熱海城の見どころや楽しみ方をご紹介!
熱海は温泉地としても人気の場所ですが、熱海で歴史ある「熱海城」があるのをご存知ですか?熱海市街地から錦ヶ浦の方を見ると見える熱海城はお城としてだけではなく、トリックアートや足湯などもあるので、子供から年配の方まで幅広い年齢層が楽しめます。今回は、熱海にある熱海城の魅力や歴史、アクセスなども合わせてご紹介します。
熱海城は伊豆の人気観光スポット!
熱海では歴史ある熱海城は、お城観光だけでなくトリックアートや足湯なども完備されているお城なので、幅広い年齢層の方が楽しめる観光スポットです。ここでは、歴史では聞いたことのない熱海城の歴史をご紹介します。熱海城はどんなお城なのか、歴史的に存在しているお城なのかも合わせてご紹介しますので、ぜひ参考にして楽しんでください。
熱海城は歴史的に実在していないお城!?
熱海城は名勝地錦ヶ浦の山頂の海抜160メートルのところにあるお城で、熱海城の歴史は昭和34年から始まります。そのためお城としては歴史上に存在したものではなく、観光施設の一つとして造られました。
また熱海城は、戦国時代に威を振るった小田原北条氏歴代の名将たちをはじめ、数々の大名たちが水軍の根拠地として熱海に築城を希望していたにも関わらす、築城することができなかったという歴史も残されています。
しかし熱海城は60年の歴史があるお城で、建築様式は日本の築城建築が発展した桃山時代・慶長初期の様式で外観5重・内部9階の天守閣風建築物となっています。また、熱海城からは初島・大島・相模湾を一望できる絶景スポットで、熱海では歴史ある観光スポットの一つでもあります。
熱海城の見どころ・楽しみ方①:天守閣展望台からの絶景
ここからは歴史ある熱海城の天守閣展望台からの景色についてご紹介します。天守閣からの景色は熱海一の絶景をパノラマで見ることができるので、熱海観光に行ったらぜひ立ち寄りたい場所でもあります。どんな絶景を見られるか気になる方は、ぜひ参考にして熱海城からの景色を楽しんでみてはいかがですか?
熱海城のある錦ヶ浦山頂は熱海随一のビューポイント!
熱海城天守閣展望台は地上43メートル、海抜160メートルのところにあり、360度のパノラマの景色を楽しめます。この景色は熱海一の景色を楽しめ、海側には熱海市街や真鶴半島はもちろん、海の先には房総半島、初島、大島、伊豆半島まで見ることができ、少し場所を変えれば緑に囲まれた箱根の山々などの自然を見ることができます。
また、季節によっても山側の景色が変わり、新緑に包まれた緑豊かな景色から、冬は雪化粧をした山々を見ることができます。どの季節に行っても違う景色を楽しめるので、ぜひお気に入り季節の景色を見に行ってみてはいかがですか?
「東洋のナポリ」と呼ばれる夜景スポット
熱海城は熱海の夜景を見られる場所としても人気スポットで、東洋のナポリとも呼ばれています。熱海の夜景は、天守閣からではなく熱海城のふもとにある駐車場付近に展望スペースがあり、そこからは熱海港や熱海市街の夜景を見ることができます。
また、熱海城から見える夜景や熱海にあるホテルや旅館の夜景が多いことから、比較的遅い時間に行っても夜景を楽しむことができます。
熱海は、1年中花火を見られることでも有名で、運が良ければ熱海の夜景と花火のコラボレーションも楽しめるので、夜景と花火を一緒に楽しみたい方はぜひチェックしてから夜景を楽しんでみてください。
熱海城の見どころ・楽しみ方②:絶景を楽しめるジェット足湯
熱海城はお城の中の展示物や天守閣からの景色だけではなく、見どころや楽しみ方がたくさんあります。ここからは、絶景を見ながら癒しも得られる天守閣内の「ジェット足湯」についてご紹介します。ぜひ、足湯につかりながら景色を見てゆっくりとした時間を過ごしてみてはいかがですか?
