この記事の目次
BMXの基礎知識
1970年代初頭にアメリカ西海岸で生まれたBMXは、今や競技スポーツの乗り物としてだけではなく、街乗りにも最適のおしゃれな乗り物として人気を博しています。ここでは、人気のBMXメーカーの中から街乗りとしておすすめの人気車種17選を取り上げ、そのおすすめポイントや基本スペックなどを交えながら紹介していきます。
BMXとは?
BMXとは、Bicycle Motocrossの略で自転車競技用として開発された自転車のことを指し、競技用は国際自転車競技連合の規定でホイールインチの大きさが定められています。
元々は、1970年代はじめにアメリカ西海岸中心に子供達がバイクのモトクロスを真似て20インチの自転車を乗り回していたのが始まりです。遊びが原点として始まったBMXは、正式な競技として定着し、現在は街乗りタイプにまで広まっています。
人気のメーカー
いろんなタイプがあるBMXの中でも、クルーザータイプと呼ばれるものは、より乗り心地のよさを追求したタイプのものが多く街乗りタイプのBMXとして人気です。
通常のBMXでは20インチサイズが主流ですが、街乗りとして利用できるクルーザータイプのものは24以上のものが多く、通常の自転車に近い自然な乗り心地が楽しめます。中でもDURCUS ONEとHOW I ROLLは、街乗り用のBMXとして人気のブランドです。
(1)DURCUSONE
東京発のブランドDURCUS ONEは、2004年に最初の商品H-STREETをリリースして以来、BMX以外にもピストバイクも発表するなど時代をリードし続けています。
DURCUS ONEは、将来のプロBMXライダーを目標とする人から、単純にBMXに乗って楽しみたい人、街乗りを楽しみたい人など、誰にでもBMXに慣れ親しんでもらえるよう、日本人が日本人に向けた自転車を開発しているBMXのメーカーです。
(2)HOW I ROLL
HOW I ROLLは、1970年代から1980年代のBMX創成期のオールドスタイルをベースに、THE ROOTS OF BMXを独自の解釈で提案するオリジナリティ溢れる国産メーカーです。
スラングの「HOW I ROLL」をそのままメーカー名に使っていて、自分流、俺のやり方といった意味を持ちます。他のメーカーとは一線を画すオリジナリティを追求しながらも、BMXのルーツを外すことなく伝統を受け継ぐスタイルが特徴的です。
人気のモデルの傾向
20インチサイズでスタートしたBMXは、競技用やパークライド用としてだけでなく、ゆったりとした街乗り用のクルーザータイプ24インチサイズも人気の傾向にあります。
またカラーリングやデザイニングも人気を計る上では重要な要素です。人気の高い街乗り用BMXは、カラーバリエーションも豊富で、フレームやハンドルバー、グリップ、サドルなど細部に至る部分にまでこだわりを持ったカスタム設計が施されています。
(1)おしゃれ
BMXを語る上でなくてはならないキーワードが「おしゃれ」です。自分好みのファッションに身を包むようにBMXもファッションアイテムのひとつとして捉える傾向にあります。
特に、流行に敏感な女性の方やストリートカルチャーのムーブメントを意識する人にとっては、おしゃれかどうかはBMXを選択する上での重要なファクターです。最新のBMXには、このおしゃれ感を取り入れたものが数多くリリースされています。
(2)カスタムなど拡張性がある
競技用やパークライド用としてスタートしたBMXの大きな特徴のひとつが、自分好みの仕様で自由自在にカスタム出来る拡張性を持っていることです。
レース用であればブレーキをカスタムしたり、パークライド用であればペグやジャイロをカスタムしたり、また街乗り用であれば乗り心地優先でサイズを24インチにカスタムしたり、あるいはペインティングしたりと思いのままにカスタムできるのがBMXの特徴です。
(3)価格がリーズナブル
競技用のBMXであれば多くの性能を求められますが、街乗りタイプであれば余分なカスタム費用を掛けることなく完成車でも十分です。一般的に相場は4万円から5万円程度です。
