荒平天神（鹿児島）は学問の神様で有名なパワースポット！満潮時の風景が幻想的

荒平(あらひら)天神は鹿児島県鹿屋(かのや)市の県道68号線沿いにある有名な神社で、海に突き出た岩山の中にあり、潮の満ち引きによって砂浜や鳥居の一部が沈んだり現われたりと姿が変わり、満潮時はまるで神社が海に浮いているような神秘的な美しさを現します。

ここではそんな人気の荒平天神について、パワースポットや御朱印、満潮時の絶景のさまなどの情報を交えて紹介します。

荒平天神は、創建年代は不明ですが、一説によれば16世紀中頃に創設されたと云われており、当時から地元民の崇敬が篤かったようです。

荒平天神は鹿児島県鹿屋市にある小さな神社ですが、鹿児島ではご利益の大きいパワースポットとして、またフォトジェニックな人気スポットとして有名な神社です。

荒平天神は、干潮時にはその全貌を見せていますが、満潮になると、参道や鳥居の一部が海に隠れ、厳島神社のような美しい姿に変わります。

ここではそんな荒平神社の、見る時間や場所によって変わる神秘的な姿や、御朱印情報なども合わせて紹介していきます。

荒平神社には、学問の神様として有名な菅原道真公が祭神として祀られているだけに、合格祈願のパワースポットとして参拝に訪れる学生たちが後を絶ちません。

この神社では、お守りやご朱印が拝受できないにも関わらず、学生たちの多くは、厳しい階段を上って辿り着いたお社の参拝のみで十分目的を果たした気持ちになります。

鹿児島･荒平天神が創建された時期は定かではありませんが、1532年から1555年の戦国時代に建立されたという説が有力です。この神社は、大正時代に一度焼失していますが、木造の御神体は奇跡的に焼失を免れています。

祭神として祀られる菅原道真公は、平安時代には詩歌や書道にも秀でた文章博士として知られ、当時の宇田天皇からも篤い信頼を勝ち得ていた人物です。政争により悲運にも福岡･大宰府の地に流されましたが、その声望については広く知られるところです。

荒平天神の正式名称は｢菅原天神｣と言い、祭神には学問の神様として知られる菅原道真公が祀られています。菅原道真公と言えば福岡の大宰府天満宮が有名ですが、荒平天神も規模こそ違え同系列の神社です。

荒平天神の祭神が学問の神様である菅原道真公だけに、この神社は、学問や受験に対するご利益の大きいパワースポットとして注目を集めています。

鹿児島･荒平天神は、学問に対するパワースポットとして有名な神社であるため、中高受験や大学受験などの合格祈願をするために、受験生やその家族たちが多数訪れます。

この海辺の神社は、満潮時には参詣道が海に沈み島のようになるため、その神秘的な美しさが際立ち、霊験新たかなパワースポットとしての姿を人々の目に焼き付けます。

鹿児島･荒平天神は宮司のいない小さな神社のため、ご朱印やお守りが拝受できません。お賽銭を入れてお参りするのみとなります。ただし、学問の神様が祀られているだけに、合格祈願の絵馬を貼ることができます。この神社には、絵馬や合格祈願の言葉を書いた紙などが所狭しと貼られています。

この神社のお社に行くには、急勾配の参道を登らなければなりません。御朱印やお守りこそ拝受できませんが、苦労して登った先にはご利益の大きいパワースポットがあります。

鹿児島･荒平天神のお社は鳥居を潜った岩の上にあります。そのため、階段を上って進みますが、古い階段のため、崩れかかっている部分があり、ロープを伝って上らなければなりません。

苦労して辿り着いた場所に小綺麗で小さなお社があります。このパワースポットの場所では御朱印などを受領することはできませんが、厳かな雰囲気の中で静かにお参りするだけで、大きなパワーを得られそうな気分に浸ることができます。

鹿児島･荒平天神は、潮の満ち引きによって、また見る角度や時間帯によって、様々な表情を見せてくれるフォトジェニックな神社です。また、荒平天神からは、開聞岳や桜島を見渡すことができ、南は大隅半島南端から北は鹿児島市まで望むことができます。

荒平神社は、小ぢんまりとした神社ながらその美しく神秘的な佇まいが評判を呼んでおり、大隅半島を訪れる人たちが｢必ず立ち寄りたいスポット｣と言う程の人気を呼んでいます。

