金沢海みらい図書館はオシャレな建築デザインが光る！見どころやアクセスは？

石川県の金沢市にある金沢海みらい図書館。よくある図書館のイメージを覆すような洗練されたおしゃれな建物と、光あふれる明るい館内が魅力と話題を集める図書館です。金沢に来た際の観光スポットにとしても知られていて、多くの人が集まる場所でもあります。今回は新しい観光スポットでもある金沢海みらい図書館の魅力についてご紹介致します。

石川県の海の近く金沢市にある図書館、金沢海みらい図書館。図書館らしからぬとてもおしゃれな建物で、外から見ると一見なんの建物か分からないほどです。観光スポットの多い金沢でも話題を多く集め、県内のみならず、世界中からもその洗練されたデザインを一目見ようと多くの人が集まります。とてもおしゃれなデザインに思わず目を奪われるはず。

金沢海みらい図書館の外観のデザインもとても魅力的なものですが、ぜひ見てほしい見どころはその図書館の内部。6千個以上もあるという丸い窓からは、北陸地方の柔らかな日差しがまんべんなく降り注ぎ、驚くほどの明るさと解放感にあふれた空間となっています。思わずここが公立の図書館だとは忘れてしまうほどのデザインの素晴らしさがあります。

館内の1つ1つも、図書館に集まる人々、訪れた人々のことを考えた作りになっており、居心地の良さもこの図書館の魅力です。一歩足を踏み入れれば、地元の人だけでなく、観光客や海外からの視察の方など、多くの人がこの図書館に集まる理由が分かります。

この石川県金沢市にある海みらい図書館は、デザイン関連、建築関連の数々の賞を多数受賞しています。受賞してきた賞をご紹介してみますと、2011年には「金沢都市美文化賞」、2012年には「世界で最も美しい公共図書館ベスト25」、そして「グッドデザイン賞」、2013年には、「世界の素晴らしい公立図書館4館」や「世界の近未来的図書館10」。

ざっと一部の受賞歴をあげただけでも、かなりの数です。そして、その賞の名前を見ればわかる通り、世界中の図書館の中でも美しい図書館として高い評価を得ているのがわかります。金沢海みらい図書館は、国内外の人から注目を集めている場所なのです。

金沢海みらい図書館の特徴は、建築のデザインがとても洗練されていておしゃれなこと。館内の1つ1つも考えられたデザインで見どころも豊富。公立の図書館とは思えないような美しい造りです。肝心の本の種類もとても豊富で、あまりの居心地の良さに何時間でもいてしまいそうになる、新しい形の図書館なのです。

金沢海みらい図書館の建築デザインで一番特徴的で見どころでもあるのは、いくつもいくつも無数にある丸い窓。図書館の窓としては珍しい丸い窓ができるには様々な経緯がありました。この丸い窓を建築に関わった「シーラカンスK&H」は、100パターン以上もの丸窓のデザインを考えた末に、現在のこのデザインにたどり着いたといわれています。

その丸窓の数は約6千個というから驚きです。窓の1つ1つをよく見ると、どれも同じデザインではなく、大きさも素材も、ガラスの透明度もみんな違っています。それらをバランスよく配置することで金沢海みらい図書館の明るさと開放感を作り出しているのです。

金沢海みらい図書館は、2011年に「世界でもっとも美しい公立図書館ベスト25」に選ばれています。世界でもっとも美しい公立図書館ベスト25として、日本からは2館選出され、この金沢海みらい図書館ともう1つは宮城県仙台市にある「せんだいメディアテーク」の2館だけ。この受賞をきっかけに海外からも多くの方が観光に訪れるようになりました。

賞を受賞したことで、この金沢海みらい図書館の建築デザインの美しさが世界中に知れ渡り、海外からも建築関連の方がカメラを片手に多く訪れます。館内を撮影したい場合には、図書館中央部にある総合カウンターへ許可を申し出ることで可能になります。