特に人気モデルは、常に改良を重ねており、余分なものを削ぎ落として軽量化を図り価格に反映させています。またカスタムしやすいように必要なパーツだけにしているものもあり、本体価格そのもののコストダウンを実現しています。
BMXの種類
BMXはその乗り方や目的によって仕様タイプが何種類かに分かれますが、カスタムできるというのもBMX本来の楽しみ方で、自在にカスタムすることで自分仕様に変身できます。
乗り方によって異なるのは、主にハンドルバー、サドルの高低差、タイヤのインチサイズなどで、これらを自分仕様にカスタムすることによって、トリックやジャンプといったストリートタイプやフラットタイプになったり、街乗りタイプになったりします。
ストリート
ストリートタイプは、街乗りタイプのような移動手段に使うだけでなく、ジャンプやトリックといったBMXH本来の楽しみ方ができる性能を持っています。
タイヤ部分にジャイロ機能を付けて回したり、座高が低くフレームが前上がりになっていたりして競技用として楽しむ仕様になっています。ストリートタイプのサイズ感や性能を活かし、自由にカスタムすることで街乗りにも使用することができます。
オールドスクール
オールドスクールタイプは、1970年代、1980年代のBMXが誕生した頃のデザインを用い、ルックスやパーツにこだわりを見せる古風なタイプが大きな特徴です。
ストリートタイプの角張ったフォルムと違い、丸みを帯びた華麗なフォルムがその大きな特徴です。1990年以前に製作されたヴィンテージもののパーツを取り入れることによって、遊びごころをくすぐるルックスに重点を置いたおしゃれなタイプです。
クルーザー
クルーザータイプは、ストリートタイプのような20インチ主体ではなくて、24インチ以上の大きめのサイズで最も街乗りに適したタイプといえます。
BMXのスタンダードな立ち漕ぎスタイルではなく、車輪径を24インチと大きくすることで、ゆったりとしたライディングができるように乗り心地の良さに重点を置いています。ツーフォークルーザーともいわれ女性や初心者にも優しいタイプです。
1:街乗りにおすすめBMX【2018 DURCUS ONE / MOTO 20.5" -SAND- ストリートBMX完成車】
シンプルなデザインがどんなスタイルにも合う「2018 DURCUS ONE / MOTO 20.5" -SAND- ストリートBMX完成車」は、BMX初心者におすすめの1台です。
BMXに乗る際にどんなファッションで乗れば似合うか、見た目の良さも気になるところです。DURCUS ONEのMOTOタイプは、乗り心地の良さと合わせて、そのシンプルさ故にどんなファッションにも似合う、街乗りに最適のBMXです。
おすすめポイント
標準的な20.5インチは多くの人に乗りやすいサイズで、街中に溶け込むSANDカラーが見た目にもおしゃれなルックスで街乗りとしておすすめです。
DURCUS ONE MOTOタイプ最大の特徴は、ラインナップの豊富さです。サイズラインナップは、19.5、20.5、20.75の3種類。さらにカラーバリエーションは、MATT BLACK、MATT GRY、SANDの3種類あり、ここで紹介するSANDはグロス塗装仕様です。
基本スペック
サイズ20.5インチ、重量11.6kg。チェーンステーが12.9から13.38と短く設定されフロントリフトがしやすい作りになっており、BMX本来の動きが楽しめます。
フレームとハンドルバーはHI-TEN仕様。グリップにはシンプルで握りやすいVELO VLG-411Aを装備。また3PCクランクや25Tのスプロケット、9T CASSETTEのリアハブといった将来的にカスタム出来ることも視野に入れた作りになっています。
2:街乗りにおすすめBMX【BMX STREET】【ストリート】【20インチ】WETHEPEOPLE 2018 / CURSE 20.25】
ドイツのBMXメーカー、WETHEPEOPLEは歴史あるケルンの街で生まれました。ドイツブランドのメーカーらしく精度とスペックの高さはBMX上級者からも信頼を得ています。
