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仕掛け「トリックサビキ」を使った釣り方のコツは?おすすめの道具もチェック!

仕掛け「トリックサビキ」を使った釣り方のコツは?おすすめの道具もチェック!
投稿日: 2022年6月24日最終更新日: 2022年6月24日

初心者でもいろいろな魚をたくさん釣りたいという方に近年人気となっている釣り方が「トリックサビキ」という仕掛けを使ったものです。トリックサビキとは普通の釣り方と何が違うのでしょうか。その特徴や釣り方のコツ、また必要な道具などを紹介します。

トリックサビキの特徴見出し

Photo by cotaro70s

気温が高くなってくると魚の活性が上がり、釣りでも大物が狙えるようになってきます。そんな中最近人気なのが「トリックサビキ」です。そこでトリックサビキの釣り方やそのコツ、必要な道具などについて紹介します。

本物のアミエビで魚を釣る

Photo byLekies

そもそもサビキ釣りというのは、撒き餌を使って集まってきた魚を、サビキと呼ばれる疑似餌を使い釣り上げる釣り方です。サビキ釣りではサバ皮やスキンなどを使った針を使い、仕掛けを足元に投げるだけで釣れるため人気です。

しかし、実際に釣りをしてみると、なかなか餌に魚が食いつかないということもあります。そのような時におすすめなのがトリックサビキです。

トリックサビキとはたくさんついている針一つ一つにアミエビを付ける釣り方で、本物の餌がついているため魚の食いつきがよくなり、釣果が期待できるというわけです。

おすすめのアミエビ

後でも触れますが、アミエビには冷凍になっているもののほか、常温で保存できるタイプのものがあります。トリックサビキの場合はこのアミエビを直接ハリにつけて使うため、冷凍のものは解凍した状態にして使うことになります。

冷凍のものは解凍時間がかかりますので、ビニール袋のまま水につけて解凍し、水を切って使います。常温保存できるタイプは値段は少し張りますが、解凍の手間がいらないので、手軽に使うことができます。

なお、トリックサビキの時はちゃんとエビの形になっているものを選びましょう。ペーストタイプのものだと餌がハリにとどまらず、水中で散らばってしまいます。

コマセの量が少なくて済む

普通のサビキ釣りの場合、仕掛け自体には餌を付けません。撒き餌をすることで魚を集める必要があるので、撒き餌をある程度しっかり使わないと、魚が集まらず、結果的にあまり釣れないということになってしまいます。

一方、トリックサビキの場合仕掛けに本物のアミエビがついており、竿を水中に投げ込むとオモリの力で沈んでいく間に、そのアミエビが水中にこぼれ、それに魚が集まってきます。

そのため、トリックサビキの場合は基本的にはコマセ、つまり撒き餌の量はたくさん必要ありません。針の下に小さなカゴを付ける方法もありますが、その場合もそのカゴに入る程度のコマセで足ります。

釣れる魚の種類が多く五目釣り向け

Photo by TAKA@P.P.R.S

トリックサビキの釣り方のおすすめポイントとして挙げられるのは、さまざまな魚が釣れる点にあります。「五目釣り」と呼ばれますが、その名前の通りに多様な魚が釣れるので、楽しみも多いです。

アミエビはさまざまな魚が好む餌なので、五目釣りのようにいろいろな魚を対象とする釣り方にぴったりの餌です。また五目釣りならば、初心者でも全く釣れないということが少なく、釣りそのものを楽しむことができます。

トリックサビキはもともとがサビキ釣りなので、仕掛けも面倒がなく、特別なコツなどがわからない方でも五目釣りでいろいろな魚が釣れます。釣りそのものを楽しみたい方にもおすすめです。

トリックサビキ釣りにおすすめの道具見出し

さて、トリックサビキは初心者でも簡単に楽しめる釣り方として人気が高く、五目釣りと言われるようにさまざまな魚を釣り上げることができる点も人気です。

では、そのトリックサビキの釣り方をするためにはどのような道具が必要なのでしょうか。次にトリックサビキをする際に必要となる道具の種類と選び方のコツを紹介していきましょう。

スピードエサ付け器

トリックサビキの釣り方をする時にまず必要になる道具「スピード餌付け器」です。釣具店などに行くと購入することができ、これがあるとないとでは釣りの準備の手間が全く違います。

トリックサビキでは、一つ一つのハリにアミエビを付ける必要があります。一つ一つ手で付けていたら時間がかかってしまいます。そこでスピード餌付け器を使います。溝があり、そこにトリックサビキを通すだけでハリに餌がつくのです。