鹿児島･荒平天神は、満潮時に見せる｢海に浮かぶ神社｣の表情が美しく神秘的で、訪れる人々に感動を与えています。

満潮時に現れる美しい鳥居と島のような神社の姿は、有名な広島の厳島神社にも例えられるほど神々しい光を放っています。

大隅半島の中央部･錦江湾沿いにある人気の神社･荒平天神は、満潮時には岬まで伸びる砂浜が海中に沈み、正に｢海に浮かぶ神社｣となります。

このエメラルドブルーの海と鳥居の朱色、境内のグリーンの織りなすコントラストの美しさには言葉を失います。また、干潮時には白い砂浜が現われ、満潮時とは異なる美しさが体験できます。

鹿児島･荒平天神は、時間帯や角度によってその表情が変わります。海に浮かぶ人気の神社のため、周りに遮る物が全く無く、天候によって、また見る時間や角度によって様々な表情を見ることができます。

晴れた日の午前中には鳥居に太陽の光が当たり、最もフォトジェニックな写真を撮ることができます。上部から日の光が当たる時間帯には、海のエメラルドブルーが強調され、鳥居や神社とのコントラストが際立ちます。

そして夕暮れ時には、薩摩半島に沈む夕日が逆光となり、神秘的な絶景が現われます。この夕日の絶景こそ、正に見逃せないフォトジェニックな写真が撮れる瞬間です。

荒平天神は、宮司のいない神社で、そのため、御朱印やお守りが受領できません。訪れる参拝客の多くは厳しい階段の先のお社に参拝するだけに満足しており、受験生の多くは合格祈願の絵馬を貼り着けます。

荒平神社へは、鹿児島市内から車とフェリーを利用してアクセスする方法が最も便利です。神社には多くの車が収容できる駐車場が完備しています。

荒平天神は鹿児島県鹿屋市の海沿いにある神社で、開聞岳や桜島が眺望できる風光明媚な場所にあります。

荒平神社では、斜度20度、通路幅1.4メートルほどの急な階段を上った先にお社があり、そこで参拝を行います。荒平神社への問合せは、下記の鹿屋市ふるさとPR課となります。

鹿児島･荒平天神に車でアクセスする場合は、鹿児島市本港新町にある鹿児島港の桜島フェリーターミナルから15分ほどフェリーに乗り、桜島横山町の桜島港で下車後、国道224号、220号を通って県道68号に出た後、真っ直ぐ南下すれば1時間ほどで荒平神社にアクセスできます。

また、JR鹿児島中央駅から鹿児島交通バスに約30分ほど乗り、鴨池港で下車後、垂水フェリーに40分ほど乗船して垂水港まで行く方法もあります。垂水港から荒平天神まではタクシーで20分ほどで行けます。

荒平天神へ電車やバスを利用してアクセスする方法もあります。その場合は、JR鹿児島中央駅や鹿児島空港から高速バスで｢リナシティーかのや(旧かのやバスセンター)｣まで行き、同バス停から更に25分ほどかけて神社にアクセスします。

荒平天神付近には、県道68号線に沿って十分なスペースが確保された専用駐車場や多目的トイレなどが完備しているため、荒平天神へのアクセスは、車を利用するのが最も便利な方法です。駐車場の近くには休憩用の東屋もあります。

鹿児島･荒平天神のお社へ参拝するには、かなり急な坂の階段をロープを伝って上る必要があります。そのため、足の不自由な年配者や小さな子供には不向きなスポットかも知れません。

健脚の人でも、足場が悪いため、汚れても大丈夫なスニーカーなどを履き、万全な体制で参拝に臨むことをおすすめします。

荒平天神は鹿児島県鹿屋市の海岸沿いにある小さな神社で、潮の満ち引きによりその美しい姿が移り変わる神秘的なスポットです。荒平神社の鳥居と神社、海の織りなす絶景は、フォトジェニックなスポットと評判を呼んでいます。

ここではそんな人気の荒平神社について、パワースポットや御朱印などの情報を取り入れながら説明してみました、鹿児島方面に旅行の予定がある際は、荒平神社にも是非足を伸ばしてみることをおすすめします。