神奈川県のグランピングスポット13選！日帰りでも楽しめるおすすめ施設もあり！

「グランピング」が定着して数年が経った今、必ずしも自然豊かなエリアに行かなければならないわけではなく、都会に近い場所でもグランピングできるようになっています。

日帰りでも行ける施設や、宿泊施設に多様性がある場所、料金が高くない、インスタ映えするなど、グランピングの選択肢が増えました。

しかも、都内から近い神奈川県内が今グランピングで人気のエリアになっています。今回はそんな神奈川のおすすめグランピング施設などを紹介していきます。

グランピングは実は日本では2015年くらいから増え始めています。すでに定着しているくらいで、今さらグランピングとはなにかと聞きづらいでしょう。

ここではそんなグランピングとはなにかを紹介します。魅力やどんな施設を利用するのか、また利点などを見ていきましょう。

そもそもグランピングは新しい造語です。英語の魅力的、華やかなを意味するグラマラス、それからキャンピングを組み合わせています。つまり、グランピングは「魅力的なキャンプ」という意味です。

普通のキャンプはある程度知識が必要ですし、未経験だと意外と大変です。気温や虫などの問題、食事を作るのも難しいでしょう。

だから、ホテルや旅館などの宿泊施設を利用したいという人も多いです。とはいえ、キャンプは自然を満喫できるメリットがあります。

そこで、グランピングはキャンプのいい面だけを抽出して、ホテルなどの宿泊施設を利用するのと同じくらい気軽にキャンプできるのがグランピングです。

その最たる魅力のひとつが、手ぶらで行けることです。施設にすべて揃っているので、そこに行けばいいだけなのです。

グランピングは前項で紹介しているように、道具はすべて宿泊施設に揃っています。キャンプ用品から食事の材料までなんでも揃っています。

これはすなわち、誰でも利用しやすいというメリットがあります。道具も初心者でも扱えるものが揃っていますから、気軽に施設を利用できるのがグランピングの魅力です。

しかも、今回紹介するグランピングの宿泊施設は、神奈川県内にありますので、東京都あるいは関東在住の人はより気軽に遊びに行けるのでおすすめです。

グランピングが気軽にキャンプのいいところだけを享受できるのが魅力ですから、宿泊施設そのものも快適です。テントも重厚な造りであることが多いですし、施設によってはバンガローやキャンピングカーもあります。

施設内にはトイレはもちろん、レクリエーション各種が楽しめるもの、食事を作る場所などもあります。

さらに言えば、テントなどにエアコンを完備していることもありますので、料金次第でほとんどホテル感覚で利用できるのがグランピングのメリットです。

グランピングが定着した今、必ずしも自然豊かなエリアに行かなくてもできるということもまた魅力になりつつあります。特に神奈川県なら都心から近く、かつ神奈川県内に自然もあれば、都会的なエリアもあります。

特に都内や関東に住んでいる人には神奈川でのグランピングはおすすめです。日帰りでも行ける距離感ですし、料金もだいぶ落ち着いています。

ここではそんな神奈川県内でグランピングをすることがおすすめの理由を見ていきましょう。都心から近いという以外にもこのエリアに行くべき事情が見えてきます。

神奈川県でグランピングをすることのおすすめは、まず宿泊施設、あるいはグランピング施設が駅から近いという点です。神奈川ですので首都圏ですから、路線や駅が多く、必然的に施設が駅近になります。

グランピング施設が駅近だと、手ぶらで行けるのはもちろん、自宅から日帰りで行けるというメリットも生まれます。これによって、利用料金も安く抑えるという効果も出ます。

神奈川県は今グランピング施設が増えていますので、それぞれの施設が特徴を出そうと頭をひねっています。幸運にも神奈川は自然も多いので、そのあたりには問題はなさそうです。

というのは、神奈川のグランピング施設は自然豊かであることから、写真映えする施設が少なくないのです。日帰りでも宿泊でも、思い出を写真に収めることができるメリットがあります。

神奈川でのグランピングがおすすめなのは、都心に近いことから日帰りでも楽しめることです。グランピングは必ずしも宿泊が必須ではなく、日帰りでも十分にその魅力を享受できます。

ここではそんな神奈川県内の日帰りでグランピングが楽しめるおすすめの施設などを紹介します。料金なども取材時のものですが公開していきます。

ロックヒルズガーデンはおすすめの都会派グランピングです。ここは宿泊施設ではなく、日帰りグランピングに特化したような施設になっています。

まず、場所が都会です。JR川崎駅から徒歩5分の場所にあります。ビルをグランピング用にフルリノベーションし、屋上でバーベキューが楽しめます。

ほかにも貸し切りパーティーや企業研修にも利用できるなど、選べる部屋やコースが多数あるのもロックヒルズガーデンがおすすめの理由です。

ロックヒルズガーデンの料金体系を紹介します。以降の施設も同様ですが、取材時の料金であり、代表的な価格帯をピックアップしています。

代表的なコースは「SHARE STYLE BBQコース」で、ひとり5000円です。場所と料理込みで、もし料理持ち込みのコースですとひとり3000円ですから、このBBQコースがおすすめになります。

