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ものづくりのまち「燕市」おすすめ!絶品グルメから人気観光スポットまで一挙にご紹介!

ものづくりのまち「燕市」おすすめ!絶品グルメから人気観光スポットまで一挙にご紹介!
投稿日: 2020年6月13日最終更新日: 2020年10月8日

新潟県「燕市」は越後平野のほぼ中央に位置しており、高速道路や新幹線の駅といった交通アクセスも良く、気軽にお立ち寄りいただけます。ものづくりのまちとして、県下有数の産業と歴史、そして緑豊かな自然が調和した地域であり、観光スポットや食、イベントを通して一年中お楽しみいただけます。今回はそんな燕市のおすすめスポットをご紹介します。

燕市とはどんな町?見出し

新潟県燕市は、信濃川から流れくる大河津分水路をはじめ、中ノ口川、西川など豊かな水に恵まれるとともに、豊かな自然をたたえる国上山など、美しい自然景観が保持されています。
また、日本さくら名所 100 選の地大河津分水桜並木で行われる豪華絢爛な「つばめ桜まつり 分水おいらん道中」は全国でも珍しい伝統行事として毎年 4 月の第 3 日曜日に開催されています。

さらに、燕市は江戸時代からの産業を連綿と伝承されてきた「ものづくり」のまちであり、現在では、国内約 95%以上のシェアを誇るスプーンをはじめ、金属洋食器や金属ハウスウェア製品の主要産地となっています。特にノーベル賞晩餐会の「カトラリー」や APECでの各国首脳へのお土産として燕の製品が採用されるなど、そのクオリティの高さは世界的な評価を得ています。

その起源は、江戸時代初期、度重なる洪水によって困窮した農民を救済するための副業として始まった「和釘(わくぎ)」が始まりと言われています。時代の移り変わりの中で、匠の高度な技術はさらに磨かれ、優れた技と創造性あふれる製品が数多く産み出されています。燕市 400 年の歴史、世界に誇る伝統の技を間近で体感してみませんか?

燕市のおすすめ観光スポット見出し

ものづくりのまちとして歴史深い燕市には特色ある観光スポットが点在しています。どれも燕市の魅力を感じることができ、1度は訪れてほしいスポットです。

燕市産業史料館

燕市の観光スポットのひとつである「燕市産業史料館」。燕市産業史料館では江戸時代から400年に渡り、連綿と続いている金属産業を生業としてきた燕の、その産業の起源、また金属産業の一大産地として全国に知られるようになるまでの苦難や変遷する産業の歴史を映像や実物展示を通して分かりやすく伝えています。

特に燕の「鎚起銅器」を中心とした名だたる職人の紹介とその作品展示は圧巻の一言です。館内では人間国宝「玉川宣夫氏」の木目金作品や目を奪われるほどの作品の造形美の数々をご覧いただけます。

2019 年 4 月のリニューアルに伴い、実際に金属産業の本格的実際に金属産業の本格的な職人体験を行うことができる施設を備え、豊富な「モノづくり」体験メニューをとおして、子供から大人まで楽しむことができます。
詳しくは、公式 HP(http://tsubame-shiryoukan.jp/index.html)まで。

住所 新潟県燕市大曲 4330-1
電話番号 0256-63-7666

国上寺

良寛ゆかりの地、国上山の中腹にある「国上寺」は和銅2(709)年に建立された、県内最古の名刹です。燕市で生まれたとされる伝説の鬼「酒呑童子」はこの寺の稚児であったという説もあります。

住所 新潟県燕市国上 1407
電話番号 0256-97-3758

千眼堂吊り橋

良寛ゆかりの国上山の中腹にあり、朝日山展望台と、晩年良寛が過ごした五合庵を結ぶ新潟の橋50選にも選ばれた「真紅の橋梁」。全長124m、橋下まで約35mあり、平成3年に完成しました。橋からは国上山の緑の木々に映えるよう、鮮やかな朱色の橋梁となっており、麓からもこの吊り橋を確認することができます。

燕市交通公園

燕市で地元の方からも人気のある施設です。子供連れの家族に最適な公園として、交通ルールを楽しく学べるほか、ゴーカードやサイクルモノレール、大規模な複合遊具が楽しめます。近くにある「燕市産業史料館」と併せて観光を楽しむことができます。

住所 新潟県燕市大曲 3375
電話番号 0256-64-4680

【2020年】新潟のおすすめ観光スポット23選!名所から穴場まで攻略ガイド | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
【2020年】新潟のおすすめ観光スポット23選!名所から穴場まで攻略ガイド | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
日本の四季を体感できる観光名所「新潟」。新潟には日本海に沈む夕陽や一面に広がる雪景色など大自然が広がっており、おすすめの観光スポットが数多く点在しています。まだ観光客に知られていない穴場のスポットも多く、子供から大人まで充実した時間を過ごすことができます。

燕市のグルメ・特産品見出し

新潟県の燕市には、美味しいグルメや特産品が種類豊富に提供されています。どれも燕市の歴史を感じられ、グルメや特産品を通して燕市の魅力を感じることができます。

背脂ラーメン

燕市で有名なご当地グルメと言えば、「背脂ラーメン」です。昭和初期、ものづくり・金属洋食器産業が盛んな燕のラーメンは、工場で残業続きの職工の要望により進化していきます。汗をかき働く人に合わせたちょっとしょっぱめのスープに、伸びにくく腹持ちのいい太い麺が特徴的です。

また、背脂でスープを覆うことで、冷めにくくなり、出前直後に食べられない職人たちを喜ばせました。更に進化を続ける「燕背脂らーめん」は味やこだわりも様々で、職人の心が生きる燕のこだわりの食文化です。

とりにくのレモンあえ

昭和56年に学校給食メニューに加えられ、子どもから大人まで多くの市民に愛されている、鶏肉の唐揚げをレモンの入った甘酸っぱいタレでからめたシンプルな料理です。
現在では、吉田地区を中心にご当地グルメとして、精肉店の惣菜をはじめ、居酒屋、中華料理店など30店舗ほどで提供され、取扱店には「黄色いのぼり旗」が設置されています。
各店でアレンジされた独自の味を食べ比べてみてはいかがですか?