またストリートカルチャーとも深くリンクしていて、WETHEPEOPLEブランドによるアパレル商品の販売もされています。WETHEPEOPLEのロゴ入りのストリートファッションに身を包み、街中を駆け抜ける喜びを感じることができるおすすめのBMXです。
おすすめポイント
WETHEPEOPLEのBMX STREETは、そのシンプルさとクールなデザインが魅力で、街乗りに出掛けると周辺の景観にしっくりと馴染む存在感ある1台となっています。
WETHEPEOPLEの歴史は1990年代に始まっていますが、常に最新のテクノロジーを取り入れ、新しいハイスペックなモデルを次々に生み出しています。乗り心地そのものにも特徴があり、快適走行を可能にしスムーズな街乗りを体感できます。
基本スペック
すでに完成形であるCURSEにSALTのローターキットを組み込むことで、どんなトリックにもチャレンジできる完璧なフリースタイルバイクになっています。
フレームとハンドルバーはHI-TEN仕様。グリップにはマッシュルームパターンのデザインをしたARROW146GRIPSを装備。またサイズ20.25、重量11.68kgとコンパクトになっており、小柄な人でもクイックな乗り味が楽しめる設計となっています。
3:街乗りにおすすめBMX【HOW I ROLLのオールドスクールBMX、THE ROOTS】
HOW I ROLLのThe RootsはオールドスクールモデルのBMXで、細かいところにまでこだわりを見せる名前のとおりクラシック感溢れるおすすめの1台です。
今はなきサンツアーをはじめ、入手困難なパーツをさりげなくリメイクし、マニア垂涎のヴィンテージ感を随所にちりばめています。またパーツ以外にもフォークエンドやループテイル、ガセットの処理など思わず嬉しくなる演出の数々が施されています。
おすすめポイント
THE ROOTSのスチール素材の特性を生かした細パイプのフレームには、70年代、80年代の名車を喚起させるクラシックなデザインが施されています。
ブレーキにはDIA-COMPEのMX1000モデル、おなじみmongoose×Mesingerのダイヤ柄サドルタイプなど、往年のディティールを精緻に再現した作りには、オールドスクールマニアも太鼓判を押すほどのクラシック感溢れるおすすめのBMXです。
基本スペック
フレーム、フォーク、ハンドルバーはHI-TEN仕様。カラーはクローム、ネイビー、ピンクの3種類から選べる仕様となっています。
オールスティール製の細いフレームが特徴的で、パーツにもリメイクしたハンドルバー、MXレプリカのブレーキレバー&サイドプルブレーキなど独自のルックスを作り上げています。20"の小径なので小回りがきき、おしゃれに楽しく乗るという作りになっています。
4:街乗りにおすすめBMX【自転車 BMX STOLEN ストーレン STLN-X-FCTN URBAN CAMOUFLAGE 20インチ】
STOLENは、2003年にアメリカで生まれたBMX業界をリードする一流ブランドのひとつです。BMX上級者にも人気のSTOLENのBMXは、世界40ヶ国以上の国々に流通しています。
STOLEN製品のクオリティは筋金入りで、そのほとんどの製品をコストの安い中国での製造ではなく、クオリティの確かな台湾で製造しています。上級者だけでなく初心者にも扱いやすく、街乗りとしても使えるおすすめのBMXメーカーです。
おすすめポイント
海外のサイクリストに人気のBMXメーカー、STOLENのカモフラージュは、シンプルなフレームはもちろん、サドルやタイヤにもデザインが施されています。
STOLENの特徴的なカモフラージュ柄は、走行していない時でも圧倒的な存在感を放ちます。ミリタリーデザインがストリートファッションを楽しむ人にぴったりとフィットし、一際目を引くファッションアイテムのひとつとして街乗りを演出します。
基本スペック
サイズ20インチ、重量11.56kg。ストリートタイプの仕様になっていて、街中の縁石や段差のある道路なども思いのままに軽やかに走り抜けます。
