ハイキューの聖地・岩手県軽米町ってどんな場所?
古舘春一氏の原作バレーボール漫画「ハイキュー!!」。ハイキューはアニメの中で舞台は宮城県となっていますが、原作者の岩手県軽米町がモデルになって漫画が描かれています。
軽米町は街のほとんどが森林で、農業と林業がメイン産業で人口の減少で過疎になりつつある小さな町です。そんな街が2014年頃から若者が訪れる町として雰囲気が変わってきました。
2012年のアニメ「ハイキュー!!」の人気の高まりと共に、ハイキューの聖地「軽米町」に行きたいというファンが増えています。そんな方は必見、人気の岩手県軽米町のハイキューの聖地をご紹介いたしましょう。
アニメの舞台となった高校やバレーの試合会場もリサーチ!
岩手県軽米町には、アニメハイキューの舞台となった実際の高校やバレーの試合会場も実在します。ハイキューファンには、外せない人気の聖地が沢山です。
アニメの場面が想像されるほど酷似した聖地は、ハイキューファンなら誰しも訪れてみたいと感じる場所ばかりです。アニメハイキューの本を手に、同じ場所を探して岩手県軽米町を観光してみましょう。
聖地巡礼の前におさらい!ハイキューとは
ではアニメハイキューを知っている人も知らない人も、ハイキューのアニメのおさらいをしておきましょう。アニメの内容をしっかりと理解していくと、ハイキューのアニメのその場面に行った時の感動は計り知れないものがあります。
きれいな軽米町の観光をするのではなく、ハイキューのアニメの中に入り込んだかのようにハイキューの聖地「軽米町」を散策してみましょう。
ハイキューの舞台のモデルは岩手県軽米町
アニメハイキューのモデルは岩手県軽米町になります。作者の古舘春一氏の出身地である岩手県軽米町には、アニメの中で出てきた場所が沢山実在しています。
烏野高校のモデルは作者の出身校の軽米高校は。日向たちが日常の学校生活を過ごす高校そのものが見られる場所であると言われています。
そんなハイキューの聖地と言われる軽米町は、岩手県の北部に位置する人口1万人の小さな町です。そんな小さな岩手の街が、数年前から至る所がアニメハイキューだらけになっていると言われています。軽米町をあげてハイキューを応援している聖地になります。
ハイキューの登場人物
アニメハイキューの登場人物は、バレーボールをテーマにした熱いかっこいい学生です。主人公の日向翔陽はバレーボールをするには低身長であるが、春高バレーで小さな巨人と呼ばれる選手を見てバレーにあこがれを頂く主人公。
またコート上の王様と異名を持つ影山飛雄とは、中学バレーではライバルでしたが、後の高校では同じバレー部になります。澤村大地は、烏野高校の3年生でチームを支える主将。副主将は、高い洞察力を持つ司令塔菅原 孝支。
ハイキューのストーリー
アニメハイキューはバレーボールに青春をかける学生の熱い青春アニメになります。このアニメは主人公がテレビで見た低身長でありながらその並外れた跳躍力で、飛ぶようにバレーをする選手を見ることから始まります。
中学バレー部では、公式戦にでることもない選手でしたが、最後の公式戦で中学強豪校と当たります。ここでは惨敗してしまいますが、これが主人公の日向翔陽に火をつけます。
高校バレー部での活躍と烏野高校のメンバーの個性豊かなキャラクターが人気の、高校バレー部のアニメ。
ハイキューは昔はやった、アニメマンガスケットボールの第二のブームを引き起こしたアニメとも言われています。昔スラムダンクに夢中になった世代もハマるであろう、青春ストーリーが面白いアニメハイキューです。
ハイキューの聖地・岩手県軽米町への行き方
ではハイキューの内容をしっかりとアニメで予習し、ハイキューの虜になったら、ぜひ軽米町のハイキューの中に出てくる聖地に行ってみましょう。
各場所ではハイキューで出てきた同じ場所がたくさんあります。アニメの景色がよみがえるかのような軽米町の各聖地を散策してみましょう。
まずは岩手県軽米町への行き方からです。岩手県の青森よりとかなり北部にあります。その為行きにくいと感じる方も沢山です。
公共交通機関や自家用車でアクセスするにはどのように行けばいいでしょうか。また大まかな所要時間も参考にしてください。