ほかにも子ども料金設定や、各種コースの料金設定もあるので、細かく知りたい場合はロックヒルズガーデンのサイトや電話で確認してみましょう。

ここもまた日帰りでも楽しめるグランピング施設です。宿泊施設にあるのですが、ホテルの上にあるので、グランピング施設というわけではありません。場所は新横浜プリンスホテルです。

ルーフトップのビアガーデンで雰囲気だけでもグランピングを楽しもうというコンセプトになっています。毎年期間限定ですので、開催中にぜひとも足を運んでください。

新横浜プリンスホテルのグランピング体験の魅力は、様々なコースがあるので、料金も選べる点は大きなメリットでしょう。宿泊者でなくても利用できるので、日帰りグランピングとしては最高です。

ランチもあり、この場合は3500円のコースがおすすめ。ディナータイムであれば飲み放題プランがついたオータムセットが5000円です。

オータムセットよりも安い料金、高いコースもありますし、アラカルトで単品注文もできます。各コースに飲み放題をつけることも可能です。

また、グランピング体験だけでなく、ホテル宿泊もセットになったプランもありますし、期間限定プランもあるので、公式サイトは要チェックです。

上郷･森の家は神奈川県横浜市にあるキャンプ場です。都心から車で1時間程度で来られますし、なにもかも揃っているので、手ぶらで楽しめるグランピング施設です。

施設のテントは4人用6人用があり、日帰りのバーベキューエリア（1区画8人分）もありますから、様々な集まりに利用しやすいです。

上郷･森の家の利用料金は、通常シーズンのスタンダードで大人が4940円からです。素泊まりの料金で、食事付きの場合は食事の回数により、5760～7920円です。

食事も1食820円からありますので、安い設定です。ほかにも子ども料金もありますし、実はここは神奈川県横浜市の施設であるため、横浜市民は1000円割引が特別に用意されます。

前章では主に神奈川県内で日帰りで楽しむためのグランピング施設を紹介しましたが、ここからは神奈川内の宿泊をおすすめしたいグランピング施設を見ていきましょう。より充実した宿泊施設が魅力のグランピング場です。

神奈川県の人気エリアである茅ヶ崎市にあるグランピング施設です。宿泊がおすすめとはいえ、神奈川県内ですから都心から電車でも行きやすいです。JR茅ヶ崎駅からバスで茅31系統、33系統、35系統、37系統に乗り、浜見平団地で下車します。

このキャンプ場は海にも近いので、オールシーズンで様々な景色などが楽しめるのもこのグランピングの魅力です。

宿泊料金は、通常シーズン（夏場）でテントサイトが3660円からあります。日帰り利用も可能で、同じ条件で3140円からになります。この根差であれば日帰りより宿泊がおすすめです。

ほかには日帰りでかまどだけを借りることも可能です。また、神奈川県茅ケ崎市市民は特別割引もあります。

ウェルキャンプ西丹沢は神奈川県内の山奥、西丹沢にあるキャンプ場です。グランピングの施設もあり、敷地は30万坪と広大です。

神奈川県とはいえ富士山にほど近い自然の中にあり、かつ各種オートサイトやコテージがありますし、さらに露天風呂やドッグラン、釣り堀、天然プールなどもあります。釣り堀ではニジマスが釣れ、近くで焼き立てパンも買えます。

料金は、エアコン付きでペット可のコテージで9300円から。しかも6～10人で宿泊可。ほかの料金は電源付きのテントサイトが5500～8100円、電源なしが4500～7000円となっています。日帰りの利用は同じテントサイトで3500～4800円が標準料金です。

2012年開業の神奈川県は南足柄市にあるキャンプ場です。夕日の滝近くにあり、キャビンサイトとテントサイトでグランピングが楽しめます。

キャビンの裏手には川があるので、神奈川県とはいえ天然の川で遊べる上、夕日の滝や足柄峠の金時山も近く、大自然を満喫できることでしょう。ときにはイベントやテント展示会も開催しているので、アウトドアファンは注目です。

ここは原則は家族利用に限るため、わりと安心してグランピングを楽しめることでしょう。料金設定はテントサイトで5名4000円から、キャビンサイトで10000円から。道具などもレンタルで用意していますので、車で訪れるだけでグランピングを堪能できることでしょう。

清川リバーランドは神奈川県は愛甲郡清川村にあるキャンプ場です。総合アウトドアレジャーランドとも謳っており、大自然の中、キャンプやグランピングだけでなく、バーベキューのほか、釣りや魚のつかみどりも楽しめます。

バーベキュー施設は屋根付きですし、大自然で大いに遊べるので子どもには最高の環境です。疲れたらそのまま宿泊するコテージやバンガローで休めるので最高です。

宿泊料金はバンガローで、通常シーズンが5500円、ハイシーズンで6600円になっています。コテージは通常時が16500円、ハイシーズンで22000円です。いずれも6人用なので、一般的な世帯数なら追加料金不要です。

