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伝統芸能や海の幸を堪能!八戸市のおすすめ観光スポットは?

伝統芸能や海の幸を堪能!八戸市のおすすめ観光スポットは?
投稿日: 2020年1月23日最終更新日: 2020年10月8日

八戸市は青森県の東部に位置する、全国有数の水揚げを誇る水産都市であり、さまざまな工場が立ち並ぶ工業都市でもあります。また、市街地からほど近い場所に「三陸復興国立公園 種差海岸」の美しい自然が広がり、漁業・工業・自然の多彩な魅力をあわせ持っています。国の重要無形民俗文化財に登録されている豊作祈願の民俗芸能「えんぶり」や八戸の魚介をたっぷりと使った「八戸ブイヤベース」、そして八戸の豊かな自然から生み出される酒と酒蔵見学など、冬でも楽しめるコンテンツが充実しています。

八戸とはどんな町?見出し

提供: VISITはちのへ

八戸市は青森県の東部に位置する、青森県主要3市の一つです。ユネスコ無形文化遺産に登録され、300年の歴史と伝統を誇る「八戸三社大祭」や、 国の重要無形民俗文化財に指定されている豊作祈願の民俗芸能「八戸えんぶり」が有名な町です。

また、全国有数の水揚げを誇る八戸港でとれる新鮮で美味しい海産物も八戸の魅力の一つです。 さらに、世界第3位に輝いた酒蔵を見学することができる「蔵見学」は日本人に限らず、外国人の方にも人気の体験メニューです。

豊作祈願の伝統芸能「えんぶり」見出し

提供:VISITはちのへ

「えんぶり」とは青森県八戸市周辺に広く伝わる民俗芸能です。田をならす農具「えぶり」や「いぶり」(ゆすぶり)に由来すると言われ、冬の間に眠っている田の神を揺さぶり起こし、田に魂を込める豊作祈願の伝統芸能です。

八戸市周辺に30組以上のえんぶり組があり、2月上旬から中旬になると各えんぶり組がそれぞれの演目を披露する催しが行われます。えんぶり組は、親方・太夫・舞子・お囃子などの総勢20〜30人で構成されています。

太夫(たゆう)はえんぶりの主役の舞手のことで、先頭に立つ太夫を藤九郎(とうくろう)と呼びます。えんぶりの見どころは、太夫(たゆう)と呼ばれる舞手が、馬の頭をかたどった華やかな烏帽子(えぼし)を被り、頭を大きく振る独特の舞「摺り(すり)」です。

提供:VISITはちのへ

その舞は、稲作の一連の動作である、種まきや田植えなどの動作を表現したものです。また、摺りの合間に行われる、明るく楽しい祝福芸もえんぶりの魅力の一つです。子どもたちの愛らしい舞が観客を楽しませてくれます。

提供:VISITはちのへ

「えんぶり」のなかで一番大きい催しが「八戸えんぶり」です。2月17日から20日まで開催される八戸えんぶりは、八戸地方に春を呼ぶ民俗芸能として知られ、1979年に国の重要無形民俗文化財に指定されています。

見どころは、八戸えんぶり行事の一つである「一斉摺り」。初日の17日午前に、30数組のえんぶり組が市内中心街に集まり、一斉に各組の舞を披露する姿は圧巻です。

魚介のうまみを凝縮!「八戸ブイヤベース」見出し

提供:八戸ハマリレーションプロジェクト

青森県八戸市は言わずと知れた水産都市で、日々新鮮で種類豊富な魚介類が水揚げされています。 八戸市では、使う魚が多い程美味しくなり、魚介のうまみを余すことなく楽しめる料理、ブイヤベースを八戸版にアレンジした”八戸ブイヤベース”が有名です。

提供:八戸ハマリレーションプロジェクト

また、毎年2月~3月末には、八戸市内外十数店でお楽しみいただける「八戸ブイヤベースフェスタ」が開催され、2020年も2月1日から3月31日まで「八戸ブイヤベースフェスタ2020」の開催が決定しました!

フェスタに参加する飲食店については、八戸ハマリレーションプロジェクト(フェスタ主催団体)のホームページをご覧ください。 八戸の海の幸をふんだんに使った”八戸ブイヤベース”をぜひ堪能してみてください!

八戸ハマリレーションプロジェクト公式ページはこちら

提供:八戸ハマリレーションプロジェクト

【八戸ブイヤベースのルール】
①八戸産の魚介類をふんだんに使用!  
地元八戸港に水揚げされる魚介類を最低4種類以上使います。野菜(ハーブ類、にんにく、トマト等)も地元産のものをできるだけ使います。

②八戸流は二度おいしい!  
まずはスープ料理として具材(魚介類)をそのまま楽しみます。その後、スープを活かしたオリジナルの"締めの一皿”を楽しみます。魚介類もスープも「一皿で2度おいしい」のが八戸ブイヤベースの楽しみ方です。

世界に認められた日本酒の魅力を実感「蔵見学」見出し

提供:VISITはちのへ

安永4年(1775年)に創業された老舗酒蔵である八戸酒造株式会社。蔵と事務所が入っている建物は文化庁登録有形文化財に指定されており、大正時代の建築当時から地域のシンボルとして親しまれるとともに、和と洋の建築形式が混在し、建築規模からも近代産業の繁栄を表す建築物群となっています。

八戸酒造では県産の有機自然米と酵母にこだわり、健康と環境に配慮した酒造りを行っています。「陸奥男山」は地元の漁師町で愛される辛口酒、「陸奥八仙」は華やかな香りとさわやかな甘みが特徴です。

提供:VISITはちのへ

特に「陸奥八仙 華想い40 純米大吟醸」は、国際的なコンクール「International Wine Challenge2019」において金賞を受賞し、世界に認められた日本酒となりました。  

八戸酒造では、酒造りの現場や工程を紹介する蔵見学を実施しています。八戸酒造の歴史や日本酒の文化について説明を受けながら見学することで、日本酒に関する知識を学ぶことができる他、普段見ることができない日本酒造りの現場を間近で体感することができます。

提供:VISITはちのへ

蔵見学の後には日本酒試飲も実施しており、日本国内のみならず外国人の方にも大人気の体験メニューです。

八戸市で伝統文化を体験しよう!見出し

提供:VISITはちのへ

八戸では、今回ご紹介したイベントの他にも多くの魅力的な行事があります。3月中旬から12月末までの毎週日曜日には日本最大級の朝市「館鼻岸壁朝市」が開催されます。

また、三陸復興国立公園種差海岸は八戸市から福島県相馬市をつなぐ約1,000kmの「みちのく潮風トレイル」の起点終点であり、トレッキング等を楽しむ観光客が1年を通して訪れています。

東北は首都圏から遠いイメージがありますが、新幹線を利用すると2時間45分でアクセス可能です。日帰りでも泊まりでも楽しめる八戸に是非足を運んでみてください!

VISITはちのへの公式ページはこちら
投稿日: 2020年1月23日最終更新日: 2020年10月8日

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