海抜120m!潮風に当たりながら心と体の疲れを癒す
熱海城の1階のバルコニーにはお城に珍しい「ジェット足湯」があります。ジェット足湯は海が目の前にあるので、海の潮風を心地よく感じながら日頃の疲れを癒すことができます。また足湯の前には、初島や伊豆半島、天気のいい日には伊豆大島まで見ることができます。
ジェット足湯は、景色だけでなく、時期によって桜を楽しむことも可能です。週末は足湯が混雑していることもありますが、お城内の江戸のなぞ絵や遊び絵、無料ゲームコーナーで遊びながら待つこともできます。
熱海城の入城料金のみでジェット足湯は無料で利用することができます。また、ジェット足湯の入口に1枚100円でタオルの販売もされているので、タオルを持っていなくても安心して足湯を楽しむことができます。
足湯に浸かりながら楽しむ花火鑑賞
夏だけでなく、1年を通して熱海では花火を楽しむことができますが、7月と8月の花火大会の開催日のみ21時までの夜間の延長営業を行っているので、熱海城から花火大会を楽しむことができます。
夜間営業をしている花火大会の日も、ジェット足湯を楽しみながら花火を楽しむことができます。また、夜間営業中はジェット足湯だけでなく、熱海城の中にあるキッズコーナーやゲームコーナー、トリックアート、出店にて飲み物やおつまみなどもあるので、天守閣から殿様気分で花火を満喫できます。
ただし、夜間営業をしている日は7月と8月の花火大会の日のみとなるので、とても混雑しています。そのため、通常よりアクセスに時間がかかったり、駐車場が混雑していることがあるのでご注意ください。
熱海城の見どころ・楽しみ方③:熱海トリックアート迷宮館
ここからは、熱海城で楽しめる「熱海トリックアート迷宮館」についてご紹介します。熱海トリックアート迷宮館は熱海城天守閣のすぐ横にある建物にあり、子供から大人まで楽しむことができます。ここでは、熱海トリックアート迷宮館の魅力や楽しみ方、熱海トリックアート迷宮館の基本情報も合わせてご紹介します。
見て触って楽しめる不思議な錯覚体験
トリックアートは視覚のマジックとも言われるアート作品で、人の錯覚を利用することで平面画を立体的に見せたり、絵の中に入って錯覚を体験することができる不思議なアートなので、子供から大人まで楽しむことができます。
熱海トリックアート迷宮館では、おりのない動物園や水のない水族館、名作のトリックアート、名画パロディーなど、様々なジャンルのアートがたくさんあり、見るだけでなく実際に触ったりしてアートを楽しむことができます。また、何の仕掛けもない絵でも錯覚を利用した楽しいクイズなどもあるので、熱海城へ行った際に一緒に楽しんでみてはいかがですか?
不思議なアート写真を撮って遊ぼう!
トリックアートは、見たり触るだけでなく、絵の中に実際に入ってカメラで撮影をすることができるので、より一層楽しむことができます。カメラでの撮影は絵に合ったポーズで撮影してみたり、錯覚を利用した仕掛けの中で撮影してみたり、様々な楽しみ方ができます。
熱海トリックアート迷宮館では、定期的にアートの入れ替えも行っているので、何度行っても楽しむことができます。熱海トリックアート迷宮館は子供から大人まで楽しめるユニークなアート作品がたくさんあるので、ぜひみんなでいろいろなポーズをして楽しんでみてはいかがですか?
施設の基本情報
熱海トリックアート迷宮館の営業時間は、9時から17時(最終入場16時半)までとなっています。ただし、7月と8月の花火大会の日は熱海城の夜間営業が行われているため、熱海トリックアート迷宮館も延長営業をしているので、夜まで楽しむことができます。
熱海トリックアート迷宮館の大人の入場料金は900円・小中学生の入場料金は450円・4歳から6歳までの入場料金は300円となっています。熱海城の入城料金は別途必要になりますが、熱海城と熱海トリックアート迷宮館の両方を利用する方は、割引があるのでぜひ一緒に楽しんでみてはいかがですか?
