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非常用持ち出し袋の適切な準備は?防災におすすめの中身やグッズを紹介!

非常用持ち出し袋の適切な準備は?防災におすすめの中身やグッズを紹介!
投稿日: 2021年12月15日最終更新日: 2021年12月15日

地震や台風などで避難することが必要になった場合、水や食料など、すぐに避難所に届かないので、自分で用意しておくと安心です。そこで、非常持ち出し袋を準備してはいかがでしょうか。避難する時にパッと持ち出せるように、非常持ち出し袋の中身リストも作ってみましょう。

非常持ち出し袋の中身は確認してる?見出し

Photo by yto

多くの場所で地震や台風などの自然災害が多くあり、時には避難しないとならないこともあります。救援物資は、避難所にはすぐに届かないことも多く、自分で用意しておくと安心なのではないでしょうか。

そういった際に持っておくと安心なのが「非常持ち出し袋」で、飲食料の用意があると安心ですし、冬の時期なると防寒対策も必要になってくるでしょう。

そこで、非常持ち出し袋の中身をリストアップしておき、いざという時に使えるようにしておくとよいでしょう。非常持ち出し袋をお持ちの方も、中身をチェックしておくのがおすすめです。

非常持ち出し袋の選び方見出し

Photo by mah_japan

自分で自分を守るために必要になってくる非常持ち出し袋ですが、バッグの種類や中身は、様々あります。自分で必要になってくるものを用意しておくことが大切です。

非常持ち出し袋の選び方やポイントを押さえて、非常時にしっかり使える持ち出し袋を作っていきましょう。どのようなバッグが良いのでしょうか。

必要な物が入るサイズ

Photo by hoshner447

非常持ち出し袋の選び方のポイントに、「必要なものが入るサイズ」というのがあります。家族で必要になるものなのか、自分が必要になるものを個人で持つのでは、大きさが変わってきます

避難をする時は、家族全員がいるとは限らないので、ひとりずつ持っていることを前提に作っておくとよいでしょう。必要なものを入れたほかに、少し余裕がある程度がおすすめです。

Photo by slgckgc

必要なものの中に少しの着替えがあると、濡れた時に何かと重宝します。衣服がぬれると意外と体力を消耗しやすいので、着替えを入れるスペースも大事です。他に現金などを入れるスペースもあると重宝します。

あと、必要なものを入れる時に、重さも大切になってきます。男性では15kg程度、女性では10kg程度が限度だと言われているので、防災グッズを入れる際にはバッグ類の大きさや重さも考慮した方がいいでしょう。

貴重品ポケットがあるもの

Photo byfreephotocc

非常持ち出し袋にあると便利なのが、「貴重品ポケットがあるもの」で、できるなら、すぐに出し入れできるように、外側に貴重品ポケットがあるものがおすすめです。

緊急時に持ち出し袋を持ちながら、貴重品を入れるバッグを別に用意をすることが難しいこともあります。空けてあるスペースにサッと現金などの貴重品を入れられたら、避難がしやすいのではないでしょうか。

すぐ取り出せる形状のもの

Photo by Dennis S. Hurd

非常持ち出し袋は、「すぐに取り出せる形状のもの」がおすすめです。例えば、リュックを非常持ち出し袋に使う場合、紐等などで結ぶタイプのリュックもありますが、ほどいて結ぶ動作が必要になるので、ファスナータイプがおすすめです。

本体のサイドにファスナーがあると、バッグの奥や中間あたりに入れたものなどが取り出しやすかったりします。外側にポケットのあるものも、すぐに使いたいものを入れておくのに重宝します。

