小潘蛋糕坊はパイナップルケーキ専門店！お土産にもおすすめ！

台湾と言えば、ヌガーや中国茶などのグルメ系のお土産の宝庫です。そんな台湾でお土産として人気なのがパイナップルケーキ。中でも小潘蛋糕坊はパイナップルケーキの名店で、台湾ナンバー1と言われるほどの人気のお店です。この記事では、台湾で人気の小潘蛋糕坊のパイナップルケーキについて人気の秘密やお店へのアクセスなど詳しくご紹介いたします。

パイナップルケーキは、パイナップル餡をクッキー生地やケーキ生地で包んだものです。パイナップル餡というのは、ドライパイナップルと生のパイナップルの間のような、少しねっちりとした食感のものです。冬瓜を使っているものもありますが、一般的にパイナップル100％のものの方がお値段は高くなります。

パイナップルケーキが台湾のお土産の理由になっている理由は2つあると言われています。まずは、パイナップルが台湾のような温かい地域で採れる果物だということ。そしてもう1つの理由は縁起がいいと考えられていることです。

縁起がいいと言われるのは、パイナップルを台湾現地の言葉での発音した場合の「オンライ」が、「幸福が来る」という意味の言葉と同じ発音であるということ。そして、パイナップルは熟すと黄色になることから、風水で黄色が意味するところの金運と紐づいてイメージされることにあります。

さて、そんな台湾のお土産の定番のパイナップルケーキ。人気のお店は沢山ありますが、実は小潘蛋糕坊が他のお店とは異なっているおすすめポイントがあります。観光客がお土産に買いに来るだけではなく、地元の方も買いに並ぶほどの理由を、ご紹介いたしましょう。

まず1つ目のおすすめポイントは、焼き立てを提供していること。パイナップルケーキは、例えばスーパーで売っているものは大量生産、専門店でも工場で作られ、お店に運ばれてくることが多くなっています。

それに比較して小潘蛋糕坊はお店の向かいにある工場でパイナップルケーキを作っています。できたてのものがすぐに運ばれてくるため、焼き立てを購入することができます。また、パイナップルケーキのみでなくほかにも様々なお菓子のできたてが運ばれてくるため、その場で一緒に購入することができるのも魅力です。

小潘蛋糕坊のおすすめポイントポイント、2つ目はパッケージが素朴なものであること。パイナップルケーキは沢山のメーカーや専門店が販売している台湾の定番のお菓子であり、その差をつけるためにパッケージを派手なデザインにしたり、独特なデザインにしたりで消費者の目を引くものも多いです。

そんな中で、小潘蛋糕坊のパイナップルケーキはパッケージのデザインはとてもシンプル。味で勝負という意気込みが感じられるほか、そのシンプルなデザインがかえって高級感があると人気になっています。また、包装なしという究極のシンプルなものもあり、その分お値段が安くなっているのでおすすめです。

小潘蛋糕坊のパイナップルケーキは、他のお店のパイナップルケーキと異なり、餡が少なめ。一見すると、少し物足りないようにも感じますが、実は食べてみるとこれがちょうどよい食感なのです。

薄い生地は餡が口の中いっぱいに広がり、美味しいものですが、少し口の中に甘さが残ってしまうという意見もあります。その反面、小潘蛋糕坊の分厚い生地は、しっとりしていて風味が濃厚な味わい。中の餡と合わさって、ちょうどよいおいしさです。生地に自信があるからこそできるこの餡の少ないパイナップルケーキは小潘蛋糕坊だけの特別な食感です。

小潘蛋糕坊が人気の秘密、まず1つ目は安くて美味しいことです。パイナップルケーキには専門店で売っているものと、スーパーなどで売っている大量生産のものがありますが、小潘蛋糕坊のパイナップルケーキは前者に分類されます。

通常、専門店のパイナップルケーキはお土産ものとして観光客向けに販売しているため、少しお値段が高くなるのですが、小潘蛋糕坊は地元の人をターゲットにしているお店のため、美味しいのにお値段はリーズナブルと、コスパがよく人気となっています。

詳しいお値段は後程ご紹介いたしますが、包装なしというものも選ぶことができ、その場合お値段は包装ありよりも1個あたり4元（約14円）も安くなっています。

小潘蛋糕坊のパイナップルケーキの餡に使われている生地は、実はパイナップルや冬瓜などの通常の素材だけではありません。後程、お値段のご紹介の際に詳しくお伝えいたしますが、実は小潘蛋糕坊のパイナップルケーキには3種類の商品があり、そのうち1つには卵黄が使われています。その餡が他にはない面白い味と食感だとして人気を呼んでいます。

また、その卵黄を使ったパイナップルケーキをお土産にした場合、お土産を贈った相手がパイナップルケーキに飽きていた場合でも喜んでもらえるというのも人気の理由になっています。新な味と食感で、通常のパイナップルケーキとはまた別物として食べてもらえることが多いようです。

小潘蛋糕坊のパイナップルケーキの生地は、上でもお伝えいたしましたが、他店のパイナップルケーキと比較して分厚いものとなっています。通常、パイナップルケーキはやはり餡が多い方が人気があるのですが、小潘蛋糕坊の場合はその生地の美味しさも話題を呼んでおり、人気の理由となっています。

生地の美味しさの理由は、そのしっとりした食感にあります。パイナップルケーキの生地は一般的にクッキー生地ですが、パイナップルケーキという名前のとおり、ケーキのようにしっとりとした生地が好まれます。

