山形市は観光スポットが盛り沢山！定番から穴場まで山形市のおすすめスポットを一挙公開！

山形県の県庁所在地である「山形市」は、四方を山に囲まれた盆地にある人口25万人ほどのまちです。樹氷やスキーが楽しめることで知られる「蔵王温泉」をはじめ、松尾芭蕉の句にも詠まれた「山寺立石寺」などが有名で、県内外から多く観光客が訪れる人気観光地でもあります。

「山形花笠まつり」や「日本一の芋煮会フェスティバル」など楽しいイベントも目白押しです。そば処であり、ラーメンの消費量が全国一という"ラーメン王国"であるという一面も。

ここでは山形市の見どころを厳選してご紹介していきます。魅力いっぱいの山形市で観光やイベント、グルメをお楽しみください♪

山形市には温泉やスキーリゾート、史跡など、山形県の定番観光スポットが集まっており、全国各地から多くの観光客が訪れています。

全国的にも有名な観光スポットやあまり知られていない穴場スポットの中から、初めて山形市を訪れる方におすすめの観光スポットを3つご紹介するので山形市での観光計画の参考にしてください。

山形市を訪れる観光客の多くが立ち寄るのが「蔵王温泉」です。その歴史は西暦110年頃に遡ると伝えられており、かつては「白布（山形県）」や「信夫（福島県）」とともに「奥羽三高湯」といわれていました。

強い酸性の硫黄泉で、慢性湿疹など皮膚によく効くことから「子どもが丈夫に育つ湯」、「難病治癒の湯」といわれています。肌を白く滑らかにする「美人づくりの湯」といわれることもあり、女性にも大人気です。

冬には「蔵王温泉スキー場」で、変化に飛んだゲレンデコースでのスキー・スノーボード、幻想的な雰囲気の樹氷ライトアップなどを楽しめます。

「山寺」の通称で知られる「宝珠山立石寺」は、貞観2年（860）創建の天台宗の仏教寺院です。元禄2年（1689）には松尾芭蕉がこの場所を訪れ、『閑さや岩にしみ入る蝉の声』の名句を残したことでも知られています。

山頂までの道のりは全行程石段となっているので、登山用でなく履き慣れた普段の靴でも大丈夫です。根本中堂や芭蕉像、三重の小塔などを見つつ山頂を目指しましょう。

山の斜面から突き出るように建てられた「五大堂」からは、自然に囲まれた山形市山寺の街並みを一望する絶景が楽しめます。

山形市の市街地のほぼ中央に位置する「山形城跡・霞城公園」は、山形市を代表する人気観光スポットです。

山形城は延文元年（1356）に築城されたのが始まりで、現在残っている二ノ丸の堀や土塁・石垣は元和八年（1622）に城主となった鳥居忠政によって整備されたと伝えられています。

平成3年には日本古来の建築様式で山形城二ノ丸の正門を忠実に復原、平成18年には「日本100名城」に認定されました。観光名所であるとともに、春には多くの花見客が訪れる桜の名所でもあります。

山形市を観光する際に是非食べていただきたい定番ご当地グルメやお土産にもおすすめのものなどをご紹介します。観光の合間に美味しいグルメを堪能し、気に入ったものはお土産にして自宅でも山形市の味をお楽しみください。

ラーメンの消費量が日本一の山形県には多くのラーメン屋があり、観光客もランチやディナーでラーメンを楽しんでいます。

そんな"ラーメン王国"山形のご当地グルメ「冷しラーメン」は、山形市の「栄屋本店」の初代店主が昭和26年から約1年の歳月をかけてつくりあげて売り出したのが始まりです。

冷たいそばがあることにヒントを得て、中華そばの冷たいものは作れないかと研究を重ねて完成させたそうで、夏はもちろん、冬場にも全国から多くの人が訪れ、冷しラーメンを堪能していきます。

水に恵まれてた山形県は古くからそば処としても知られており、山形市内にもそばの名店がたくさんあります。

山形では「田舎そば」や「更科そば」、「山めん寒ざらしそば」などバラエティに富んだそばのお店があるので、数軒立ち寄って好みのそば屋をみつけるのもおすすめです。

山形は地酒が多い酒どころでもあります。山形市には3つの蔵元があり、事前予約することで酒蔵見学や試飲が可能なところも！山形市滞在中は居酒屋などで山形の地酒を堪能し、お酒好きの方へのお土産に買って帰ってはいかがでしょうか。

「山形牛」は深い味わいやまろやかな脂質が魅力のブランド牛です。四季がはっきりとしており、昼夜の寒暖差が大きい山形県で長期に渡って肥育された黒毛和牛種は、肉のキメが細かく、食味が美味しいといわれています。

山形市内には山形牛を提供するステーキや焼肉屋があるので、是非チェックしてみてください。

山形市には地元民も観光客も一緒になって盛り上がる人気のイベントや祭りも目白押しです。気になるイベントをみつけたら予定を合わせて訪れ、イベントも観光も楽しんではいかがでしょうか。

毎年8月に行われる「山形花笠まつり」は、東北を代表する夏まつりの一つとして全国的によく知られており、まつり期間3日間の人出は100万人を超えます。

華やかに彩られた蔵王大権現の山車を先頭に、鮮やかな衣装を身にまとった1万人を超える踊り手が山形市のメインストリートを群舞します。紅花をあしらった花笠の美しさや躍動感あふれる踊りを間近でお楽しみください。

「日本一の芋煮会フェスティバル」は山形市の秋の風物詩で観光客にもおすすめのイベントです。直径6.5mの大鍋に、里芋4トン、牛肉1.4トン、ねぎ5,000本などの具材を入れ、醤油や日本酒、砂糖で味付けして煮炊きします。

調理に使うのは大型重機のバックホー。重機を操縦する運転手のパフォーマンスも必見です。パフォーマンスを楽しんだ後は、地元の食材をふんだんに使った美味しい芋煮を堪能しましょう！

蔵王温泉街からロープウェイで上がったところには、雪原を埋め尽くす樹氷に囲まれた樹氷原があります。季節限定で見られる圧巻の光景なので、冬に山形市を訪れる方は是非お立ち寄りください。

昼には太陽光を浴びて真っ白に輝く樹氷を、夜には色彩豊かな光線でライトアップされた幻想的な樹氷を楽しめます。

＜樹氷ライトアップ＞

• 期間：例年 12月下旬〜2月下旬
• 時間：17:00〜21:00（上りは最終19:50まで）

山形市の魅力をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか？豊かな自然に恵まれた山形市には、樹氷原や山寺などの絶景スポット、美味しいグルメ、楽しいイベントなど観光客にもおすすめの見どころが目白押しです。

東北や山形県にお越しの際は、山形市に立ち寄って観光も温泉もグルメも思う存分堪能し、楽しい思い出をつくりましょう！

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