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日光「いろは坂」紅葉がすごい!絶景ポイントへドライブ!隠された秘密って?

日光「いろは坂」紅葉がすごい!絶景ポイントへドライブ!隠された秘密って?
投稿日: 2017年4月29日最終更新日: 2020年10月7日

日光「いろは坂」は日光市街と中禅寺湖・奥日光を結ぶ全長15,8kmの日本の道100選にも選ばれている山岳道路になります。紅葉の季節にはドライブの車中からでも山裾に広がる見事な紅葉を楽しむことが出来ます。これから「いろは坂」絶景ポイントを探りましょう!

日光「いろは坂」見事な紅葉の世界へご案内!見出し

日光「いろは坂」は冒頭でも述べたようにドライブしながら見事な紅葉を愛でることができる素敵な観光道路であります。日光「いろは坂」には下り専用の第一いろは坂と上り専用の第二いろは坂があり、坂の途中には山裾に広がる見事な紅葉の絶景ポイントが複数御座います。大切な人を助手席に乗せ、ゆっくりとドライブをお楽しみください。

日光「いろは坂」の秘密1:歴史見出し

Photo by Naoki Natsume/Ishii , 夏目直樹 ,石井直樹

簡単に「いろは坂」の歴史を紐解いていきます。建設されたのは782年(天応2年)で勝道上人(しょうどうしょうにん)が初めて男体山の山頂を極めて以来、頂上に二荒山神社(ふたらさんじんじゃ)、南麓の中禅寺湖畔に中宮祠(ちゅうぐうし)が設けられたことから、山岳信仰の道として生まれました。そして1986年(昭和61年)に日本の道100選に選出されています。

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日本秘境100選のひとつに数えられる「奥日光」。いろは坂を登った先に広がり、秋は美しい紅葉、冬は雪景色と四季折々の美しい自然を楽しむことができる観光地です。滝や河川、湿原が広がっており、明治時代には避暑地としても有名でした。今回はそんな奥日光の観光地をご紹介します。

日光「いろは坂」の秘密2:整備見出し

カーブの多い「いろは坂」に車が通るようになったのは昭和初期からで、当時は砂利道で道幅は3~4mしかなくすれ違うのにも苦労する道路でした。1952年(昭和27年)に日光市と奥日光を結ぶ幹線道路として本格的に整備が開始されました。わずか6,5㎞の道路建設に投じられた費用が莫大であったため、我が国で二番目の有料道路として1954年(昭和29年)10月に完成しました。そして1984年(昭和59年)9月からは無料開放されています。

日光・第一いろは坂と第二いろは坂が存在する秘密見出し

とかくカーブの多い「いろは坂」ですが道路が完成したことにより紅葉の絶景ポイントを求めて観光客が増大し交通渋滞が繰り返されました。渋滞緩和を図るために1965年(昭和40年)に馬坂から茶の木平を経て明智平へと通じる第二いろは坂が日本道路公団によって建設されました。しかし皮肉にも東北自動車道や日光宇都宮道路などの完成に伴い、日光を訪れる観光客増加のため紅葉シーズンには以前と同じく渋滞が生じています。

第一いろは坂走行映像

第一いろは坂の走行映像です。中禅寺湖方面から下り専用の道路です。看板では「な」から「ん」までの28カーブあります。そのカーブですがヘアピン状のくねくねした道が多く、きつい急カーブが連続します。大型バスなどの運転はさぞ大変な事でしょう。ドライブの際はくれぐれもスピードの出し過ぎなどないように慎重な運転を心掛けて頂きたいです。

第一いろは坂で休憩できるスポット見出し

第一いろは坂の中腹あたりに剣が峰の駐車スペースがあります。この辺りの紅葉もとても綺麗で運転で疲れた身体を癒してくれます。他にも坂の途中には方等の滝(ほうとうのたき)・般若の滝(はんにゃのたき)を望めるポイントがあります。しかし展望の為の駐車場や区画線がなく道路左側に半円形のスペースが膨らんでいるだけなので駐車の際は要注意です。

第二いろは坂走行映像

第二いろは坂は中禅寺湖方面への上り専用道路です。看板では「い」から「ね」までの20のカーブがあります。第二いろは坂は第一いろは坂に比べると勾配もきつくはなく、走行車線も2車線です。比較的のんびりと紅葉などを楽しみながらゆっくりとドライブが楽しめるコースです。

第二いろは坂で休憩できる絶景のスポット見出し

第二いろは坂の途中には黒髪平展望台があります。駐車場の規模は小さいですが、ツーリングなどの休憩にお勧めです。万が一通りすぎてしまっても一方通行なので戻ることはできませんのでご注意ください。黒髪平からは日光連山や「いろは坂」のジグザクの急坂を眺めることが出来ます。特に紅葉のシーズンにはそれは見事な絶景が楽しめます。

第二いろは坂の終点付近には明智平のドライブインがあります。大きな駐車場があり、レストハウスには食堂や売店があり、ゆっくりと休憩をとる事が出来ます。ここでは日光銘菓のお土産もお買い求めできます。明智平からは第一いろは坂や般若の滝(はんにゃのたき)を望む事も出来ますし関東平野までも見渡せる大パノラマは正に絶景と言えます。

明智平は勿論、紅葉の絶景ポイントではありますがドライブで疲れた身体をゆっくり休めるスペースでもあります。ドライブインの外の売店では明智だんご・海老の湯葉串・大鶏串・湯葉アイス・レモン牛乳のソフトクリームなどがお勧めです。夏には有名は日光天然氷のかき氷も食べられます。

