北海道の空港の数や規模・利用方法は？各場所の人気お土産も紹介！

北海道は敷地面積が広いので、飛行機での移動はとても便利で利用するとさまざまな場所での観光が楽しめます。今回は北海道にある空港の利用方法や観光情報、各空港の人気のお土産などをまとめましたのでご紹介します。ぜひ参考にして北海道旅行を楽しんでみませんか?

北海道は敷地面積が広大なため、車での移動がなかなか難しく、観光を楽しむ際には飛行機での移動がとても便利です。各地にある空港の規模はそれぞれですが、利用すると効率よく観光が楽しめるので、道内での移動の際は飛行機での移動がとてもおすすめです。

北海道には大小さまざまな規模の空港がありますが、離島も合わせて全13もの空港があります。観光目的に合わせて空港を選んだり移動手段としても利用できますが、大規模な空港は移動手段として以外にもさまざまな利用方法があるので空港で遊ぶことも可能です。

ここからは、北海道の中でも利用者数が多い大規模な空港をご紹介します。大規模な空港は移動手段として空港を利用する以外にもさまざまな利用方法があるので、飛行機に乗らない方でも空港を楽しめます。そんな利用方法も合わせてご紹介しますので、ぜひ空港での時間を楽しんでみませんか?

千歳市と苫小牧市にまたがってある「新千歳空港」は、北海道の空の玄関口ともいわれ、国内線はもちろん国際線も充実している北海道最大規模の空港で、さまざまな利用方法で空港を楽しめます。

その「新千歳空港」は、ミュージアムや映画館などもあるので、飛行機に乗ること以外にも利用方法がさまざまあるのが特徴です。そのため、旅行以外でもいろいろな利用方法で毎日たくさんの方が楽しんでいます。

新千歳空港は、飛行機に搭乗する方だけでなく飛行機を利用する方以外も楽しむことができ、利用方法はさまざまあります。

中でも人気なのが「ドラえもんのスカイパーク」。スカイパークでは、ドラえもんのひみつ道具をテーマにしたアトラクション、無料で遊べるキッズゾーンやライブラリー、他にもショップやカフェ、アミューズメントコーナーもあるので、さまざまな利用方法で大人から子供まで楽しめます。

他にもハローキティをテーマにしたエンターテインメント施設や新千歳空港の博物館、最新の映画を楽しめる映画館も完備されているので、新千歳空港は空港利用以外にも利用方法がさまざまあります。

空港利用以外にもさまざまな利用方法がある新千歳空港から車で30分ほどで行くことができる「サッポロビール 北海道工場」は、北海道で創業したサッポロビールの工場見学ができます。

ビール工場の見学ツアーは無料ででき、最後には北海道限定ビールの「クラシック」と「サッポロ生ビール黒ラベル」のテイスティングもできます。他にもパークゴルフ場や四季を感じられる庭園、ビールと共に味わえるジンギスカンなど、自然がたくさんある北海道を満喫することができます。

さまざまな利用方法がある新千歳空港には、空港限定のお土産がたくさん揃っているのでお土産選びも楽しめます。そんな新千歳空港では、売り切れ続出するほど人気の「びえいのコーンぱん」がおすすめです。びえいのコーンぱんは、水も砂糖も一切加えていない自然の甘みはまるでとうもろこしを食べているような美味しさです。

また、甘酸っぱいハスカップゼリーとクリームをクッキーで挟んだ、モリモトの「ハスカップシェリーホワイトバージョン」は、新千歳空港限定で販売されているので、お土産におすすめです。

観光スポットもたくさんある函館の玄関口「函館空港」は、函館の中心部からも車で20分ほどで行くことができるので、函館を中心に観光を楽しみたい方にはおすすめの空港です。

また、台北や中国、ソウルなどにも国際線が発着しているので、大人気の韓国や台湾への旅行も気軽に行くことができます。

函館観光で人気の「函館山」は、日本三大夜景の一つでミシュランガイドブックでも三つ星を獲得した夜景の人気スポットです。函館山の山頂へはロープウェイや車、バスなどで登ることができます。

他にも歴史ある「五稜郭」や北海道の味覚を堪能できる「函館朝市」など、函館には観光スポットがたくさんあるので、北海道観光では欠かせない場所でもあります。

函館空港にも函館空港限定のお土産がたくさん揃っています。中でも人気の「函缶」は、中に入れたい商品を選んで店内にある製缶機を使って封缶作業をしてオリジナルギフトを作ることができるので、大切な方へのお土産におすすめです。

