熊野古道へのアクセス方法まとめ！車やバス・電車での行き方は？

和歌山の秘境スポット熊野古道は紀伊山地の霊場と詣道として2004年に世界遺産に登録されました。最近では海外の旅行者も非常に多く、観光客にも人気です。

熊野古道はとても広く、たくさんのコースもあります。熊野古道にアクセスする際には様々なアクセス手段もあるのでチェックしてみましょう。

熊野古道にアクセスする前に、和歌山県へのアクセス方法と合わせてピックアップしてみます。電車やバスや車等のアクセス方法をそれぞれご紹介しますので参考にしてみてください。

和歌山の熊野古道にアクセスする前にチェックしておきたいポイントについてご紹介します。熊野古道はどんな場所なのか、熊野古道のコースによってアクセス方法を参考にしてみてください。

自分に合ったおすすめのルートを事前に確認しておく必要があります。チェックポイントを確認して、和歌山に訪れましょう。

まず初めに和歌山県の熊野古道についてご紹介します。熊野古道とは熊野本宮大社や熊野速玉大社や熊野那智大社の「熊野三山」へと通じる参詣道です。

紀伊路や小辺路や中辺路や大辺路や伊勢路や大峯奥駈道の6つの道を全て熊野古道となります。なので熊野古道と一言でいっても、膨大な範囲にある参詣道だという事を覚えておきましょう。

熊野古道の別名は熊野参詣道とも呼ばれる事もあります。熊野古道は和歌山県内だけでなく、三重県や奈良県や大阪府にも続くとても広範囲のスポットになります。

1日では全ての熊野古道はを歩く事はできないので、宿泊数やおすすめルートを事前に決めてアクセスするのがおすすめです。

続いて熊野古道の参道コースの選び方をチェックしてみましょう。熊野古道へアクセスする際には、事前に熊野古道のおすすめのコースを厳選したり、1泊や2泊をしてコースを決めておく方法があります。

上記でもご紹介した様に、熊野古道はとても広くてたくさんのコースがあります。コースによってスタート地点やゴールも様々なので、事前に参道したいコースを選んでおくのがポイント。

熊野古道は険しい道中になりますので初心者におすすめのコースや、行きたいスポットに厳選してコースを選ぶ方がほとんどです。

初心者向けのコースでも標準歩行時間は2時間30分と、長時間の道のりになりますので参道する際には歩きやすい靴と服装で手荷物は少なめにしましょう。

続いて熊野古道にアクセスする際の交通手段についてご紹介します。和歌山県にある熊野古道を参道する際にはまず、自宅から和歌山県へのアクセス方法と最寄り駅からの移動手段を決めておく必要があります。

熊野古道のコースによって目的地が異なりますので、電車やバスでアクセスする際には熊野古道のコースまでの道のりまで調べておきましょう。

電車やバスでアクセスする際には、都心に比べても電車やバスの本数は少なくなっています。1便乗り損ねてしまっただけでも、数時間待たなくてはいけないので注意が必要です。

熊野古道のに車でアクセスされる方は問題なくスムーズにアクセスができます。但し車でのアクセスの場合は参道コースでスタートとゴール地点が違うので、行き帰りのどちらかをバスやタクシーでの移動で戻らなくてはいけません。

続いて熊野古道のおすすめコースへのアクセス方法をご紹介します。先ほどもお伝えした様に、熊野古道を参道する際には、事前にコースを決めておく必要があります。

熊野古道に初めて訪れる方は特に注目しておきましょう。熊野古道の参道コースはたくさんありますが、その中でも初心者におすすめのコースや上級者コースや人気スポットまでのコースをピックアップしてみます。

和歌山を代表する熊野古道の参道コースはパワースポットで、まるでタイムスリップした様な雰囲気のある場所です。道のりは多少険しいですが、行く価値のあるスポットなので参考にしてみましょう。

まず初めに熊野古道のおすすめ中辺路コースからチェックしてみましょう。中辺路コースは中級者向けコースですが、熊野古道の参道コースの中ではとても人気のコース。

中辺路コースは滝尻王子から熊野本宮大社のコースとなります。距離は約38キロで、歩行時間（休憩なし）で各日6時間30分～7時間程の1泊2日コースです。

1日目は滝尻王子から近露王子か継桜王子からまでアクセスをして、中辺路の近露か野中で宿泊をしましょう。2日目は少し早めに出発をして、ゴールの熊野本宮まで歩きます。

熊野本宮大社に参拝をしてから、2泊が可能であれば有名な湯の峰温泉や川湯温泉で1泊をしてみるのがおすすめ。またそのまま帰る場合は本宮大社前のバス停からJR新宮駅行きに乗車をして、電車を利用しましょう。

