地域

地域から探す

  • 日本
  • 北米
  • 中南米
  • アフリカ
  • 中東
  • アジア
  • ヨーロッパ
  • オセアニア
キーワード

キーワードから探す

大阪城西の丸庭園の見どころを一挙公開!料金やアクセス方法・歴史もチェック!

大阪城西の丸庭園の見どころを一挙公開!料金やアクセス方法・歴史もチェック!
投稿日: 2020年1月31日最終更新日: 2020年10月8日

大阪城西の丸庭園と言えば桜のライトアップを思い浮かべますが、他にも魅力的なイベントや歴史的建造物があります。ここでは知られざる大阪城西の丸庭園の見どころを一挙にご紹介し、西の丸庭園と周辺の建造物の歴史や利用料金、アクセスにも触れていきます。

大阪城西の丸庭園は歴史あるおすすめスポット!見出し

Photo by reggiepen

大阪城の天守は昭和6年に建て替えられました。今はエレベーターがあり賛否両論ありますが、この天守のまわりに広がる大阪城公園には大手門、千貫櫓、乾櫓、焔硝蔵などの重要文化財や、梅林、西の丸庭園があります。

西の丸庭園は秀吉の正室・北政所の屋敷があった場所で、今は300本の桜で有名な広大な公園になっています。

見どころや料金・アクセスもチェック!

Photo by alberth2

西の丸庭園は春の桜が最も有名ですが、園内には大阪迎賓館や焔硝櫓、そして東北隅には松下幸之助が寄贈した茶室「豊松庵」があります。

ここでは、これら西の丸庭園の歴史や見どころ、有料であることにより園内が落ち着いていると評判の入場料、そしてアクセスなどをご紹介します。

大阪城西の丸庭園とは見出し

城の庭園というのは有名な所も多くあります。京都の二条城の二の丸庭園も小堀遠州が作庭した本格的な庭園で特別名勝になっています。

一方大阪城の西の丸庭園は見る庭園というよりも広大な芝生の憩いの場として作られました。自慢の眺めは周りのお堀沿いの桜とお堀越しの大阪城天守です。この西の丸庭園の歴史とおすすめポイントをご紹介します。

大阪城西の丸庭園の歴史

西の丸庭園の歴史をご紹介します。西の丸は本丸に次ぐ重要な場所で、豊臣秀吉の時代は弟の豊臣秀長の屋敷がありました。秀吉の正室北政所おねの住居にもなっていましたが、関ヶ原の戦いの前には徳川家康が天守を建て2つの天守があった時期がありました。

その後江戸時代に入ってからは大阪城を管理する大阪城台が西の丸に上屋敷を構えています。そして昭和40年に芝生の公園として整備されました。

桜やイルミネーションなど四季折々の風情が楽しめる

西の丸庭園には四季折々の花を楽しめる樹木が植えられており、春は桜と梅、夏はツツジ、秋は紅葉、冬は椿が楽しめます。

特に桜の時期が有名で、大阪城の天守を背景にしたライトアップされた桜は撮影スポットとして人気です。また冬のイルミネーションもよく知られたイベントになっています。

大阪城西の丸庭園の見どころ見出し

それでは、具体的に大阪城西の丸庭園の見どころをご紹介します。名物の桜については関連のイベントについてもご紹介します。

そして結婚式場にもなっている大阪迎賓館、そして松下幸之助から寄贈された茶室「豊松庵」もご紹介します。

大阪城西の丸庭園の見どころ①:桜

西の丸庭園では東に望む大阪城天守との間に内堀があり、この内堀沿いを中心に主にソメイヨシノが約300本植えられています。花見シーズンはこの西の丸庭園の桜が大阪の大人気花見スポットになります。

人気の秘密は花見にもってこいの芝生が一面に広がり、多くのお客様がその芝生に座って桜越しに大阪城の天守を眺めることができることです。特に大阪城天守がライトアップされた夜の花見は一度は体験する価値があります。

