二子山の登山は岩場が多くてスリル満点！コースやアクセス方法もご紹介！

二子山というのは、どのコースでも岩場が多い山です。埼玉県秩父の高い山でロッククライミングの登攀としても用いられます。岩場が多いですがコースによっては日帰りで楽しめます。二子山は険しい山ですからどのコースでも気を引き締める必要はありそうです。そんな二子山のコースやアクセス方法、他にもおすすめの観光スポットをご紹介します。

岩場が魅力の二子山へのアクセスは、秩父駅からバスに乗って小鹿野役場で降ります。坂本（小鹿野町）へ向かうバスに乗り換え、坂本で下車します。

バスに乗っている時間は、合計で1時間とちょっと。アクセスにはそれなりに時間が掛かります。日帰りで登山を楽しみたい場合は、日暮れまでに下山できるように早朝から登山を開始できるように二子山の登山口へアクセスしましょう。

秩父の二子山は、岩場も多く登るのが大変かもしれませんが頂上からの眺めはとても素晴らしくて一見の価値はあるようです。コースによっては上級者でも苦労する山として認識されていますが、山頂からは秩父市内も眼下に小さく見ることができ、登山の達成感というものを味わうことができそうです。

ハイキングや初心者向けの簡単な二子山の登山コースは、芦ヶ久保駅から登山を開始し、半時間ほどで兵の沢という水場、そこからおよそ一時間ほど行くと尾根が見え、そこから半時間ほどで雄岳が視界に映ります。山頂より山頂近くからの方がよく見える秩父盆地などは素晴らしい眺めです。

股峠からが、二子山の普通ルートと上級者ルートの分かれ道です。二子山は上級者ルートでは西岳へ向かいます。上級者コースの案内が出てくるのでそれに従い進みます。険しい岩場のコースなので、上級者であっても二子山は最新の注意を払って登りましょう。

岩だらけの尾根道を行くと頂上です。二子山は険しい岩場で、滑落事故が起こりやすいです。必ず複数人での登山を心掛け、体力や技術に無理のない登山で二子山を楽しみましょう。

二子山に実際に登山した人の、コースについての感想やどの程度おすすめかなどについて口コミを確認してみましょう。「二子山は、中級から上級者以上のクライミングに向いています。初心者におすすめなのは中央稜です。」「二子山はスリリングです。一般コースでも、下手をしたら転落してしまう場所もあります。」

「二子山は結構急登です。二子山の頂上辺りには鎖場もあります。」「二子山の上級コースではほとんど垂直なところもあります。二子山で下手をしたら命の保証はできません。二子山を登る人は気を付けて登りましょう。」

「二子山は石灰岩の山です。二子山の山頂から続く尾根の展望は素敵です。」「二子山は、稜線から転落して死亡事故もあったようです。登山技術などを考慮して無理をしないことが大切です。二子山のみならず坂本に泊まって両神山も登ると楽しいでしょう。」

二子山付近で宿泊して、翌日近くの別の山を登山するというのも良いでしょう。二子山からアクセスしやすいキャンプ場についてご紹介します。宿泊施設も良いですが、キャンプも違った楽しさがあります。

「おくちちぶ両神キャンプ場」というところは、魚の観察や水遊びもできます。流しそうめんやピザを作る体験ができます。家族連れが多く利用しそうなキャンプ場です。バンガローを使う場合は一泊300円くらい掛かります。

オートキャンプへの入場料も300円です。車でもアクセスできますし、電車だと三峰口駅で降りて小鹿野町のバスに乗り、アクセスできます。

秩父には二子山以外にも山が沢山ありますが、あまり知られていないマイナーな山もあります。その中には、二子山のように岩場がたくさんあって岩場の登山が好きな人におすすめできる隠れた名峰があります。二子山とは違い低めですが岩場や鎖場だらけの山で、かなり鍛えられそうです。

その山は「般若山」と「釜ノ沢五峰」といいます。「両神山」も、岩場が多く登り応えがある山として知られています。

二子山にどの靴を履いていくかは重要です。足の指や爪、踵などに負担をかけ、それをかばう姿勢が脚の筋肉や腰などにも負担を掛けるという負の連鎖になります。登山靴を適切に選び、足元に不安のない快適な登山にしましょう。

