南三陸町のおすすめ観光スポット9選！絶景や人気のグルメもご紹介！

南三陸と聞くとどんなイメージがありますか?2011年に起きた東日本大地震の際に、大きな津波被害があったという事で南三陸の名前が有名になったため、震災のイメージがいまだに根強く残っているのではないでしょうか。南三陸に実際に行ってみると、そんなイメージを覆す程、暖かく素敵な場所なので、南三陸についてもっと知ってみませんか?

宮城県の北東部にある南三陸町は、山・海に囲まれた自然豊かな場所です。海と共に生きる街と言われている程、海が身近な存在です。

海が身近なだけに海産物が豊かで、新鮮な魚介類を使った美味しいグルメが食べられるのが、南三陸の一つの魅力です。

南三陸町は震災を乗り越えて、現在では多くのお店が再開をしているので、安心して観光へ行くことができます。

一時的に休業していたお店も、最近になって別の場所で再オープンをしているお店も多くあり、着実に復興への歩みを進めています。

南三陸に行くのであれば、ご自分の地元では体験出来ないその土地ならではの絶品グルメ、絶景の自然を見ないと損です。

皆さんが思っている以上に南三陸町には魅力が多い街です。南三陸でおすすめのお店・施設、人気観光地、グルメスポットは下記よりご紹介いたします。

南三陸町は宮城県の小さな町なので、見所は少ないものの、観光スポットはもちろんありますのでご安心下さい。

まずは南三陸町でおすすめの観光スポット、お店・施設編とし、立ち寄って頂きたい場所は下記の通りです。

「南三陸さんさん商店街」は、商店街の近辺にある見晴台から、志津川湾の広々とした景色を見る事が出来るので人気です。

また、さんさん商店街にある店舗は、南三陸杉で建てられているので、温かみがあって居心地が良いのが特徴です。

前述した通り、南三陸さんさん商店街にある店舗は、美人杉と言われる南三陸杉を使用しています。

地元の人にとっては親しみを感じ、観光客にとっても温かみを感じます。商店街と杉、共に時間を刻んでいきます。

南三陸さんさん商店街には、フレッシュな海産物をご当地価格で提供しているお店があるのが嬉しいです。

南三陸の海が育んだリーズナブルな価格で購入いただけるのは、とてもお得です。最高品質の海産物を召し上がって下さい。

アクセス方法は、自家用車、高速バス、電車、バスと色々あるので、皆さんのニーズにあったアクセス方法をご選択下さい。

自家用車でのアクセスの場合、仙台からお越しの際は、商店街までは約1時間30分から2時間程となります。

次におすすめする「南三陸ホテル観洋」では、南三陸ならではの絶景をご覧いただける人気のスポットです。

南三陸ホテル観様では、志津川湾のクルージングを楽しんだり、絶景の露天風呂に浸かることができる場所です。

志津川湾クルージングでは、広大な水平線、天然記念物の椿島、竹島、野島、荒島などの島々をご覧頂けます。

ウミネコと戯れたり出来ます。リアス式海岸の三陸海岸の南に位置し、三陸国立復興公園に指定されています。

南三陸ホテル観洋で入れる南三陸温泉は、海に繋がっている様な絶景露天風呂です。地下2000メートルの深層天然で、朝日がのぼる景色も楽しめます。

露天風呂の中からカモメが飛び交う景観も楽しめ、最高のひと時を過ごすことができるでしょう。

南三陸ホテル観洋へのアクセスについて、ホテルの位置は、宮城県の北東部・太平洋に面した高台にあります。

ホテルに泊まった方は、仙台駅から無料シャトルバスが出ているので、ご利用ください。復旧していない鉄道などあるのでご注意下さい。

南三陸には、チリと南三陸町の友好の証である「モアイ像」があり、人気観光スポットになっております。

モアイ像は、2013年5月に本場のイースター島より世界初、南三陸に贈られた貴重なプレゼントなのです。

チリとの友好を結んだキッカケは、1960年にチリ地震が起き、南三陸まで津波が押し寄せ大きな被害を受けました。

その事を未来へ伝えようと、イースター島のモアイが、志津川地区の松原公園に設置されたという経緯です。

イースター島から贈られたモアイ像の目は、サンゴと黒曜石で出来ています。目がついているモアイ像は、なんと世界に2体しかないのです。

貴重なモアイ像は南三陸の人気観光地となっておりますので、近くに来た際には是非訪れて写真を撮ってみてはいかがでしょう。

志津川高校、先にご紹介したさんさん商店街、館下橋、戸倉中学校近く、志津川湾に、モアイ像があります。

旧志津川駅にモアイタイル、またモアイマンホールも存在します。7か所にモアイ観光スポットがあるので、行ってみてください。

南三陸町は海だけではなく、山などの自然・景勝地も観光に際し、見逃せない大変美しい観光スポットです。

その中でも人気の観光地、田束山、神割崎、サンオーレそではま海水浴場の情報は下記の通りです。

リアス式海岸の絶景、金華山までご覧いただける田束山は、南三陸へ行った際には欠かせないスポットの一つです。

田束山の山頂の辺りに霊峰田束山として信仰を集めている計仙麻大嶋神があるので注目です。多くの地元民も訪れます。