グランピング施設でもあるので、様々な道具がレンタル可能です。上記の料金とは別途でかかりますが、安い料金で借りることができます。

神奈川県は箱根の芦ノ湖畔にあるキャンプ場です。実はここは芦ノ湖のレイクサイドで唯一のキャンプ場で、貴重なエリアでここでしかできないグランピングを楽しめます。

このキャンプ場は富士箱根伊豆国立公園内にあり、敷地も約2万坪と広大。神奈川とはいえ、都会では味わえない大自然を満喫することができることでしょう。

宿泊料金は施設形態で変わります。ケビン棟では12000円から40000円、テントサイトが2000円から4000円、オートキャンプですと4500円から13500円という設定です。それぞれに日帰りの設定もあります。

このほかにもレンタルグッズやレンタルサイクルなどもあります。共同浴場も有料で用意されていますので、大浴場を楽しめるのも魅力です。

PICAさがみ湖はテーマパーク「がみ湖リゾートプレジャーフォレスト」内に併設されたキャンプ場ですので、日本では特殊なグランピング施設と言えます。とはいえ、神奈川県内なので、都心から1時間ほどで来ることができます。

遊び心満載の施設なので、家族連れにおすすめで、常設テントサイトは、テントを傾斜を利用して立てているので、テントからの眺めが抜群です。石老山の景色が素晴らしいと高評価です。

常設テントは車の乗り入れができず、かつエアコンがありませんが、ひとり6400円からとなっているのでおすすめです。また、セットアップテントサイトは7800円からなので、こちらも安いという印象です。

神奈川県内にグランピング施設がたくさんあることはもうすでにおわかりでしょうが、まだまだそれだけではありません。ほかにも神奈川県内にはたくさんのグランピング場があります。

ここではそんな神奈川県グランピング場の中でも、写真映えするようなお洒落な施設を紹介していきます。

ここはスノーピークと観音崎京急ホテルのコラボレーションで実現した、三浦半島の東端でグランピングを楽しむ施設です。世界的建築家である隈研吾氏がデザインを手がけたモバイルハウスに宿泊ができます。

お洒落な宿泊施設だけでなく、小物などすべてがスノーピーク製品なので、贅沢、かつお洒落で写真映えするアウトドア体験ができます。

ここは写真映えするほどのコンセプトを備えた、やや高級なグランピング施設です。そのため、神奈川県とはいえ都心の高級ホテルと大差ないくらいの料金設定になっています。

まず、平日でも2人で54000円から、週末で62000円から、ハイシーズンですと84000円となっています。今回紹介する神奈川県のグランピングの中ではトップクラスの料金です。ただ、その料金に見合った満足度があることは請け合います。

ヨットのグランピングという、海ならでは、あるいは神奈川県ならではといえるグランピング施設です。フランス製大型ヨットを貸し切り、船上で最高級のグランピングを体験します。

船にケータリングが届けられ、プールサイドでバーベキュー、さらにクルージングに釣り、様々なマリンスポーツを堪能できるという、1日たった1組のみのオンリーワンな船上グランピングです。

世界的に見ても珍しい船上グランピングは、料金非公開になっています。公式サイト上には掲載されていません。というのは、予約時に人数や希望を聞き取りし、その時点でプランが作成されるからです。

つまり、この船上グランピングは究極の、カスタマイズ高級グランピングです。日本最高峰のグランピングと言っても過言ではありません。

湘南鎌倉におけるオーシャンビュー・グランピングリゾートとしては人気ナンバーワンなのが、このジ・アウトです。神奈川県のこのエリアではグランピングの老舗と言われています。ネイチャーヒーリングが中心の施設なので、雰囲気がよく、お洒落で若い人を中心に人気があります。

神奈川の人気エリアである稲村ガ崎のオーシャンビューが魅力のこのグランピング施設の料金は、1泊あたりの基本料金は2人分で39000円です。一見高そうですが、この料金には調理器具や食器、寝袋などのレンタル料も含まれています。

里楽巣とかいてリラックスと読むこのグランピング施設は、その名称通り、リラックスをコンセプトにしています。キャンプ場ではありますが洋室タイプのほか、珍しいのは畳敷きのタイプもあります。

大人のリラクゼーションがコンセプトで、食事は旬の野菜などを敏腕のシェフが調理して提供してくれます。高級感がまたこのグランピンの魅力です。

料金はレギュラーシーズンで2人あたり42000円からです。小学生以下は半額、3歳以下は無料なので、家族利用にも向いています。

神奈川県のグランピング場の中でも特におすすめの13施設を紹介しました。神奈川のグランピング施設はどこも車や電車などで行けるような、アクセスのいい場所ばかりです。

グランピングの魅力は手ぶらで行けるので、今日思い立ったらその週末には行くことができます。神奈川なら都心からも近いですし、もし初めてのグランピングなら日帰りか1泊で行ってみてはいかがでしょうか。