安中市は見どころ満載の峠の文教都市！おすすめの観光スポットやグルメを紹介！

安中市は東京から約90分、軽井沢町と富岡市の間に位置するアクセス抜群の観光地です。美人の湯として知られる温泉記号発祥の地である「磯部温泉」は2019年7月に全国「恋人の聖地」に認定されています。

他にも国内最大のレンガ造りアーチ橋「めがね橋」をはじめ、旧国鉄最大の難所であった碓氷線の廃線跡を歩くことが出来る「廃線ウォーク」が人気！今回はそんな安中市の観光スポットやグルメ、体験など詳しくご紹介します。

安中市には、鉄道ファンにはたまらない観光スポットが沢山あります。たとえ特別な鉄道ファンでなくても楽しむことができるめがね橋やアプトの道などは、のんびり観光にもぜひおすすめです。

今回は、安中市のおすすめの観光スポットを4つご紹介します。国の重要文化財に指定されているめがね橋はぜひチェックです。

安中市の通称「めがね橋」として親しまれている、径間数4、長さ91ｍ、高さ31ｍでわが国最大の煉瓦づくりアーチ橋です。明治25年に完成し、アプト式鉄道を支えてきましたが、昭和38年新線開通に伴い廃線となりました。平成5年に国の重要文化財に指定され、平成14年廃線敷を利用した遊歩道「アプトの道」として現在は橋上を歩くことができます。

アプト式鉄道時代の廃線敷を利用して、横川駅～めがね橋の間の約5kmを遊歩道として整備されました。アプトの道は国の重要文化財である旧丸山変電所をはじめ３つの橋梁と５つの隧道があり、めがね橋を代表する鉄道煉瓦構造物群などの碓氷峠鉄道遺産にふれることができます。

安中市の熊野神社は、碓氷峠の頂上に位置し、昔は「碓氷権現」または「熊野権現」といわれました。県境にあり、群馬県民は「熊野神社」と呼び、長野県民は「熊野皇大神社」と呼んでいます。この神社に残る古鐘は、群馬県指定重要文化財にも指定されていて、鎌倉時代に松井田一結衆により寄進されたものです。境内には三本社があり、中央の本宮は境界上に右手新宮は群馬県側、左手長野県側に那智宮があります。

安中市の碓氷峠鉄道文化むらは、碓氷峠の鉄道の歴史を展示する鉄道資料館、実際に乗車できるSLや鉄道模型、野外展示ゾーンには蒸気機関車や電気機関車などがずらりと並んでおり「見て、触れて、体験できる」をテーマに平成11年に整備されたスポットです。

また、遊歩道アプトの道と平行して「文化むら」から「峠の湯」間をトロッコ列車が走り、家族づれや鉄道ファンで賑わっています。

安中市には美味しいグルメや特産品もそろっています。お土産としても手ごろな特産品が揃っているのも嬉しいポイントです。

ここでは安中市のグルメ・特産品を4つピックアップしてご紹介します。安中市観光のランチなどにもぜひおすすめです。

磯部せんべいは、小麦粉と砂糖、磯部温泉の鉱泉水を使用して作った磯部温泉名物です。磯部温泉の鉱泉水の炭酸含有泉は日本有数で、これを含ませ練り焼き上げると、サクっとした歯応えに口の中では溶けるような軽い舌触りの磯部せんべいが出来上がります。

磯部せんべいは店舗毎に異なった味、風味が楽しめます。お子さまも安心して食べられるお菓子です。卵は不使用です。

安中市のおぎのや 峠の釜めしは、益子焼の土釜に鶏肉・筍・椎茸・ごぼう・栗・杏子など9種類の具材とご飯を入れ込んで作られます。

昭和33年発売当初より好評で、サービスエリアやコープなど安中市の色々な場所で販売されています。店舗での食事もぜひおすすめです。

安中市の秋間梅林は、秋間川上流の丘陵地に広がる梅林です。約50ヘクタールの広大な丘陵に約35,000本の紅白梅が咲き誇る景色は圧巻で、2月下旬から3月末にかけ秋間梅林祭が開催され、早春の満開時には多くの観光客で賑わいます。そんな秋間梅林の梅を使った梅干しは、お土産品として人気！ぜひおすすめです。

熊の平駅の名物の「峠の力餅」は、中山道時代、旅人が険しい峠越えで力をつけた名物です。創業250余年、安政遠足マラソンの時に若武士達をねぎらったお菓子が碓氷貞光の力餅と言われています。ひとつひとつ手作りされていて、からみ、ごま、きなこ餅の3種類があります。