続いて熊野古道のおすすめ大辺路コースをご紹介します。大辺路は長井坂コースを歩くルートになっていて、こちらも中級者コースです。

大辺路コースは中辺路コースに比べても距離は約10.5キロ程となりますので、日帰りで熊野古道を参道したい場合おすすめです。

所要時間（休憩なし）で約3時間10分程となります。スタート地点になるのが周参見駅で、貝老津駅に到着するコースになるので電車移動で利用できます。

続いて熊野古道のおすすめ初心者向けコースをご紹介します。初めて熊野古道に訪れる際には初心者向けコースからチャレンジしてみるのもおすすめ。

初心者向けコースといっても、見どころ満載で熊野古道の雰囲気を十分に満喫する事ができます。和歌山県の熊野那智大社や那智の滝は有名な観光スポットになっています。

初心者向けコースは大門坂から熊野那智大社と那智の滝までの約2.5キロまでのコースになります。大門坂からゴール地点までの歩行時間は約1時間程となりますが、散策時間を含めて約3時間程確保しておきましょう。

大門坂は無料駐車場もあり、バスでの移動も可能なのでアクセスがしやすくなっています。紀伊勝浦駅から那智山までの距離を往復していて、1日往復券を購入できるので便利です。

最後に熊野古道のおすすめの上級者コースをご紹介します。上級者コースは高野参詣道となります。歩行距離は約21キロで、歩行時間（休憩なし）で6時間30分ですが、通常は7.8時間必要です。

早朝から夕方までの長いコースになりますが、こちらも日帰りで利用できます。古峠や丹生都比売神社を経由し、二ツ鳥居へアクセスできます。

道中は険しい道のりもありますので、初めて熊野古道を歩く場合は長時間の歩ける体力に自信のある方のみチャレンジしてみましょう。上級者コースなので、天候や季節に応じたコース選びがおすすめです。

続いて有名な熊野古道へアクセスする際の電車の最寄り駅をピックアップしてみます。上記でご紹介したおすすめ熊野古道コースへ電車でアクセスする際に参考にしてみてください。

熊野古道はとても広く、参道コースによってスタート地点が異なります。訪れてみたい熊野古道のコースを選んで、最寄の駅を目指してアクセスしてみましょう。

まず初めに熊野古道の高野参詣道へ訪れたい方は最寄り駅の南海電鉄線の九度山駅にアクセスしましょう。熊野古道の上級者コースでご紹介した高野参詣道です。

高野参詣道は弘法大師の空海によって開かれた信仰の道として使われてきた参道コースとなります。最寄り駅の九度山駅は和歌山県伊都郡九度山町にあります。

電車でアクセスする際には南海電鉄を利用しましょう。南海電鉄の難波駅からもアクセスできるので、大阪方面からも利用しやすいです。

また南海電鉄の九度山駅には九度山町産のお米を使用した美味しいおにぎりが味わえます。世界遺産の高野山を合わせて訪れたい際にはチェックしておきましょう。

続いて熊野古道の那智大社や那智の滝へのアクセスをする場合はJR紀伊勝浦駅にアクセスしましょう。熊野古道の初心者向けコースでご紹介したスポットで電車を利用したい場合はJR紀伊勝浦駅です。

新大阪駅からJR特急くろしおに乗ってアクセスができます。所要時間は新大阪駅から紀伊勝浦駅までは約4時間15分でアクセスできます。

那智の滝は日本三名爆にも数えられている素晴らしい滝です。熊野古道の定番コースとしても人気なので、那智大社や那智の滝に訪れた際にはJR紀伊勝浦駅を活用してみましょう。

続いて熊野古道の熊野速玉大社へアクセスする際にはJR新宮駅を利用しましょう。熊野本宮大社や熊野速玉大社や先ほどご紹介した那智大社を合わせて「熊野三山」です。

熊野古道で熊野速玉大社にアクセスした際には、帰りはバスを利用してJR新宮駅から帰るのがおすすめです。熊野速玉大社にアクセスした際には、有名な神倉神社も近くにあるので合わせて観光をしてみましょう。