他にも、イカの街としても有名な函館ならではの「イカの塩辛」や北海道限定の「松前漬」など、函館の味を家でも味わうことができるお土産もおすすめです。

広大な敷地の北海道の中心にある「旭川空港」は、旭川市と上川郡東神楽町にまたがっている空港で、旭川市の中心部へは車で35分ほどで行くことができます。また、台北や仁川への国際線も運航しているので、台湾や韓国への旅行も楽しめます。

自然に囲まれた旭川空港周辺では「美瑛の丘」や「四季彩の丘」、「富良野ラベンダー園」など、自然を満喫できる観光スポットがたくさんあります。

また、お子様連れのご家族には北海道の代表的な観光スポットとしても人気になった「旭川市旭山動物園」もおすすめです。日本の最北端にある旭山動物園では、動物の自然な生態が見られることで人気で、日本だけでなく海外の方も多く訪れる人気の動物園です。

旭川空港でおすすめのお土産は旭川発祥の「梅光軒」の生ラーメン。旭川のご当地ラーメンとしても人気の「梅光軒」は、豚骨と鶏ガラのスープと煮干しと昆布のスープを使ったWスープが人気のラーメン店で、この梅光軒のラーメンを自宅でも味わうことができます。

他にも富良野産のチーズなどもお土産に人気です。チーズはさまざまな種類があり、比較的日持ちもするのでお土産におすすめです。

ここからは北海道の南部にある中規模と小規模の空港3つをご紹介します。北海道の南部には、函館や札幌などの人気観光スポットもあり、中小規模の空港を使って飛行機で移動すればさまざまな場所の観光も楽しめますので、ぜひ参考にしてください。

釧路市にある「たんちょう釧路空港」では国内線のみの運行となりますが、北海道内を中心に東京や関西からの直行便もありアクセスしやすく、新千歳空港や函館空港に続く重要な拠点になっています。

たんちょう釧路空港の周辺には、「釧路湿原国立公園」や「阿寒摩周国立公園」もあり、北海道の南部と東部では重要な役割を担っています。

たんちょう釧路空港周辺のおすすめ観光スポットは車で1時間ほどで行くことができる「阿寒摩周国立公園」です。阿寒摩周国立公園は北海道でも歴史のある国立公園の一つで、日本最大の火山活動によって出来たカルデラ地形の基盤にもなっていて森や阿寒湖の美しい景色を見ることができます。

たんちょう釧路空港のおすすめのお土産は網走ビールが販売している青い発泡酒「流氷DRAFT」です。流氷DRAFTは、網走の流氷を入れた発泡酒で綺麗な青色が特徴です。

他にも、阿寒湖に生息する国の特別天然記念物にもなっている「まりも」に見立てた羊羹やまりもグッズも人気なので、ぜひたんちょう釧路空港を利用した際にはお土産に購入してみてはいかがですか?

北海道東部の玄関口でもある「とかち帯広空港」は、定期便では羽田空港からの直行便のみとなりますが、九州や沖縄、関西などさまざまな場所から羽田空港で乗り継ぐことができお得に旅行を楽しむことができます。

とかち帯広空港周辺には、十勝郡や帯広市を中心に自然を堪能できる観光スポットがたくさんあります。とかち帯広空港から車で10分ほどで行くことができる「六花の森」は、北海道で人気のお土産「六花亭製菓」の庭園で、敷地内には工場や美術館、ショップ、カフェなどがある自然に囲まれた人気の観光スポットです。

とかち帯広空港のおすすめのお土産は帯広に本店がある「六花亭」です。六花亭のお菓子は全国的にも有名ですが、帯広市内にある六花亭の店舗では六花亭特製のクリームが入った「サクサクパイ」が人気です。この店舗限定の「サクサクパイ」をとかち帯広空港でも購入することができます。

札幌市をメインに観光したい方におすすめの「札幌丘珠空港」は、北海道内をメインに発着している空港で、札幌市街から一番近い場所にあるので、北海道内の別の場所から札幌市内を目指す方にはおすすめの空港です。

札幌駅にも車で20分ほどで行くことができる札幌丘珠空港は札幌市内の観光もおすすめですが、北海道の人気のお土産でもある白い恋人の工場見学やスイーツが味わえる「白い恋人パーク」がおすすめです。白い恋人パークでは、ローズガーデンやイルミネーションなども楽しめるので、一日中遊ぶことができます。