フレーム、フォーク、ハンドルバーにはHI-TENを使用。確かな技術による構造体のクオリティの高さが光ります、また前後にブレーキが標準装備になっているため初心者にも扱いやすく、街中での安定した走行を楽しむことができます。
5:街乗りにおすすめBMX【KUWAHARA BMX KZ-01 6th ロイヤルブルー】
1918年に自転車部品の卸問屋、桑原商会として1世紀以上も前に創業されたKUWAHARA BIKE WORKSは、日本を代表する世界的なBIKEブランドです。
1970年代からKUWAHARAブランド名で世界各国へ輸出を始め、KUWAHARA BMXチームが各国で編成されます。1982年には、ハリウッド映画「E.T.」にKUWAHARAが採用され、映画のヒットとともにKUWAHARAブランドを不動のものとしました。
おすすめポイント
KUWAHARAから再リリースされたKZ-01は、4130Cr-MoのオールドスクールBMXです。フレーム、ハンドルバーにクロモリを使用し、見た目にも高級感溢れる質感が漂います。
再リリースに際してこだわりを見せているのが、80年代BMXの特徴であるクロモリの細パイプやガセットなど、当時のディティールを完全再現しています。当時を知る人には懐かしく、知らない人にも新鮮に映ります。
基本スペック
トップチューブは18.3インチのフラットバイク仕様で、チェーンステーは14.6から16.1インチのストリートバイク仕様となっていて、どちらにも対応できる仕様となっています。
サイズは20インチで素材にクロモリを使用。コンポーネントをゴールド系のパーツでまとめ当時のスタイルを再現。ブレーキには定番のDIA-COMPEのMXシリーズ、ハブにはシールドベアリングを採用しスムーズな回転を確保しています。
6:街乗りにおすすめBMX【RayChell 20インチ BMX BM-20R】
RayChell BM-20Rは、オールラウンドで自由な楽しみ方ができるコスパ良いBMXで、乗る人の用途に合わせて乗ることができる万能な性能が特徴です。
コンパクトなフォルムのフレームは、軽さと衝撃の強さを実現し、スムーズな走行と長く使える耐久性を発揮しています。また、ブレーキにはクロスバイクでも採用されることの多いキャリパーブレーキを搭載し、街乗りでの安全走行をアシストします。
おすすめポイント
RayChell BM-20Rは、フレームサイズを小さくしたBMX特有のフォルムです。小径との組み合わせで低重心を実現。さらに体積を削り軽さと衝撃性を高めています。
またハンドルは、立ち状態でのハンドリングも行いやすいアップタイプで、金属疲労での破損防止のため左右をクロスバーで連結しています。高低差の高いハンドルの曲線は、街乗りと合わせてアクロバティックな走行にも適応し、粋な乗りこなしを楽しめます。
基本スペック
サイズ20インチ、重量14.4kg。フレーム、ハンドルバーはスチール製。カラーは、マットグリーン、マットグレー、そしてタイヤのオレンジが際立つホワイトの3種類です。
グリップ付のスモールサドルは、車種にあわせた小型のサドルを採用し、ライダーを主役に考えた控えめの作りになっています。サドル裏は指を掛けやすくするグリップフォルムになっていて、街乗りだけでなくフラットバイクとしても楽しめます。
7:街乗りにおすすめBMX【BMX アルエット 24インチ 自転車 マット ブラック ストリート トリック Sayla 】
AlouetteのストリートトリックSaylaは、幅5cmの極太タイヤと中間サイズの24インチで、誰にでもフィットし乗り心地最適サイズな街乗りにおすすめのBMXです。
実用的な走行と見た目の良さ、オールラウンドな性能と3拍子揃ったコストパフォーマンスに優れています。また余分な部分を削ぎ落とし走行性能とデザイン性に特化したシンプルな作りになっており、自在にカスタムでき楽しみが膨らみます。
おすすめポイント