公共交通機関での行き方
まず遠方の方は飛行機でアクセスする方法を見てみましょう。軽米町に一番近い飛行場は青森県の「三沢空港」になります。三沢空港へは、札幌から50分、東京羽田空港から1時間20分程、大阪伊丹空港から1時間35分程になります。
三沢空港からは、十和田観光電鉄の三沢空港路線バス1400円で八戸八日町着です。次に八戸中央通り発の1140円の南部バス軽米仲町へ到着いたします。
少々時間はかかりますが、土日では空港着10時前で、軽米町着は15時前になります。途中で寄り道をして観光を楽しむのもおすすめです。
車での行き方
車でのアクセスも可能です。上記の飛行機のアクセスで三沢空港を利用して、そこから空港レンタカーで軽米町へ行くのもおすすめです。50分でアクセスが可能です。
また各地域から軽米町へは、東北から東北ハ戸自動車道「浦和I.C」では約7時間35分、「花巻空港I.C」からは約1時間45分、「八戸I.C」から約15分となります。
岩手県軽米町のハイキューの聖地巡礼スポット
それではお待ちかねのハイキューの中で出てくるモデルとなった、軽米町の場所を見てみましょう。軽米町内にはたくさんの場所で、ハイキューとコラボしたポスターや看板が挙がっています。近くに軽米町全体がハイキューの聖地と言っていいほど盛り上がっている場所ですので、どこを見ても楽しい場所ばかりです。
烏野高校のモデルとされる「岩手県立軽米高等学校」
まずハイキューファンが必ず訪れたい聖地は、烏野高校ではないでしょうか。主人公がバレーを通して学生時代を過ごす高校です。こちらの高校は作者の出身校でもあり、より一層ハイキューファンとしては見ておきたい聖地と言われています。
こちらのハイキューファンにはぜひとも行きたい聖地ですが、今も実際に高校として学生が通う場所です。その点をしっかりと考えてハイキューファンは訪れてみましょう。
住所 | 岩手県九戸郡軽米町大字軽米9-34-1 |
しまだマートのモデルとされる「たけさわストア」
ハイキューの聖地タケサワストアは、烏野高校1年の山口が試合に出られずジャンプフローターサーブの練習をして次の試合で貢献すべく特訓をする場所になります。
タケサワストアの駐車場がモデルで、ハイキューでは嶋田マートと名前が変更され、ここの店員がサーブを教えるというシーンで描かれています。聖地となるタケサワストア内にはたくさんのハイキューグッズが販売されています。ぜひ立ち寄ってハイキューのお土産を探すことのできる聖地です。
住所 | 岩手県九戸郡軽米町軽米第8地割12 |
坂ノ下商店のモデルとされる「兼田商店」
こちらの聖地は軽米中学校と軽米高校の交差点にある小さな商店で、練習後に肉まんを食べていたり、インターハイの当日に澤村大地と菅原考支、東峰旭の3人が出会う道も商店の前がモデルになった聖地です。
こちらの聖地は70mの短い坂道が続きます。短いものの坂が中々地味にきついと言われます。主人公たちが通った商店の店先の雰囲気や道路の様子が忠実に再現されている聖地です。
住所 | 岩手県九戸郡軽米町大字軽米第9地割34-7 |
狐爪と黒尾がバレーの練習をしていた「雪谷川河川敷」
こちらのハイキューの聖地とされる場所は、烏野と因縁のライバル校との回想シーンで座っていた土手、また二人が練習していた場所になります。
ハイキューのアニメの中のシーンの図案とぴったり一緒の場所に座って、ハイキューの場面を思い起こしてみましょう。
こちらの場所は広い河川敷で草が青々と茂り階段でゆっくりと写真を撮ることができます。ハイキューのアニメの世界が実際に広がるうれしさと共に、軽米町ののどかな景色も堪能することができます。
住所 | 岩手県九戸郡軽米町大字軽米 |
翔陽が烏野高校の試合を偶然見た「舘坂電器商会」
こちらのハイキューの聖地は、翔陽が鳥野高校の試合を店の外から見ていた電気屋さんになります。モデルになった舘坂電器商会には路面に向かってテレビは設置されていませんが、お店の外観がモデルになっています。ハイキューの中ではユキガオカデンキとなっています。
住所 | 岩手県九戸郡軽米町大字軽米第8地割81-3 |