札幌丘珠空港のおすすめのお土産は、近くにも白い恋人パークがあることから「白い恋人」がおすすめです。白い恋人は北海道のお土産でも人気のお土産で、ホワイトチョコレートをラングドシャで挟んだ軽い食感が人気の焼き菓子です。

ここからは北海道の北部にある中規模と小規模の空港4つをご紹介します。北海道の北部は自然豊かな場所が多いので自然を満喫したい方にはおすすめです。空港ごとにおすすめの観光スポットもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

「女満別空港」は、世界遺産にも登録された知床半島に近いことから、知床観光をメインに楽しみたい方におすすめの空港です。女満別空港は北海道内をはじめ、東京からも直接アクセスすることも可能です。

女満別空港周辺のおすすめ観光スポットはアクセス抜群の「知床」です。知床半島は知床を代表する知床八景が人気で、中でも知床五湖は原生林に囲まれた幻想的な5つの湖を見ることができ、展望台からは壮大な第一湖と知床の連山を見られます。

女満別空港の近くにある網走湖では、本州のしじみよりも大きい大和しじみが獲れます。この大和しじみの旨味を醤油に加えた「しじ美醤油」はしじみの風味豊かな味わいが特徴で、お土産にもおすすめです。他にも、しじみを使ったポン酢や麺つゆ、みそ汁もあるので、ぜひ網走の味をお土産にしてみてはいかがですか?

オホーツク海の玄関口でもある「オホーツク紋別空港」は、東京からの直行便が運航しているので、東京からとてもアクセスしやすいです。また、オホーツク紋別空港から車で1時間45分ほどで女満別空港へ行けるので北海道内の移動もスムーズです。

オホーツク紋別空港周辺のおすすめ観光スポットは「オホーツク流氷公園」です。オホーツク流氷公園には、広大な敷地の「ラベンダー畑」、子供も思いっきり遊べる「海と大地の遊び場」や「広場」などがあるので、幅広い年齢層の方が楽しめます。

オホーツク紋別空港のおすすめのお土産は、紋別市の名物でもある帆立を使った「帆立かまぼこ」です。帆立かまぼこはスケソウタラのすり身に帆立フレークを入れたかまぼこで、しっかりと帆立の旨味を感じられるので、紋別名物の帆立を自宅でも楽しみたい方にはおすすめです。

日本の最東端にある「根室中標津空港」は、北海道中標津群中標津町にある空港で、中標津の市街地からは車で10分ほどで行くことができます。根室中標津空港は東京や新千歳空港からの直行便がメインなので、千歳市周辺の観光も一緒に楽しめます。

根室中標津空港周辺のおすすめ観光スポットは「摩周湖」です。摩周湖は神の湖と呼ばれる神秘的な湖で、日本では一番、世界でも二番目の透明度を誇ります。そんな摩周湖には、霧がかかった湖を見れたカップルは長続きし、独身の方が晴れた湖を見られると婚期が遅れるなどの迷信もあります。

根室中標津空港でおすすめのお土産は、中標津産のゴーダチーズをたっぷり使って作られた「なかしべつチーズブルトンヌ」です。なかしべつチーズブルトンヌは、フランスのガレットのようなお菓子で、ゴーダチーズの芳醇な香りと濃厚な味わいが特徴です。

日本の最北端にある「稚内空港」は、稚内の中心地から車で20分ほどのところにあるジェット化空港です。稚内空港は東京や新千歳空港からの直行便がメインなので、稚内の観光と千歳市周辺の観光を一緒に楽しめます。

稚内空港周辺のおすすめの観光スポットは「日本最北端の地の碑」です。日本の最北端にある碑は、北国のシンボルでもある北斗星の一稜をかたどった三角のデザインが特徴で観光客に人気の撮影スポットになっています。

稚内空港のおすすめのお土産は、日本最北端の地でもある「宗谷岬」から見える流氷をイメージした「流氷まんじゅう」です。流氷まんじゅうはスポンジをホワイトチョコでコーティングした洋風のお菓子です。

女性へのお土産には、パックでお馴染みの「ルルルン」の北海道限定ラベンダーバージョンがおすすめです。ラベンダーはリラックス効果も高く、北海道産のハスカップ成分も入っているので女性には喜ばれること間違いなしです。

北海道にはたくさんの離島がありますが、その中で人が定住しているのは5島になります。基本的にはフェリーでの移動がメインになっていますが、5島のうち3島は空港があるので、飛行機での移動も可能になります。ぜひ少し足を延ばして北海道の離島も楽しんでみてはいかがですか?

