ロシアパンの種類を知ろう！由来や形・材料からヤマザキなどが販売するものも！

コンビニで見かけることもあるロシアパンをご存知でしょうか？ロシアで食べられているパンなのでしょうか？名前が特徴あるロシアパンとはどのような物でしょうか。

あのロシアパン！と馴染のある方、名前だけは何となく知っていると言う方様々です。昔から販売されているロシアパンは密かに人気のパンです。ロシアパンはロシアと関係があるのでしょうか。その名前の由来や種類、おすすめの食べ方をご紹介いたします。

ヤマザキが製造販売しているロシアパンはコンビニやスーパーで見かけるパンになります。そしてその特徴はなんといってもその大きさではないでしょうか。コスパのいいパンとしてもロシアパンは人気で、食べ応えのある菓子パンになります。

そんな普通にコンビニやスーパーで販売されているロシアパンを詳しく見て行きましょう。知らない人も次お店で探してみてください。きっとお近くのスーパーやコンビニに置いてあることでしょう。

ロシアパンはもともとロシアで古くから食べられていたパンを模して作られたからロシアパンと言われています。ロシアの主食はパンですが、ロシアで食べられているパンは黒パンで固いパンになります。しかしこのロシアパンはコッペパンのような形のふわっとあまい菓子パンになっています。ちょっと違うパンの様です。

あくまでも形を模してロシアパンと言っていることになります。そして形がとっても大きく、食べ応えのある菓子パンとしてとっても人気があります。

名前を知らない方でも、これからご紹介するロシアパンの特徴を知れば、食べたことがあるようなパンだなと感じる方も多くいることでしょう。

ロシアパンはコッペパンを平たくしたような形で、その大きさはなんと25cmほどもあります。大人の手のひら以上の大きさのボリュームのあるロシアパンは、他の菓子パンと一緒に陳列されていても、人気を目立つ大きさをしています。

1つ購入して何人かで切り分けてシェアして食べるのかと思うぐらいのおおきさになっています。

お店で並んでいても一際大きな見た目ですぐに見つけることができるでしょう。1人用かと不思議になるぐらい大きな見た目が特徴です。

大きな楕円形の形のロシアパンはふわっとした生地の菓子パンになります。今の小さなお子さんから、昔から食べていたであろう今の年配の方でも、美味しく頂けるふわふわ食感のパンになっています。

その為食べ進めて行っても、飽きる事無くどんどん食べてしまうほど軽く食べることができます。しかしとっても大きな形のパンですのでそれなりのカロリーがあります。カロリーは後ほどご紹介いたします。少し怖いカロリーの高さになります。

ふわふわのロシアパンはしっとりとほのかな甘みがあるパンになります。小麦の美味しさも感じられ、そのまま食べても最後までおいしく頂くことができます。

そしてそのふわふわの生地の上にはアイシングがたっぷりとかかっています。このアイシングが良いアクセントとなり大きなロシアパンでも最後までおいしく頂くことができます。

このふわふわの甘いパンが昔も今も日本のパンの美味しさの原型となっています。海外の人が日本の食パンのふわふわっとしたほのかに甘い味にびっくりして、お土産に持って帰ることもあるとか。それほど日本にある菓子パンや食パンは美味しくふわふわの生地でできています。

ロシアパンの形はコッペパンのような長い楕円の形をしています。しかし大きさが違います。コッペパンの形をもう少し大きく長くした形が、ロシアパンの形になります。

そしてその形はロシアのロシアパンの大きな楕円の形を模して作られたとされています。この大きさと楕円の形がロシアパンの特徴になります。日本であるパンより大きくコッペパンと比べ物にならないぐらい大きなパンを想像してください。

大きなロシアパンは買ったその日は、上にのっているアイシングの砂糖をしゃりしゃりと感じながらそのまま食べる食べ方がおすすめです。しかし次の日は大きめにカットして、軽くトースターで焼いてみる食べ方がおすすめです。

パンの表面が少しサクッとして、生地の甘味をより感じると言われています。またトーストして、その後にバターを塗ってバターのコクと生地の甘さを合わせて食べてみましょう。

