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白布温泉の西屋・東屋とは?日帰り入浴も可能!秋は紅葉も美しい!

白布温泉の西屋・東屋とは?日帰り入浴も可能!秋は紅葉も美しい!
投稿日: 2017年5月12日最終更新日: 2020年10月7日

山形県米沢市の白布温泉は秘湯的雰囲気が大人気。秋には紅葉が奇麗で冬になればスキーを楽しめます。名物の米沢牛も全国的に有名です。西屋・東屋が象徴的存在。開湯700年、保養地として400年の伝統を誇る白布温泉の魅力を早速チェックしてみましょう。

白布温泉400年の歴史!見出し

Photo by mizuo_fiat

山形県米沢市と言えば真っ先に牛肉が思い浮かびますが、温泉地としての歴史は長く約400年を数えます。400年前ならば丁度、徳川幕府の初期に当たります。その江戸時代には高湯温泉、蔵王温泉と合わせて奥羽三高湯と称されていました。歴史に裏打ちされた雰囲気と紅葉等の充実した季節のレジャーが楽しめる人気の観光地です。そんな白布温泉についてご紹介します。

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米沢の温泉まとめ!日帰り入浴や人気の旅館などおすすめ施設を紹介! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
山形県の最南端にあり、歴史ある温泉地がある米沢市。小野小町が発見したといわれる小野川温泉、西吾妻山麓の標高の高い山間部にある白布温泉などが人気があります。今回は、米沢の人気温泉地をまとめました。人気の温泉旅館や日帰り温泉入浴できる施設をご紹介します。

白布温泉の泉質は?見出し

白布温泉という名は「霧氷のできる場所=シラブ」という方言に由来するそうです。その泉質は無色透明のサラッとした癖のない物です。また湯量が多く大半の旅館が源泉かけ流しを採用しています。病気で体に斑点が出た鷹が温泉に入り、瞬く間に完治したという逸話が残されています。

白布温泉と言えば「西屋」と「東屋」!見出し

今も茅葺屋根を残す「西屋」

かつて白布温泉は茅葺屋根(かやぶきやね)の宿が軒を連ねていました。それが火災により焼失してしまい、今は「西屋」の茅葺屋根を残すのみとなりました。文化財級の価値が有る茅葺屋根の宿が目当ての方は「西屋」がおすすめです。白布温泉への旅を計画する上で「西屋」と「東屋」は必ず検討対象に入れておきましょう。

湯滝の宿 西屋

住所:
山形県米沢市関1527
アクセス:
車/国道13号線栗子峠経由~福島飯坂~国道13号山形方面へ約90分 車以外/山形新幹線米沢駅下車。山形交通定期バス利用で約50分
料金の目安:
サイトでご確認ください
宿泊時間:
宿泊時間: 14:00 (IN) 〜 10:00 (OUT)
提供:

火災から復活を果たした「東屋」

2000年の火災により全焼してしまった「東屋」ですが、2年の時を経て再建を果たしました。消防法に抵触するため、残念ながら「東屋」の茅葺屋根復活は出来ませんでした。しかし内装に工夫を凝らし、かつての山宿の雰囲気を忠実に再現し以前と変わらぬおもてなしを提供します。ちなみに「あずまや」ではなく「ひがしや」です。

本場米沢牛と3mの滝湯の宿 白布温泉 東屋

住所:
山形県米沢市大字関1537
アクセス:
車以外/山形新幹線米沢駅下車、路線バスで50分、白布温泉下車徒歩2分
料金の目安:
サイトでご確認ください
宿泊時間:
宿泊時間: 15:00 (IN) 〜 10:00 (OUT)
提供:

他にも白布温泉のおすすめ宿を紹介!見出し

米沢牛しゃぶしゃぶが人気「山の季」

山形県に来たならば米沢牛は外せません。自慢のしゃぶしゃぶや・すき焼きは米沢牛はもちろんの事、他には山菜やキノコをたっぷり使った逸品です。山に囲まれた立地ですから紅葉など四季を感じながら美味しい食事を楽しめるはずです。それは代えがたい思い出となる事でしょう。