AlouetteのストリートトリックSaylaのおすすめポイントは、信頼できるメーカーのパーツが盛り沢山で、安全で安心の街乗りを楽しむことができます。
チェーンには大手チェーンブランドのKMC、世界基準でツールドフランスにも採用されているKENDAのタイヤ、世界的に有名なペダルメーカーのwellgoといった信頼のブランドを装備しているので、BMX初心者も安心して走行することができます。
基本スペック
サイズ24インチ、重量14.5kg。フレームと前フォーク素材はスチール製。センタースタンドが標準装備されているので、街乗りで駐輪の際に便利です。
またKENDAの24インチタイヤを使用することで、街乗りとしてだけではなくロード用としてのツーリングも楽しむことができます。しかもタイヤの表面と側面がカーブしているラウンドショルダーのためにコーナリングでの性能も抜群です。
8:街乗りにおすすめBMX【BMX モアノ 20インチ 自転車 マット ブラック REI 】
Moineauは、アパレルやスタイリストなど、ファッション業界の中から生まれたサイクルスタイルを重視したおしゃれなTOKYO CUSTOMシリーズのBMX REIです。
シンプルなフレームデザインとクール&スタイリッシュなマッドブラックは、どんなファッションにも合うアイテムとして一緒に出掛けたくなるスタイル重視のオリジナルBMXです。優雅に走りカッコよく決めたい人のクールな1台です。
おすすめポイント
MoineauマットブラックREIのおすすめポイントは、サドル最低高67cm、幅5cmの極太タイヤで安定した乗り心地と見た目硬派のおしゃれ感覚に溢れた点です。
スタイルを重視したMoineau独自開発の旗艦モデルは、凛々しいルックスがシックなおしゃれ感を放ちます。変速なしのシンプルな乗り味ですが、安定したサドルと大きなペダルで街乗りの際は優雅な走行を楽しむことができます。
基本スペック
サイズ20インチ、重量13.5kg。フレームと前フォーク素材はスチール製。街乗りしやすさを考えて、センタースタンドを標準装備しています。
チェーンは大手チェーンブランドのKMC、タイヤにはKENDAのタイヤ20インチ、VP社のVP536ペダル、高品質なJUSTEKのサドルといった信頼のブランドを惜しみなく装備してあり、スタイルだけでなく確かな品質による安心走行を実現しています。
9:街乗りにおすすめBMX【アウトレット エーエヌデザインワークス)Baboon】
エーエヌデザインワークスのBaboonは、フレームの特異な形状によるデザイン性の高さとコストパフォーマンスに優れ、おしゃれに街乗りできるおすすめの1台です。
通常のBMXに比べ立体的な構造を持ち、乗っているだけで街中で人目を引くおしゃれ感が魅力的です。またオールドスクールモデルのクラシックタイプなので、独特のフォルムと相まって個性豊かなライド感で乗りこなすことができます。
おすすめポイント
骨太パイプを組み合わせたタフなフレームに、路面のデコボコもしっかりと吸収するダブルリアサスペンションとブロックタイヤでラフロードも乗り心地抜群です。
変速にはSHIMANOの外装6段を装備。小径車特有のスピード不足をしっかりとカバーしています。また鋲付きのソフトサドルは座り心地が良く、デコボコ道の衝撃を和らげ、見た目のおしゃれさと快適さの両面を実現しています。
基本スペック
サイズ20インチ、重量19.5kg。フレームとハンドルバーはスチール製。6段変速以外にもスプロケットとシフター部分に信頼のSHIMANOの部品を使っています。
全長1570mm、ハンドル高1030mm、サドル高780から950mmで、適応身長目安は150cmから180cmまでとほとんどの日本人成人に対応可能なサイズとなっています。おしゃれ感満載で乗り心地の良さが実感できる街乗りにおすすめのBMXです。
10:街乗りにおすすめBMX【DURCUSONE H-STREET】
クイックさと乗りやすさが自慢のDURCUS ONE H-STREETは、通りづらい小径でも思いのまま摺り抜けることができる街乗りにおすすめのBMXです。