二子山の登山の際に履くべきではない靴は、ソールが柔らかい靴です。クッション性が低く何時間もそれを履いていると足が痛くなりやすいのが特徴です。見た感じの雰囲気は登山用みたいに見える靴でも、このような靴があるので気を付けてください。

また、岩場を登るためのクライミング用の靴は縦走や下山に適切ではないので足が痛くなりやすいです。こちらは逆にソールが固くクッション性がありません。登山靴に重要なのは、シャンクです。シャンクというのは靴のアーチを支える芯材です。これが入っていればクッション性があり登りやすく、二子山のような岩場でも安定感があります。

登山の際は、基本的に汗冷え対策や標高による気温の変化、天気の変化などへの対策が必要です。乾きやすいインナーを着用しましょう。ウェアも汗がすぐに乾くような素材の製品を選び、パンツは姿勢に合わせて伸びるようなストレッチ性が重要です。靴下も登山用の靴下を購入することをおすすめします。そちらの方が足が疲れにくいようです。

二子山の登山に必須の持ち物についてご紹介します。レインコート、両手が使えて便利なヘッドライト、ザックカバー、タオル、方位磁石、地図、筆記用具、何かと便利なスマートフォン、予備のモバイルバッテリー、ティッシュ、ゴミ袋、現金、行動食、水分補給のペットボトル。以上がリュックサックに入れる基本的な登山の持ち物です。

岩場が多く、危険な二子山。登山に行く前に、登山計画書は必ず登山口のポストに提出して行きましょう。二子山にはないみたいなので近くの交番に提出することをおすすめします。

身近な人にも登山計画書のコピーを出しておけば、万が一遭難した場合に救助がしやすくなります。登山に行ったことを誰も知らないようだと、捜索が遅れて助からなくなる危険性が上がります。

橋立鍾乳洞は秩父市上影森にある鍾乳洞です。アクセスは浦山口駅から800メートル、14分ほど進むと到着です。橋立鍾乳洞は、武甲山のふもとに位置し、県の天然記念物でもあり、観光できるただ一つの鍾乳洞です。暑い季節でもひんやりしていて、中に入るとあちこちに鍾乳石が並び、迫力があります。

思わずシャッターを押したくなりそうですが、撮影は禁止されていますので、カメラをお持ちの方は気を付けてください。手軽にアクセスができる秩父の鍾乳洞にぜひ行ってみてはいかがでしょうか。

秩父鉄道車両公園は、埼玉県秩父市荒川白久にある鉄道公園で、秩父鉄道で使われていた車両を見ることができる観光スポットです。鉄道ファンにとってはとても素晴らしい公園でしょう。秩父鉄道車両公園へのアクセスは、警報機や遮断機が設置されていない踏切を進む必要があるので気を付けてください。この公園は季節によっては桜が見られます。

埼玉県秩父郡小鹿野町長留にある、子どもも大人も楽しめる観光施設です。秩父ミューズパークへのアクセスは、西武秩父駅のバスへ乗り、巴川で降りて1.5キロ26分くらいで到着します。秩父市街地を見渡せる観光スポットで、暑い季節にはホタル、秋にはイチョウ並木など季節を感じられる絶景が見られる場所です。

秩父ミューズパーク内にある、メープルシロップなどを使ったスイーツなどを提供しているカフェです。パンケーキや飲み物、どれも美味しいと評判です。パンケーキは甘すぎず、甘さが苦手な人も是非行ってみてはいかがでしょうか。カフェの雰囲気が良く、まったりした時間を過ごせそうです。

芝生広場や面白そうな滑り台がいくつかあります。最長で53メートルもあり、かなり爽快感がありそうです。いつでも滑り台を滑れるわけではなく、利用できる時間帯は決まっています。9時から17時が基本です。しかし7月から8月は日が暮れるのが遅いので、30分時間が延長され17時半までとなります。

スカイロードというのは、自然が充分味わえる道です。ミューズパーク内を結ぶ道で、路面には宇宙誕生などの壮大な歴史が表されているといいます。スカイロードには汽車型の乗り物も走っています。切符を購入すれば自由に乗ったり降りたりできます。

