一人ドライブの楽しみ方や魅力は？関東のおすすめスポットもご紹介！

休日に一人でいる時、ふらっとどこかに出かけたいと思ったことはありませんか。そんな時におすすめなのが一人ドライブです。

公共交通機関もいいけれど、自由に好きなところに行けるのはドライブならではのメリットです。今回は、一人ドライブの魅力や楽しみ方、関東とその他のエリアのおすすめスポットなどをご紹介しましょう。

日頃、仕事や人間関係などでストレスを感じていると、どうしてももやもやとした気分が溜まってしまいます。そんな時は一人ドライブがおすすめです。何も考えずに車を運転していると、すっきりとした気分になるという方も多いのではないでしょうか。

実際にある調査では、「一人ドライブがストレス発散になる」と答えている人がたくさんいます。性別に関係なく、多くの人がストレス発散のために一人ドライブを楽しんでいます。

一人ドライブの魅力は、自分だけの時間を持てるという点です。毎日、多くの人と密に過ごしていると、休日は自分一人で過ごしたいと感じることがよくあります。

一人ドライブでは車の中で好きな音楽を聴いたり歌を歌ったりして、開放的な気分になれます。またそれだけではなく、自分を見つめる時間を持てると考えている人も多くいます。自分の心の中の声を聞きながら運転をしていると、すっきりとした気分になれるでしょう。

一人ドライブの魅力の一つに、人に気を使わずに自由に運転できるという点があります。仕事や生活の中で人に気を使って過ごしていると、どうしても疲れてしまします。

しかし一人ドライブなら予定を変更してもいいし、好きな場所に立ち寄って過ごしても構いません、目的地を決めずにのんびりとドライブをすることも可能です。ゆっくりと自由に過ごすことで、ストレス解消にもつながります。

一人ドライブの魅力は、好きな場所に自由に行けるという点です。同行者がいるとお互いに気を使ってしまいますが、一人であれば好きな観光スポットに立ち寄って、好きなだけ時間を過ごせます。

またお気に入りのカフェに立ち寄って、景色を眺めながらゆったりと過ごすことも可能です。一人で自由に過ごせるのが一人ドライブの魅力といえるでしょう。

一人ドライブの魅力をお伝えしましたが、ここからは一人ドライブの楽しみ方を具体的にお知らせしましょう。また一人ドライブをしたことがないという初心者の方も、こちらの例を参考にしてイメージを膨らませてみてください！

まず最初におすすめする一人ドライブの楽しみ方は、車の中で好きな音楽をかけるということです。イヤホンで音楽を聴くことが多いという方も、一人ドライブなら好きな音楽を思いっきり楽しむことができます。

もちろん音量には気を付けなくてはいけませんが、窓を閉めれば音が外に漏れにくいので、好きな歌を歌うこともできます。いろいろなCDを用意して、車の中で楽しんでみましょう。

一人ドライブの魅力の一つに、おしゃれなカフェやレストランに立ち寄ってグルメが楽しめるという点があります。事前にご当地グルメをチェックしておくと、その土地ならではの味が楽しめるでしょう。

またグルメサイトなどで人気のあるカフェやレストランをチェックしておくのもおすすめです。海沿いのドライブコースを走り、夕日が見えるカフェでのんびりと過ごすということもできます。

一人ドライブの楽しみ方をいろいろご紹介しましたが、最後にご紹介するのは「あえて目的地を決めない」という楽しみ方です。初心者には少し難しい楽しみ方ですが、少し一人ドライブに慣れた方なら、自由に好きな方角へ進んで楽しむのもおすすめです。

いつもと違うルートを運転していると、こでまれでに出逢ったことのない景色が見えるかもしれません。また新しいグルメスポットや観光スポットが見つかることあります。

「目的を決めずに運転するのは難しい」と感じる方は、あらかじめルートをチェックしておくのがおすすめです。行きたい場所がある場合は、カーナビを使ったりルートをマップでチェックしておけば、安心して運転することができるでしょう。

ここからは北関東の一人ドライブにおすすめのスポットやドライブコース、楽しみ方などをご紹介していきます。

栃木や茨城、群馬など北関東には豊かな自然が楽しめるドライブスポットがたくさんあり、一人でのんびりとドライブを楽しむのにぴったりです。いろいろな場所を訪れてみてください。

「日本ロマンチック街道」は長野県上田市と栃木県日光市を結ぶ、全長約320kmある道路で、関東でも絶好のドライブコースとして知られています。ドイツのロマンチック街道と姉妹街道を結んでいて、見どころの多い魅力的なコースです。