もし餌が多くついてしまっても、その餌は水中で散らばり、撒き餌の役割を果たすので無駄にはなりません。いろいろなタイプのものがあるので、好みで選ぶとよいでしょう。

ナス型おもり

トリックサビキなどのサビキ釣りは基本的にはトリックサビキ用のハリとオモリだけの仕掛けで十分に釣りが楽しめます。このように簡単な仕掛けでありながらよく釣れるところも、トリックサビキがおすすめの理由です。

使うオモリですが、その時の釣り場の状況によっても違うのですが、基本的には一般的に使われるナス型のオモリでよいでしょう。重さは5号から15号くらいのサイズの中でいくつか用意しておくのがおすすめです。

サビキスコップ

前にも述べましたが、トリックサビキではアミエビを餌として使います。そのためそのアミエビをスピード餌付け器などに入れるための道具が必要です。

その道具が「サビキスコップ」です。「アミエビスプーン」などの名前で販売されていることもありますが、小さな細長いスコップのような形をしていて、アミエビをすくいやすくなっています。

また、トリックサビキに小さなカゴをつけてそれに撒き餌を入れる場合もありますが、このサビキスコップはスコップ部分が細長く小さいので、小さなカゴにも入れやすくなっています。トリックサビキの仕掛けを使うならぜひ用意したい道具です。

コマセブロック

先ほどトリックサビキの餌の所で触れましたが、トリックサビキの餌として使われるアミエビは、冷凍のブロックタイプや常温保存可能なパックタイプで売られています。この冷凍のブロックをコマセブロックと言います。

コマセブロックは500グラム、1キロなどいくつかのサイズがあります。冷凍ブロック1キロを半日くらいで使うというのが目安と言われます。

先ほども述べたように、コマセブロックは冷凍になっているので、解凍する必要があります。解凍は自然解凍ですが、ビニール袋ごと水につけると早く解凍します。解凍したら水分を切り、餌として使いましょう。

トリックサビキでの釣り方とコツ見出し

Photo byqimono

トリックサビキに使う道具や餌について説明したところで、次にいよいよトリックサビキを使った釣り方のコツについて紹介していきましょう。

トリックサビキを使った釣り方のコツと述べましたが、トリックサビキでの釣り方は難しいことはなく、特別なコツもさほどありません。それでいて運がよければ大物も狙えるのが人気のポイントでもあります。

エサをつける

Photo byTheDigitalWay

トリックサビキの仕掛けですが、普通のサビキ釣りと同じ仕掛けとなります。ただし、ハリはトリックサビキ釣りの専用のものを使います。

このトリックサビキ専用のハリは、ハリの付け根にもう一本ハリがある、ハリが二股に分かれているなど、ハリの形が普通のものと少し違います。

ハリを道糸につけて仕掛けが用意できたら、必須の道具であるスピード餌付け器の出番です。この器械にハリを通すと、ハリの部分にアミエビが自動的に刺さり、餌付けができます。

仕掛けをセットする

餌付けができたら、さっそく仕掛けを投げ込みましょう。投げ込む時のコツですが、ドボンと投げ込んではいけません。静かに足元に投げ込むのがコツとなります。

勢いよく投げ込むと、それだけでせっかくつけたハリの餌が外れてしまいます。そうすると餌がなくなってしまうので魚が釣れません。

静かに投げ込むと、オモリにより仕掛けが少しずつ沈んでいきます。その過程でハリに先ほど付けた餌のうち余分なものが水に少しずつ散らばります。これで魚が集まってきます。

たまに仕掛けを動かす

釣りをするというと、魚を誘うために仕掛けを動かすというのがよく出てきます。この動かし方が釣りのコツというところもあって、いろいろ工夫している口コミなどもあります。

一般的なサビキ釣りの場合は撒き餌で集まってきた魚を餌がついていないハリで釣りますから、魚を誘うためにも仕掛けを動かしてやることが必要になるからです。

しかしトリックサビキの場合、動かすと餌が外れやすくなるため、基本的にはあまり動かさないのがコツとなります。仕掛けが狙った深さ、つまりタナに届いたところで、少しゆすり、餌を散らばらせたらそれで終わりです。

魚がかからなければ回収する

Photo byK_Malik

トリックサビキでの釣りの場合、魚がかかるまで基本的にそのまま放置することになります。置き竿などでそのままその場に置いておくこともできます。

しかし、いつまでもそのままにしておいては、いつになっても大物はおろか、普通の魚も釣れないでしょうし、餌もだんだん散らばってなくなっていくでしょう。

アタリがくる場合は1分から5分ほどあれば来ますから、それくらい待っても音沙汰がないのであれば、一度回収して、タナなどを確認し、もう一度トライすることをおすすめします。