さくさくしつつも決して乾燥しているわけではないしっとりした生地と、甘さ控えめの餡との相性が抜群なのです。

さて、小潘蛋糕坊のパイナップルケーキ、お店に行って実食してみたいものです。先ほどご紹介したとおり、小潘蛋糕坊のパイナップルケーキには3種類のものがあります。そのそれぞれのお値段と商品の詳細についてご紹介いたします。まずは、一番スタンダードなパイナップルケーキのご紹介です。

一番スタンダードなパイナップルケーキは、鳳梨酥という名前で、冬瓜などを使用したパイナップル餡の入ったパイナップルケーキです。小潘蛋糕坊のパイナップルケーキは、包装あり、包装なしを選ぶことができます。

包装なしの場合鳳梨酥は1個17元、15個255元、20個340元、30個510元です。包装ありの場合は、1個21元、10個210元、12個250元、18個380元と、箱の大きさの関係から、販売個数の単位も異なってきますのでご注意ください。

土鳳梨酥というのは、パイナップルケーキの中でも高級と言われる類のもの。一般的に冬瓜を使用せず、パイナップルのみの餡であることが多いとされています。ただし、小潘蛋糕坊の土鳳梨酥については、少々冬瓜も使用しているようです。「土」とは「昔ながらの」という意味だそうで、本来のパイナップルケーキは土鳳梨酥だという声も多くあります。

土鳳梨酥と鳳梨酥を食べた違いとしては、味が土鳳梨酥の方が甘さ控えめであること、食感のねっちり感が少なく、生のパイナップルのようなシャキシャキとした食感が楽しめることが挙げられます。また、高級であることから贈答品としては土鳳梨酥の方が好まれます。

小潘蛋糕坊の土鳳梨酥については、他の2種類のパイナップルケーキとは異なり、包装ありのものしか用意されていません。お値段は3種類の中でも最も高く、1個26元、10個260元、12個310元、18個465元となっています。

小潘蛋糕坊独自のパイナップルケーキとして知られる、卵黄の入ったパイナップルケーキは鳳凰酥と呼ばれています。卵黄というのは、月餅などに使われている塩漬け卵のことで、中国のお菓子には使われていることも多いものです。

その塩漬け卵をペースト状にして、パイナップル餡と合わせてパイナップルケーキの生地で包んだものが鳳凰酥で、通常のパイナップルケーキに比べて塩辛さと甘さが合わさった独特の味で人気を呼んでいます。

通常のパイナップルケーキが洋菓子に近いのに比べて、鳳凰酥は中国の伝統的なお菓子や、和菓子などに近い味であり、初めて食べるながらもどこか懐かしい味であると日本人にも評判です。

そんな鳳凰酥のお値段は、包装なしの場合が1個18元、15個270元、20個360元、30個540元。包装ありの場合ですと、1個22元、10個220元、12個260元、18個360元となっています。

有名店のパイナップルケーキは、空港やショッピングセンター、百貨店などありとあらゆるところで買えることが多いのですが、小潘蛋糕坊は地元の人向けのお店ですので、お店に出向かなければなりません。小潘蛋糕坊のお店へのアクセス情報や、営業時間をご紹介いたします。

まずは、小潘蛋糕坊へのアクセス情報のご紹介ですが、実は小潘蛋糕坊の所在地は台北市内ではありません。新北市の板橋区というところに位置しています。しかしながら、台北から離れているわけではなく、台北駅からわずか18分でアクセス可能です。

台北のMRT板南線に乗り、板橋駅で降り、そこから徒歩12分、もしくはタクシーで5分でアクセスできます。常に行列のできる有名店ですので、場所がわからなければ近くにいる方にアクセス方法を聞いてみるのもよいでしょう。

小潘蛋糕坊の営業時間は朝8時から夜8時までの12時間です。営業時間自体は長いですが、行列が長く、お昼など混み合う時間に行った際はかなり並ぶことになってしまいます。他の観光の予定がある方や、時間を有効に使いたい方は、早めの時間にお店まで買いに行くことをおすすめいたします。

大人気でいつも行列ができている小潘蛋糕坊ですが、実は近くには支店の和平店というものもあります。最寄り駅は府中駅ですが、徒歩でのアクセスですと30分程度かかってしまいますので、タクシーでのアクセスをおすすめします。タクシーの場合府中駅もしくは板橋駅から10分程度でアクセス可能です。

小潘蛋糕坊のパイナップルケーキですが、その場でケーキを作っていることから、実は賞味期限はスーパーなどで売っているものと比較してかなり短くなっています。

また、包装ありのもの、包装なしのもので賞味期限が異なることについても注意が必要です。包装なしのものですと、常温で2週間、包装ありのもので常温で4週間の賞味期限となっています。包装ありの方が倍の期間長持ちすることを考えると、お土産にする場合や、あまり一度に沢山食べないという方の場合は包装ありを選ぶのがおすすめです。

小潘蛋糕坊のパイナップルケーキはご紹介したとおり、行列ができるほどの人気となっています。そのため、時には売り切れが出てしまうこともあります。特に、人気の鳳凰酥はやはり早めに売り切れる傾向にあるようです。早いときには昼頃には買えないという事態になってしまうこともありますので、時間には余裕をもって、朝早くに訪れるのがおすすめです。

いかがでしたでしょうか。この記事では、台湾のパイナップルケーキの人気店、小潘蛋糕坊の人気の秘密やおすすめポイント、商品の内容やお値段、アクセス情報などを詳しくお伝えいたしました。台湾のお土産として高い人気を誇るパイナップルケーキ。人気店の小潘蛋糕坊でぜひパイナップルケーキをお土産に購入してみましょう。