桜と大阪城のライトアップ「観桜ナイター」

先ほどご紹介した桜と大阪城天守のライトアップは「観桜ナイター」と呼ばれ、例年3月下旬から4月上旬まで行われます。2019年は3月23日(土)~4月14日(日)に実施されました。

特にライトアップされた桜と大阪城の天守をバックにした風景は撮影スポットとして大人気です。是非訪れることをおすすめします。

大阪城西の丸庭園の見どころ②:大阪城イルミナージュ

桜のライトアップは桜の時期の3月下旬から4月上旬ですが、2014年から冬の時期に300万本のLEDを使ったイルミネーションイベントが西の丸庭園で開催されています。

2019年度は2011年11月22日から2020年3月1日まで開催されています。毎年違ったテーマで様々なイルミネーションが咲き乱れます。開催時間や入場料は後程ご紹介します。

大阪城西の丸庭園の見どころ③:大阪迎賓館

迎賓館と言えば、京都迎賓館を思い浮かべますが京都迎賓館は洋風の赤坂迎賓館に加えて和風の迎賓館として内閣府が建てた建物です。現在も内閣府が管理しています。

大阪迎賓館も1995年APEC大阪開催時に会議やおもてなしの施設として建てられましたが、その後は民間が運営し、結婚式や披露宴、各種会議や催しに利用されています。2019年にはG20大阪サミットで、大阪迎賓館が夕食会・文化行事の会場となりました。

大阪迎賓館は京都二条城二の丸御殿の白書院を模した和風調建築で、内部の天井も二の丸御殿で有名な格天井を再現しています。

屋根は杮葺き風に仕上げで、外部の木材部分は歴史ある建築に見せるため、木材が経年変化により変色した状態を古色仕上げで再現しています。外壁も漆喰塗り風とあらゆるところにこだわっています。

大阪城西の丸庭園の見どころ④:豊松庵

西の丸庭園の北東の隅に茶室があります。この茶室は茶の湯を好んだ豊臣秀吉にちなんで松下幸之助が市民にお茶を楽しんでもらおうと昭和44年3月に起工し11月に完成して大阪市に寄贈したものです。

茶室から露地を通して大阪城の天守を望むことができ、西の丸庭園の四季折々の景色を楽しめる何とも贅沢な空間であります。西の丸庭園の開園日に合わせて借りることもできます。利用時間は西の丸庭園の開園時間より30分遅く、閉園時間より30分早くなっています。

大阪城公園の桜の見頃は?ライトアップの時間帯・屋台情報も調査 | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
大阪城公園の桜の見頃は?ライトアップの時間帯・屋台情報も調査 | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
3000本の桜を見れる大阪城公園桜の見所は夜のライトアップ。夜桜の向こうには雄大な大阪城がご覧になれます。そして公園内には美味しい屋台もたくさん出ているので最高のお花見になること間違いなしです。今回はそんな大阪城公園の桜の見どころをご紹介します。

大阪城西の丸庭園で見える重要文化財見出し

大阪城には10か所の重要文化財がありますが、西の丸庭園内に1つ、西の丸庭園から内側が見える櫓が2つあります。

西の丸庭園内にあるのが石造りの火薬庫「焔硝蔵」、西の丸庭園から内側が見えるのが大手門や外堀からの侵入者を撃退する「千貫櫓」と「乾櫓」です。

徳川幕府時代に作られた頑丈な火薬庫「焔硝蔵」

焔硝蔵はいわゆる火薬庫で江戸時代の1685年に建造されました。それまでにもいくつかの火薬庫がありましたが落雷や腐食などで破損が激しいものでした。

この焔硝蔵は床、天井、壁が花崗岩で出来ており壁は厚さ2.4mもある強固なものになっています。このような火薬庫は日本でも例がないそうです。

大阪城最古の建造物の一つ「千貫櫓」

千貫櫓は大手門の北にあり大手門や外堀から侵入する敵を撃退するための櫓です。特に大手門から侵入する際に横から攻撃されるため相手に大きな打撃を与える効果があり千貫のお金に匹敵すると言われていました。