遠征先の森然高校のモデルとされる「軽米町立軽米中学校」
こちらのハイキューの聖地はアニメの中で再現度が高いと評判の聖地です。軽米町立軽米中学校は、東京の遠征先の森林高校のモデルになっています。
特に階段から見える校舎の図案がアニメの中と酷似していると言われています。同じ角度で写真に収めたくなるほどの軽米中学校は人気の聖地です。軽米高校や兼田商店の近くにあります。
住所 | 岩手県九戸郡軽米町大字軽米6-17-1 |
市民体育館のモデルとされる「軽米町民体育館」
ハイキューファンには熱くなると言われる聖地「軽米町民体育館」です。この体育館では中学時代の日向が影山に再戦を誓った場所。
この聖地に来るだけでハイキューファンはアニメの場面を思い出し、感動すると言われている聖地です。外の階段の特徴的な構造が再現された人気の聖地です。
住所 | 岩手県九戸郡軽米町大字軽米第6地割34-1 |
ランニングコースとして登場「軽米町歴史民俗資料館入口の通り」
こちらの聖地は、軽米町歴史民俗資料館入口の通りです。ハイキューの中で部員のランニングコースとして描かれています。軽米高校のすぐ横にある場所です。
ハイキューの部員たちと同じようにランニングをしている写真を撮ってみましょう。日向と影山が張りあって走りみんなとはぐれる前に走っているコースと酷似しています。よく見ると博物館の看板も描かれています。
住所 | 岩手県九戸郡軽米町大字軽米第9地割53-1 |
軽米町以外のハイキューの聖地巡礼スポット
では軽米町の聖地をご紹介してきましたが、お次は軽米町以外の聖地巡礼で人気のスポットを見てみましょう。軽米町にはたくさんの聖地があります。すべての箇所を回ったら次は場所を移動して、ハイキューのモデルの聖地を巡ってみるのがおすすめです。
ハイキューには登場人物や場所の名前が岩手県の実際にある場所の名前からとられている箇所がたくさんあります。そのスポットはハイキューの中では描かれていなくても、ハイキューの聖地として巡礼する人がたくさんいます。
金田一勇太郎の名前の由来とされる「金田一温泉」
ハイキューのこちらの聖地は、青葉城西のらっきょヘッドと呼ばれる金田一勇太郎は、こちらの金田一温泉の名前から来たと言われ、ハイキューの聖地となっています。
金田一温泉は座敷童で有名な温泉街で、軽米町周辺で唯一の宿泊施設であることから聖地として人気のスポットになっています。
特に「おぼない旅館」はハイキュー聖地として人気で、ハイキューグッズやサイン色紙がありハイキューファンに人気のお宿となっています。
住所 | 岩手県二戸市金田一馬場 |
岩泉一の名前の由来とされる「岩泉町」
青葉城西の天才セッターとコンビを組んだ岩泉の名前の由来となった岩内町。聖地とされる岩内町では、道の駅にハイキューグッズがたくさん並んでいます。2016年の台風の水害で道の駅は被害にあいましたが、作者やファンの援助により、再び聖地として人気のある場所になっています。
住所 | 岩手県下閉伊郡岩泉町乙茂乙茂90-1 |
仙台市体育館のモデルとなった「カメイアリーナ仙台」
こちらも聖地もモデルになった体育館との再現度が高いと人気の聖地です。カメイアリーナ仙台は県予選が開催された体育館です。
仙台市体育館となっていますが、入り口の屋根の部分や自動ドアの部分が酷似しています。ハイキューファンは烏野高校と青葉城西との熱線がこの聖地に来ることによって、よみがえってきます。
アニメの中に何度も登場する「東京駅」
ハイキューの中で何度も登場するのがこちらの聖地東京駅です。東京にいればすぐ行ける聖地として知られています。
全日本ユース強化合宿に参加する影山が利用している東京駅です。いつも使っている駅が聖地として描かれています。
住所 | 東京都千代田区丸の内1丁目 |
全日本ユース強化合宿の会場「味の素ナショナルトレーニングセンター」
ハイキューの全日本ユース強化合宿の海上となっている場所が聖地となっています。こちらはオリンピックなどに参加する選手が利用する施設になるので、一般の方が入ることができませんのでご注意ください。都営地下鉄三田線の本蓮沼駅から徒歩10分ほどのところにあります。