別邸 山の季 - YAMANOKI -

住所:
山形県米沢市関字清水裏3931-4
アクセス:
車/東北自動車道→福島JCT→米沢中央自動車道(新)→米沢中央~米沢中央IC~30分 車以外/JR山形新幹線米沢駅下車、路線バスまたはお迎え(要予約)40分
料金の目安:
サイトでご確認ください
宿泊時間:
宿泊時間: 15:00 (IN) 〜 10:00 (OUT)
提供:

オリンピック風呂とは?「不動閣」

Photo by mah_japan

昭和東京オリンピックの聖火リレーが山形県を通過する際に山形県庁に聖火台が設置されました。その材料となったのが白布温泉で採れた石でした。それを記念して作られたのが「不動閣」の「オリンピック風呂」です。この温泉の特徴は縦長であるという事。多くの人が白布の美しい景色を楽しめる位置で入浴出来るようにとの配慮です。

中屋別館 不動閣

住所:
山形県米沢市白布温泉
アクセス:
車/東北自動車道~福島飯坂IC~国道13号で80分 車以外/JR山形新幹線米沢駅下車、タクシー30分
料金の目安:
6,480円〜
宿泊時間:
宿泊時間: 15:00 (IN) 〜 10:00 (OUT)
提供:

白布温泉で日帰り入浴可能な所は?見出し

395円で日帰り入浴「白布森の館」

何と言っても魅力は395円という価格です。日帰り入浴とは言え名の有る温泉でこの価格はそう目にする機会は無いでしょう。公営施設なので手ごろな価格設定になっていますが、湯質も良くクリンリネスも行き届いているので快適な日帰り入浴を楽しめます。宿泊目的よりスキーとセットで日帰り入浴等のプランが適しています。

本家は白布御三家の一角「不動閣」

日帰り入浴であっても人気の旅館の湯を体験しませんか?先に紹介した「不動閣」は火災で「東屋」とともに焼失した「中屋」の別館なのです。「西屋」「中屋」「東屋」が山形が誇る白布温泉の御三家でした。この理屈で行くと「あずまや」という誤読はしないはず。かつての御三家の系譜を継ぐ「不動閣」が日帰り入浴可能です。

もちろん日帰り可能です「西屋」と「東屋」

大人気の「西屋」「東屋」ともに日帰りでの利用が可能です。他の旅館に宿泊予定の方も日帰り入浴を利用して是非とも御三家の湯を体験しておきましょう。価格もお手頃なので迷うことなくプランに組み込めます。火災からも立ち直り秘湯の長い歴史を守ってきた旅館ですから、末永く営業を続けてほしいですね。

秋には紅葉が彩る白布温泉!見出し

「西吾妻スカイバレー」は山形県白布温泉から福島県桧原湖北岸間の約18キロを繋いでいます。紅葉の美しさは全国でも指折りの景観で、これを目当てに旅行者の多くは秋に白布温泉を訪れる計画を立てます。紅葉の時期は気候によって違うので、情報を集めて見逃さないようにしましょう。山形県の紅葉は平年10月上旬頃からです。

その道中にある「桧原湖」も必見の美しさです。レジャーも充実していて夏はバス釣り、冬はワカサギ釣りが出来ます。周辺にはキャンプ場や遊歩道が有るのでアウトドア派の方も存分に遊べる場所となっています。湖には遊覧船が有るのですが、天気が良く遠くまで見晴らせる日は格別の景色が広がります。

「西吾妻スカイバレー」は日本の名道50選に挙げられる程の美しさです。そう言っても日常から想像する道路からはピンと来ないかもしれません。これが直感的に解るのはドライブやツーリングが趣味の人でしょう。まさしくそうした人たちから絶大な人気を誇っています。まだその魅力を知らない人も美しい道路を走る喜びを感じましょう。

写真を見ていただければ解るように「日本の名道50選」の名に恥じない美しい景色です。これだけ非日常感の有るドライブを楽しめるコースは滅多に有りません。一方でヘアピンカーブが多く他にも運転が大変な難所が沢山有ります。安全運転第一で気持ちよくドライブを楽しんでください。

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米沢市の観光名所をランキングで紹介!おすすめスポットは? | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
山形県最南端の米沢市は、かつて伊達家のお家元であり上杉家が治める米沢藩の城下町として有名な土地柄です。なた奥座敷の名湯・小野川温泉や白布温泉も湧き米沢牛をはじめ山の幸にも恵まれた絶好の観光スポットですよ。そんな米沢市の観光名所の魅力をランキングで紹介します。

