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マレーシア世界遺産の見どころは?おすすめスポットを厳選してご紹介!

マレーシア世界遺産の見どころは?おすすめスポットを厳選してご紹介!
投稿日: 2019年3月4日最終更新日: 2020年10月8日

マレーシアには世界遺産が4つあり、そのうち自然遺産が2つ、文化遺産が2つあります。マレーシアの豊かな自然が楽しめるスポットや植民地時代の街並みが楽しめるスポットなど、観光地としても有名です。マレーシアの世界遺産の見どころや行き方などを紹介します。

マレーシアの世界遺産は貴重なものが多い!見出し

Photo by Phalinn Ooi

マレーシアには世界遺産が4つあります。文化遺産は2つあり、その1つ「マラッカ海峡の歴史的都市群」はマラッカとジョージタウンの2つの都市が登録されています。もう1つの文化遺産はレンゴン渓谷の考古遺産で、貴重な出土品が多く発見されています。

自然遺産はマレーシアのボルネオ島にあるグヌン・ムル国立公園とキナバル自然公園です。特にキナバル自然公園は動植物の宝庫として知られ、観光客も多く訪れる人気観光地です。そんなマレーシアの世界遺産についてご紹介いたします。

見どころたっぷりの世界遺産は人気の観光スポットになっている

Photo by kudumomo

世界遺産の登録されているマラッカとジョージタウンは、マレーシアの中で最も人気がある観光地です。ヨーロッパの殖民地時代の建物が多く残り、見どころも多く観光名所を訪ねながら散策にもおすすめのスポットです。自然を楽しみたい方にはキナバル自然公園がおすすめです。登山やトレッキングなどが満喫できます。

日本からの行き方

Photo by Michael Rehfeldt

日本からマレーシアへの行き方は、マレーシア航空がクアラルンプールとコタキナバルに、また日本航空がクアラルンプールに直行便を運航しています。成田、羽田、関西からの発着便があり、所要時間は7時間前後です。

直行便での行き方の他に、香港、台北、バンコク、シンガポールなどを経由して行く行き方があります。フライトによっては、経由地で1泊する必要があります。また、タイ、シンガポールからマレーシアのマレー半島へはバスや鉄道を使って行く行き方もあります。

マレーシアってどんな国?見出し

Photo by Dennis S. Hurd

マレーシアの世界遺産を紹介する前に、マレーシアについて簡単に見ておきましょう。マレーシアは東南アジアにある国で、マレー半島とボルネオ島の2つに分かれています。首都はマレー半島に位置するクアラルンプールです。マレー系・中国系・インド系と多くの民族がともに暮らす他民族国家で、多くの人が共通語として英語を話します。

マレーシアは東南アジアの中でも政治が安定していて、治安がいい国として知られています。安全に楽しく観光を楽しむことができるでしょう。

気候は1年を通じて暑く、雨季と乾季に分かれます。マレー半島の東海岸と西海岸、ボルネオ島の気候はそれぞれわずかに異なるので、訪れる際は天気予報などを確認してください。

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マレーシアの世界遺産「マラッカ」見出し

Photo by Dennis S. Hurd

マラッカはマレーシアのマレー半島に南西岸に位置します。ペナン島のジョージタウンとともに2008年にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。

マラッカ王国は西暦1400年にインドネシア・スマトラ島の王子によって建国されました。東西貿易の交易点という絶好の立地にあっため、その後、100年の間にポルトガル、オランダ、イギリスと次々とヨーロッパの列強に支配されます。旧日本軍の占領を経てようやく1957年に独立を果たしました。

Photo bysharonang

マレーシアのマラッカにはヨーロッパに支配下で作られたコロニアル調の建物や教会、寺院などが多く残っています。また、中国文化の影響を強く受け、マレー文化と中国文化を融合した独特なプラナカン文化が花開きました。複雑な歴史と他の地域には見られないユニークな文化が評価され、ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。

マラッカはマレーシアで最も人気がある観光地の1つです。街自体は小さいので1日で回ることができますが、見どころが多いので1泊してゆっくりと観光スポットを巡ったり、マラッカならではのグルメを楽しんだりするのもおすすめです。

マレーシアの首都「クアラルンプール」からバスで2時間

Photo by Dennis S. Hurd

マレーシアの世界遺産・マラッカへの行き方を説明しましょう。マラッカには空港はなく、マレーシアの首都・クアラルンプールからバスや列車での行き方がおすすめです。高速バスでの行き方が早くて便利です。本数も多く、約2時間から2時間30分で着くことができるので、日帰り旅行としてもおすすめです。

マレーシアのマラッカは、シンガポールからの日帰り観光スポットとしても人気があります。シンガポールからの行き方は、直行の長距離高速バスで簡単にアクセスできます。シンガポールからマレーシアのマラッカまでは4時間から4時間半かかります。