使いやすいリュックがおすすめ

Photo byYong_

非常持ち出し袋は、ボストンバッグなどよりも、リュックが使いやすいのでおすすめ!手に持って移動するよりも負担が少なく、両手が空くので使いやすいので使いやすいです。

リュックの中には、キャリーが付いたものもあり、移動し始めはキャリーを使い、キャリーを使えない場所ではリュックにするなど、2WAYで使えるものもあります。

防災グッズなので、リュック等のバッグ類は丈夫なもので、防炎・防水になっているものがおすすめです。

非常持ち出し袋に入れるものリスト見出し

Photo byMichaelGaida

非常持ち出し袋をいざ作ろうとした時に、何を入れていいかが分からないことが起こるかもしれません。そこで、非常持ち出し袋に入れておいた方がいいものを挙げてみました。

基本的には飲食料や防災グッズ、個人で必要なものを詰めていくとよいでしょう。感染症に罹ってしまうことも考えて、感染症防止グッズなども必要なもののリストに入れておくとベストです。

これらを参考にして、自分に必要なものが入った防災バッグのリストを作ってみてはいかがでしょうか。

生活に必要な物

Photo byjarmoluk

非常持ち出し袋には、生活に必要なものを入れておきましょう。それが無いと生きていくのが大変というものを優先して入れておくと、非常持ち出し袋を作りやすいのではないでしょうか。

特に体の一部として機能するものを優先に入れます。常備薬、お薬手帳、予備のメガネ、補聴器など、個人によって違いがあります。これらは、急いで避難する際に忘れてしまうこともありますので、お薬手帳はコピーを入れるなどの対策をしておくと良いです。

避難時の安全を確保するもの

Photo by jetalone

非常持ち出し袋の中に入れておきたいものの中には、避難時の安全を確保するものも入れておくと良いでしょう。

折り畳みのできるヘルメットや防災頭巾、ロープや軍手、雨具、万能ツール、避難時は明るい時間帯とは限らないので、ランタンやライト(できるならヘッドライト)などの明かりも必須アイテムと言えます。

建物の中に閉じ込められてしまった際に、防災用ホイッスルがあると自分の居場所を気づいてもらいやすいので、防災グッズリストの中に入れておくのがおすすめです。

衛生用品

Photo by Dick Thomas Johnson

非常持ち出し袋の中に入れておきたいものに衛生用品があります。大きなハンカチやバンダナ、手ぬぐいは、大きいのにかさばらず、乾きも早いのでとても使いやすいアイテムです。

マスクの代わりになったり、きつく縛ることができることもあり、様々な場面で使えるので、用意しておくと良いでしょう。薄手のタオルもあると何かと重宝します。

ティッシュペーパーやトイレットペーパー(芯を抜いておくと場所を取りにくい)なども必要です。ウェットティッシュもあると、手を拭いたりできるのでリストの中に忘れずに入れておきましょう。

Photo bysucco

簡易トイレは、水が出ないなどでトイレが使えない時に重宝しますし、救急セットは避難時にケガをした時にサッと手当てができるので、持っていると良いです。

個人によって違いますが、生理用品やおむつなども必要になる場面もありますので、用意をしておくと慌てずに済みます。持ち出しリストに入れておきましょう。

感染防止のためのアイテム

Photo by zunsanzunsan

たくさんの方が避難をしに来ることを想定して、感染症の予防グッズも入れておきましょう。多くの人がいる避難所では、風邪などの感染症に罹ることも考えられます。

断水して手を気軽に洗えない時のために、除菌ウェットティッシュや除菌スプレー、除菌ジェルなど、除菌が簡単にできるグッズの準備をしっかりしておきましょう。マスクも入れておくと、より感染症予防になりますのでお忘れなく。

飲食料

Photo byMonsterkoi

避難所等では、水が出なかったりすることも考えられますし、支援物資がすぐに手元に届かないということを耳にします。そのために、飲食料の準備もしておくことをおすすめします。

避難所では、火器を使えない場所も多いので、火を使わないで水だけで調理できるものがあると便利です。

水を入れるだけで戻るアルファ米や餅、パンの缶詰などの主食になるもの、他にレトルト食品や缶詰などのおかずになるものを準備しましょう。

Photo byExplorerBob

食料のほかにも、飴があると、のどの乾燥を防ぐことができるので、風邪をひきにくくなりますし、乾パンなどのお菓子を食べることで気持ちが落ち着いたりしますので、荷物スペースに余裕があるのなら、入れておくと重宝します。