24インチBMXのDURCUS ONE H-STREETは、ストリートシーンの変化に対応しながら数々のアップグレードを重ね、街乗りに最適なBMXとしての貫禄さえ漂います。変化を経ながらBMXとしてのルーツを伝承するおすすめの街乗りタイプです。
おすすめポイント
DURCUS ONE H-STREETのおすすめポイントは、オールドスクールテイストを伝承しつつ最新パーツを使うという新旧を織り交ぜたバランスの良さです。
スタイルの良さばかりに目を引かれがちですが、フロントにはシングルピボットのキャリパーを使いつつも、リアには制動性に優れ効き具合が調節できるUブレーキを採用するなど、自転車本来の操作性能を考えたパーツが随所に取り入れられています。
基本スペック
20インチでもない24インチでもない、街乗りに適したサイズとは、を追求した結果の21.7インチのサイズを採用しており、その乗り心地のよさが実感できます。
これまでのタイプから小変更を繰り返し、完成度が高い新モデルではフレーム形状、ハンドルバーの高さをアップしより完成形に近いものになっています。また、あえてヘッド角度を寝かし、安定性を重視している点も見逃せません。
11:街乗りにおすすめBMX【DOPPELGANGER BMX DUB STACKシリーズ】
個性的なロードバイクやクロスバイクなどを幅広く展開するドッペルギャンガーのDUB STACKシリーズは、優れた性能を発揮するおすすめのBMXです。
過剰と思われる、また調整がシビアと思われる部分は装備を見直し、逆に必要と思われる装備を追加するなど普段使いを目的とし、各パーツとスペックを徹底的に見直した新しいスタンダードを追求したクルージングな1台です。
おすすめポイント
DOPPELGANGER DUB STACKのおすすめポイントは、アーバンテイストをしたルックスのカッコよさを持ちつつ安定走行を重視した機能性を追及している点です。
大きめの39Tチェーンクランクは、安定した走行を可能にし街乗りでも不安のないパフォーマンスを発揮します。またタイヤには、トラッド部分がサイドまで及ぶオールラウンドを採用。ラフロードでも衝撃を吸収する快適な走りを楽しむことができます。
基本スペック
サイズ20インチ、重量13.6kg。フレーム、フロントフォーク、クランク部分はスチール製。前後ブレーキはUブレーキになっていて効き具合を調整できます。
またフレームデザインには、多層デカールで構成するブラックカモフラージュパターンを採用しています。ひと際目を引くそのルックスの華麗さは、街中を軽やかに疾走する様が野生の動物を彷彿とさせ、カッコよさが光ります。
12:街乗りにおすすめBMX【MONGOOSE Kos Kruiser】
元祖BMXメーカーであるMONGOOSEは、1970年当初、自動車のホイールデザイナーであったスキップ・ヘスが専用ホイールを作りBMX Products社を設立したのが始まりです。
そのMONGOOSEのチームライダーとして、1980年に圧倒的な勝率でBMXレース界を席巻したのが、ジェフ・コスマラです。その翌年に彼のシグネチャーモデルとしてリリースされたのがKos Kruiserで、30数年ぶりに再リリースされています。
おすすめポイント
Kos Kruiserのおすすめポイントは、当時の雰囲気を損なうことなく、現代の技術を内包した1台に仕上がっており、オールドスクールな雰囲気です。
1980年代に使われていたヘッドバッヂやMONGOOSEのロゴデザイン、ループテイルなどの当時の特徴を再現し細部にこだわりを見せています。またデザインもさることながら、26インチサイズの実用性も乗り心地抜群で街乗りにおすすめのBMXです。
基本スペック
サイズ26インチの大口径で、フレームやフロントフォーク、ハンドル部分にはクロモリを使用し頑丈な作りで安定した走行を実現しています。
Kos Kruiserは、当時BMXレースのクルーザークラスに参入したばかりのMONGOOSEが、ジェフコスマラの意見を反映させて開発したのが始まりです。26インチのクルーザータイプなだけに、その走行性能はスムーズで街乗りBMXとして最適です。
