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歴史・グルメ・イベントなど盛り沢山!多賀城市観光におすすめのスポットは?

歴史・グルメ・イベントなど盛り沢山!多賀城市観光におすすめのスポットは?
投稿日: 2020年2月2日最終更新日: 2020年10月8日

多賀城は、古代東北地方の政治・文化の中心地として栄え、江戸時代には仙台藩により名所・旧跡が整備されるなど、今もなお、当時の歴史・文化が息づくまちです。東日本大震災の復興のシンボルとして、書店、カフェ、レストランが併設された近代的でお洒落な図書館が多賀城駅前に誕生し、市内外を問わず多くの方々が来館し、交流と賑わいが生まれています。そんな多賀城市のおすすめ観光スポットをご紹介します!

多賀城とはどんな町?見出し

多賀城市は、宮城県のほぼ中央の太平洋側に位置し、周辺には県庁所在地の仙台市や漁港で有名な塩竈市、日本三景を有する松島町などがあります。JRで仙台駅から約20分、車で約30分とアクセス良好です。I.Cも至近なので、観光の拠点にもピッタリです!

市名の由来にもなる「多賀城」は、奈良時代に政府の支配が及んでいなかった陸奥国を統治するために設置された役所です。当時の行政組織である「国府」と兵士の駐屯・監督場所である「鎮守府」も併せて置かれました。

それから約300年間、多賀城は古代東北地方の政治・軍事、そして文化の中心地としての役割を担いました。

古代東北の文化の拠点でもあった多賀城は、現在も東北地方全体の歴史を展示する「東北歴史博物館」、全国有数の音響性能を誇るホールを有する「多賀城市文化センター」、平成28年にリニューアルオープンし、カフェなどが併設する市民の知の拠点「多賀城市立図書館」などの文化施設が充実しています。

これらの文化施設を軸とした文化芸術、歴史との出会いを通じてより多くの市民が交流し、活動するための発見と創造が生まれる「東北随一の文化交流拠点づくり」に取り組んでいます。

多賀城市は歴史のまち「史都」見出し

多賀城市は市域の4分の1が遺跡となっており、歴史のまち「史都」の愛称で市内外から親しまれています。市内には日本三大史跡の一つに数えられる、特別史跡「多賀城跡附寺跡」のほか、日本三古碑の一つ「多賀城碑」、俳聖・松尾芭蕉も訪れた国指定名勝「壺碑」など数々の歴史文化遺産が市内に多く存在します。

また、奈良・平安時代には、都人が憧れ歌に詠んだ名所・旧跡である「歌枕」が多賀城市内には多く存在します。その中でも代表的な歌枕である「興井」や「末の松山」は、男女のはなかない恋を詠んだ歌枕として有名です。


・「わが袖は汐干(しほひ)に見えぬ沖の石の人こそ知らね乾くまもなし」(小倉百人一首 二条院讃岐)
・「ちぎりきなかたみにそでをしぼりつつすゑのまつ山なみこさじとは」(後拾遺和歌集 清原元輔)

平成28年には仙台市、塩竈市、松島町、そして多賀城市の仙台藩ゆかりの文化財が、「政宗が育んだ“伊達”な文化」として日本遺産に認定されました。

仙台城跡や大崎八幡宮、鹽竈神社、瑞巌寺、名勝松島など仙台藩ゆかりの文化財の中で、多賀城市からは、「特別史跡多賀城跡附寺跡」「多賀城碑」「壺碑」「興井」「末の松山」の5件が構成文化財に採用されています!

多賀城市のイベント・お祭り情報見出し

多賀城市では、1年を通して様々なイベントが行われており、6月にはがアヤメ、カキツバタ、ハナショウブが色鮮やかに咲き誇る「多賀城跡あやめまつり」が開催され、初夏の風物詩として定着し県内外から多くの観光客が訪れます。

また、JR仙石線多賀城駅前では、多賀城の夏の訪れを告げるビールの祭典「多賀城ビアサミット」や、秋には「史都多賀城万葉まつり」や「たがじょう秋まつり」、冬にはイルミネーションが灯る「悠久の詩都あかり」など、魅力的なイベントが多数開催され、多くの人の交流が生まれています。

中でも、「多賀城跡あやめまつり」は、特別史跡「多賀城跡」の一角にある、2万1000平方メートルのあやめ園で開催され、東北随一の品種数となる800種300万本のあやめが色鮮やかに咲き誇ります。

青空の下で満開に咲くアヤメや雨が降るなかでしっとりと咲くハナショウブなど、天気や時期によっても雰囲気や色合いは変わるので、何度訪れても楽しめることが魅力の1つです。二度、三度あやめ園に足を運んで、開花状況の違いなどを楽しんでみてください。

あやめまつり期間中の土・日曜日には郷土芸能などのステージイベントが行われるほか、野だて、おみやげ品の販売などが行われます。

消防車、パトカーの展示や押し花、切り絵、勾玉づくりなどお子さん向けの体験コーナーも人気です。あやめ園周辺には多賀城跡、多賀城碑などの史跡があり、あやめまつり期間中は観光ボランティアガイドによる無料の史跡案内もあります◎

多賀城市の名産物「古代米」見出し

歴史のまち多賀城では、多賀城跡から当時を物語る様々な品が出土されています。その中にあったのが米袋に付けたと思われる「黒舂米(こくしょうまい)」と書かれた木簡です。この地には遥か遠い昔から米を作付けしていたという歴史がありました。

この歴史的背景を受け、多賀城では「古代米」という、稲の原種に近いお米が栽培されていてます。紫色に輝く古代米は、一般的なお米に比べて、もちもちとした食感があり、ミネラルやビタミン、ポリフェノールの一種であるアントシアニンなどの栄養素を含んでいます。そのため、美味しいだけでなく、美容や健康にもうれしい食材です!

多賀城市の名産品として人気なのが、「古代米」をグルメブランド化した、「しろのむらさき」です。これは多賀城の「城」と、古代米の「紫」を組み合わせてできた言葉です。ロゴマークは、お米の文字がキラリと輝くデザインになっています。

現在は、多賀城市内の飲食店で古代米を使用したサラダ、おかゆ、麺、チャーハンなどを提供しているほか、ケーキや和菓子などのスイーツ、お酒、スープなどを商品化しており、お土産としてもおすすめです!

歴史やグルメコンテンツが豊富な多賀城へ行こう!見出し

多賀城市には観光ボランティアガイドによる無料ガイドもあるので、初めての方は是非活用してみてください。また、古代米を使用したおしゃれでおいしいグルメも堪能しましょう◎

杜の都仙台市や漁港で有名な塩竈市、日本三景を有する松島町など、多賀城の周辺には魅力的なスポットがたくさんあるので、いろいろな場所を周遊してみるのも楽しみの一つです。

高速道路のI.Cが近く、公共交通機関も充実しているので、車、電車どちらの方法でもアクセス可能です。
詳しい観光情報やイベント情報は多賀城市観光協会のホームページをチェックしてみてください!

多賀城市観光協会の公式ページはこちら!
投稿日: 2020年2月2日最終更新日: 2020年10月8日

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