ではパンの伝来の歴史と共にロシアパンと呼ばれるようになった由来も見て行きましょう。話はポルトガル人が日本に文化を伝えたころまでさかのぼります。

パンが日本に伝来したのは1543年、ポルトガル人が日本に漂流し、鉄砲が伝来した時に一緒に伝わってきたと言われています。

そして1度は鎖国により一般的にはパンは消滅しました。しかし長崎の一部の地域では密かに製造されていました。その後持ち運びや保存効くパンに目が向けられ、一般的に普及したと言われています。

そして他の国との貿易や国交が盛んに行われるようになると、横浜や神戸の港町を中心にパンが広まり、日本独特のあんパンが登場すると瞬く間に日本中にパンが普及します。そしてそれは、1869年に木村屋総本山があんパンを作り出したと言われています。

中村屋のロシアのパン職人により作られた、とっても大きなロシアパンが中村屋からも販売され、世間に中村屋のロシアパンと人気になりました。これはロシアパンの名前の由来になります。

ロシア職人によって作られたパンがロシアパンの由来です。そしてその後、人気のロシアパンは色んな会社から販売されています。今のヤマザキパンも製造販売を開始します。

当初のロシアパンは本場のロシアのパン職人の手によって作られました。本場のロシア職人の手により作られるパンは人気のパンとなっていました。その後ロシア革命をきっかけに多くのパン職人が日本を離れます。

しかししっかりと日本に浸透していたロシアパンは変わらず日本で製造販売される商品となりました。その後も日本に定着したロシアパンになります。

ロシアパンの始まりは中村屋から製造販売されたことから由来しています。しかしその後ヤマザキパンが創業当初からロシアパンを製造し、ヤマザキパンはロシアパンの製造加工会社として始まったといわれています。

その後様々な製造技術の進歩により色んな種類の菓子パンが製造販売されるようになりました。ヤマザキのパンと言えはスーパーやコンビニでもたくさんの種類が販売される人気パン会社です。そんな一大パンメーカかが創業当時から変わらず販売している人気商品がロシアパンになります。なんと70年程の歴史のあるパンとは驚きです。

ヤマザキパンは創業当時から生産しているロシアパン。ロシアパンは本場のパンのライ麦粉で作り、固く酸味のある味とは違って、ふんわりとほのかに甘味のあるパンに仕上がっています。

この食感と味が当時の人にも受け入れられて大ヒット商品になり続けています。当時もロシア職人により現地のロシアパンを模して作られていますが、食感や味は全く違います。

形が大きくこの楕円の形のパンを当時はロシアパンと言っていました。その為、本場のロシアパンの形を真似したパンと言うことになります。名前の由来としてロシアのロシアパンの形をしているパンとの由来もあります。

そしてロシアパンは他の菓子パンと比べても、存在感のあるとても大きな形が特徴です。しかしその上を行く、「大ロシア」がヤマザキから登場しました。ヤマザキパンのロシアパンの上を行く大きさで、なんと重量が450gと通常の菓子パンの4.5倍ほどもあります。

この山崎パンの大ロシアは見た目の迫力と、従来の美味しさが相まってたちまち大ヒット商品となりました。一時は製造が中止されていましたが、また製造販売が再開したとの事です。

その形はそのままでティッシュケースよりも大きい大ロシアは、切り分けてみんなで食べるのがおすすめです。

そんなヤマザキパンのロシアパンの名前の由来や大きさを確認した後は実際に食べてみましょう。ぜひスーパーやコンビニで探してみてください。そのロシアパンの大きな形にびっくりします。

そして甘味のあるパンで上にはアイシングがたっぷりとかかっています。こんなパンは間違いなくカロリーが高くなっています。

シンプルな見た目の楕円の大きなパン、ロシアパン。そのカロリーは通常のロシアパンで540kcalと言われています。ロシアパンも色んな種類が出ていますのでトッピングによってもっとカロリーは上がってきます。

大体30代男性で1日の摂取カロリーの目安は2500kcalほどです。そんな中540ものカロリーをパン1つで摂取してしまうことになります。ちょっと高めなカロリーになっています。