ポルトガルの総督によって建てられた砦【サンチャゴ砦】

Photo by paularps

マレーシアの世界遺産マラッカには見どころが多くありますが、その1つサンチャゴ砦はマラッカを代表する人気観光スポットです。1511年にポルトガル軍がオランダの攻撃を防ぐために造られました。ファモサ要塞跡とも呼ばれ、マラッカの中心部に位置するセントポールの丘のふもとにあります。

サンチャゴ砦は建設された当時は高い塀で囲まれていましたが、現在は大きな門と大砲が残されているのみとなっています。砦を通り抜けた先には、丘の上に立つセントポール教会へ続く道があります。

丘の頂上からはマラッカ海峡を一望でき、マラッカの見どころの1つとなっています。ここから見る夕日は世界3大夕日の1つに数えられています。観光の際にはぜひこちらも訪れてください。

ムラカ・キリスト教会がおすすめの【オランダ広場】

Photo by Dennis S. Hurd

オランダ広場はマラッカ観光のスタート地点となる場所です。オランダ統治時代に作られた建物が並び、フォトジェニックなスポットとして知られています。噴水を中心に明るいピンク色のムラカ・キリスト教会、オランダ統治時代の旧総督邸「スタダイス」、1904年にイギリスのビクトリア女王に捧げるために造られた噴水など、多くの見どころがあります。

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マレーシアの世界遺産「ジョージタウン」見出し

Photo by xiquinhosilva

ジョージタウンはマレーシアのマレー半島ペナン島に位置します。2008年にマレーシアの南部のマラッカとともに世界遺産(文化遺産)に登録されました。ジョージタウンは古くから海のシルクロードと呼ばれた地点にあります。ヨーロッパだけではなく、中国、インド、イスラムの国々から貿易商人が訪れ、貿易港として大きく発展しました。

ペナン島はイギリス人がマレー半島で最初に入植した場所で、イギリス植民地時代に造られた建物が多く残されています。コロニアル調の街並みはたいへん美しく、世界遺産だけではなくマレーシアを代表する観光名所の1つになっています。

世界遺産・ジョージタウンへの行き方は、マレーシアの首都クアラルンプールから飛行機を利用して簡単に行くことができます。本数も多く、ペナン国際空港まで約1時間のフライトです。マレー鉄道での行き方は約4時間、高速バスでの行き方は約5時間です。

ジョージタウンで最古のヒンドゥー寺院【マハ・マリアマン寺院】

Photo by Jorge Lascar

ジョージタウンには多くの見どころがあります。その1つマハ・マリアマン寺院は、1833年に建てられたヒンズー教の寺院で、世界遺産・ジョージタウンで最古のものです。ヒンズー教の神々の彫刻が素晴らしく、フォトジェニックなスポットとしても人気があります。

この寺院はジョージタウンのマスジッド・カピタン・クリン通りにあります。この1本の通りにはイスラム教のモスク、仏教徒の観音寺、キリスト教徒のセント・ジョージ教会と異なる宗教の寺院が並んでいて、世界でも類を見ない珍しい通りとなっています。

様々な文化が混じり合った街並みを楽しめる【コーンウォリス要塞】

Photo by jorge.cancela

コーンウォリス要塞は、イギリスの東インド会社の提督フランシス・ライトが1786年に初めてマレーシアに上陸した地点に造られた要塞です。要塞の名前は、当時のインド総督・チャールズ・コーンウォリスに由来します。レンガ造りの壁に囲まれ、海に向かって大砲が並んでいます。

コーンウォリス要塞周辺にも多くの人気観光スポットがあります。コロニアル調の美しい街並みを楽しみながら、散策を満喫してください。

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マレーシア世界遺産「レンゴン渓谷の考古遺跡」見出し

Photo by Fat Joe's (胖Joe's) Photos

レンゴン渓谷の考古遺跡はマレー半島のレンゴン渓谷にある遺跡で、マレーシアの4番目の世界遺産(文化遺産)として登録されました。約200万年前の旧石器時代のものと推定される遺跡で、アフリカ大陸以外では最古の人類の痕跡と言われています。

マレーシアの世界遺産・レンゴン渓谷はペラ州の州都・イポーから2時間ほど離れた場所にあります。首都クアラルンプールからはイポーまではバスか鉄道で約4時間かかり、行き方が少し難しい場所にあります。

イポーからレンゴン渓谷までの行き方も少し難しく、路線バスで2時間半以上かかります。最寄のバス停から渓谷までは約2km離れているので、訪れる際には行き方をしっかりとチェックしてください。

東南アジアで最古の完全な人骨【ペラ・マン】

Photo by Kabacchi

世界遺産・レンゴン渓谷の考古遺跡の出土品はレンゴン渓谷の考古学遺跡で見ることができます。最大の見どころは、全身がほぼ完全な形で発掘された「ペラ・マン」と呼ばれる人骨です。