水は1日3リットルは必要だと言われています。500mlのペットボトルで用意しておくと使いやすいですし、持ち運びしやすいのでおすすめです。長期保存用の飲食料を選んでおくことを忘れないようにしましょう。

非常持ち出し袋を用意するときのポイント見出し

Photo by jacqueminv

非常持ち出し袋を用意する時のポイントを押さえて、実際に用意してみてはいかがでしょうか。一度に家族の人数分を用意するのは難しくても、少しずつ揃えていってはいかがでしょうか。

非常持ち出し袋は、非常時にすぐに持ち出せることが大切です。リュック等に入れる際に、いくつかポイントがありますので、試してみるのもアリです。まず、必要なもののリストを作ると良いでしょう。

入れる順番に注意する

Photo by stillwellmike

非常持ち出し袋を作る際に、入れる順番にも注意しましょう。重たいものを上の方に入れると、肩に近くなり重心を取りやすくなるので、重さを感じにくくなるのです。

リュックやバッグの下には衣類などの軽いものを、上の方には水などの重いものを、すぐに取り出して使いたい雨具や軍手などは、一番上に入れると良いでしょう。

重さを調節しておく

Photo byHans

避難時には、できるだけたくさんの荷物を持っていきたくなりますが、重くなったり大きくなってしまうと、避難所に行くまでに体力を消耗するので、厳選して荷物を作ることをおすすめします。

非常持ち出し袋を作った時に、実際に持ってみるとよいでしょう。避難時に自分で防災グッズを持っていけるかどうかは、とても重要なポイントでもあります。

本当に必要な物だけを入れる

Photo byHans

何もかも必要なのではないかと考えて、持ち出し袋に入れてしまうと重くなりすぎてしまったり、自分には必要のなかったものまで入っていたという事態になりかねません。

必要なものを厳選して入れて作っておき、次に使うものをまとめておくと、避難所から荷物を取りに来た時に持ち運びしやすくなります。持って行く物の段階を取って非常持ち出し袋を作りましょう。

わかりやすい場所に置いておく

Photo byneshom

非常持ち出し袋に入れるものをリストアップして用意しても、押し入れなど取り出しにくい場所に入れてしまうと、すぐに持ち出せなくなってしまいます。それでは、防災グッズの意味がなくなってしまいます。

家族がわかりやすい場所、且つ、持ち出しやすい場所を選びましょう。マンションであれば、玄関に置いておくのもいいですが、戸建ての場合は、災害によっては1階がつぶれてしまうこともありますので、違う場所に置いた方がいい場合もあります。

個人によって変わってきますが、防災グッズが少ない時は、ドアフックを使って、バッグやリュック等をドアにかけておくのもよいのではないでしょうか。

防災ポーチも作っておこう

Photo by yto

防災グッズの中身を厳選し、最低限だけサッと持ち運びたいときや、普段からバッグに忍ばせておきたいときは、防災ポーチを作っておくのがおすすめです。

防災ポーチの中身をリスト化すると、ビニール袋・大きなハンカチ・歯磨きセット・ウェットティッシュ・カットバンなどの衛生用品・水・飴やエナジーバーなどの携帯食料・エマージェンシーブランケット・筆記用具(メモ帳や油性ペン)・小銭LEDライトモバイルバッテリーなどがあります。

個人によって防災ポーチの中身は変わってきますが、普段からこれらを用意しておくと、慌てずに済むでしょう。

非常持ち出し袋のおすすめグッズ見出し

Photo by TAKA@P.P.R.S

非常持ち出し袋を自分で作るのは難しいとお考えの方には、リュックやバッグ等に防災グッズがセットになったものもあります。

非常持ち出し袋の中身は、コンパクトな防災グッズがいくつも入っており、取り出しやすい場所に置いておくだけで、サッと持ち出すことができます。

数ある市販の非常持ち出し袋から、おすすめしたい持ち出し袋を厳選してみました。気になった防災グッズがあれば幸いです。

HIH 非常用持ち出し袋36点セット

Photo by TAK.

