沖ノ島海水浴場（千葉）で海を満喫！混雑具合や駐車場・アクセスは？

千葉県にある沖ノ島海水浴場はかつて沖合に浮かんでいた沖ノ島と本土とを結ぶ砂浜にある海水浴場です。関東大震災以降、土地の隆起によってできた海水浴場で都会の海とは思えないほどの水の綺麗さが魅力的です。

夏になると海の家も出る沖ノ島海水浴場に遊びに出かけてみませんか。今回は水の綺麗な珊瑚の北限、沖ノ島海水浴場について楽しみ方や駐車場、混雑情報など詳しくご紹介します。

駐車場も完備されていれる沖ノ島海水浴場は千葉の人気スポットです。海水浴場としてはもちろんですが、釣りやシュノーケリングなどのアウトドアも楽しめます。アクセスも便利で駐車場もしっかり完備されていて、夏の海水浴場シーズンには海の家もできます。

便利さは通常の海と変わりませんが、水の綺麗さや日本では珍しい植物の自生地としても注目されているスポットです。

駐車場もある千葉にある沖ノ島海水浴場は遠浅で穏やかな波、きれいな水、緩やかな潮など小さな子供が遊ぶにも最適です。また、南房総国定公園に指定されている沖ノ島の自然環境区域では黒潮の影響で関東では珍しいソテツやシュロ、カイコウズなどの南国をイメージさせる植物の自生している様子を楽しむこともできます。

また、珊瑚の北限であるため島周辺の海域には珊瑚が生息していて、シュノーケリングや素潜りなどでサンゴ礁を楽しむこともできます。

千葉にある駐車場完備でアクセスも便利な沖ノ島海水浴場の特徴や魅力をもう少し詳しくご紹介していきましょう。

数ある千葉の海水浴場の中から沖ノ島海水浴場を敢えて選びたい理由を4つのポイントでまとめています。

混雑状況も気になる千葉の沖ノ島海水浴場は本州本土から島まで歩いて渡ることができます。本土と島をつなぐ道は全て砂浜になっていて、ビーチ散歩を楽しむこともできます。ビーチにはイルカの耳石や琥珀、貝などの漂流物が多く、ビーチコーミングの名所としても知られているのでぜひおすすめです。

また、ビーチを歩いて渡った島には珍しい植物をはじめ、隆起した地層や化石、戦時中に掘られたというトンネルも残されています。さらに1096年に建立されたという宇賀大明神やソーラーパネル付きのバイオトイレも設置されています。

駐車場完備の沖ノ島海水浴場周辺はサンゴの北限でもあり、サンゴやカクレクマノミなどの熱帯魚を観察することもできます。環境省が実施する海水浴場水質調査では毎年最高レベルのAAランクの認定を受けるほどきれいな沖ノ島海水浴場周辺はマリンブルーの美しい海が広がっています。
 

子供たちの海水浴はもちろんですが、穏やかな波や南国の植物にかこまれれば気分はまるでリゾートです。

駐車場完備の沖ノ島海水浴場は遠浅で波がとても静かです。うち湾であるので遊泳可能なエリアは潮の流れもとても穏やかなので小さな子供を連れて行っても安心して遊ばせることができます。ただし、島の裏手に行くと潮の流れが強くなる場所もあるので遊泳可能エリア以外での遊泳は決してしないようにしましょう。

混雑状況が気になる沖ノ島海水浴場は夕日の絶景スポットとしても有名です。砂浜をゆっくりと夕日を歩きながらデートするのもおすすめで美しい海とのコントラストが最高です。南国の植物も相まってまるでハワイのような景色が広がります。水平線に沈む夕日はどこか神秘的な風景でもあり、とても都会の海とは思えないほどです。

夏には海の家もでる沖ノ島海水浴場は南国の植物、きれいな水、穏やかな波、白い砂浜と沢山の条件がそろった最高の海水浴場です。そんな沖ノ島海水浴場で海水浴以外にも楽しめるおすすめのアクティビティをご紹介しましょう。都心から2時間ほどしか離れていない海でいつもと違った非日常の時間をすごせばリフレッシュ間違いなしです。

海の家もある沖ノ島海水浴場の綺麗な海ではシュノーケリングを楽しむことができます。千葉県では最上級クラスのシュノーケリングスポットである沖ノ島海水浴場のシュノーケリングポイントは海水浴期間設置されている黒いブイの下です。

イシダイの幼魚やアオリイカの子どもを見ることができるでしょう。他にもギンポやオヤビッチャといった種類の魚を見ることもできます。さらに運が良ければ水族館で見るような巨大なイワシの群れが通ることもあり、感動モノです。

他にも砂地、テトラ周辺、石のゴロゴロしている浅い場所、傾斜のあるいわば地帯、起伏にとんだ岩場地帯、岩場と砂地が合わさる場所などもシュノーケリングにおすすめです。

駐車場もある沖ノ島海水浴場の楽しみ方の2つめにSUPがあります。SUPはスタンドアップパドルボードの略でボードの上に立ってパドルを漕いで水面を進んでいく新感覚のアクティビティでハワイ発祥のアクティビティです。ボートとパドルを使ってリーシュコードを装備して楽しみます。