「ペラ・マン」は約100万年前以上前にこの地で生活をしていた男性の人間で、マレーシアで最古の人間とされています。2004年には「ペラ・ウーマン」という女性の人骨も発見されています。

博物館には石器時代から青銅器時代にわたる装飾品は壁画などが展示され、見どころがたくさんあります。当時の生活の様子を分かりやすく展示していて、考古学に興味のある方にとっておすすめの観光名所です。

マレーシア世界遺産「キナバル自然公園」見出し

Photo by berniedup

キナバル自然公園はマレーシアのボルネオ島にある世界遺産(自然遺産)です。キナバル山は東南アジアの最高峰で、山のふもとの熱帯雨林、中腹の高地林、花崗岩の頂上など、変化に富んだ自然の中で多種多様な動植物が生息しています。絶滅が危惧される動植物や固有種も多く、生物の宝庫として知られています。

キナバル自然公園の行き方は、ボルネオ島のコタキナバルからアクセスすることができます。コタキナバルからキナバル自然公園までは車で約2時間です。路線バスやタクシーをチャーターして行くことができますが、ツアーを利用する行き方のほうが簡単です。

次に日本からマレーシア・コタキナバルへの行き方ですが、成田からマレーシア航空が直行便を運航しています。またクアラルンプールからコタキナバルへは多くの便が運航されています。

マレーシアで最高峰の【キナバル山】

Photo by NH53

キナバル山は、マレーシアのボルネオ島の最高峰だけではなく、東南アジアの中でも最も高い山です。標高4096mあり、頂上まで登ることができます。

トレッキングルートが整備されているので、世界遺産の景色を楽しみながら登ることができます。特に御来光が人気で、夜中の2時に山小屋を出発し、山頂を目指します。山頂からはキナバル山の大パノラマを楽しめます。

Photo by jhecking

世界遺産・キナバル自然公園は登山をしなくても、様々な見どころが楽しめます。公園内の珍しい植物を集めた植物園・マウンテンガーデンやレンジャーによるガイドウォークなどもおすすめです。

最も人気がある見どころは、ジャングルの中に造られた吊り橋・キャノピーウォークです。最も高いところは地上から40mのところにあり、吊り橋を歩くと揺れるためスリリングな体験をすることができます。

日本軍が発見したと言われる天然の温泉「ポーリン」

Photo by abigol

世界遺産・キナバル自然公園で人気がある観光スポットは、天然温泉のポーリンです。日本の温泉とは異なり、水着着用でプール間隔で楽しみます。トレッキングやキャノピーウォークなどで疲れた体を癒すにの絶好のスポットで、おしゃべりを楽しみながら湯に浸かってリラックスするのもおすすめです。

世界最大の花「ラフレシア」

Photo by whatapar

キナバル自然公園には5000種類以上もの植物があると言われています。中でも最大の見どころは、世界最大の花として知られるラフレシアで、大きなものは直径が1mにもなる大きな花です。花が咲く時期は不規則で、つぼみを付けてから開花をするまで1年以上もかかります。花が開くと虫をおびき寄せて受粉させるため、強烈な匂いを放ちます。

ラフレシアはキナバル自然公園に自生しています。ガイドツアーに参加すると、見ることができるかもしれません。

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マレーシアの世界遺産「グヌン・ムル国立公園」見出し

Photo by paulwhitepics

グヌン・ムル国立公園は、2000年にキナバル自然公園とともに世界遺産(自然遺産)に登録されました。グヌン・ムル国立公園内はボルネオ島の北部にある熱帯雨林で、世界有数の洞窟群として知られています。公園内には100以上の洞窟が発見されていて、そのうち4つが観光用に公開されています。

グヌン・ムル国立公園はコタキナバルから飛行機で行くことができます。洞窟探検は個人では難しいので、ツアーに参加するのがおすすめです。

一押しの観光で見どころも多い【洞窟探検】

Photo by Caroline Grubb Photography

グヌン・ムル国立公園のツアーでは、公開されている4つの洞窟を巡りまます。世界最大級の洞窟や、暗闇の中に川が流れる洞窟、無数のコウモリの住処になっている洞窟など盛だくさんの人気ツアーです。また全長480メートルのキャノピーウォークを歩いたり、夜行性の動物を観察するナイトツアーもおすすめです。

見どころたっぷりのマレーシアの世界遺産へ行ってみませんか?見出し

Photo by cat_collector

マレーシアの世界遺産を紹介しました。アクセスが難しい世界遺産もありますが、マラッカやジョージタウン、キナバル自然公園はマレーシアの首都クアラルンプールからのアクセスもよくおすすめの観光スポットです。日帰りでも楽しめますが、できたら1泊してグルメや周囲の観光スポットなどを楽しむのもおすすめです。

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投稿日: 2019年3月4日最終更新日: 2020年10月8日

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