北海道の南部にある奥尻島。奥尻島の中でも南側にある「奥尻空港」は奥尻島の空の玄関口として観光客を迎えています。奥尻島へは函館空港から約30分ほどで行くことができ、1日1往復の定期便が出ています。

奥尻空港周辺のおすすめの観光スポットは北海道南西沖地震の記録を残すために建てられた「奥尻島津波館」です。地震直後に島を襲った大津波の災害の記憶と教訓を後世に残し、復興支援に感謝する思いを込めて奥尻島津波館が建てられました。館内には展示スペースや映像ホールなどもあり復興までの様子を見ることができます。

残念ながら奥尻空港にはお土産を購入できるショップがありません。そのため、お土産を購入するなら奥尻空港から車で20分ほどで行くことができるフェリー乗り場がおすすめです。

奥尻島のおすすめのお土産は、奥尻島の特産品でもあるウニを使ったお土産や奥尻島で作られたワインがおすすめです。ウニをモチーフにしたお土産は「うにまるケーキ」や「うにのふりかけ」など、日持ちがするものもあります。

北海道の北部にある利尻島の「利尻空港」は、札幌丘珠空港や新千歳空港から1日1往復の定期便が出ていて、札幌からは50分ほどで利尻島に行くことができます。ただし、新千歳空港の往復便は6月から9月のみの運航になるのでご注意ください。

利尻島のおすすめ観光スポットは、島の特徴でもあり日本百名山にも選定された「利尻山」です。利尻山の標高は1721メートルで、自然を満喫できる中級者向けコースと難所が多い上級者向けコースの2つのルートで登山を楽しめます。また、登山に自信がない方は車で行ける見返台園地からの景色を楽しめます。

利尻空港には食事ができる喫茶店はありますが、残念ながらお土産を購入できるショップがないので、お土産を購入するならフェリー乗り場がおすすめです。

利尻島にはたくさんの海産物が揃っていますが、利尻島と言えば「利尻昆布」が有名です。利尻昆布を使ったラーメンやとろろ昆布、寒天ゼリー、出汁など、さまざまなお土産があるので利尻島に行った際には、利尻昆布を使ったお土産を購入してみてはいかがですか?

利尻島のすぐ上にある礼文島の「礼文空港」はかつては19人乗りの飛行機を運航していましたが、搭乗客が低迷したため2003年3月31日をもって運航が休止されました。今のところ2021年3月31日までの間は休止となっています。

飛行機で行くことができない礼文島へは、今はフェリーのみで訪れることができます。フェリーは、稚内の「稚内港フェリーターミナル」から出ていて1日往復2便運航されています。また、利尻島と稚内を結ぶフェリーも1日1便往復しています。

礼文島は「花の浮島」とも呼ばれ、礼文島ならではの植物を見ることができます。そのため、夏の季節はハイキングなどを楽しむ方がたくさん訪れます。

他にも季節ごとの植物を楽しめる「髙山植物園」や日本最北端の有人島でもある礼文島の最北端「ストコン岬」、湾曲した断崖に囲まれた入江「澄海岬」など、小さな島ですが見どころはたくさんあります。

冬に北海道旅行を楽しむ方も多いと思いますが、冬の北海道旅行で誰もが気になるのが雪によるリスクです。どうしても雪が降ってしまうと欠航してしまうというイメージが多いですが、ここからはそんなリスクが気になる方におすすめの情報をご紹介します。

北海道民には常識ですが、新千歳空港はよく欠航になっているという情報が入っていきます。その欠航が原因でイベントなども中止になっていることも多くあります。

一方で旭川空港の就航率は99.5%を誇っています。この違いは、冬は農閑期に入る旭川空港周辺の農家さんで作る除雪隊「ワックスウイングス」の活躍があるからこそなのです。この除雪隊は、早朝から除雪に取り組んでいるので旭川空港では滅多に欠航がないのです。

冬の北海道に行ってみたいけど、雪による欠航は避けたい方におすすめなのは、利用空港を「旭川空港」にすることです。旭川空港からは各地に国内線が出ているので、旭川を中心とした旅行をすれば、ほぼ欠航がなく冬の北海道を楽しめます。

北海道にある空港や観光スポット、おすすめのお土産などをご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?空港によっては飛行機を利用しない方でも楽しめる利用方法もあり、楽しみ方もたくさんあります。北海道に行った際には各空港の魅力を頭の片隅に置いて楽しんでみてはいかがですか?