夏は水着でそれ以外の季節は保温性のあるウェットスーツがおすすめです。もちろん泳ぎが苦手な人はライフジャケットもしっかり装着してください。マリンブルーの海の上をのんびりと遊覧して楽めるおだやかな波と綺麗な水の沖ノ島海水浴場ならではの楽しみ方です。

混雑状況が気になる沖ノ島海水浴場はビーチコーミングの名所でもあります。千葉県では一番有名なビーチコーミングスポットと言っても過言ではないほどの充実度です。

そもそもビーチコーミングとは海岸などに打ち上げられた漂着物を収集し標本にしたり、装飾にしたりして楽しむ遊びで沖ノ島海水浴場では珍しいのイルカの耳や琥珀などを見つけることができます。もちろん定番のシーグラスもいっぱい落ちていて、アクセサリー作りにもおすすめです。

海の家もある沖ノ島海水浴場では釣りを楽しむこともできます。釣りができるのは沖ノ島渡り口の護岸で、釣り場の近くにはトイレもあるので初心者や女性でも安心して釣りを楽しむことができます。

釣り場は比較的浅く、釣れる魚はアジ、イワシ、サバ、サヨリなどで、キスやクロダイ、アオリイカなどがねらい目です。冬場はカレイも釣ることができるのでぜひおすすめです。

千葉県でも人気の高い海の家もある海水浴場、沖ノ島海水浴場の混雑状況はどうなっているのでしょうか。海開きの時期と合わせて沖ノ島海水浴場の混雑状況について説明しましょう。

せっかくの綺麗な海や自然を満喫するなら、混雑してはいてもせめて駐車場に車が止められる程度の込み具合が利用です。そのあたりも併せて説明します。

沖ノ島海水浴場の海開きは例年7月の中旬ごろから約1か月です。その年の気温や天候によって多少前後することはありますが、基本的にはこの期間が通例です。

海開きの期間は海の家などもでて海水浴場はとても賑わいます。しかし、海開き以外の時期でも砂浜を散歩したり、沖ノ島へ渡って散策したり、ビーチコーミングや釣りを楽しむことはできるので、海水浴が目当てでない方は海開き期間を避けて行くのがおすすめです。

海開き期間中はちょうど子供たちの夏休み期間にも重なるので混雑は必至です。500台ほどの駐車スペースがありますが海開き期間は海水浴場オープン前から満車になることもあります。

海開き期間中にビーチコーミングなどをちょっと楽しみたい方は沖ノ島海水浴場がしまる1時間ほど前位に行くのがおすすめです。その時間帯なら比較的駐車場も空いています。

沖ノ島海水浴場は水も綺麗、子供たちも安心して遊べる遠浅の穏やかな波が魅力的なスポットですが、毎年くる台風には気を付けなければなりません。毎年必ず発生する台風は着実に千葉県にも影響を与えます。台風接近期間中はもちろん海水浴場は閉鎖しますし、台風の被害によっては立ち入り禁止になる場合もあります。

海水浴場だけでなく沖ノ島自体も被害を受けることもあり土が削られたり、流されたりしたこともあります。沖ノ島海水浴場へ出かける前には必ず台風情報をチェックしてから出かけるようにしましょう。

沖ノ島海水浴場の設備や施設はどうなっているのでしょう。じつは沖ノ島には売店や自動販売機のようなものは一切ありません。海開き期間中意外に散策やビーチコーミングに出かける時にはあらかじめ飲み物のようなものを調達していくのがおすすめです。

では海水浴にはかかせないトイレやシャワーはどうなっているでしょうか。海水浴で気になるトイレやシャワーの情報を詳しく説明しましょう。

沖ノ島海水浴場のトイレは島の内部に1か所、島入り口に1か所あります。島の中央付近にあるトイレはソーラーパネル付きのバイオトイレで自己処理型、廃棄物有機物発酵分解処理機のついた自然に配慮したタイプになっています。海水浴可能なエリアからもすぐなのでとても便利です。

男性と女性が分かれていますがトイレットペーパーは設置してないので、忘れないように持参する必要があります。また、トイレのそばには東屋つきの休憩所もあります。

沖ノ島海水浴場には無料で使えるシャワーは残念ながらありません。海開き期間中出店する海の家では有料のシャワーが設置され、そちらを利用することになります。海の家のシャワーの料金は1000円なので、高いと感じる方は予めペットボトルなどに水を入れていってシャワー代わりに軽く流してから帰ってくるのもおすすめです。

沖ノ島海水浴場では海開きに合わせて海の家が開設されます。沖ノ島海水浴場には島に入ってすぐのところに2つの海の家があります。海の家ではシャワー、食事、休憩所などがあり、シュノーケリングにギアのレンタルやパラソル、浮き輪などのレンタルも行っています。また、20種類以上のかき氷が楽しめるのも魅力です。

駐車用もある沖ノ島海水浴場への交通アクセスはどうなっているでしょう。沖ノ島海水浴場への交通アクセスを詳しくご紹介していきます。駐車場から海水浴場まではすぐなので、空いている時には車でのアクセスがとても便利ですが、海開き期間中は駐車場がいっぱいになることもあります。公共交通機関でのアクセス方法もご紹介します。