長野エリアでは美ヶ原高原や浅間山の溶岩で形成された絶景「鬼押出し園」、群馬エリアでは桜の名所として知られる沼田公園、栃木エリアでは日光の寺社や中禅寺湖などの観光スポットがあり、変化に富んだドライブコースが満喫できます。

筑波山は関東の北部、茨城県つくば市にある標高877mの山で、関東平野で唯一の日本百名山です。昔から「西の富士、東の筑波」と呼ばれる名峰で、男体山と女体山の2つの峰を持ちます。

一人ドライブで訪れる場合は麓の駐車場へ車を停めて、山頂までロープウェイとケーブルカーを使って登るのがおすすめです。

山頂の展望台からは関東平野を一望でき、晴れていれば都心の高層ビル群を見ることもできます。夜景スポットとしても人気があり、冬はロープウェイの夜間営業が行われます。

続いてご紹介する関東の人気ドライブスポットは、群馬県渋川市です。群馬県渋川市は関東平野の最北西部に位置し、古くから宿場町として栄えてきました。最近はアニメ「頭文字D」の聖地として多くのファンが訪れています。

一人ドライブにおすすめの観光スポットには、伊香保温泉、伊香保グリーン牧場、榛名湖、赤城自然園などがあり、春はいちご狩りも人気です。グルメではもつ煮の聖地「永井食堂」などがあり、ドライブの途中に立ち寄るといいでしょう。

ここからは南関東のおすすめドライブスポット、人気ドライブルート、楽しみ方などをご紹介していきます。

東京や千葉、神奈川などは都心からのアクセスがよく、思い立ったら気軽に一人ドライブが楽しめるのが魅力です。豊かな自然が楽しめるスポットが多く、のんびりとドライブができます。

奥多摩湖は都心から約90分でアクセスできる関東の人気ドライブスポットで、一人でもファミリーでも楽しめます。多摩川を堰き止め小河内ダムを造った際にできた人造湖で、周囲は桜や紅葉の名所となっています。

奥多摩周遊道路は奥多摩町と檜原村を結ぶ約20kmの人気コースで、ドライブだけではなくツーリングやサイクリングにもおすすめです。自然の中を通るワインディングコースで、展望台や食事処などに立ち寄りながら走行が楽しめます。

高尾山は東京都の北西部に位置する標高599mの山で、関東を代表する人気スポットの一つです。都心から約90分のドライブでアクセスでき、思い立ったら一人でもすぐに訪れることができます。

高尾山は麓から歩いて登ることができますが、ケーブルカーやリフトを使えば約1時間で山頂まで登れます。途中、パワースポットの高尾山薬王院を訪れたり、茶屋で「天狗ラーメン」などの名物グルメを味わったりするのもおすすめです。

千葉県の南房総は都心から約2時間でアクセスができ、一人ドライブにぴったりのスポットです。南房総の楽しみ方は多く、海岸沿いのドライブコースや温泉などが満喫できます。

房総スカイラインは千葉県君津市から鴨川市を結ぶ約10kmの山岳道路で、森林浴が楽しめる人気コースとなっています。また館山市と南房総市を結ぶ約46kmの房総フラワーラインは海沿いの爽快なドライブコースで、1月～2月に咲く菜の花で有名です。

宮ヶ瀬ダムは相模川の支流、中津川に造られた関東最大級のダムです。都心から約50kmと近く、一人で日帰りドライブを気軽に楽しめるスポットです。ダムでは時期によっては観光放流を行っていて、迫力のある光景が見られます。

宮ヶ瀬ダムは楽しみ方が多く、ダムの堤体上と堤体下を結ぶ「インクライン」やロードトレイン「愛ちゃん号」などの乗り物、宮ヶ瀬湖の遊覧船などがあります。

ここからは東日本のドライブコースやおすすめドライブスポットをご紹介します。またおすすめの立ち寄りスポットや観光スポットなど、楽しみ方も合わせてご紹介しましょう。北海道から山梨までありますので、いろいろな場所に行ってみてください。

函館山山頂の展望台からの夜景は、「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」に3つ星として掲載されています。山頂までは車で登ることができますが、冬季は凍結のため道路が閉鎖されるので気を付けてください。

函館山の麓からはロープウェイが運行されていて、空中散歩を楽しみながら約3分で山頂に着きます。展望台にはレストランがあり、魅力的な夜景を眺めながら食事を楽しむのもおすすめです。

札幌には魅力的なドライブスポットがいくつもありますが、クラーク博士の像が立つさっぽろ羊ヶ丘展望台は、欠かせない観光スポットです。市内からのアクセスが簡単で、一人ドライブでも容易に訪れることができるでしょう。