冬はスキーと白布温泉をセットで楽しもう!見出し

白布温泉から近い天元台高原。ここは日本100名山として有名な吾妻山に通じていてヤエハクサンシャクナゲという天然記念物が分布してます。そして山形県でも特に積雪量の多い「天元台スキー場」が有り、全国から多くの人がスキーやスノーボードに興じるため訪れます。冬以外の季節には芝を利用したグラススキー場として営業しています。

ゲレンデ内には3本の縦長のロープウェイが走っています。1番高い所まで行けば天元台高原駅まで全長6キロの長丁場のコースで遊べます。雪質はパウダースノーで転んでも痛く有りませんから初心者の方も楽しめます。ただしパウダースノーは1度転ぶと起き上がるだけで一苦労だったりとクセも有りますので、慣れるまでは安全第一です。

存分にスキーを楽しんだ後は白布温泉に向かいましょう。温かい温泉とおいしい料理、山形の美しい景色がスキーで疲れた体をリフレッシュさせてくれるはずです。連泊でスキーを楽しむ方、2日目以降は別のプランが有る方、明日から仕事に戻るという方。それぞれ事情は違えど白布の湯がまとめて癒してくれます。

白布温泉のご当地グルメ!見出し

3大和牛の一角「米沢牛」

山形旅行で「米沢牛」を食さない人はいないでしょう。三重の「松坂牛」兵庫の「神戸牛」と並び3大和牛として扱われています。幕政末期に米沢藩が英国から招いた教師が食したのが「米沢牛」の歴史の発端とされています。明治初期には牛肉食が文明開化の象徴だった事から、日本の牛肉食文化初期から愛されていた事がわかります。

豊かな自然の恵み「米沢の山菜」

白布温泉は緑豊かな山に囲まれています。自然、山菜が名産となり広く親しまれています。白布温泉の旅館に宿泊すれば大抵、山菜料理が振舞われ秋から冬にかけてはキノコがふんだんに使われた料理が出てきます。ご当地の採れたて海鮮や山菜がいただけるのが旅行の醍醐味の1つで有りますが、白布温泉は山菜に強い地域です。

米沢の家庭の味「冷汁」

冠婚葬祭などの行事に必ず出てくる米沢の郷土料理「冷汁」起源は陣中料理とされています。前述の山菜も沢山使われています。郷土料理らしく各家庭によって若干作り方が違い、それぞれに特色を持っています。高級な名物ではなく家庭と結びついているからこその郷土料理ですね。

大きい鍋のイベントで有名「いも煮」

米沢の郷土料理というか名物イベントとして有名ないも煮会。そこで振舞われるのがこの「いも煮」野外で鍋を囲むのが絶対のスタイルで屋内で「いも煮」は作れてもいも煮会は成立しない模様。牛肉に野菜にと、まさに米沢を代表するようなメニューですね。いも煮会フェスティバルという観光客でも参加しやすそうなイベントも有ります。

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米沢市のグルメおすすめランキング!ランチやディナーの人気店! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
山形県米沢市には、ランチやディナーで美味しいグルメを食べられる店がたくさんあります。米沢の新鮮な素材を活かしたグルメはどれも絶品で多くの方から人気があります。そこで今回は、米沢市で人気のおすすめの店をランキング形式で紹介します。

冬場は車の雪対策を万全に!見出し

車での山形旅行を計画している方も多いでしょう。白布温泉は豪雪地帯ですから冬用タイヤを履かせる等、雪害対策を万全にしたうえで安全に走れるようにしておくのを忘れないよう気を付けてください。旅を楽しむにはまず安全から、しっかり準備して憂いなく白布温泉を楽しめるようにしたいですね。

白布温泉で秘湯の雰囲気に浸ろう!見出し

Photo by TANAKA Juuyoh (田中十洋)

老舗の「西屋」「東屋」を中心に歴史の深い湯治場を守り続ける白布温泉。宿泊はもちろん日帰りでも充分にその深さを感じる事が出来るはずです。すこし足を延ばせばスキー場が有り、秋には紅葉、素敵なドライビングコースまで。こんなに充実した白布温泉。旅行の候補地として覚えておいて損はないですね。

投稿日: 2017年5月12日最終更新日: 2020年10月7日

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