛もあります。八重山諸島、特に石垣島で育成されるブランド牛の石垣牛は、海風に吹かれたミネラルたっぷりの牧草を食べて育ち、しっかり味の赤身とあっさり味の脂身で、胃もたれしないと言われています。石垣島に行った際にはぜひ、少し奮発して食べてみて下さい。
ラー油ブームの火付け役「石垣島ラー油」
テレビ番組で取り上げられたことがきっかけで、日本で爆発的ラー油ブームが起こり、様々な「食べるラー油」商品が誕生しました。そんなラー油ブームの火付け役となったのが、石垣島にある辺銀食堂の石垣島ラー油です。辺銀食堂では石垣島ラー油の販売の他、石垣島ラー油を使った美味しい料理を味わうこともできます。
宮古島でおすすめのお土産と言えば
旅の締め括りに、旅の思い出に、必ず買って帰りたいのがお土産です。定番のクッキーやチョコ菓子も気軽でいいですが、同じお菓子でもせっかくなら宮古島ならではのお菓子を旅の思い出として、お裾分けしたいものです。沖縄土産と似ているようで違った、宮古島でしか買えないお土産をご紹介します。
宮古島の名物ケーキ「モンテドールのバナナケーキ」
宮古島土産として有名なのが、モンテドールのバナナケーキです。香料やマーガリン等は使用せず、バナナの自然な甘さと香りを楽しめるよう、素材にこだわって仕上げられた体に優しいバナナケーキです。宮古島で40年以上も愛される味で、本店ではマンゴーケーキや紅イモケーキもあります。
空港や宮古島のスーパーでも購入できますが、試食ができたり、カットのバラ売りやお得な箱入りセットがあるのは本店のみとなります。
雪塩を使ったお菓子やスキンケア用品
通常は取り除かれるニガリ成分をも凝縮し、海水の成分をできるだけ残して造られた、ミネラル豊富な宮古島を代表する代表的なお土産が雪塩です。サラサラとしたパウダー状のものと顆粒タイプのものがあり、らすくやちんすこうといったお菓子の他、石鹸やシャンプー、マッサージクリームと、雪塩を使った様々な商品があります。
フレッシュな「マンゴー」
宮古島の土壌は沖縄県内でも特にマンゴーの栽培に適していて、マンゴー園もたくさんあります。香りが強く、しっとりとした食感の甘いマンゴーの旬は7月で、6月下旬から8月にかけてお店に並びます。高級フルーツのイメージですが、直売所や宮古島のスーパーではかなりお手頃価格で販売しているので、ぜひ味わってみて下さい。
泡盛や洞窟で熟成させる秘蔵酒
沖縄地方の代表的なお酒と言えば泡盛です。泡盛はお米を原料に作る沖縄の蒸留酒で、日本最古の蒸留酒と言われています。宮古島にも色々な銘柄の泡盛が販売されているだけでなく、購入した泡盛を洞窟で貯蔵し、熟成させることができます。
泡盛は長期貯蔵させることで熟成して旨味が増し、古酒となります。お子さんの誕生や結婚といった人生の記念日に、宮古島の自然の中で熟成させる特別な泡盛を作ってみてはいかがでしょうか。
石垣島でおすすめのお土産と言えば
石垣島の定番のお土産と言えば、石垣牛や海水塩、パイナップルといった石垣島の特産品を使った食べ物やお菓子が多くありますが、工芸品やハーブを使った調味料といった、個性的なお土産もたくさんあります。せっかくなら、石垣島でしか手に入らないお土産を旅のお裾分けに、又、ご自身の旅の思い出に持ち帰って下さい。
石垣島特産品の塩や黒糖を使ったスイーツ
石垣島のきれいな海水を汲み上げて作られる石垣の塩や、サトウキビで作られる黒糖を使ったお菓子やスイーツは、石垣島の定番土産です。石垣の塩を使ったロイズ石垣島のチョコレートは特に人気で、ちんすこうも石垣の塩を使ったものや星形になった物もあります。料理や飲み物にと幅広く使える優しい甘さの黒糖シロップもお土産に喜ばれます。
石垣島名物「じゅーしーかまぼこ」
沖縄風炊き込みご飯のじゅーしーを魚のすり身で包んで揚げたじゅーしーかまぼこは、石垣島のかまぼこ店発祥のご当地グルメです。元はまかないだったものが商品化され、瞬く間に大人気商品となりました。最近ではドライカレー風味のじゅーしーをイカ墨を練り込んだかまぼこで包んだブラックじゅーしーも開発され、スパイシーな味が人気です。
島ハーブを使った調味料やコスメ
沖縄地方はハーブを育てるのに向いている土壌、気候で、特に石垣島ではハーブを使った調味料が昔から作られてきました。石垣島ラー油はその代表格ですが、他にも島こしょうのピパーチや、唐辛子をベースに作られるハリッサと、巷で話題の調味料の殆どが、石垣島で昔から使われてきた調味料です。
石垣島の工芸品「ミンサー織」
八重山諸島に伝わる工芸品ミンサー織は木綿糸を平織りで仕上げていく織物です。五つのマス目と四つのマス目を織り込むのが特徴的な模様で、これには「いつ(五つ)の世(四つ)までも末永く」という思いが込められています。現在はカラフルな色彩で織られ、小物も販売されていて、特に女性に人気です。工房ではミンサー織の体験もできます。