金沢海みらい図書館の建築関連、デザイン関連の受賞歴は素晴らしく、毎年のように多くの賞を受賞してきました。受賞してきた賞については先に少しご紹介いたしましたが、それ以外にも、「世界の近未来的図書館10」や、「日本図書館協会建築賞」、そして「世界の魅力的な図書館ベスト20」なども受賞するという輝かしい経歴を持っています。

この素晴らしい建築デザインは金沢の街並みの中でもとても目を引き、古き良き時代の名残を残す金沢の街並みと対照的な近未来的な建築物として、多くの人が足を運ぶ金沢観光の1つの見どころともなっています。

金沢海みらい図書館のすばらしさはその建築デザインだけではありません。広い3階建ての館内にこれでもかというほど並べられた本の数は膨大で、ここにくれば探しているほとんどの本が見つかるのではと思ってしまうほどにたくさんの本があります。絵本や児童書といった子供向けのものから、大人が読む本までそのバリエーションの数も膨大です。

図書館の各スペースはゆとりをもった設計となっていて、図書館特有の狭さや書棚が迫る感じはほんとんどありません。あちらこちらにゆったりと座って本を読める椅子やテーブルが用意され、居心地の良さも抜群です。

金沢海みらい図書館の1階は、児童図書コーナーや、交流ホールや集会室といった部屋を中心としたエリアになっています。図書館の周りに植えられている緑も窓から見え、明るい図書コーナーで子供たちが楽しそうに本を選んでいる姿を見ることができます。総合カウンターもあり、金沢海みらい図書館の玄関ともなるフロアです。

児童図書コーナーは、子供たちが本を選びやすいように、棚の高さも低く作られています。子供たちの背の高さにあわせた小さな椅子やテーブルも用意され、図書館で本と出会う楽しさを体験できるようにと考えられた造りをしています。

金沢海みらい図書館の2階部分は、広大な広いフロアにこれでもかと一般図書が並んでいます。2階フロアの中心部にはインターネットが自由に使えるコーナーもあり、ここに来ればほとんどの調べ物ができるのではないでしょうか。吹き抜けの高い天井と明るい光で解放感もたっぷり。時間を忘れて何時間でも本を読んでしまいそうな空間となっています。

また、2階部分にはゆったりとした作りの生涯学習コーナーもあり、多くの人が調べ物が勉強、読書をしていたりして利用しています。金沢観光に来たついでに、読みたかった本を読みながらゆっくりと過ごす時間もまたおすすめです。

金沢海みらい図書館の3階部分には、学習席や、地域情報フロア、ものづくり情報コーナーなどがあり、これまた近未来的な建築デザインに思わず見とれてしまう空間となっています。地域情報フロアでは、金沢観光の際に参考にしたい情報なども入手することができるので、観光でいらした方にはぜひ足を運んでみて欲しいおすすめのエリアとなっています。

この3階にも落ち着いて過ごせる椅子や机が用意してあり、やはり窓は趣向をこらした丸窓となっています。「日本海情報コーナー」には環日本海の歴史に関する文献などもり、北陸地方の歴史や海に関する歴史に興味のある方にはおすすめのコーナーともなっています。

近未来的な建築デザインが特徴的な金沢市にある金沢海みらい図書館。無数にあるたくさんの丸い窓からは、たっぷりの光が降り注ぎ、どんな天候でも図書館の中は明るい光で満ちています。3階建てとなっていますが、外から見るともっと大きな建物のようにも見えるのはデザインの力。金沢に観光にいったらぜひ立ち寄ってみて欲しいおすすめスポットです。

このゆとりあるスペースを持ったデザインが特徴となっている金沢海みらい図書館ですが、日が落ちてから外から眺める図書館の建物もまた素晴らしいものとなっています。図書館を紹介する写真は日中のものが多いですが、チャンスあらば日没後もおすすめです。

約6千個以上もある丸い窓からもれる図書館の明かりがとても幻想的で、昼間とは違った雰囲気がまた素晴らしく、デザインの魅力をより引き立たせてくれるものとなっています。