サイクリングセンター、展望すべり台からそれぞれ出発して行ったり来たりしています。スポーツの森、音楽堂、薬用植物園などを通るようです。

南口と北口に自転車を貸し出してくれるところがあります。普通自転車はもちろん、マウンテンバイクや特殊自転車などもあるのでミューズパークの中を自転車で巡ってみてはいかがでしょうか。家族旅行なら、4人乗りとかの自転車が面白そうですね。お子さんも喜ぶでしょう。

火曜日は定休日ですが、南口サイクリングセンターにあるサイクルランドではコースの中を面白い自転車で走ることができます。普通の自転車とは違い四輪車などです。無料ではなく料金が掛かります。営業時間は9時から17時ですが最終受付は16時なのでご注意ください。

料金は自転車の種類によって違います。普通自転車とマウンテンバイク、子ども自転車は2時間500円、特殊自転車は2人乗り用だと1,000円、3人から4人乗りの特殊自転車だと1,500円になります。

ミューズパーク管理事務所の横にあるテニスコートでテニスができます。テニスコートを使うためには予約が必要です。料金が掛かりますが、県内から来た人と県外からの観光客では料金が違います。県営のテニスコートなので、県内からだと少し安いです。学生はさらに半額になります。

ただし、小学生から高校生までで大学生は一般として扱われるようです。また、学生証を呈する必要があります。

ホームページに記載されている情報によれば、学生のみで利用する場合に学生料金が適用されるようです。家族旅行などで大人に混ざって学生がいるような場合では学生価格が適用されないかもしれません。

観光者の口コミについて確認していきましょう。いくつか注意すべき点についても分かります。「長いすべり台は子供と楽しみました。しかしお尻の下にダンボールを敷いたほうが良かったかと思います。おしりの皮が剥けてしまいます。」「園内はとても散策に向いています。トイレやベンチなどが設置されているので安心です。」

「サイクリングは、意外と体力を使います。三人乗りの面白い自転車は、重くて進まないのであまりお勧めはできません。」「テニスやピクニック、凧揚げ、季節を感じられる自然などおすすめです。」

「サイクリング、フォレストアドベンチャーなど、大人でも、子どもがいる家族でも楽しめる観光スポットです。紅葉など、季節によって雰囲気が違うところも秩父ミューズパークの見どころです。」

県立西秩父自然公園は、秩父市にある、あまり人の手が入らない自然公園です。アクセスは少し不便ですが釣りをしに来る人もいると聞きます。バス釣りというのを趣味にしている人も多いようですが、バス釣りが好きな人も利用する施設だといいます。ワカサギも釣れるようです。釣りだけではなく散策をすればリフレッシュになりそうです。

秩父には自然が沢山あり、二子山以外にも紅葉が美しい観光スポットもあります。奥秩父と、長瀞などがおすすめされています。奥秩父はドライブで向かうのがおすすめの場所です。長瀞は、車ではなくて電車でも行きやすいというメリットがあります。紅葉が好きな人は、是非秩父に行ってみてはいかがでしょうか。

埼玉県立自然の博物館は秩父の長瀞にあります。アクセス方法は、電車なら秩父鉄道の上長瀞駅からおよそ300メートルほど進んだところです。駅には出口が一つあり、そこから出て道を直進、丁字路を左へ曲がったら100メートルほど行けば、埼玉県立自然の博物館が見えてきます。車でのアクセスの場合でも博物館に無料駐車場があります。

巨大ザメや謎の海獣などが展示されています。触れる剥製が人気です。動物や植物に関心のある人は楽しめるでしょう。

日帰りでも登山することはできますが、やはり泊りがけで一泊二日の登山にするとのんびりと登山でき、二子山やその他秩父の山の楽しさに気付くことができるのではないでしょうか。泊りがけで登山をする場合は山小屋かテントに泊まりますが、二子山に山小屋はあるのか、テントの場合どのような荷物が必要なのかなどご紹介します。

泊りがけの登山の良さというのは、やはり同じく泊りがけで登山に来た人たちと山小屋で知り合えるということです。トレッキングやハイキングなど、同じ趣味ということで気が合い新しい友人知人を作る良い機会でもあります。また、これまで登った山についてなど興味深い話聞けるチャンスでもあります。

テントのデメリットは、荷物が多くなるということです。また、テントを設営する時の知識や手間が必要になります。メリットは、他人への気配りや気苦労がなく気楽に宿泊できるという点です。