熱海城の見どころ・楽しみ方④:桜の名所
熱海城では、春になると桜が咲くのでより一層と華やかな雰囲気に包まれます。また、桜の季節には毎年恒例の桜まつりも行われているので、春の季節はたくさんの方が熱海城を訪れます。ここからは、熱海城で楽しめる桜や夜桜、桜まつりについてご紹介します。春の季節に熱海城に行く方はぜひ参考にしてください。
約200本の桜と熱海城のコラボレーション
熱海の桜の名所としても有名の熱海城には、毎年3月下旬から4月上旬にかけて約200本のソメイヨシノが咲き誇り、桜の中にそびえ立つ熱海城と桜のコラボレーションを楽しめます。そして天守閣に登れば眼下に桜、熱海市街や真鶴半島、天気のいい日には房総半島、初島、大島、伊豆半島まで一緒に見ることができます。
また、熱海城ではソメイヨシノの開花に合わせて、熱海城では桜まつりも開催され、カラオケや露天の出店、イベントなども行われ、桜まつりにはたくさんの花見客で賑わいます。熱海城では、登城しないで桜や桜まつりだけを楽しむなら無料で楽しめるのもポイントです。
ライトアップした夜桜も楽しめる熱海城桜まつり
熱海城では、桜が咲き始めて5分咲き以降になると夜の時間はライトアップされるので、夜桜を楽しむことができます。ライトアップが始まる時期は桜の咲き具合によって異なりますが、ライトアップは21時まで行われ夜桜と共に宴会を行うこともできます。
また、ライトアップされた夜桜と共に、東洋のナポリとも言われている熱海港や熱海市街の夜景を一緒に堪能できるのも贅沢なポイントです。5名以上の団体での宴会は予約必須となっていますが、予約しておけばゆっくりと桜や夜景を見ながら宴会を楽しむことができます。ただし、夜桜宴会は20時半までとなっています。
熱海城にはお土産ショップやレストランも完備
歴史ある熱海の人気観光スポットでもある熱海城には海の見える喫茶&レストランやお土産ショップも完備されているので、熱海城のオリジナル商品なども購入することができます。
喫茶&レストランでは、伊豆天城産のわさびを使用したまぐろ漬け丼半そばセットやかき揚げそば御膳などの和食の他にも、ミックスピザやソフトクリーム、お子様ランチなどもあるので、子供から年配の方まで食事を楽しめます。また、テラス席では愛犬と一緒に食事を楽しめます。
お土産ショップでは熱海城でしか買えない熱海城限定商品やオリジナルジグソーパズル、熱海城ならではの居合い刀セット、お菓子系のお土産など、熱海城をモチーフにしたお土産も多く揃っています。
熱海城への交通アクセス
ここからは、見どころや楽しみ方がたくさんある熱海城へのアクセスをはじめ、営業時間や入城料金などの基本情報をご紹介します。アクセス方法は、公共交通機関やロープウェイの他にも、車でのアクセスや駐車場情報も合わせてご紹介しますので、ぜひご自身のスタイルに合ったアクセス方法で熱海城を楽しんでください。
所在地
熱海城は、JR東海道本線・伊東線・東海道新幹線の熱海駅が最寄り駅になるので、公共交通機関でも比較的アクセスがしやすい場所にあります。
熱海城は海沿いの錦ヶ浦の山頂にあり、所在地は静岡県熱海市曽我山1993となります。熱海城へは、バスやロープウェイを使ってアクセスすることも可能ですが、タクシーでも約10分ほどで行くことができるので、どのルートからもアクセスしやすいのが特徴です。
問合せ先
熱海城のお問い合わせ先は、0557-81-6206となっています。この問い合わせ先は熱海城や熱海城での夜桜などに関しての問い合わせ先となります。また、公式ホームページからメールでの問い合わせも可能となっているので、時間に余裕がある方はメールでの問い合わせもおすすめです。
熱海城と隣接している熱海トリックアート迷宮館への問い合わせ先は0557-82-7761、熱海城へ向かうロープウェイへの問い合わせ先は0557-81-5800となっているので、問い合わせ内容によってそれぞれの場所に問い合わせるようにしてください。
営業時間
熱海城の営業時間は9時から17時(入場の最終受付は16時半まで)となっています。ただし、7月と8月の熱海の花火大会の開催日は延長営業をしているため営業時間は9時から21時(入場の最終受付は20時20分まで)となっているので、熱海城からの花火や夜景をゆっくりと楽しむことができます。
また、7月と8月の延長営業している熱海の花火大会開催日は、熱海城に隣接している熱海トリックアート迷宮感も延長営業しているので、熱海城と共にトリックアートも夜まで楽しめます。
定休日
熱海城の定休日は年中無休となっているので、いつでも楽しめます。また、熱海城と隣接している熱海トリックアート迷宮館も熱海城同様、年中無休となっているので、熱海城と一緒にトリックアートも楽しめます。
ただし、基本的には年中無休となっていますが、設備のメンテナンスを行う時は急遽お休みになることもあるので、ご注意ください。
入場料金
熱海城の大人の入場料金は1,000円・小中学生の入場料金が500円・4歳から6歳までの入場料金が350円となっています。ただし、この入場料金は熱海城のみとなっているので、熱海トリックアート迷宮館も楽しみたい方は、別途入場料金が必要になります。
熱海城とトリックアートの両方を一緒に楽しむ場合の大人の入場料金は1,600円・小中学生の入場料金が800円・4歳から6歳までの入場料金は550円となっているので、共通券を購入すると割引料金で楽しめます。
また、熱海城の公式ホームページには、割引チケットも掲載されています。印刷をして持参すると大人100円引き・小中学生と4歳から6歳は50円引きになるので、事前に準備してお得に楽しんでください。
アクセス
熱海城へは、電車や路線バスはもちろん、熱海市内名所めぐりを楽しめるバスやロープウェイでも行くことができます。ここでは、熱海城までのアクセス方法や熱海城の駐車場情報などもご紹介します。ぜひご自身のスタイルに合わせたアクセス方法で、熱海城を訪れてみてはいかがですか?