江戸時代初期の1620年の建造で大阪城最古の建造物とされています。また工事責任者が京都二条城の二の丸庭園を手掛けた小堀遠州だというのも驚きです。

もう一つの大阪城最古の建造物「乾櫓」

乾櫓は西の丸庭園の北西隅にあり、L字型に外堀に出っ張っています。西の丸庭園からは内側が見えます。乾とは北西方向を示す言葉と言われています。

やはり外堀から侵入する敵を撃退するためのものです。乾櫓も江戸時代初期の1620年建造で大阪城最古の建造物と言われています。

大阪城西の丸庭園の基本情報・アクセス見出し

それでは西の丸庭園を利用するにあたっての具体的な開園日、営業時間、入場料金、アクセスなどをご紹介します。

また付帯施設の大阪迎賓館や茶室「豊松庵」の利用情報や、イルミネーションイベントや桜のライトアップの期間の営業時間や利用料金についてもご紹介します。

営業時間・休園日

まず営業時間を季節に分けてご紹介します。3月~10月の営業時間が9:00~17:00、11月~2月の営業時間が9:00~16:30です。ただし桜の開花期は営業時間が20:00まで伸びます。桜のライトアップは18:00からです。いずれも入園できるのは閉園の30分前です。

西の丸庭園で行われる大阪城イルミナージュ(イルミネーショイベント)の開催期間と営業時間は毎年同じとは限りませんが、2019年度は2019年11月22日~2020年3月1日で営業時間は西の丸庭園としては例外的に17:00~22:00(点灯17:30~21:30)になります。

西の丸庭園の休園日は毎週月曜日と年末年始ですが、大阪城イルミナージュは例外的に期間中休まず開催しています。

料金

大阪城西の丸庭園の入園料金は通常期は大人200円、桜の開花期(「観桜ナイター」の期間)は大人350円になります。ただし中学生以下、大阪市内在住の65歳以上の方、障がい者の方は無料(※要証明書呈示)になります。

大阪城イルミナージュの入場料金は2019年度に関しては大人当日1500円、小人当日800円です。2019年度については前売りは11月21日に終了していますが大人1200円、小人650円でした。

豊松庵の利用料金は茶室(広間・小間・立礼・水屋)28000円、付属設備(冷房・暖房とも1時間につき)700円です。大阪迎賓館の利用については別途大阪迎賓館に問い合わせください。

アクセス

大阪城西の丸庭園へのアクセスは地下鉄中央線・谷町線「谷町四丁目駅」で下車します。東に向かい、大阪城大手門から入り多聞櫓を右折し、すぐ左に西の丸庭園入口があります。

JR森ノ宮駅からのアクセスの場合は大阪城玉造口から入り左折し、桜門を通過後、右手にある太鼓櫓跡を通り、右手に西の丸庭園の入口があります。

見どころ満載の大阪城西の丸庭園を観光しよう!見出し

Photo by fish0835

有名な桜のライトアップだけでなく、冬の長い期間に渡って催される大阪城天守閣イルミネーション、大阪迎賓館に茶室、そして歴史的価値のある重要文化財など様々な魅力をもつ大阪城西の丸庭園。はじけるイベントから落ち着いた散策まで自分の好みに合わせて訪れてみて下さい。

関連キーワード

投稿日: 2020年1月31日最終更新日: 2020年10月8日

アイコン

RELATED

関連記事

アイコン

人気記事ランキング

アイコン

公式アカウントをフォローして最新の旅行情報をチェックしよう!


  • instagram
  • line

公式アカウントをフォローして
最新の旅行情報をチェックしよう!

旅行や観光スポット・グルメ・おでかけに関する情報発信メディア

©TravelNote