山小屋は、食料や調理器具、テント、食器などを持参しなくていいというメリットがあります。ただしこれはお金を払って泊まるような、従業員が食事や寝具などを用意してくれる山小屋の場合です。

無人の山小屋の場合はテントに泊まる時と同様の準備をしていかなければなりません。また、山小屋は他人との交流が発生しますからそれを楽しめる人に向いているでしょう。

登山の時に持参すると便利なアイテムが、トイレットペーパー、ヘッドライトです。片手にライトを持ちながら荷物を探したりしまうのは大変なので、両手を使えるように頭にライトを着けるヘッドライトを使いましょう。

電池切れに備えるために予備の電池も持っていくと安心です。また、トイレットペーパーを持っていけばトイレの時や食器を拭くなどに使えます。

テントは、インナーテントを広げ、ポールを通し、テントの四隅のエンドピンに差し込むとポールが張ってテントが立ち上がるので、インナーテントに何か所か付いているフックをポールに掛けたら、フロントポールを設置し、ペグを打ち込んでテントを強固に固定する、雨風を軽減するためのフライシートを固定する、などの作業があります。

テントによっても設営が簡単なテントや難しいテントがあるようです。初心者に定評があるのは「コールマンテント タフワイドドーム4 スタートパッケージ」という製品です。家族何人かで宿泊できる広めのテントになっています。

近年のテント、特にドームテントは設営が比較的楽なのでおすすめです。初心者でも20分もあれば設営できるようですが、あたりが暗くなってからだと難しくなるので明るい時間に設営できるように行動しましょう。

また、テント設営の場所は川辺を避けましょう。増水しないだろうと甘く見ていると痛い目に遭うかもしれません。キャンプしている場所では良い天気かもしれませんが、上流の地域では雨が沢山降っていていきなり増水してくる危険性があります。

異変に気付いた時点で撤収しようとしても手遅れになるかもしれないので川辺は避けましょう。また、風が強い場所はテントが簡単に飛んで行ってしまうのでやはり避けるのが基本です。

食材はもちろん持参していったほうが安心です。営業小屋を予約していたとしても迷子などで到着が遅れてしまいお腹が空いてしまうことも考えられますから、調理が簡単な食材、オートミールやカップラーメンを持参することをおすすめします。

オートミールというのは、何分か煮ればすぐに食べられる状態になります。お米を一から炊飯するような手間はかかりませんからおすすめです。オートミールの原料は燕麦です。白米より食物繊維が多くお腹が膨れやすいでしょう。

キャンプの上級者は、簡易的な食事ではなく、コース料理を作るという人もいるようです。しかも和食のコース料理や中華のコース料理、イタリアンのコース料理、エスニックのコース料理、七輪でコース料理などバリエーションも豊富で極めています。自然の中で食べるコース料理の味はまた格別でしょう。

埼玉県の秩父市は実は美味しい名産品がたくさんある地域です。このことは、県内以外の人にはあまり知られていません。秩父の美味しい名産をいくつかご紹介します。お土産におすすめな名産もあります。

豚を味噌に漬けて炭火で焼いた「豚みそ丼」は、西武秩父駅からアクセスが容易で5分ほど進むと到着する「豚みそ丼本舗 野さか」が定評があります。お肉がたっぷりですが、美味しく完食できます。

「豚肉の味噌漬け」は、秩父の猟師の保存食が元になっている秩父の郷土料理です。イノシシは豚が野生化したものだといわれています。当時はイノシシを味噌に漬けていたのを現代は豚肉で再現したもののようです。柔らかい豚肉と味わいが格別だとか。土産物としてもポピュラーです。

秩父の名産「わらじカツ」は、このためだけにわざわざ秩父に観光に来る人も多いという郷土料理です。わらじカツを出しているお店はおよそ10軒ほどあります。

秩父は昼と夜の寒暖差が大きく、蕎麦の栽培がしやすく秩父には蕎麦屋が多いのも特徴です。定評のお蕎麦屋さんは「手打そば武蔵屋」で、打ちたての蕎麦を味わうことができますしお土産の蕎麦を購入することができます。

秩父の二子山についてっご紹介しました。上級者コースの岩場は危険なので充分に気を付けてください。秩父には他にも岩場が多い山がいくつかあります。登り応えがある岩場が好きな人は是非秩父に行ってみてください。