田束山はつつじの名所としても知られています。その季節は山がツツジ色に染まり、大変美しいです。

また山頂まで車で行けるので、楽に絶景を楽しめておすすめです。つつじの時期は混雑してますが秋からは空いています。

田束山への車でのアクセスは、気仙沼線BRT歌津駅から20分、三陸自動車道歌津ICから25分ほどです。

大型車10台、普通車300台と広い駐車場が完備されているので、満車になる事はほぼないでしょう。

南三陸屈指の景勝地「神割崎」では、大変美しい日の出がご覧いただける場所です。神割崎キャンプ場では、太平洋に面した高台に位置し朝焼けを見られます。

南三陸ならではの大自然の中でのキャンプは最高です。アウトドア好きの方には必見の場所です。

毎年2月と10月下旬に、10日間という短い期間限定で、神割崎にて日の出をご覧いただけて人気を集めています。

2つに割れた大岩の間から、太陽が昇ってくる絶景を望め、まさにシャッターポイントです。カメラをお持ちください。

神割崎へのアクセスは、気仙沼線陸前戸倉駅からバスで30分と徒歩10分、また車で三陸自動車道河北ICから50分ほどです。

神割崎の駐車場は普通車91台分完備されているので、車でのアクセスの際、安心していく事が出来ます。

青い海と白い砂浜のコントラスト「サンオーレそではま海水浴場」は、2017年の夏、震災以降7年ぶりにオープンしました。

神割崎の駐車場は普通車91台分完備されているので、車でのアクセスの際、安心していく事が出来ます。

サンオーレそではま海水浴場の向かい側には、荒島があります。荒島へは徒歩で渡る事ができて人気です。

弁才天の島という事で昔から漁業者の信仰の聖地で、南三陸の人々にとっては大切な場所として崇められています。

サンオーレそではま海水浴場へのアクセスは、仙台から車で約90分、三陸自動車道南三陸海岸ICから約5分です。

駐車場について、隣接、周辺に無料駐車場が設置されていますので、カーナビなどで検索してご利用ください。

次は南三陸の売りでもあるグルメについてです。前述した通り、南三陸は海鮮類が新鮮でとても美味しいグルメを楽しめます。

その中でも、町興しからスタートし、全国レベルの知名度になったグルメが「南三陸キラキラ丼」です。

キラキラ丼とは、季節にあった南三陸の4種類の海鮮類が贅沢にのせられた丼です。震災復興のために作られました。

今では全国的に有名なグルメになったキラキラ丼、贅沢な丼をリーズナブルな価格で食べられて人気です。

3月から4月には、華やかなキラキラ春告げ丼、5月から8月は一番人気を誇るキラキラうに丼です。

9月から10月は秋の味覚を楽しめるキラキラ秋旨丼、11月から2月はキラキラ丼元祖キラキラいくら丼が食べられます。

キラキラ丼が食べられる店舗は、現在12箇所です。その中の6箇所は、さんさん商店街に店舗があります。

さんさん商店街に6店舗、キラキラ丼が食べられるお店があるので、迷った時は商店街に行きましょう。

南三陸には、震災を風化させないために、防災意識を高めるためにツアー・体験プログラムがあります。

観光をするだけでも楽しいけれど、震災を忘れず語り継がれているのが、南三陸で行われているツアーの特徴です。

「語り部バス」は、大人500円、小学生以下250円のツアーで、実際に被災したスタッフが実体験をお伝えします。

毎日欠かさずツアーは行われており、2017年、第3回ジャパンツーリズムアワードの大賞を受賞しています。

語り部バスでは、防災・減災への備えとして、実体験や教訓を通し、防災意識を高められるのでおすすめです。

恐らく自分で観光をしているだけでは知ることのできないことが、このツアーを通して理解する事ができるでしょう。

語り部バスは、8時45分にホテル発、戸倉地区、高野会館前、防災庁舎という流れの行程内容です。

語り部バスの所要時間は、約1時間です。短い時間でも、沢山学べて濃厚な時間を過ごす事ができます。

自転車の語り部もあります。バスよりも、風を感じながら移動をするので、復興の息吹を感じる事が出来ます。

バスでは見る事が出来ず、歩きでは行きづらいコースを、ガイドが案内してくれるのが特徴です。

ルートは、防災対策庁舎前、上山緑地公園、物見台、サンオーレ袖浜、志津川地区民宿街、ベイサイドアリーナです。

それぞれ被災した場所や、避難所になった場所を巡る内容で、ガイドが詳しく説明してくれます。

自転車語り部の料金は一人の場合7000円、二名の場合お一人3500円、3名の場合お一人2500円です。

上記料金には、ガイド料、自転車等のレンタル料、保険料が含まれています。所要時間は1時間です。

今回は、南三陸町のおすすめ観光スポット9選と題し、絶景や人気のグルメなどをご紹介させて頂きました。南三陸は、震災のイメージが強いかと思いますが、それ以外にも絶景スポットで癒されたり海鮮類に舌鼓をしたり、魅力が多い場所なので、是非訪れてみて下さい。南三陸の印象が変わる事でしょう。