小豆島・エンジェルロードの干潮時間やアクセスは？恋人の聖地をたっぷり紹介！

瀬戸内に浮かぶ「小豆島」は温暖な気候に恵まれ、自然な魅力ある絶景が数多くあります。今回はその中でも「恋人の聖地」として大人気スポットの「エンジェルロード」についてご紹介します。大自然の中で愛を誓い合う。そんなシチュエーションの夢ではありません。今、大切な相手がいる方はぜひ見てくださいね。

「小豆島」は香川県にある瀬戸内海に浮かぶ人口は約30,000人の島です。小豆島といえば何と言っても、オリーブが有名です。瀬戸内海式気候の温暖な土地柄を利用して栽培されるオリーブは、明治41年に日本ではじめて栽培に成功し、国内最大の生産量を誇ります。また、醤油、そうめんなども有名で夕日などの絶景が見られます。

小豆島へのアクセスは本州側・四国側から高速船、旅客船、フェリーがあります。本州側からは神戸新港・新岡山港・姫路港・日生港・宇野港からフェリーと旅客船が運航しています。四国側からは高松港・高松東港からフェリーと高速船が運航しています。色々なアクセス方法がありますので、まず目的地やルートを決めていくと良いでしょう。時間には余裕を持って、早めに着けるようにするとのんびりとできると思います。

小豆島を訪れる時期としては５月～８月下旬がベストです！それは小豆島の象徴であるオリーブが一番美しい時期だからです。白くて小さなオリーブの可憐な花が咲くのが５～６月、オリーブの実がなるのが７～８月、収穫が始まる９月下旬からはオリーブが熟して黒くなって、冬の間は植え込み作業とのこと。

"天使の散歩道"とも呼ばれているエンジェルロードは、干潮の時だけに現れる不思議な絶景スポット。一見そんなに長くないように見えますが、小豆島から約500mも続いている細長い砂州の道です。

元々は潮干狩りなどに利用されていましたが、「道の真ん中で手をつないだ恋人たちは結ばれる」と噂が広がり、恋人の聖地、縁結びのデートスポットとして一躍人気の観光地となりました。ちなみに国土交通省四国地方整備局による「四国のみずべ八十八カ所」にも選定されています。

エンジェルロードを渡れるのは、1日2回の干潮時にしかありません。干潮時刻の前後２時間は渡ることができます。干潮してしばらくしてから道が開けてきますので2時間経った頃が渡るのにちょうど良い時間です。旅行の際は干潮時刻の確認は必須です。干潮時間あらかじめ調べて、ゆとりを持ってお出かけ下さい。天候などで時間が多少前後する場合もありますのでご注意ください。

ここで注意が必要です。中には遊んでいるうちに潮が満ちてしまい帰れなくなってしまう人が必ずいるそうです。エンジェルロードを一通り回る所要時間は30分～1時間程度。干潮の2時間後には帰ってきているようにしましょう。決して、干潮時間を逃して島に取り残されてしまうということがないように。

「エンジェルロード」の名前の由来は豊臣秀吉の時代にキリスト教が禁止され、隠れキリシタンであった娘と神学生であった若者が恋に落ちたお話にあります。その後追っ手を逃れていた若者が余島へ逃げこむと、後を追って娘が海に着いたときには海は暗くて流れが早く渡ることができません。

そこで、娘は若者に教わった願いが叶うおまじないを思い出し、貝殻５つを十字架の形に並べて夜空に祈ります。すると、天使があらわれて白い砂の道を作り、無事に娘は若者の待つ島へ渡ることができました。

愛の力でできたこの道を「天使の散歩道＝エンジェルロード」と呼ぶようになったとか。恋人がいる人はデート気分を満喫して、そうでない人もロマンチックな気分に浸ってぜひ歩いてみてください。

エンジェルロードへのアクセス方法はこちらです。最寄の港は土庄港。土庄港から小豆島オリーブバス西浦線「小瀬行」のバスに乗って約10分、「国際ホテル前」バス停で降ります。バス停から徒歩3分程度でエンジェルロードに到着です。小瀬行のバスは1日に5本なので、時間が合わない場合はタクシーか徒歩なので事前に時間を調べておきましょう。土庄港からエンジェルロードまでは徒歩25分程で着きます。