群れが来た場合は手返しよく釣る

Photo bybinguyen_16

逆にすぐにアタリが来た場合、その場所に魚の群れがいる場合があります。こういう時はどんどん釣り上げたいものです。群れに当たったら手返しよく釣りを続けて行くのが釣果アップのコツです。

先ほど紹介したスピード餌付け器があれば、こういうときでもすぐに通して餌を付け、釣りを続けることができます。やはり必須の道具と言っていいでしょう。

トリックサビキでは五目釣りが楽しめますし、場所によっては大物も期待できます。五目釣りや大物狙いでどんどん竿を投げ込んで楽しみましょう。

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トリックサビキで釣れない時の対処法見出し

Photo bykissearth

五目釣りも楽しめるということで人気の高いトリックサビキは、初心者でも全く釣れないということはほとんどないと言われています。

しかしコツなどを見てやってみたものの、いくら待ってもアタリが来ないという場合もなきにしもあらずです。そのような場合、ちょっとした工夫をすることでいきなりアタリがきたということがあります。

そこで次に、トリックサビキでなかなかアタリが来ないという時にぜひチェックしたいポイントについて紹介します。

タナを確認する

Photo byandreas160578

そもそも魚というのは住んでいる深さが決まっています。いくら五目釣りができるトリックサビキと言っても、投げ込んだ場所が魚が少ないところであれば釣れるわけがありません。

ですから、トリックサビキで投げ込んでもなかなか釣れない時は、まずは投げ込む深さ、つまりタナを確認することをおすすめします。

タナを変えて魚が多くいるところに投げ込んだだけで、一気に釣れる量が増える、大物がくるということも珍しくありません。釣れるようになったら次はそのタナを意識して釣りをすれば釣果が期待できるでしょう。

針を小さくする

Photo bystevepb

魚の姿が見えているのになかなか釣れないという時、チェックしたいのがハリです。五目釣りで釣れる魚の中にはかなりの大物がくる魚もあります。その大物に対応するため、大きなハリを使うと、逆に小さな魚が食いつけず、釣れないことがあります。

このような場合、小さなハリに変えるといきなりたくさん魚がかかりだすということも珍しくありません。ですから、トリックサビキのハリはいくつかのサイズを用意しておくことをおすすめします。

なお、大物という点からいうと、ハリそのものを小さいものに変えても、ハリスは太いものにしておけば、大物がかかった時にも取り込める可能性が高くなりますので、チェックしておくとよいでしょう。

おすすめのトリックサビキ仕掛け見出し

最後に、トリックサビキの仕掛けの中で特に人気のあるおすすめの商品をいくつか紹介します。トリックサビキの仕掛けは、マルフジというメーカーから発売されており、さまざまな種類があります。

そこで、その中でも特にトリックサビキの仕掛けとして人気があるものの特徴や、どんな釣り方におすすめかを紹介しますので、釣り場の状況などを考えて選んでみてください。

マルフジ P-559 トリックエース 夜光 6号

トリックサビキの仕掛けとして特に人気の高いタイプがこちらの商品です。アジのほかサバやイワシ、チカなどを釣るのにもおすすめのタイプで、6号だと大物にもある程度対応できるサイズとなります。

ダブルフックなので餌もよくつきますし、魚もよくかかるため、これが最も使いやすいという方はとても多いです。夜光タイプで魚へのアピールもしっかりできます。

マルフジ P-562 トリックエースFR 5号

こちらの商品はトリックエースの従来のタイプにラメとファイバーをプラスした仕様です。ラメが入ることでキラキラ輝きがあることから、魚へのアピールができるため、大物などより多くの釣果が期待できます。

特にアジ釣りに使うとよく釣れると評判であり、その他イワシなど五目釣りで楽しむのにもおすすめです。

マルフジ P-007 プレミアトリックファイバプラス 2号

こちらの商品はシラスファイバと言われる、アユなどにも使えるタイプのトリックサビキです。アジ、イワシの他稚鮎などにも使えるため使用範囲が広く、しかも釣果が期待できるということで、五目釣りを試したい方にも人気のタイプとなっています。

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トリックサビキで大物を狙おう!見出し

Photo by __U___

トリックサビキは本物の餌を使うこともあって、初心者でもかなりの釣果が期待できる釣り方として人気となっています。特に五目釣りでいろいろな魚を釣ってみたい方にはぴったりです。ぜひトリックサビキをマスターして釣りを楽しんでください。

投稿日: 2022年6月24日最終更新日: 2022年6月24日

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