住所 | 東京都北区西が丘3丁目15-1 |
ハイキューの聖地巡礼する際の注意点・マナー
ではハイキューの聖地巡礼をする際に気を付けておきたい点がいくつかあります。聖地として町ぐるみで宣伝している軽米町ですが、聖地とされるものに多くの学校や公共施設があります。
中学や高校では平日はもちろん授業をしています。そんな時に外からでも、写真を撮ったり騒いでいると日常生活に支障をきたします。
ハイキューの聖地である前にどんな施設であるかしっかりと確認して、それに合わせた見学の仕方をしてみましょう。
学校や体育館は許可なしで立ち入らない
特に中学校や高校、体育館が聖地として実際の場所が案内されています。平日や体育館で催しをしている時は立ち入りしないようにしましょう。
学校は特に不法侵入にあたります。学生の学業に臨める環境を第一に考えて、外からそっと見学をして聖地巡礼をしてみましょう。
近隣住民への迷惑にならないようにする
そしてハイキューの聖地には、小さな商店や河川敷や一般道も多くあります。小さな軽米町ですのでたくさんの人が行ってワイワイ道をふさいだり、記念写真をしているとびっくりされます。
近隣には住民の方が暮らしている環境であることを理解して、その聖地に合った聖地巡礼の仕方を心掛けてみましょう。
写真は他の人や家・車のナンバーが写りこまないように撮影する
そして聖地巡礼をする方はスマホで、アニメの場面と同じ図案でカメラに収めたいものです。そんな時は軽米町の住民の個人情報になるものが映り込ませないように注意しましょう。
個人の顔や学生の名札、車のナンバーなどが要注意です。SNSにアップしたときに個人が特定できる内容の写真は問題があります。
店内の撮影はお店の人に許可を取ってから行う
そしてハイキューの聖地には、個人の商店や地域の商店がモデルになっています。お店の中でハイキューグッズを販売している、ハイキュー応援のお店も多くありますが、そんな時でも写真をとってもいいか確認を取りましょう。
普通お店に入って店内の写真を撮る行為は不振です。周りの状況をしっかりと確認しながら、一般常識の入んで聖地巡礼を楽しみましょう。
軽米町でハイキューグッズを購入
軽米町とその周辺で聖地巡礼と共にグッズも購入できるのか見てみましょう。軽米町のモデルとなっている聖地でも何店舗かではグッズの販売がされています。
聖地とされるお店で、一緒にハイキューグッズもゲットしてみましょう。これまで紹介した場所の中からもご紹介です。
まずはたけさわストアでは、ハイキューグッズが販売され、店の至る所にハイキューグッズが展示されています。普通の地域のスーパーですが大きなポスターやおお土産が多数販売されています。飲み物や食事を買うことももちろん可能です。
おぼない旅館では、ハイキューファンのために、ハイキューグッズを集め作者のサイン入り色紙まで展示されています。
ハイキュー部屋が存在し、ハイキューのタオルやクッション、ハンガーやごみ箱やお風呂用のバックに至るまでハイキューで統一されています。ハイキューファンが殺到するお部屋が用意されています。
道の駅岩泉では、グッズの購入が可能です。2016年にはハイキュー公認グッズの販売が始まりました。ここに行けばハイキューグッズの購入と、等身大パネルで記念写真も可能とファンの聖地でも人気のある場所になります。道の駅の休憩スポットの一角でゆっくりと休憩しながら写真をとることができます。
マナーを守ってハイキューの聖地巡礼を楽しもう!
いかがでしたでしょうか。ハイキューは岩手県の北部にある軽米町をモデルにした場面が多く使われている漫画です。
実際に軽米町に行ってみるとアニメの中で出てくるものとそっくりな景色が広がります。ハイキューファンはこのアニメの世界を実際に肌で感じて感動するほどです。
実際に今もある学校や体育館、商店がモデルですので、近くで写真を撮ったりお店の中でハイキューのグッズを集めるのもおすすめです。岩手県に足を運んで周辺の観光と共に聖地を巡礼してみましょう。
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