 

釜飯

燕に釜飯が登場したのは昭和 30 年代。最初に提供した店が元ヤスリ製造業だったことから、釜飯は金属産業界の社長たちによって支持され、広められました。祝い事などのハレの日の宴席で食べられ、家族へのお土産として折詰が持ち帰られたことから、家庭にも浸透していきました。 店によって様々な具材、味付けが楽しめるので、どれを選ぶか迷ってしまうかも?

金属洋食器

燕市で有名な特産品が「金属洋食器」です。幾多の変遷を経て、長いあいだ培われてきた金工技術の評判により、1911年東京から高級洋食器製造の依頼を受けたことが燕の金属洋食器産業の始まりであるとされています。

世界に誇る燕の金属加工の高い技術を駆使した金属洋食器は、輝きや造形の美しさはもちろんのこと、使いやすさにおいても高く評価されています。お求めの際は、約 1 万点の地場産品を展示・販売する「道の駅燕三条地場産センター」あるいは、高品質な調理器具専門店「ハイグレードストア」ほか、地元の一流商品を激安アウトレット価格で購入できる「ストックバスターズ燕店」にお越しください。

燕市の体験見出し

燕市のものづくり体験をはじめ、気軽にできるアクティビティや、工場見学についてご紹介します。

『工場見学』(産業観光)

1816 年創業の「玉川堂」。人間国宝を輩出した、200 年続く燕市の伝統工芸・鎚起銅器の老舗です。一枚の銅板から職人の手によって打ち出される銅器は、使えば使うほど手になじみ、味わいのある光沢を帯びてきます。工房では、製作工程を目の前で見学できます。

2017年に創立50周年を迎えた「藤次郎株式会社」。そのオープンファクトリーは2018年にはグッドデザイン賞を受賞し、刃物メーカーとしては国内屈指の工場見学施設となりました。切れ味は勿論のこと、デザインにもこだわった包丁には定評があります。

そんな藤次郎オープンファクトリーでは「包丁が出来るまで」の一連の流れを見学できます。また、調理用刃物をはじめ業務用・家庭用包丁など豊富に展示・販売もしています。

誰でも自由に見学が可能で、工場ならではの音や熱気に触れて、製造工程や職人の生きた「技」を間近で体感できます。

大河津分水桜並木

雄大な信濃川の流れと美しい桜を鑑賞できる燕市で人気の大河津分水の桜並木。「日本さくら名所100選」に選定されており、大河津分水路の堤防沿いに、約2600本ものソメイヨシノが咲き誇る県内有数の桜の名所です。

4月上旬から中旬には「つばめ桜まつり」の期間中、ライトアップされた夜桜も楽しめます。また、毎年4月第3日曜日には桜並木を背景に「つばめ桜まつり 分水おいらん道中」を開催します。

燕市産業史料館 体験工房館

先ほど紹介した「燕市産業史料館」。施設内にはさまざまなモノづくり体験ができる体験工房館が備わっています。

・純銅タンブラー鎚目入れ体験¥2,200(所用時間 30 分)
     動画URL:https://youtu.be/b6SN0Nt-cyQ 

・錫ぐい呑み製作体験¥2,500(所用時間 40 分)
     動画URL:https://youtu.be/mtYHMHlDPsY 

・チタン製コーヒスプーン酸化発色¥700(所要時間 5 分)
     動画URL:https://youtu.be/5e4J5qUkGpk 

国上山トレッキング

近年日本でブームとなっている「トレッキング」。燕市でも体験でき、標高313mの国上山は初心者にも人気です。陽の光注ぐ「こもれび広場」、奇岩と老松の「蛇崩れ(じゃくずれ)」や、頂上から一望できる日本海など、満足度の高いコースです。

雪割草やカタクリ、本来なら亜高山以上でしか見られないクルマユリや「春の女神」と呼ばれるギフチョウなど希少性の高い動植物や豊かな植生に恵まれた山です。

燕市は自然に囲まれた町が魅力的!見出し

新潟県でも豊かな自然に囲まれた町「燕市」。実際に、その自然を生かした農業が盛んですが、それ以上に「ものづくり」のまちとして世界中から注目され、日本ではもちろん海外からも多くの観光客が訪れています。

燕市は見て、触れて、都会では味わえない貴重な時間を過ごせるおすすめの観光スポットです。新潟県へお越しの際はぜひ「燕市」に立ち寄ってみてください。

燕市観光協会公式サイト - TSUBAME TRIP(ツバメトリップ) | 新潟県燕市の観光スポット情報なら燕市観光協会
燕市観光協会 TSUBAME TRIP(ツバメトリップ)では、新潟県燕市の観光情報を紹介します。工場見学や体験スポット、良寛の芸術、桜まつりおいらん道中をはじめとしたイベントなど、観光スポットが盛りだくさん。世界に誇る金属食器など、喜ばれるお土産も揃います。

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投稿日: 2020年6月13日最終更新日: 2020年10月8日

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