公共交通機関を利用して東京駅から夏は混雑必至の沖ノ島海水浴場へアクセスする場合、東京駅八重洲口から高速バスを利用します。所要時間は2時間44分です。

また、館山・白浜休暇村前「館山市」行のバスに乗り「館山駅」停留所で下車、その後館山駅亜kら再び休暇村～南暴走パラダイス休暇損館山前行のバスに乗り「宮城」停留所下車後、徒歩30分程で沖ノ島海水浴場へ到着します。

また、東京駅からはJR京葉線で蘇我駅まで行き、そこからJR内房線で館山駅まで、その後館山駅からバスで沖ノ島まで向かう方法もあります。所要時間は約3時間です。

海の家もある夏は混雑必至の千葉の沖ノ島海水浴場へ車でアクセスする場合、東京方面からは東京湾アクアラインを利用します。館山自動車道を通り富津館山道路へ向かいます。富津館山道路の富浦ICから沖ノ島海水浴場までは車で約25分程です。羽田空港から沖ノ島海水浴場までは約1時間半ほどの距離です。

海開き期間は混雑必至の千葉の沖ノ島海水浴場には海水浴場のすぐそばに約500台ほどが駐車できる駐車スペースがあります。駐車料金は無料なので車でアクセスするのがおすすめです。

ただし、海の家などが設置される海開き期間中はいつも混雑しているので、海開き期間に車でアクセスする場合は海水浴場が開く前に到着しているのが理想です。

沖ノ島海水浴場周辺には海水浴以外にも楽しめるおすすめのスポットが沢山あります。海水浴やビーチコーミング、釣りなどと一緒に楽しめるおすすめのスポットをご紹介しましょう。ぜひ沖ノ島海水浴場と合わせて楽しんでみてはいかがでしょう。沖ノ島海水浴場からの距離もぜひ参考にしてください。

沖ノ島海水浴場から約5.5kmほどの距離にある房総フラワーラインは道路の両側に沢山の花々が植えられているドライブコースです。東京から房総半島の先端部までを往復するアプローチの長い行楽ドライブルートで、洲崎と野島崎の灯台間にあります。

1～2月にかけては菜の花が満開に咲き誇り、3月からはノースポールと季節の花が順番に道を彩ります。交通アクセスは富津館山道富浦ICから車で約30分です。

みなとオアシス「渚の駅」たてやまは沖ノ島海水浴場から2.7kmほどの距離、時間にして徒歩約35分程のところにあるショッピングやグルメを楽しめるスポットです。桟橋では釣りを楽しむことができ、さらに展望デッキからは館山湾を一望できます。レストランでは地元の新鮮な野菜や魚介類も楽しむことができ、お土産選びにも最適です。

みなとオアシス「渚の駅」たてやまの営業時間は9時から16時45分までで休館日は毎月最終月曜日と年末年始です。アクセスは富津館山道・富浦ICから車で約15分、JR内房線館山駅西口から徒歩15分ほどになります。

城山公園は沖ノ島海水浴場から約3.1kmほどのところにある白壁の天守閣が美しい館山城跡に広がる公園です。展望台からは館山の町や海を一望することができます。桜の時期は天守閣と桜の見事な景色も必見。また公園内にはミニ動物園やターザンロープ、アスレチックなどの遊具もあり、子供も楽しむことができます。

公園には24時間開放されている駐車場もあり、基本的に無料で利用することができます。彫刻の径や椿の径、万葉植園桜桟、ツツジの名所などがあり、ふらっと散歩にもおすすめです。アクセスは館山駅からバスで約10分です。

アロハガーデンたてやまは沖ノ島海水浴場から5.8kmほどの距離にある千葉県最大規模の小仏縁です。温室には熱帯や亜熱帯の植物が展示され、南国の果物などがなっている様子も楽しむことができます。また、小鳥が放し飼いになっているエリアもあり、えさやりなども楽しめます。さらに、ヤギや羊もいて、こちらにもエサをあげることができます。

アロハガーデンたてやまの営業時間は9時から17時で最終入場時間は16時半です。休園日はなく年中無休で営業しています。

アロハガーデンたてやまへのアクセスは車の場合 東京方面からだと京葉道路、首都高速湾岸道路、館山自動車道など利用し、木更津南ICから国道127号経由、富津館山道、富浦インターから館山市へ。フラワーラインを通り約2時間です。

電車の場合、JR東京駅からJR京葉線経由内房線特急さざなみ号でJR館山駅まで約2時間、JR館山駅からバスフラワー号で約30分、南房パラダイス下車すぐです。入園料金は中学生以上が1300円、小学生800円、幼児500円です。

いかがでしたでしょうか。千葉県にある沖ノ島海水浴場は子供連れにもぴったりの穏やかできれいな水が嬉しい場所です。シュノーケリングなどもできるので大人でも存分に楽しむことができます。混雑状況をしっかり把握し、沖ノ島海水浴場で海を満喫してみてはいかがでしょう。