路線バスを利用の場合
最初にご紹介するのが「路線バス」を利用したアクセス方法です。熱海城の最寄り駅でもある熱海駅までは、JR東海道線や伊東線、東海道新幹線などで行くことができるので、どの方面からも熱海駅へのアクセスは便利です。
JR東海道線や伊東線、東海道新幹線などの熱海駅からロータリーへ出たら左方向へ行くとバスターミナルがあります。熱海城までバスで直接行く場合は、伊豆東海バスの網代方面多賀車庫行に乗り錦ヶ浦で下車するとバス停から徒歩10分ほどで熱海城に行くことができます。
熱海城までロープウェイを使っていく場合は、熱海港行・後楽園行に乗り、あたり後楽園で下車するとロープウェイ乗り場があるので、ロープウェイに乗り換えると熱海城まで行くことができます。
湯~遊~バスを利用の場合
次にご紹介するのが熱海市内観光を楽しめる「湯~遊~バス」でのアクセス方法です。湯~遊~バスは、熱海市の名所や旧跡を中心に巡回しているバスで、熱海駅を出発しサンビーチやマリンスパあたみ、熱海城、アカオハーブ&ローズガーデン、起雲閣、大湯間歇泉など、熱海観光を楽しめる16ヵ所に停車します。
湯~遊~バスは、1回の乗車ごとに料金を払う都度払いと1日乗り放題の乗車券の2種類があります。1回ごとの都度払いは1回の乗車ごとに中学生以上250円・小学生以下130円となっています。
1日乗車券のフリー切符は中学生以上700円・小学生以下350円で、バスを利用して観光をしたい方にはおすすめです。フリー切符発売所は伊豆東海バス熱海駅前案内所や熱海温泉ホテル旅館協同組合やセブンイレブンなどで購入できます。乗るバスによってはボランティアガイドによる見どころや歴史の案内もあるので、熱海観光を楽しみたい方におすすめです。
アタミロープウェイ
アタミロープウェイで熱海城までアクセスしたい方は、熱海ベイリゾート後楽園の近くにロープウェイ乗り場があります。ロープウェイ乗り場までは、路線バスもしくはタクシー、車でのアクセスが可能となっています。また、車でアクセスした際の駐車場は、山麓駅駐車場には9台分、熱海ベイリゾート後楽園には500台分の駐車場を完備しています。
アタミロープウェイは、山麓駅からあいじょう岬展望台までは約3分で行くことができ、そこから約3分ほどで熱海城まで行くことができます。
ロープウェイの中学生以上の片道料金は400円・4歳以上小学生以下が300円となっていて、往復料金は中学生以上が600円・4歳以上小学生以下が400円となっています。
また、あいじょう岬展望台には、木目調のウッドデッキの奥には展望エリアがあり、絶景を楽しめます。ウッドデッキに隣接するカフェには、ドリンクやスイーツも味わえます。
車を利用の場合
車で熱海城へ東京方面からアクセスする場合は、国道135号線の錦ヶ浦トンネルを出たらすぐ左へ曲がります。トンネルを出たらまたすぐトンネルがありますが、トンネルとトンネルの間には2つ左折する場所があり、熱海城へ行く場合は手前を左折しなければならないので注意してください。
その後は、すぐ橋が見えるので、U字カーブを上って行き、突き当りを右に道なりに行くと熱海城の駐車場へ行くことができます。
伊藤や下田方面からは国道135号線の錦ヶ浦トンネルのすぐ手前を右折すると、すぐ橋が見えるので、U字カーブを上って行き、突き当りを右に道なりに行くと熱海城の駐車場へ行くことができます。
駐車場
車でアクセスする方は駐車場も気になると思いますが、熱海城には250台分の駐車場が完備されています。駐車場代は1回500円となるので、1日ゆっくり遊ぶことができます。
ただし、桜まつり開催時期や、7月と8月の熱海の花火大会の日は駐車場が大変混雑するので、車で熱海城まで行く方は、時間に余裕を持っていくことをおすすめします。
見どころいっぱいの熱海城へ出かけよう!
今回は熱海城の楽しみ方や見どころ、歴史をはじめ、熱海城へのアクセスなどもご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?熱海城は、季節や時間帯によって様々な景色を楽しむことができます。ぜひ熱海周辺へ行った際には、熱海城まで足を伸ばして景色やトリックアートを楽しんでみてはいかがですか?
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