13:街乗りにおすすめBMX【SUNDAY 18 MODEL C】
SUNDAYは、キンクで看板ライダーとして活躍していた、ジム・セレンスキが立ち上げたブランドで、他のどことも違う独創性がその大きな特徴です。
独創性が命の言葉通りに、カラフルで蛍光色を使ったデザインが多く、日本では本気で楽しみたいBMXライダーはもちろん、街乗りを目的とした若い女性からも人気があり、BMXのかっこよさが、ぎゅっと詰まった24インチのクルーザーモデルです。
おすすめポイント
SUNDAY 18 MODEL Cのおすすめポイントは、20インチは少し怖いという方や街乗りも積極的にしたい方にはピッタリな24インチを採用している点です。
また、BMXフレームとしては業界初の4130サーマル技術の採用と永久保証や高品質なOdysseyパーツを多用するなど圧倒的コストパフォーマンスのよさも魅力です。BMX初心者や街乗りも積極的にしたい方におすすめのタイプです。
基本スペック
クルーザーは大きく飛びにくいですが本気のストリートが出来るジオメトリーなので遊べます。ダートジャンプやレースコースも安定して走れるの点がおすすめです。
シールドで丈夫なハブ、リムもオリジナルの軽量モデルで、タイヤにはODYSSEYの24インチを採用。3ピースクランクにODYSSEYのブレーキとグリップとアフターマーケット用のパーツも沢山。ステムとエッドキャップがフラットに収まるところが美学を感じます。
14:街乗りにおすすめBMX【T19 クルーザーBMX T19 x HOW I ROLL "TWO-FOUR" BLACK】
1980年代の東京ストリートカルチャーの中心的役割を担ってきたスケートチームのT19とHOW I ROLLがコラボしたクルーザーBMX、それがTWO-FOURです。
TWO-FOURは、20インチと比べ径の大きな24インチを採用し、街中を縦横に走れる走破性を持っています。また競技用として進化してきたBMXなので、タフに使えるのもポイントです。ストリートからトレイルまで楽しさ溢れる1台です。
おすすめポイント
オールドスクールBMXをベースにしたブラックタイプは、流行に囚われない重厚感がありますが、逆に旬なカラーリングを提案しているのもTWO-FOURの特徴です。
ストリートの今を切り取り、旬なカラーリングをリリースできるのもT19が持つチームとしての厚みです。80年代アメ車カラーなど、微妙にクロスするカルチャーをサンプリングするなど、単なる復刻物で終わらせないT19のバックグランドが上手くコラボしています。
基本スペック
サイズは24インチで、フレーム、フォーク、ハンドルなどの主要躯体部分にクロモリを採用し、強度に優れしっかりとした安定走行を実現しています。
ヘッドサイズを1インチBMXとしているので、当時のオールドパーツなどを組み込むことも可能でカスタムするのも楽しい1台です。また随所に盛り込んである細部のディテールは、所有欲を満たしてくれるこだわりの仕上がりとなっています。
15:街乗りにおすすめBMX【CULT DEVOTION】
BMXストリートで人気のメーカー、CULTのトップグレードモデルがDEVOTIONです。フレーム、ハンドルバー、フロントフォークに至るまでフルクロモリ製の高品質です。
フルクロモリ製の質感が全体的なデザインを引き締めて、おしゃれでカッコいい1台に仕上げています。またタイヤは自社CULTで人気のデハートスリック2.4サイズを使用。太めの丈夫なタイヤなので街乗り以外にもトリックやジャンプなど楽しめます。
おすすめポイント
CULT DEVOTIONのおすすめポイントは、ルックス、性能共に隙のない点です。BMX完成車の中でも最上位に位置するDEVOTIONは、高品質による耐久性に優れています。
フレーム、フォークは100%クロモリ、更に足回りも前後リムはダブルウォールリム、ハブも前後共にシールドベアリングという随所に最上級のマテリアルコンポーネントを使用した1台で、このまま街やパークに繰り出してもその存在感は他を圧倒しています。