宮古島や石垣島に行くのにベストのシーズンは
せっかく宮古島や石垣島へ行くなら、思い切り楽しみたいものです。海水浴を楽しみたい、海で遊ぶことをメインに考えるのであれば、ベストシーズンは5月中旬から9月がベストと言えます。本州とは気候が違う為、真夏をずらしても十分に海で泳ぐことができます。
逆に、のんびりと過ごしたい、海はダイビング目的という人は、オフシーズンの10月から4月は旅行代金も手頃で、観光客も少なく、贅沢な島時間が味わえます。ただ、沖縄地方の冬は曇りや雨の日も多いので、念の為に雨でも楽しめるプランを候補に向かうことをおすすめします。
宮古島と石垣島を比較すると
宮古島と石垣島の観光スポットやおすすめグルメ、お土産をご紹介しました。もちろん、同じ沖縄県の離島である為、似ている点は多くありますが、宮古島と石垣島、2つの離島をじっくりと比較すると、実は明確な違いがあります。どちらに行こうか迷った場合は、旅行の一番の目的を何にするかで、自ずと行き先が決まります。
海がきれいのは宮古島
海を目的に行くのであれば、宮古島です。石垣島の海もきれいですが、比較するとその差がはっきりと出る程に、宮古島の海の美しさは圧倒的です。山がなく、川がない宮古島は海が美しい反面、海に特化し過ぎていて、石垣島のようなレジャースポットはありませんが、海を中心にのんびりと過ごすことができます。
旅がしやすいのは石垣島
宮古島と比較すると、バス網も都市機能もしっかりしていて、ショッピングモールもある上に、海も山もあり、八重山諸島の自然を満喫しながらレジャーも楽しめる石垣島は、まさにリゾートアイランドと言えます。旅行はのんびりと過ごすだけでは勿体ない。自然豊かな中、アクティブに過ごしたいという人には石垣島がおすすめです。
宮古島と石垣島のどちらが人気か決めるのは
宮古島と石垣島はどちらもリピーターが多く、人気の離島であると同時に、どちらがおすすめなのか、どちらが人気なのかと常に問われ続けています。明確にこちらが人気ですと断言できない理由は、それぞれのシチュエーションが異なる為です。
お子さん連れの場合、レジャー施設のあまりない宮古島に長期滞在すると飽きてしまう事も考えられるので、お子さん連れにはアクティビティの多い石垣島の方が楽しめるかもしれません。又、ダイビングを目的にしたり、のんびりとリフレッシュしたいという人には宮古島がおすすめです。
宮古島も石垣島も近年はリゾートホテルも多く、レストランやカフェも充実しているので、女子旅にもおすすめです。
宮古島や石垣島に旅行に行く際の注意点
宮古島や石垣島に限らず、沖縄地方の離島に行く際の注意点がいくつかあるのでご紹介します。離島はコンビニも大型スーパーも少ない為、普段の旅行とは勝手が違うことも多く、気を付けていないとせっかくの旅が最悪の場合、台無しになってしまうこともあるので、少し頭に置いて旅行の準備をすることをおすすめします。
日焼け止めは必須
沖縄県の離島に行く際には、日焼け止めは必須アイテムです。シーズンオフの真冬に行くので必要ないと思っている人がいるかもしれませんが、真冬でも日によっては日差しが強く、20度を超える日もあるので、真夏に限らず、通年を通して日焼け止めが必須です。
又、忘れたりなくなったら現地調達すればいいと思いがちですが、観光客の多いシーズン中は日焼け止めが品薄になる為、なかなか手に入らなかったりしますし、お子さん用の日焼け止めはほぼ売っていません。必ず予備の日焼け止めも一本多めに持っていくようにして下さい。
離島の日差しを甘く見ない
沖縄はもちろん、宮古島も石垣島も、沖縄県外と比較するとその日差しはかなり強烈と言えます。日焼け止めを塗っているから大丈夫と過信し、真夏の真昼にビーチで昼寝をしたり泳いだりすると、日焼けし過ぎて最悪の場合、高熱を出したり火傷することもあります。
特に日差しの強いシーズン中は、昼間海に入るのであれば必ずラッシュガードで肌を保護するようにして下さい。観光中も帽子やサングラス、日傘は必須アイテムです。薄手のカーディガンやシャツを日よけに羽織るという方法もあります。
小さなお子さんは特に、薄着をと思いがちですが、シーズン中の日中は帽子を必ずかぶり、極力肌を露出させないよう気を付けて下さい。
意外に洗濯物が乾かない
旅行中に手持ちのハンカチやタオルを洗って干したりすることはよくあります。暑い離島だからと、着替えの荷物を減らし、洗濯をして夜の内に乾かして使おうと思う人もいるかもしれませんが、宮古島も石垣島も、実は意外と洗濯物が乾きません。
離島は海に囲まれている為、湿度が猛烈に高く、外干しはもちろん、部屋干しでもなかなか乾きません。エアコンの効いたホテル内ならば薄手の物はある程度は乾きますが、どうしてもの場合は乾燥機のあるコインランドリーを利用して下さい。