熊野本宮大社にアクセスする際には駅からは少し離れていますが、JR新宮駅までアクセスをしてバスで90分で利用するか紀伊田辺駅からバスで120分でも利用できます。

続いて和歌山の熊野古道へのアクセス方法をジャンル別にご紹介します。まず初めに公共交通機関でもある電車でのアクセス方法からチェックしてみましょう。

上記でも案内しましたが、熊野古道のコースへのアクセスする際にはまず最寄り駅まで電車でアクセスをして乗り継ぎで移動をしないければいけません。

まず大阪方面や東京方面から電車を利用したアクセス方法を参考にしてみましょう。最寄り駅から熊野古道まではバスやタクシーを使って移動をします。

バスを利用したい場合は「路線バスのアクセス方法」を後々ピックアップしますので、そちらを参考にしてみてください。

まず初めに大阪方面からのアクセス方法をご紹介します。大阪方面からアクセスする際には新大阪駅から紀伊田辺駅まで運行している特急くろしをを利用しましょう。

和歌山県内は新幹線の運行はしていないので、特急くろしおが電車の中でも乗り換えなしで便利にアクセスができます。新大阪駅から紀伊田辺駅までは約2時間20分程です。

京都や神戸方面の関西圏からアクセスする際にも、新大阪駅までアクセスをして特急くろしおを利用するのがおすすめ。

特急くろしおの到着地点でもある紀伊田辺駅からは熊野古道まで出ている路線バスもあります。また上記で紹介したJR紀伊勝浦駅やJR新宮駅は紀伊田辺駅からもアクセスができます。

続いて東京方面からのアクセス方法をご紹介します。東京方面からアクセスする場合はまず新幹線で名古屋駅にむかいましょう。

名古屋から新宮駅まで特急ワイドビュー南紀を利用してアクセスができます。特急ワイドビュー南紀を利用する場合は乗車券と特急券が必要です。

東京から名古屋までの所要時間は新幹線のぞみの場合は約1時間40分でアクセスができます。名古屋駅から新宮駅までの所要時間は約3時間36分です。

続いて和歌山の熊野古道へ高速バスを利用したアクセス方法をご紹介します。高速バスでのアクセスの大きなメリットは交通料金がお安く利用できる事です。

シーズンによって高速バスのチケットが売り切れてしまう場合もあり、またバス移動の場合は渋滞などもあるので時間通りにアクセスできないので注意が必要です。

高速バスの予約はインターネット予約やコンビニで乗車券を発券する事ができるので、とても簡単に購入ができます。

まず初めに大阪方面の高速バスでのアクセス方法からチェックしてみましょう。大阪方面から和歌山の紀伊田辺駅までの高速バスは、大阪駅（梅田）や難波やユニバーサルスタジオジャパンからの区間から出ています。

紀伊田辺駅を目的地に高速バスを利用しましょう。紀伊田辺駅からは熊野交通へアクセスができる路面電車が出ているので、乗り継ぎをしてアクセスができます。

続いて名古屋方面南紀高速線バスでのアクセス方法をご紹介します。名古屋方面からアクセスする際には三重交通の名古屋南紀高速バスで、和歌山の新宮市までアクセスができます。

所要時間は約4時間となり、そこから熊野御坊南海バスに乗り継いで本宮大社方面へとむかいます。熊野交通の他にも奈良交通もあります。

最後に東京方面から高速バスのアクセス方法をご紹介します。東京から和歌山間は高速バスでアクセスができます。東京から高速バスを利用する際には、とても時間がかかりますが片道10000円前後で利用できるのが魅力的です。

東京の新宿駅前にあるバスタ新宿から4階の「C8乗り場」三重交通・西部観光バスの高速バスが出ているので、そちらを利用しましょう。

続いて和歌山の熊野古道へ路面バスでのアクセス方法をご紹介します。電車やバスでアクセスをして、熊野古道の参道コースへのアクセスは路面電車を利用する必要があります。

電車やバスでアクセスをしてからの路面電車でのアクセス方法をそれぞれチェックしておきましょう。高速バスの場合、東京や名古屋方面でアクセスされる際には新宮駅に到着します。

またJR電車や大阪方面の高速バスでアクセスされる場合は紀伊田辺駅に到着します。それぞれ路面電車を活用して目的地までのルートをマスターしておきましょう。

まず初めに新宮駅から熊野交通・奈良交通の路線バスでのアクセス方法からチェックしてみましょう。東京や名古屋方面からアクセスした場合、特急電車や高速バスで新宮駅を目的としてアクセスします。

新宮駅からは本宮大社前までの路線バスが利用できます。熊野交通か奈良交通のどちらかの路線バスを利用してみましょう。所要時間は約1時間30分程でアクセスができます。

続いて紀伊田辺駅から熊野古道までは明光バス・龍神バスの路線バスでアクセスする事ができます。大阪方面の特急電車や高速バスを利用した場合、紀伊田辺駅を到着地点としましょう。