峠の力餅を販売する玉屋ドライブインは、碓氷線廃止後、旧国道沿いで営業していて、店内では平成9年廃止時のビデオ、アプト式鉄道ビデオも見ることができ、。雑誌や鉄道写真もあります。食事をしたり、あんころ餅を食べながら一服するのがおすすめです。

安中市の体験では鉄道にまつわる体験や、ゆっくりと浸かる温泉などがとても人気です。地元の特産品にまつわる体験などもあり、安中市をたっぷり体験できるのが魅力です。

安中市観光でぜひとも体験してほしい、人気の体験を4つご紹介します。体を動かしぜひ五感で安中を楽しんでみてください。

安中市の廃線ウォークは1997年9月30日に最終運行となり、別れを告げた信越本線新線の横川〜軽井沢区間をガイド付きで歩く体験です。ガイド付きなので、列車に乗って峠を越えたことがある方も、映像や写真でしか見たことのない方も楽しんでいただけるように、写真撮影の時間などゆっくりと楽しめる行程設定となっています。

安中市のもぐる温泉は、新源泉湧出をきっかけにオープンした公営の日帰り温泉施設です。大浴場、露天風呂、大広間などがあり、気軽に立ち寄れてゆったりとくつろげると、旅行者にも市民にも人気です。

中でも最近特に人気が高いのが「恵みの湯」内にある、“砂塩風呂”。太古の海水が地下に貯まった「化石海水」を利用した、塩分濃度が高い磯部温泉の特色を活かし、デトックス効果の高い「砂塩風呂」は冷え性の方にも好評で、美容効果も期待できます。

白い砂とミネラルたっぷりの塩をブレンドした砂塩風呂は、血行と発汗を促進し、新陳代謝を活発にします。砂塩風呂のあとは薬草茶でゆったりと過ごし、気持ちも体もデトックスされるひとときが体験できます。通常の日帰り入浴施設も利用可能d酢。

磯部温泉中心街に11店舗の磯部せんべい店を巡りながら食べ歩く“磯部せんべいサクサクツアー”。受付後、各店舗でせんべいと交換できる引き換えチケットとスタンプ台紙をお渡しいたします。

各店を巡り、疲れたなと思ったらせんべいストリート沿いの足湯を楽しんでください。コンプリートした方にはサクサクツアーの記念グッズも差し上げています。

安中市内にある天保3年（1832年）創業の醤油や「有田屋」で、醤油しぼり体験をすることができます。まずは、有田屋のこれまでの歴史の説明を聞いていただいた後、天然醸造の醤油蔵を見学することができます。

醤油の香りに包まれながら見学してみませんか？その後は、もろみを使った醤油しぼりを体験します。絞った醤油を瓶に入れて、オリジナルのラベルを付けて、世界に一つだけのマイ醤油を完成させましょう！

安中市では色々なサービスも展開しています。安中市観光にも役立つ安中市のサービスにはぜひ一度目を通しておきたいところです。

安中市の新しいサービスを2つご紹介します。より安中市を詳しく知ることができる便利なサービス！ぜひ活用してみて下さい。

安中市の新サービスとして、あんとりっぷ冊子がデジタルで読めるようになっています。あんとりっぷは、安中市の観光体験プログラムを集めた予約サイトで、冊子には安中市観光に役立つ沢山の情報がラインナップされています。過去のバックナンバーも遡って読むことができるので安中市についてより詳しく知ることができます。

安中市では人気の廃線ウォークをVRで体験することができます。VR映像では普段は立ち入ることができないトンネル内部や線路上を進み、360度の景色を楽しむことができます。映像内では日本マイクロソフトが開発した女子高生キャラクターAI「りんな」が、かつて信越本線を走っていた「特急あさま号」の当時の車内放送も再現しています。

安中市へのアクセス方法は、JR長野新幹線を利用の場合、東京駅から約60分、長野駅からは約50分です。また、JR信越線を利用の場合は、東京駅から高崎駅経由で磯部駅まで約80分、横川駅まで約95分です。

車の場合は練馬ICから約120km、長野ICからは約90kmです。新潟方面からの場合は新潟西ICから約250kmです。

いかがでしたでしょうか。安中市は鉄道に関わる様々な観光スポットを備えた見どころ満載の文教都市です。

美味しいグルメや人気の体験、日本を代表する観光スポットなど、ぜひ楽しんでみてはいかがでしょう。

画像提供依：安中市観光機構