宮古島も石垣島も魅力的で最高の旅になる
以上、宮古島と石垣島のどちらが人気か、おすすめスポットを徹底比較してご紹介しました。感動する程きれいな海が魅力の宮古島と、大自然を満喫できるリゾートアイランドの石垣島と、似ているようで違った魅力と楽しみ方があります。ゆったりとした島時間が流れる離島の旅は、どちらに行っても最高の思い出になること間違いなしです。
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宮古島は旅行先としてとても人気が高く、おいしいランチを探している人も多いのでは?そんな人のために、宮古島で特におすすめのラ...
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宮古島のお土産に迷ったらこのおすすめランキングから選べば間違いなし!青い海が印象的な宮古島。お土産探しは最低限にして、海を...
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宮古島の魅力は南国の綺麗なビーチだけではなく、んと素敵な温泉もあるのです。ビーチで遊んだあとは日本最南端の宮古島の温泉でゆ...
toshi_suzu2016
- 宮古島の居酒屋おすすめランキング・トップ11!子連れOKや個室ありは人気!
宮古島にある居酒屋ランキング・トップ11!この記事では宮古島の居酒屋をランキング形式でおすすめの店舗を紹介していきます。気...
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大神島は宮古島の北約4キロメートルの場所に位置する島です。大神島には神様が住むと言われ、立入禁止の聖域が存在するなど謎の多...
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海が美しい沖縄の離島・宮古島へ旅行すると、必ず出会うのが「宮古島まもる君」です。「宮古島まもる君」は、宮古列島の安全を守る...
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美しい海に囲まれた宮古島。宮古島を存分に楽しみたいなら、地元感溢れる民宿がおすすめです。ホテルより断然安い民宿は、豪華では...
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台湾と沖縄のちょうど真ん中に位置する宮古島。宮古島というと、青い空に美しいビーチというイメージがありますが、実は天の川、南...
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宮古島の綺麗な海でシュノーケリングを楽しみたい方必見です!今回は、宮古島でおすすめのシュノーケリングスポットを9か所厳選し...
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暖かい気候の沖縄ならではのフルーツはマンゴーです。マンゴーを都心で購入しようとすると金額も高く、高級なフルーツというイメー...
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沖縄の宮古島といえば、日本屈指のリゾート地のひとつです。そんな宮古島には、気軽に利用できる安いヴィラから、プライベートプー...
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今回は、宮古島の大人気観光スポットである「宮古島海中公園」の見どころを紹介致します。宮古島海中公園には、子供連れの方やカッ...
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東平安名崎は日本百景にも選ばれている宮古島を代表する観光地のひとつです。エメラルドグリーンの海に囲まれた細長い崎で、先端に...
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宮古島の空港ターミナルは、3階建て赤レンガの建物。1Fにはチェックインカウンター、到着ロビー。出発ロビーのある2Fには、宮...
堀井千恵子
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宮古島には美味しいと評判の焼肉店が数多くあります。ブランド牛の宮古牛が味わうことができるお店やランチメニューがあるお店、美...
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