食べる際には高カロリーなパンであることを念頭にしっかりおいて食べましょう。食べ過ぎや頻繁に食べることが避けた方がいいでしょう。美味しくたまに楽しく食べてみましょう。

そして忘れてはいけないヤマザキの大ロシアのカロリーは1000kcal越えの1264kcalほどと言われています。大人1日に摂取カロリーの半分ほどもなる大ロシアは食べ方を注意して食べてみましょう。

ヤマザキのロシアパンは本場ロシアに負けず劣らずの高カロリーなパンになっています。ではなぜロシアのパンは高カロリーなものが多いのでしょうか。

ロシアは日本とは違って最適気温がマイナス20度にもなる年間を通して寒い気温が続く国になります。そんな国では、カロリー消費が高くなりがちです。そこで少しでもカロリーの高い食べ物を食べるようにしていきます。

このロシアの高カロリーなパンを真似してか、ヤマザキのロシアパンも高カロリーな菓子パンになっています。

ではヤマザキのロシアパンの由来となっているロシアのパンを少し見てみましょう。日本のふわふわの甘いパンとは少し様子が違います。

ロシアのパンは少し硬く、ライ麦を多く使ったパンが多くあります。食事のよく合うパンで日本の甘味のあるパンとは違って食事にあう食べ方がおすすめのパンがたくさんあります。知らない種類のパンもたくさんあります。ロシアのパンの種類を見て行きましょう。

白パンは日本であるふわっとしたものとは違っています。フランスパンのように長い形で小麦粉を使って作られたロシアでは珍しいパンになります。

白パンは裕福な家庭が食べるパンとも言われ、一般の方が毎日食べるパンはライ麦を使ったパンでした。白パンを食べることができるのは特別な行事の時のみと言われていました。

ロシアのパンの歴史は古く、12世紀から作られて食べられているパンと言われています。何世紀にもわたって、白い小麦粉で作られたこの白パンは特別で高価なパンであったと言われています。たくさんあるパンの中でも上等な小麦粉を使って作られるパンになっていました。

ロシアパンは日本のふわふわのパンとは違って、固めのしっかりと生地が詰まったパンになっています。

固く塩っ毛のあるパンも多いので、食べ方としては薄くスライスして、サワークリームやバターを塗ってたべる食べ方はおすすめです。

ロシア家庭で一般的に食べられているパンに、ヤマザキのロシアの由来とも言われる「バトン」というパンがあります。こちらはロシアの食卓には常に並ぶと言ってもいいくらい一般的なパンになります。

形はまさにヤマザキのロシアです。ロシアではどこのお店は安い値段で販売され普段のパンとして親しまれています。

ロシアでは白パンよりも一般的な黒パンを食べます。こちらの黒パンももちろん固く、酸味のある味が特徴です。

黒パンはライ麦でしています。ライ麦にはパンを膨らませる為にグルテンが含まれていません。その為黒パンは膨らまない生地の詰まったものになっています。そして膨らすためのイーストを使うのではなく、サワー種のライ麦の天然酵母が使われます。これは焼きあがった後に少し酸味のある香りが残ります。

黒パンのロシアパンは白パンよりも先に作られたロシアパンになります。黒パンは日本でいうご飯に白米のように、ロシアの人にとっては日常的に食されるパンになります。

アニメのハイジで登場するパンもこのロシアの黒パンになります。おすすめの食べ方はご飯の際に食事のお供にして食べる食べ方がおすすめです。ほんのりと酸味のある黒パンはワインやチーズと一緒に食べる食べ方がおすすめです。

前述しましたように、ロシアパンの中の黒パンはライ麦粉を使用しています。ライ麦はミネラルが豊富に含まれています。小麦と比べても食物繊維やビタミンB1が豊富で、栄養価が高くお腹の持ちがよく、ダイエットをしている人は黒パンのロシアパンの種類がおすすめです。

ロシアの黒パンはとっても黒い色をしています。レストランに行くとまず黒パンのスライスが日本で言うお通しの様にテーブルに置かれます。一般的なロシアのパンになります。

まるでチョコレートのような真っ黒なパンは甘いパンではありません。酸味のあるスープや食事に良く合うおすすめのパンになっています。

そしてロシアの黒パンはほのかに甘い香りがあります。これはロシア人が小さいころから食卓に普通にある母親のおなじみのメニューと共にある味になります。

日本の食パンのふわっとした食感は全くなく、また違ったパンの美味しさを実感できるおすすめのロシアパンの一つになります。食べ方は食事と一緒に食べるのが断然おすすめです。

