美しい水仙が見られる絶景スポット５選！見頃の時期や花言葉も解説！

可愛らしいフォルムの水仙は、男女問わず人気があります。水仙には色々な種類があり、色も形も様々です。

そこで水仙の由来や見頃の時期についてチェックしていきましょう。おすすめの水仙の絶景スポットも合わせてご紹介します。

まずは、有名な花ではありますが、水仙がどんな花なのか、その由来や花言葉などの特徴についておさらいしておきましょう。

人にプレゼントしたくなるほど可愛い水仙ですが、実は気をつけなければならない点もいくつかありますので、要チェックです。

水仙は、ヒガンバナ科のスイセン属に属している花で、元々は地中海沿岸地域が原産地になっています。

水仙の色は、白や黄色がメジャーですが、ミックスなどもあります。サイズも、大輪の花を咲かせるものもあれば、小さな花を咲かせるものまで多種多様です。
 

水仙の名前の由来ですが、中国の古典の一文からがルーツです。水に住まう仙人のことを水仙と呼んでいたことが関係しています。

水辺に咲いていることも多い水仙が、まるで仙人の姿のように見えたという説もあります。日本では雪の中に咲くことも多いため、別名で雪中花とも言います。

では水仙の花言葉は、どんなものがあるのでしょうか。実は水仙の花言葉には、いくつか種類があります。

だれかにプレゼントとして水仙を贈ることを考えている場合は、この水仙の花言葉に気をつけて贈呈してください。

実際には、意外と多くの花言葉がある水仙ですが、一番メジャーなものだと、報われぬ恋というものもあります。

実は、これはナルシスの神話から由来しており、自他ともに認める美しさを持ったナルシスという少年に関係していることから、自己愛という意味も持っています。

そして、ナルシスはある日泉を覗き込んだら、なんと自分の姿に恋をし泉の淵から離れられなくなってしまったとか。

しかも、そのまま花の姿に変わってしまったという説もあり、そこからうぬぼれという花言葉もあるようです。

水仙は、植え付けに適した季節は、秋ごろで10月がおすすめです。この季節に植えると翌年綺麗な花を咲かせます。

早いものだと、お正月あけて1月から3月ぐらいに咲き誇り、水仙の見頃の季節となります。ただし種類によって違いがありますので、どの季節に咲くのかは、きちんと確認しておきましょう。

綺麗な花を咲かせる水仙ですが、水仙の葉や球根にアルカロイドという毒があります。下痢や発汗、または頭痛や嘔吐などの中毒症状を引き起こします。

メディアでもよく見かける通り、葉っぱがニラに、球根は玉ねぎに似ていることから、厚生労働省などでは注意を呼びかけていますので気をつけて下さい。

では次に、種類が豊富にある水仙の、代表的な3種類をご紹介しておきます。見かけたことがある！という方も多いでしょう。

この3種類でも、同じ水仙なのに色も形も咲く季節も違います。どんな種類の水仙が好みか、ぜひ見比べてみて下さい。

最近では、水仙は品種改良が盛んにおこなわれており、現在1000種類を超える品種が存在していると言われています。

そんな数ある水仙の中でも、特に有名なものは次の3つです。日本水仙、笛吹水仙、ラッパ水仙は、よく見かける水仙ですので覚えておいてください。

日本では、水仙と呼ばれるのは、この日本水仙となります。開花の季節は冬で、1月から2月頃と早めです。

雪中花と名前が付いているのも、この日本水仙からです。葉は野菜のニラのように少し平たいもので、幅があるのが特徴的です。

笛吹水仙は、先ほどの水仙と比べると変わった形をしています。周りの花びらはなく中央の副花部分が肥大した姿です。

この水仙の葉は細く、園芸種ではないので市販の球根ではあまりみかけません。地中海沿岸に自然に自生する野生種となっており、花色は黄色です。

そして水仙といえば、やはりラッパ水仙も人気です。中央の副花部分が大き目で、色も黄色や白、ミックスなどがあり、種類が豊富にあります。

なにより、フォルムが可愛いので園芸用として人気があります。ラッパ水仙の花言葉は、持って生まれた素質や尊敬、そして心づかいです。

では最後に、日本で水仙の見頃の季節に行きたい、絶景が楽しめるおすすめスポットを5か所ほどご紹介しておきます。

人気の観光スポットになっているところばかりですので、ぜひ水仙の美しい季節に足を運んでみませんか。

長野県上田市にある信州国際音楽村公園は、水仙の有名な名所です。毎年「すいせん祭り」も行われており、その季節になると桜も開花します。

桜と水仙のコラボが絶景で、おすすめの写真スポットにもなっています。市内には、上田城址公園もありますので、桜と水仙が美しい季節がおすすめです。

その名の通り、越前岬にある水仙の名所です。白亜の灯台をバックにして、日本海を望むことができます。

越前水仙の見頃の季節は、12月から2月にかけてです。この季節になると、海と水仙のコントラストが楽しめます。

長崎県長崎市の長崎半島の先端にある野母崎地区でも、美しい水仙が楽しめます。水仙の里とも呼ばれている場所です。

「のもざき水仙まつり」は、地元でも有名なイベントで、野母崎の海と軍艦島を望む小高い公園では、約1000万本の水仙が見事に咲き誇ります。適した季節は冬で、1月の中旬が見頃です。

関東から行くなら、千葉にある江月水仙ロードもおすすめです。こちらでも毎年水仙まつりが開催されて、多くの観光客が押し寄せています。

見頃の季節は冬のはじめで、12月中旬から1月末ごろまでが見頃の季節ですので、他よりも少々早めなのも特徴です。

神奈川県にも水仙の絶景スポットがあるのをご存知ですか。城ケ島公園は、三浦半島の先にある公園です。

公園の入り口から園路を歩いていくと、岬の先端まで行くことができます。こちらの見頃の季節はやはり冬ですが、1月上旬から2月中旬までと、千葉よりは遅めです。

日本では、メジャーな花である水仙ですが、いつの間にか咲いていて、見頃の季節や時期などは詳しくなかったという方も多いでしょう。

水仙は、種類も豊富で形も様々。ぜひ絶景スポットを巡って、お気に入りに水仙を見つけてみてはいかがでしょうか。