福島市の人気観光スポットは？定番から穴場までおすすめエリアを紹介！

提供：福島市教育委員会

福島県の県庁所在地である福島市は、江戸時代から明治時代まで蚕糸業で栄えた商業と金融の中心地です。福島市は東京から新幹線でわずか90分の距離に位置し、南東北の交通の結節点として高い利便性に恵まれています。

福島市は西は吾妻連峰、東は阿武隈高地に囲まれた盆地です。夏の暑さ、冬の寒さの寒暖差で果物や農産物が美味しく育ちます。そのため、果樹園が面した地区の道路を「フルーツライン」と呼び、桃や梨、ぶどうなど季節ごとの果物狩りを体験できます。

福島市には飯坂温泉、高湯温泉、土湯温泉といった温泉地も点在しており、泉質の異なる温泉を愉しめます。自然と文化が調和した福島県を代表する都市です。

福島市には福島県を代表する人気の観光スポットが点在しています。子供から大人まで、年齢を問わず楽しむことができ、定番スポットから穴場スポットまでバラエティ豊かです。

※2020年は、3月14日(土)から当面の間、花見山への観光は出来ません。詳細は公式サイト等をご確認ください。

福島市の定番観光スポット「花見山」です。花見山は、日本を代表する写真家 故 秋山庄太郎氏が毎年のように訪れた場所です。今では全国から多くの観光客が集う観光名所です。

花見山は花木農家が点在する地域ですが、その中でも花見山公園は美しい景色を楽しめると人気があります。昭和34年より無料で一般開放されており、「きれいな花をたくさんの人に見てほしい」との思いが詰まっています。

春には梅、ハナモモ、桜、レンギョウ、ボケ、モクレンなどの花々が咲き誇り、周辺の花木農家の畑とともに山全体がピンク色に染まります。かつてその光景を見た写真家の故 秋山庄太郎氏は「福島に桃源郷あり」と言葉を残しています。

江戸時代中期から明治時代初期にかけての福島県内の民家を中心に商人宿、料亭を移築復原し、庭や畑とともに当時の福島県の環境を再現しています。福島市の定番観光スポットになり、国の重要文化財に指定されている芝居小屋「旧広瀬座」は、現在でも映画のロケ地として活用されています。

福島市のファミリースポット「あづま総合運動公園」は、広大な敷地が広がっています。2020年、東京五輪の野球とソフトボールの試合が行われるあづま球場をはじめ、体育館、陸上競技場、テニスコート、クライミング施設など運動施設が充実しています。

他にも、変わり種自転車に乗ることができるサイクリングスポーツ広場、25種類のフィールドアスレチックが点在しているトリムの森などで家族みんなで身体を動かすことができます。

福島市の中心街に位置し、市民から「お稲荷さん」と親しみを込めて呼ばれている稲荷神社。古くから行われている秋の例大祭は3日間かけて開催され、福島市街地全体がお祭りムードに変わります。開催期間中、神社周辺にはたくさんの露店が並びます。

近隣の氏子町会ごとに繰り出される山車が見ものです。昼間は福島市の子供たちが軽快にお囃子を響かせます。お祭りの最大の見どころが「連山車」で、夕闇迫るなか提灯を灯した氏子町会による23基の山車が福島駅前通りに集結し、街なかを山車が連なって運行する姿は、圧巻の一言です。

温泉資源が豊富な福島！個性豊かな3つの名湯が点在しており、それぞれ泉質や効能が異なります。自分のお気に入り温泉を見つけてみてください！

福島駅から1番近い温泉街「飯坂温泉」。温泉街を流れる摺上川沿いに旅館が立ち並ぶ福島市の奥座敷です。共同浴場は9軒あり、かつて松尾芭蕉も浸かったとされる「鯖湖湯」は温泉街のシンボルです。いずれも200円(波来湯は300円)で入浴ができ、気軽に温泉巡りを楽しむことができます。

白布高湯、蔵王高湯と並び「奧州三高湯」の1つとして有名な温泉です。国民保養温泉地にも指定され、2010年には東北初の「源泉かけ流し宣言」を発表しています。白いお湯の硫黄泉は薬効成分が高く、お肌がすべすべになると人気を集めています。

福島市で1400年以上の歴史を持つ温泉です。豊富な湯量と13種類の泉質を持ち、東北三大こけし発祥の地としても有名です。荒川大橋のたもとにある「かじかの湯」、公衆浴場中之湯の敷地内にある「きぼっこの湯」などの2つの足湯も楽しむことができます。

緑豊かな自然の広がる福島市では、古くから伝わるご当地グルメや四季の果物を味わうことができます。観光果樹園も多く、ドライブをしながら足を運ぶことができます。

福島市は「くだもの王国」と呼ばれるほど1年中種類豊富な果物を味わうことができます。初夏のさくらんぼに始まり、桃、梨、ぶどう、りんごとさまざまな果物が実りの時期を迎えます。観光果樹園では、新鮮な果物狩りを体験できます。穴場の観光果樹園も多く、事前に情報をチェックしておきましょう。

福島市で人気のご当地グルメ「円盤餃子」。円盤餃子は歴史が古く、戦後、飲食店で出したのが始まりと言われています。昔から仕事帰りのサラリーマンが利用していたことから、現在でも夕方からオープンするお店が多いです。円盤餃子はフライパンの形に合わせて丸く餃子を並べていき、そのままひっくり返した円盤型です。

福島市に隣接する地域「伊達鶏」、「川俣シャモ」など鶏肉を中心に、豚肉や内臓を味わうのが福島市のご当地グルメ「福島やきとり」。食材の旨味を引き出すため、お店それぞれの焼き方で美味しいやきとりを提供しています。

福島県を代表する都市「福島市」。福島市には定番の観光スポットから穴場の観光スポットまで数多く点在しています。1日充実した時間を過ごすことができ、家族やカップル、1人旅の方でも観光を楽しむことができます。

福島市には紹介した以外にも魅力ある観光スポットがたくさんあります。ぜひ、福島市へ足を運び、温泉や観光スポットで楽しい時間を過ごしましょう。