ロシアで最も有名な黒パンはボロジンスキーと言われます。上記で説明した黒パンの代表的なものになります。このパンの由来は、修道院の修道士が作ったもの、また違う由来では食材を運んでいる最中に砲撃を受け弾丸と混ざってできた。最後の由来は15世紀にすでに葬式用のパンとして作られていたなどがあります。

ロシアでとっても有名なパンですが、その由来がはっきりとしていない不思議なパンでもあります。

またロシアにはイーストが入れられていないパンがあります。イーストが無いパンですので膨らまず堅いイメージですが、麦芽と粉を混ぜ合わせたパンは長い間柔らかく保つことができるパンになります。

そして何よりも長期保存が可能になるパンで、ロシアの保存食としても重宝されるパンになっていました。

このイーストなしのパンは修道院で作られるパンと言われています。修道院で作られたパンはおいしく工夫がされたパンになっています。

日本ではなかなかなじみの無い修道院が、パン作りの発祥とはロシアの文化とパンは切り離せない食品と言うことになります。

そしてこの黒パンにはハーブが入っています。このハーブ入りの黒パンはとってもおいしく香りが豊かでおいしいと評判です。

そしてこの黒パンの美味しい食べ方も、スープに付けて食べたり、食事と一緒に食べるのが美味しい食べ方になっています。

ヤマザキのロシアパンにはいくつかの種類があります。定番のシュガーがトッピングされたロシアが一番おいしいと言う方もいますが、他の4種類も少し見てみましょう。

いつもと違うロシアパンを食べてみたい方はぜひスーパーやコンビニで違う種類のものもチェックしてみましょう。

ロシアパンのおすすめの種類にコーヒーロシアパンがあります。こちらもお値段はプレーンのロシアパンとさほど変わらず116円程で販売されています。

パン生地にコーヒーを練りこんだ少しコーヒー色をした生地と香りが特徴の種類になります。そして上にはお馴染みのシュガーがトッピングされ、こちらもコーヒー味が付いています。コーヒーシュガーとなっているロシアパンもこの香りがいいと人気の商品になっています。カロリーは383kcalになっています。

ロシアパンにはレーズンの入った種類もあります。100円前後で販売されているレーズンロシアパンは、レーズンが練り込まれ上にはシュガーバターがのっています。

そしてこちらの種類のカロリーは447kcalと高めになっています。レーズンの甘さとパン生地そのものの甘さが引き立ってお子さんに人気の種類になっています。おすすめの食べ方は、少しトーストすると上のバターがしみ込んでさらにおいしさアップです。

そして香りのいいロシアパンと言えばこちらの種類もはずせません。沖縄黒糖入りロシアパンは沖縄産のサトウキビを練り込んだロシアパンの種類です。しかしこちらは沖縄産のサトウキビの入手が難しいと期間限定で販売されていました。ただ今販売されているかはぜひ店舗で確かめてみましょう。

ふんわりしたロシアパンの生地の美味しさの中にやさしく香る黒糖の美味しさが際立っている商品になります。こちらの商品のおすすめとしてはやはりトースターで少し温めて食べてみましょう。

そしてこちらのロシアパンはこちらの種類は大きさ22cm、厚さ5.6cmとなっています。この大きなロシアパンの上にシュガーマーガリンがトッピングされ、しゃりっとした食感と甘いマーガリンが特徴のロシアパンになっています。こちらのおすすめの食べ方も、やはり少し温めてみましょう。バターを少し溶かして食べるのがおすすめです。

いかがでしたでしょうか。コンビニやスーパーで見かけたこともあるロシアパン。こんな由来や種類、歴史があるパンになっています。しかもビックサイズの上に、お値段は100円前後ととってもコスパのいい菓子パンです。ぜひお近くお店で見かけたら購入してみましょう。きっとお値段以上の美味しさににびっくりする事でしょう。