マイカーやレンタカーで行く場合は、土庄港から5分程度で着きます。エンジェルロードには無料の駐車場があります。本州から土庄港へは両備フェリーで新岡山から行く航路になります。1日に13往復、新岡山から約1時間10分で土庄港へ到着です。エンジェルロードの専用駐車場は普通車22台まで可能です。ピーク時は小豆島国際ホテルへ200円で駐車可能です。

エンジェルロードすぐ横の小高い丘に「約束の丘展望台」は恋人たちのデートの人気スポット！ここから見渡すと、エンジェルロードも瀬戸内海も絶景で幸せの鐘を鳴らすこともでき、愛を誓う場所としてデートスポットにもなっています。 プロポーズの場所としても使われているようですよ！

階段を少し上がっていくだけなので、アクセスがしやすいです。忘れずにお立ち寄りください。また最寄の小豆島国際ホテルの売店では、余島へ奉納する絵馬が売られています。ここでお互いの願い事を書いて、愛を確かめ合ってくださいね！

実写版「魔女の宅急便」でお馴染みの「グーチョキパン店」で使われた「コリコ」。ロケで使用されていたセットを移設し、現在はハーブショップとなっています。パンも少しだけ売っていて購入できますが、ハーブやガーデングッズが主な商品です。小豆島オリーブ公園にあるのでアクセスもしやすいです。

映画「二十四の瞳」のロケ地で有名な「二十四の瞳映画村」。今でも実際に使われた木造校舎や家などが公開されています。村に一歩足を踏み入れると、まるで昭和初期にタイムスリップしたかのような町並みが味わえます。また、ここは映画「八日目の蝉」で使われていたりもします。

そして、ＴＢＳドラマ「ラブレター」のロケ地としても使われていたので、「ラブレター」のファンだった方にとっても、とてもロマンチックな場所ではないでしょうか。ドラマをまだ見てないという方はぜひ見てから訪れると、さらに楽しめると思います。特に恋人同士で行く場合にはデートがまた一段と素敵なものになるでしょう。

高松市にある『皇子神社』は、映画『世界の中心で愛を叫ぶ』のロケ地になったことで、一躍有名になったデートコースに最適なスポットです。小高い丘の上にあるこの神社では願いを書いた南京錠を策につけると願いが叶うとされています。恋人同士で訪れて永遠の愛を誓う人もいれば、復縁成就を願って一人で来るという人も少なくありません。

全国の縁結びのお寺の中でも、一番危険な場所にあると言っても過言ではない、笠ケ滝寺。噴火によってできた岩の山の山頂近くにあります。現世での煩悩を消す神様で、何が起きてもゆるぎない強さを与えてくれる神様です。険しい道であるので、覚悟は必要ですが、それも試練として頑張ってみるのも面白いと思います。

本堂までの途中には、洞窟の中に木をくりぬいた「幸せくぐり」という丸太があります。この六角形の穴をくぐると幸せになると言われています。縁結びのスポットで別名「縁結びのくぐり岩」と呼ばれ、人気のデートスポットとなっています。

朝早く起き、エンジェルロードに行くと、澄んだブルーの空に混じり、エンジェルロードと、道の先の弁天島を拝借できます。幻想的な時間帯です。運が良ければ、紫色の海と空の素晴らしい光景が見られます。映画やドラマにもエンジェルロードが使われるのが納得できます。

夕日に照らされる中、恋人同士でエンジェルロードを渡ったらなんともロマンチックですね。干潮時刻の前後合わせて、約2時間のみ、エンジェルロードが出現します。絶対、この時間を逃したくないです！目的地まで辿り着かなかったと残念なことがないようにアクセス方法はしっかり把握しておきましょうね。

実は、夜ライトアップされるんです。夜間のエンジェルロードもたまりません。キャンドルが灯され、恋が実ること間違いないです。1日を通して、様々な魅力がある小豆島・エンジェルロード。ぜひ大切な人と行ってロマンチックな気分を味わってみてください！素敵なひと時となります。

デートでも家族旅行でもお友達同士の旅先としてもお勧めの「エンジェルロード」。ぜひ幸せを探して、願いを叶えてくださいね。きっとあなたの下に天使が舞い降りて来るはずです！今度のお休みは瀬戸内海の絶景の宝庫「小豆島」への旅へ出てみてはいかがでしょうか？