六甲山の山頂施設が大人気！子供も遊べるアドベンチャーとは？

写真：六甲高山植物園の早春を飾るバイカオウレン

六甲山は神戸の市街地から約30分、大阪から約60分とアクセスしやすく、雄大な自然が楽しめる人気スポットです。山頂付近には子どもから大人まで魅了する大人気のレジャー施設や絶景レストランなど見どころがたくさんあります。終日六甲山で遊び尽くすという方も少なくありません。

近代山登りの発祥の地といわれる標高約931mの山「六甲山」で、アウトドアや食事、季節ごとのイベントなどを楽しみましょう。それでは六甲山の魅力をご紹介していきます。

山での遊びやアクティビティといえばハイキングや山登りが定番ですが、六甲山上には子供から大人まで楽しめる施設が目白押しです。

大自然の中で楽しむアドベンチャー施設や冷涼な気候を利用した高山植物園、絶景スポットなど六甲山でおすすめの山上施設を厳選してご紹介します。

「フォレストアドベンチャー・神戸六甲山」は六甲山の自然を活かした本格アスレチックです。最高で地上15mのところに設置された足場に登り、スリル満点のアスレチックやジップスライドなどを体験できます。

全長約220mのジップスライドは迫力満点で、大人からの人気を集めています。六甲山の大自然を身近に感じながら空中散歩をお楽しみください。

「六甲高山植物園」では北海道南部に相当する涼しい気候を利用し、世界の高山植物や寒冷地植物などを展示しています。六甲の自生植物も合わせ、約1,500種の植物を見ることができます。

花のエピソードや観察ポイントを紹介する無料の「花のガイド」も好評です。50,000㎡の園内で、市街地ではなかなか見る機会のない植物の観察を楽しみましょう。

アスレチック遊びや植物園散策で疲れた後は「六甲ガーデンテラス」で絶景を見ながら休憩してはいかがでしょうか。全国でも有数のビュースポットとして知られており、エリア内には「見晴らしの塔」や「見晴らしのテラス」などパノラマ絶景を楽しめるスポットが点在しています。

同エリアにある「自然体感展望台 六甲枝垂れ」は六甲山の四季に触れられる、山で最も標高の高い展望台。日中も綺麗ですが、夜間のライトアップ時には幻想的な姿を夜景とともに楽しめるのでおすすめです。

六甲山には、新緑や紅葉などの山の自然や眼下に見下ろす市街地の眺望を楽しみながら食事ができるレストランやカフェがたくさんあります。

四季折々の植物に囲まれてランチをしたり、1000万ドルの夜景を眺めながらロマンチックなディナーをしたりしてはいかがでしょうか。

古くから六甲山の名物グルメとして知られるジンギスカン料理のお店「六甲山ジンギスカンパレス」。ヘルシーフードのラム肉はもちろん、特製和牛や海の幸を贅沢に盛り込んだボリューム満点の料理を楽しめます。

2020年3月20日にリニューアルオープン予定で、さらに魅力的なお店に。モンゴルの移動式住居「パオ」をモチーフにした建物の内装は、ナチュラルで木の温もりを感じられる明るくて楽しい空間にリニューアル。店内の窓からは市街地の眺望も楽しむことができます。

各テーブルの鉄板の上で焼きながら食べるスタイルなので、子供連れの家族や友人同士などグループでわいわい盛り上がりながら美味しいジンギスカン料理をご堪能ください。

「TENRAN CAFE」は、六甲ケーブル山上駅（標高737.5m）すぐ横に位置する「天覧台」にあるくつろぎのカフェです。地元の食材にこだわった料理や神戸ウォーターのドリップコーヒーなどをいただきながら、絶景も楽しめ、リラックスした時間を過ごすことができます。

晴れた日中には神戸はもちろん、大阪平野部から和歌山方面まで広い範囲を見渡せ、夜にはキラキラと輝く1000万ドルの夜景も。

夜景を眺めながら飲むお酒は格別美味しく感じられるでしょう。音楽やアートのイベントが開催されることもあり、いつも以上に多くの人で賑わいます。

「シュトラウス・カフェ」は六甲オルゴールミュージアム内にあるおしゃれなミュージアムカフェ。オルゴールの全盛期にあたる時代にオーストリアで活躍し、「美しく青きドナウ」などで知られる作曲家ヨハン・シュトラウスⅡ世の名前にちなんだカフェで、ウィーン風のメニューが豊富にあります。

レギュラーメニューの煮込みハンバーグやスパイシーチキンカレーの他に、バリエーション豊かな季節のメニューがお楽しみ頂けます。

食後には、ウィーンの伝統的習慣である「ヤウゼ（午後のコーヒータイム）」のようにコーヒーとケーキのセットもお楽しみください。気候が良い季節には中庭のテラス席に座って、六甲山の自然を満喫しながらランチを楽しむのもおすすめです。

秋には紅葉を見に多くの観光客が訪れる六甲山。しかし、六甲山の魅力は紅葉の季節だけではありません。年間を通して様々なイベントが開催されており、山登りや紅葉以外も大いに楽しめます。

ここでは、アートイベントや季節の花めぐり、子供たちに大好評の雪まつりなど、おすすめのイベントをいくつかご紹介します。最新のイベント情報は「六甲山ポータルサイト」のホームページで確認できます。

※写真は過去開催時の様子です。

「六甲ミーツ・アート 芸術散歩」は、現代アートの魅力や六甲山についてより多くの方に知ってもらうことを目指して2010年に始まった現代アートの祭典です。

これまでに通算350組を超えるアーティストが出展。毎年六甲山の自然を活かした個性的な作品がたくさん集まります。

※写真は過去開催時の様子です。

「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2020」は9月12日(土)～11月23日(月・祝)に開催されます。なお、3月1日(日)から9月11日(金)までお得な前売券を販売しているので要チェックです。

六甲山の風景と共にアート作品を楽しみましょう。

六甲山上では六甲高山植物園や六甲ガーデンテラス、六甲オルゴールミュージアムのミュージアムガーデンをはじめ、個性豊かな庭園で様々な花を見ることができます。多くの花が見頃を迎える5月上旬から7月中旬には、六甲山の花々をめぐる「神戸六甲山 花さんぽ」を開催。

六甲高山植物園では、市街地ではあまり見られない、クリンソウやニッコウキスゲの群生を堪能。ガーデンテラスではバラやハーブの咲くイングリッシュ・コッテージガーデンと六甲枝垂れのメドウガーデンをめぐり、ミュージアムガーデンではスイレンを眺められる池をとりまく落ち着いたガーデンで花々の共演が楽しめます。

六甲山の夏の恒例イベントとなっている「真夏の雪まつり」では、大人も子供も暑い夏を忘れて雪遊びを楽しめます。会場の六甲山カンツリーハウスは、標高約850mに位置しており市街地に比べて気温が5〜6℃低く避暑地としても大人気。

オープニングイベントではお楽しみキャンペーンなども用意され、子供たちの元気な声が広場に響き渡ります。真夏の神戸で涼を感じたいときは六甲山に出かけましょう。

六甲山のおすすめ情報をご紹介してきましたが、いかがでしたか？六甲山には大自然の中で楽しむアスレチックや絶景を見ながら食事ができるレストラン、季節のイベントなど魅力がたくさんあります。

次のお休みには六甲山に出かけて、自然のなかで体を動かしたり、美味しい食事を楽しんだりしてはいかがでしょうか。展望スポットからの絶景に癒されるのもいいですね。

六甲山の施設やイベント情報は以下のボタンからチェックできます。