金沢海みらい図書館が話題を集めるのは、そのおしゃれな建築デザインのためだけではありません。館内はどのフロアのどのコーナーも、訪れた人がゆったりとくつろげるように、ゆとりを持ったデザインに設計されています。多くの人が集まっても混雑さを感じなくて済むのも、このゆとりをもったデザイン設計のおかげ。

そして、この金沢海みらい図書館の要ともいえるのは、2階から3階にかけての大きな吹き抜け。3階部分から下を見るとその広さがわかります。階下にずらりと並ぶ本を見たら、本好きの方はワクワクしてしまうこと間違いなしの見どころでもあります。

金沢海みらい図書館の児童図書コーナーは、子供たちが楽しみながら自分好みの本を探しやすいように、書棚の高さも、一般のものよりも低く、子供の目線の高さに合わせて作られています。子供たちが好きな場所で本を読める椅子やテーブルも充実しています。子連れで金沢観光に来たら、子供たちと金沢海みらい図書館で読書なんていうのもおすすめです。

実際に児童図書コーナーでは、観光ついでに立ち寄った親子が楽しそうに一緒に本を読んでいる姿も見かけます。旅にいった先で出会った本が、かけがえのない思い出の1冊になることも。お子様と金沢へ行く予定のある方はぜひとも足を運んでみて下さい。

見どころも豊富な金沢海みらい図書館。洗練された建築デザインで一躍世界的にも有名な公立図書館となりました。真っ白い外壁に6千個以上もある丸い窓はもちろんのこと、金沢海みらい図書館の内部も賞に値する素晴らしいものとなっています。金沢観光などでお近くまできたら、ぜひとも見どころ豊富なこの金沢海みらい図書館へ足を運んでみて下さい。

金沢海みらい図書館の魅力の1つといっていい大きな解放感あふれる吹き抜けを実感するには、最上階である3階部分から階下を見てみること。そして、図書館のちょうど中央部分にあるガラス張りのエレベーターに乗ることでも、その広さを感じることができます。この図書館が世界的にも美しいデザインであることをぜひ間近に体感してみてください。

金沢海みらい図書館は金沢観光へ来たらぜひアクセスしてみてほしいおすすめの図書館でもあります。世界的な数々の賞を総なめにし、国内のみならず、海外の方からも注目も浴びる美しい図書館です。金沢海みらい図書館へ行く前に知っておきたいアクセス方法や、開館時間等についてもご紹介いたします。足を運ぶ前にぜひご参考ください。

金沢に観光へ来た際に、金沢海みらい図書館へアクセスするには、電車やバスなどの公共の乗り物でアクセスする方法と、車でアクセスする方法の2通りがあります。公共の乗り物で金沢海みらい図書館へアクセスする場合には、北陸鉄道バスの停留所の「金沢海みらい図書館前」を下車するとわずか徒歩1分で図書館へ行くことができます。

車で金沢海みらい図書館へアクセスする方法は、金沢方面からの場合は、金石街道を走り、「木曳野小前」交差点を左折、白石市方面からの場合には、金沢外環状道路海側幹線から左折することで、金沢海みらい図書館へアクセスすることが可能です。

金沢海みらい図書館の開館時間は、平日は10:00～19:00、土日祝日は10:00～17:00となっています。休館日は毎週水曜日で、水曜日が祝日の場合には開館となります。その他特別なお休みとしては、図書館の特別整理期間と、年末年始となっています。金沢海みらい図書館へ立ち寄る予定がある方は開館しているかぜひ事前にご確認下さい。

石川県の金沢市にある海みらい図書館の魅力や見どころ、アクセス方法などについてご紹介致しました。数々の建築関連、デザイン関連の賞を総なめにした洗練されたデザインと、居心地の良さが魅力で、国内外問わず多くの人から注目され愛される図書館でもあります。金沢観光へ行った際にはぜひ金沢海みらい図書館へも足をのばしてみて下さい。