明智平からはロープウェイも運行しておりまして更なる絶景ポイントにいざなってくれます。標高1473mの明智平展望台までわずが3分です。ここからは男体山や中禅寺湖に華厳の滝などの大パノラマが一望できます。また周囲の雄大な山並みと合わさって絶景が広がります。明智平展望台は日光を代表する最高の絶景ポイントです。

明智平の名の秘密

明智平ロープウェイの上りの画像をご覧いただいていますが、この明智平を名付けたのは日光山を再興した天海大僧正(てんかいだいそうじょう)と言われておりますが、それがあの明智光秀であるという説もあります。僧籍に入り日光山の貫主になった明智光秀が眺めの良いこの地に自分の名前を残したという説です。このことから明智平の展望が如何に素晴らしい景色なのか想像できます。

明智平展望台から第二いろは坂の終点付近の明智平を結ぶロープウェイの下りの画像です。展望台では男体山・中禅寺湖・華厳の滝・筑波山など大パノラマの絶景が楽しめます。晴れた日には遠くは霊峰富士山もみられるそうです。とにかく山並みの紅葉が見事でただただ感動します。

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栃木県と群馬県の県境にそびえるのが日光・白根山です。登山者に人気の日本百名山の一つで、関東北部では最高峰の標高2578m。雪を抱く山あいの美しい姿から「白根山」と呼ばれています。同名の山が全国にあることから、日光白根山との通称で呼ばれ、登山の人気スポットです。

日光「いろは坂」カーブの秘密見出し

Photo by so-oh

日光市内から車で華厳の滝・中禅寺湖へとドライブするには「いろは坂」を通ります。「いろは坂」の名の秘密はカーブが48個所あり「いろはの48文字」になぞらえて「いろは坂」と名付けらています。その詳細は上り専用の第二いろは坂で20個所、下り専用の第一いろは坂で28個所あります。カーブには上りの第一カーブを「1=い」として順番に何番目のカーブかを記した標識が立てられています。

日光「いろは坂」渋滞の秘密見出し

紅葉シーズンともなりますと絶景ポイントを目指してドライブを楽しむ観光客が押し寄せる「いろは坂」ですが、かなりのヘアピンカーブが多いので標識や絶景の紅葉に目を奪われないように安全運転を心掛けてください。観光客を乗せた車の数が増えることに加えて、不慣れな大型バスがきついヘアピンカーブを一度で曲がり切れずに何度か切り返すことも渋滞の要因となっております。

日光「二荒山神社」の紅葉見出し

日光二荒山神社は関東有数の縁結びのパワースポットとして知られています。この場所は男体山=大己貴命(オオナムチ命)のおおらかでありながら男性的で力強いパワーが顕在する場所で誠実に物事を成すための、人と人の縁結びを強力に後押ししてくれるパワースポットです。

Photo by Naoki Natsume/Ishii , 夏目直樹 ,石井直樹

日光二荒山神社の「良縁テーマパーク」のような神苑エリアは、女性的な柔らかい気に満ちていて、良縁・愛情運・金運・健康運のご利益があります。日光二荒山神社は異なる2種類のパワーを頂ける特長を持っています。良縁・恋愛運アップを願う女性の方は女峯山=田心姫命(タゴリヒメ命)を祀る女神の聖地、滝尾神社へ参拝されてみてください。

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日光といったら東照宮を中心とした北関東のパワースポットとして、知名度抜群の観光地です。特に秋に見る紅葉は、誰もが一度は見たくなる絶景です。でも観光に行くには、あの渋滞にはうんざり、そこで混雑回避法をまじえて、日光紅葉絶景ポイント紹介したいと思います。

日光「いろは坂」紅葉の絶景ポイントとは?見出し

日光「いろは坂」の魅力のひとつに秋の紅葉がありますがこと明智平展望台からの眺めは素晴らしいの一言で、華厳の滝・中禅寺湖・第一いろは坂も望むことができます。秋の紅葉シーズンともなりますと日光で最も紅葉の美しいポイントとしても知られており絶景の紅葉を楽しめるドライブコースでもあります。しかしカーブが多く危険もあるのでドライブには注意が必要です。

日光「いろは坂」から望む中禅寺湖の絶景ポイント見出し

日光の「いろは坂」を登りきって見える中禅寺湖は、周囲が約25キロの湖です。男体山の噴火によって流出した溶岩が大谷川の渓谷をせき止めて形成された湖です。湖畔にはカエデ、ウルシ、ブナなどが茂り、八丁出島の先端や寺ガ崎の薬師堂付近の紅葉がとても美しいです。

中禅寺湖の紅葉の絶景ポイント、八丁出島や男体山の見事な紅葉を遊覧船からの視点で紹介しています。日光「いろは坂」第二いろは坂「明智平展望台」からの眺めも絶景ポイントではありますが。やはり遊覧船から間近に広がる紅葉は見事なもので人々に感動を与えています。一度は必見の価値ありです。

日光「いろは坂」から望む華厳の滝見出し

華厳の滝は男体山の噴火によって堰き止められた中禅寺湖からの地表を流れる唯一の流出口とされる大谷川にある滝です。発見者は勝道上人と伝えられています。仏教経典の一つである「華厳経」から、この名が名付けられたと言われています。落差97mの滝を一気に流れ落ちるさまは壮観で、日本三大名瀑の一つにも数えられています。

今年の紅葉狩りは「いろは坂」で決まり!見出し

最後までご覧頂きありがとうございます。いろは坂の紅葉の魅力が皆様に伝わりましたでしょうか?日本人として生まれて幸せな事、それは四季折々の美しさを観れることです。春には桜、そして新緑の季節が過ぎると秋には誰もが心を奪われるほどの紅葉が目を楽しませてくれます。さあ今年の紅葉狩りは「いろは坂」に足を延ばしてみませんか?

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投稿日: 2017年4月29日最終更新日: 2020年10月7日

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