おすすめ非常持ち出し袋1つめ「HIH 非常用持ち出し袋36点セット」です。1人用の非常持ち出し袋となりますが、充電ラジオやミニスライドランタン、単4電池、乾パンや水などの携帯食料、カットバンや綿棒などの衛生品、レインポンチョやエマージェンシーシートなど、充実の36点が1つになったアイテムです。

リュックには少し余裕があるので、足りない防災グッズを足すこともできますので、個人で必要なものを入れてもいいでしょう。価格は、12980円(税込)となっております。

ユーキャン 防災セット

Photo byAqe

おすすめ非常用持ち出し袋2つめ「ユーキャン防災セット」は、3日間を乗り切ることを謳っている防災セットです。リュックにキャリーカートが付いており、リュックを外すと重い荷物を運ぶキャリーとして使えるアイテムです。

飲食料は、避難所で3日間を乗り切るには十分な量が準備され、飲食料が充実している持ち出し袋なので、自宅避難にもおすすめです。情報を得るのに必要な防災テレビは、テレビ・ラジオ・充電器・懐中電灯が付いている優れもの。

寝袋やエアマット等の寝具は入っていないため、ご自分で用意する必要があります。価格は、35640円(税込)となっております。

コクヨ 非常用品セット 防災の達人 帰宅支援B

Photo byHans

おすすめ非常持ち出し袋3つめ「コクヨ 非常用品セット 防災の達人 帰宅支援B」は、ビニール袋・救助用品・マスク・レインコート・靴擦れ防止シート・単機能ラジオとLEDライト・電池(単4アルカリ電池8本)など、徒歩で帰宅することを想定した防災グッズが詰め込まれているバッグです。

気になるのは、飲料水や携帯食料が入っていないこと。外のメッシュポケットに保存水1本を、バッグの中にゼリー飲料やカロリーメイトなどの携帯食料を足しておくと、さらに便利に使えそう。価格は、11660円(税込)となっております。

LA・PITA(ラピタ)ものすごい防災セット プレミアム

Photo by bd914

おすすめ非常持ち出し袋4つめ「LA・PITA(ラピタ)ものすごい防災セット プレミアム」は、リュックとしてもキャリーとしても使え、シーンによって使い分けられるのがポイント。

27リットルのキャリーの中には、災害後72時間を生きるためのアイテムが入っており、飲食料を中心とし、防災ラジオやドライシャンプーなどの衛生用品、エマージェンシーブランケットやエアーマットなどの寒さ対策グッズがセットになっています。

停電対策のランタンはもちろん、雨の中の移動時に使えるレインコート、衣類などの荷物を小さくする圧縮袋もセットされ、価格は19980円(税込)となっております。

YAMAZEN(山善)防災バッグ30 1人用(YBG-30R)

Photo by yto

おすすめ非常持ち出し袋5つめ「YAMAZEN(山善)防災バッグ30 1人用(YBG-30R)」は、避難所で使えるアイテムを中心とした、1.9kgの軽量の防災バッグです。

緊急時に持っておきたい、ライト・軍手・ホイッスルのほかに、割りばしや紙皿などの簡易食器、携帯トイレ(3回分)やアルミブランケットなどがセットになっています。

情報収集に必要である携帯ラジオ、水や保存食等の携帯食料、寝袋などの寝具がないので、ご自分で用意する必要がありますが、リーズナブルに持ち出し品を揃えたい方におすすめです。価格は、3980円(税込)となっています。

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非常持ち出し袋で万が一に備えよう!見出し

Photo byAlexas_Fotos

非常持ち出し袋の中身や作り方などをご紹介しましたが、いかがでしょうか。万が一に備えて、非常持ち出し袋を作っておくことは大切なことですし、避難をスムーズに進めることもできます。

災害が起こらない時に準備や点検をしておき、いざという時にすぐに持ち出して使えるようにしておきましょう。持ち出し袋の中身は、個人によって違ってきますので、リストアップしておき、避難の段階ごとに分けておくのもおすすめです。

投稿日: 2021年12月15日最終更新日: 2021年12月15日

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