紀伊田辺駅からも同じく本宮大社までの路線バスが利用できます。明光バスや龍神バスを利用してアクセスができ、所要時間は約2時間程です。

続いて和歌山の熊野古道へ飛行機を利用してアクセスしてみましょう。電車やバス移動よりも、時間短縮でアクセスしたい方は飛行機がおすすめです。

飛行機を利用する場合は、東京方面の場合と関西国際空港からのアクセスの2パターンで熊野古道へ訪れる方法があります。

まず初めに東京方面からアクセスする場合は和歌山の南紀白浜空港の直行便がある羽田空港を利用します。羽田空港から南紀白浜空港までは1日3便を往復しています。

羽田空港から南紀白浜空港までアクセスしてから、レンタカーを利用したりJR白浜駅から新宮駅にアクセスする方法があります。

電車で移動する場合は新宮駅までは約1時間56分程で到着します。時間を有効活用したい場合はレンタカーでの移動がおすすめ。

続いて各方面から熊野交通へアクセスしたい場合は関西国際空港を利用しましょう。上記で紹介した和歌山県内にある南紀白浜空港は羽田空港の直航便のみとなります。

関西国際空港であれば主要都市からのアクセスが可能で、更に格安航空を利用してリーズナブルに飛行機で移動できるのでおすすめ。

関西国際空港に到着すれば、レンタカーで移動や上記で紹介した「特急くろしお」でアクセスができます。関西国際空港のJR日根野駅から新宮駅までは、乗り換えなしで約3時間19分で到着します。

和歌山の熊野古道へのアクセスは電車やバスや飛行機だけではありません。九州地方や四国地方にお住まいの方は、フェリーでのアクセス方法も参考にしてみましょう。

フェリーでのアクセスは飛行機や電車に比べても少し移動時間が必要となります。しかし船旅を楽しみながら和歌山県にアクセスするのもおすすめです。

フェリーでのアクセスに関しては車を乗せて移動もできるので、熊野古道へ訪れる際にレンタカーを利用しなくても済むのがポイントになります。

まず初めに北九州から熊野古道を目指してフェリーでアクセス方法をご紹介します。北九州にある門司港から大阪の南港までの名門大洋フェリーがあります。

九州地方や山口県にお住いの方はとても便利です。北九州から大阪の南港までは所要時間12時間20分でアクセスができます。

名門大洋フェリーは車を乗せてアクセスする事も可能です。大阪の南港から和歌山方面へは車や電車を利用してアクセスしましょう。

続いて四国から熊野古道を目指してフェリーでアクセスする場合は南海フェリーを利用しましょう。南海フェリーは四国の徳島港から和歌山の築港までを結ぶフェリーです。

南海フェリーの運行本数は1日8本で、大人料金2000円程で利用できるとてもリーズナブルな交通手段です。車を乗せてアクセスもできます。

南海フェリーを利用する際にセットで購入できる南海電鉄片道乗車券がセットになっています。熊野古道の高野参詣道へは南海電鉄でアクセスができるので注目しておきましょう。

最後に車を利用して和歌山の熊野古道へのアクセス方法をご紹介します。電車やバスや飛行機でアクセスする際には、乗り継ぎでアクセスしなければいけません。

駅やバスを利用して訪れる際に注意しなければいけないのが、乗り継ぎ便です。少しでも電車やバスに乗り遅れてしまう事で次の便までの時間はとても長いので注意が必要。

マイペースに訪れたい場合は車が1番便利です。各方面からの車でのアクセス方法をピックアップしてみますのでチェックしてみましょう。

まず初めに大阪方面からアクセスする際には阪和自動車道を利用するのがおすすめです。阪和自動車道は紀伊半島西側にある海岸沿いを走るルートです。

阪和自動車道は田辺インターまでとなりますが、田辺からは紀勢自動車道になり無料区間となります。すさみ南ICから新宮島では約1時間30分程でアクセスができます。

次に東京方面からのアクセス方法をご紹介します。東京都内の新東名高速道路を利用して、豊田ジャンクションへと進みましょう。四日市ジャンクションに伊勢関、勢和多気ジャンクションに熊野大泊ICで降りて新宮へと向かいます。

東京方面の場合は（休憩なし）7時間～8時間でのアクセスになります。休憩を取りながらアクセスしましょう。また名古屋方面からの場合は3時間～4時間で到着します。

和歌山の世界遺産でもある熊野古道へのアクセス方法をご紹介しました。熊野古道に訪れる際には、まず和歌山までのアクセスをしてから熊野古道のコースまでの交通手段をチェックしてみましょう。

熊野古道はとても広く、たくさんのルートがあるので注意が必要です。熊野古道のコースを全て制覇するには、1日では到底足りません。

熊野古道に訪れる際には、電車やバスや車やその他の交通手段で和歌山にアクセスしましょう。時間を気にせずに和歌山観光を合わせて訪れたい方は、車でのアクセス方法がおすすめです。

電車やバス等も乗り継ぎや時間帯を確認して、アクセスしやすい移動方法を参考に熊野古道に訪れてみましょう。