基本スペック
2018年モデルはBlack、Green Patina、Trans D.Redの3カラーがリリースされ、王道の人気カラーBlackは、クロームの2ピースバーがアクセントとして目を引きます。
CULT DEVOTIONは、完成形としてこのままでも長く乗り続けられるので、エントリーモデルBMXから上級モデルへ買い換える場合や都度各パーツをアップグレードしていくよりもコストパフォーマンス的には優れたBMXといえます。
16:街乗りにおすすめBMX【S.E.Bikes BIGRIPPER】
S.E.Bikesは、1977年に10代のライダーだったスコット・ブライトハウトが設立し、以来半世紀近くBMXのプレスティージブランドを確立しているアメリカの老舗メーカーです。
Big Ripperは、10年以上SE Bikesのラインアップに君臨する人気モデルです。ライドアウトでは、キングと称されるBig Ripper。29インチストリート版BMXともいえるBig Ripperでストリートに繰り出せば、テンションアップの街乗りが楽しめます。
おすすめポイント
S.E.Bikes BIGRIPPER2019年モデルのおすすめポイントは、スタイリッシュなアルミフローバルチュービングに光沢が美しいシャイニーレッドにペイントした点です。
クローム系のパーツとのコントラストが、どこかレトロな雰囲気を演出します。さらに新しいデザインのライトニングボルトやスナップパッドセット、そのほかウイリーペグ、ラッドプレートなどが付属していて街乗りが楽しくなります。
基本スペック
サイズ29インチ、重量13.31kg。フレーム、フォーク、ハンドル部分にクロモリを採用し、しっかりとした強度を保ち安定走行を実現しています。
ホイールサイズは迫力の29”。PK Ripperスタイルのフレームとして最大のタイヤを履き、街乗りだけでなくロード用としても遜色のない走りを楽しめます。落ち着いたカラーのレトロ感満載のフォルムは、街乗りBMXとして最適な1台です。
17:街乗りにおすすめBMX【ENCOUNTER BMX 20インチ BM-20E】
ENCOUNTERのBM-20Eは、頑丈なペグ4本を標準装備し、ハンドルにはジャイロ機能を搭載。おしゃれ感覚で街乗りを楽しめ、カッコよさと個性が光るブラックモデルです。
パークライドでペグやジャイロを使いトリックやジャンプなど、街乗りだけでなくいろんな楽しみ方が広がります。またシンプルなブラックモデルは、見た目にもおしゃれ感に溢れ街中のいろんなシーンにもマッチする1台です。
おすすめポイント
ENCOUNTER BM-20Eのおすすめポイントは、BMXを始める初心者には初めの1台として軽量で使いこなしやすく、街乗りとしても使える1台です。
機能性にも優れ安定した走行やトリックな動きも軽やかにこなせます。13.5kgという軽量さが自由自在な動きを実現しています。またセンタースタンドが標準装備されているので、街中でのあらゆるシーンで駐輪することができ便利に使えます。
基本スペック
サイズ20インチ、重量13.5kg。フレーム、ハンドルバー、ハンドルポストはスチール製。ブレーキレバー、シートポスト部分はアルミ製となっています。
サドルの高さは690mmから790mm、フレームサイズ290mm、となっていて、適応身長は140cm以上ほとんどの高さの人に対応可能です。レーサー用としてもクルーザー用としても対応可能なあらゆるタイプに適応したおすすめのBMXです。
街乗りにおすすめのBMXを購入しよう!
BMXにはいろんなタイプがあり、また自由にパーツをカスタムできる楽しさがあります。レース主体で発展してきたBMXは、見た目もカッコよくおしゃれなデザインのものが多く、街乗りとして使える便利なアイテムです。自分好みのおすすめのBMXを見つけて、軽やかな街乗りを楽しんでみてはいかがでしょうか。
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resm