周辺にはクラークチャペル、さっぽろ雪まつり資料館、羊さんのお家、オーストリア館などがあるので、ゆっくりと観光を楽しんでください。また羊ヶ丘レストハウスでジンギスカンを味わうのもおすすめです。

天狗の庭は、絶景ドライブコースとして人気が高い磐梯吾妻スカイライン沿いにあります。作家・井上靖が名付けた「吾妻八景」の一つで、紅葉の名所として知られています。

天狗が自分の庭のように飛び回っていたという伝説が残る神秘的な場所で、目の前に広がる魅力的な景観が満喫できます。紅葉の見頃は10月中旬で、この時期には多くのドライバーが訪れます。磐梯吾妻スカイラインには多くの見どころがあり、一人ドライブにもおすすめです。

龍飛崎（たっぴざき）は青森県津軽半島の最北端・津軽海峡に位置する岬で、強い海風が吹くため「風の岬」とも呼ばれています。魅力的なドライブスポットで、岬には「日本の灯台50選」にも選定されている白亜の龍飛埼灯台が立っています。

龍飛崎は石川さゆりさんのヒット曲「津軽海峡・冬景色」のモチーフにもなった場所で、天気がよければ対岸の北海道松前半島や函館山を望むことができます。津軽半島は見どころが多く、快適な一人ドライブができます。

白山 白川郷ホワイトロードは加賀温泉郷と白川郷を結ぶ山岳道路で、のんびりと走る一人ドライブにもおすすめです。白山国立公園の自然を満喫できる約33kmの道路で、開通期間は6月上旬から11月上旬までの短い期間のみとなっています。

標高の高い場所を走るので眺めがよく、いくつもある展望台に立ち寄りながらドライブを楽しんでください。特に紅葉が素晴らしく、多くの人が訪れます。周辺には蛇谷園地や蛇谷大橋などの絶景スポットがあります。

御坂峠は甲府盆地と河口湖を結ぶ旧道・鎌倉往還御坂路にある峠で、森林浴を楽しみながら爽快なドライブができます。交通量が少ないので、一人ドライブの初心者にもおすすめです。

山頂にある天下茶屋は富士山と河口湖の絶景が見られる人気スポットなので、立ち寄って休憩をするといいでしょう。天下茶屋は昭和9年に開業した老舗で、井伏鱒二や太宰治などの多くの文人が滞在し、小説の舞台にもなっています。2階には太宰治文学記念室があります。

続いて西日本のおすすめドライブコースやドライブスポットをご紹介していきます。滋賀や京都、広島をはじめ、高知や山口、沖縄まで様々なエリアの人気スポットやおすすめ立ち寄りスポット、楽しみ方などをご紹介しますので、一人ドライブを満喫してください。

メタセコイヤ並木は、マキノ高原へ通じる直線道路に約2.4kmにわたって500本のメタセコイヤの木が植えられているもので、滋賀県の絶景ドライブコースとて知られています。

最も人気があるのが葉が黄金色に染まる秋ですが、春の芽吹きや新緑、冬の雪花と四季折々の風景が楽しめます。読売新聞社の「新・日本の街路樹百景」に選定されており、周辺にはおしゃれなカフェやレストランが多いので休憩にもおすすめです。

丹後松島は京都府の北部、丹後半島の先端に位置する絶景スポットです。白砂青松の風景が日本三景の一つ宮城県・松島に似ていることから、「丹後松島」と名付けられています。

リアス式の美しい海岸線が連なる景色を見ることができ、朝日や夕日の絶景スポットとしても知られています。天橋立・伊根の舟屋・丹後松島を巡る海沿いの道路は絶好のドライブコースで、景色を眺めながら一人でのんびりと運転が楽しめます。

広島県三次市は盆地にあり、秋から早春にかけて街をすぽっりと覆うような深い霧が発生します。市内で最も高い標高490mの高山山頂には展望台が設けられていて、「霧の海」とも呼ばれる絶景を見ることができます。

霧の海が現われやすいのは10月から3月までの晴れた日で、条件が合う日は早朝から多くの人がカメラを持って訪れます。霧の向こうから昇る朝日は美しく、一見の価値があります。また霧が晴れた夜景も素晴らしいので、ぜひドライブで訪れてみてください。

角島（つのしま）大橋は、山口県の北部にある豊北町神田と角島を結ぶ全長1.8kmのフォトジェニックな橋です。真っ青な海に向かって一直線に伸びる大橋は大変美しく、車のCMやドラマのロケ地などによく使われています。

通行料は無料で、車では約3分で角島まで渡れます。絶景を眺めるには本州側の海士ヶ瀬公園や角島側の瀬崎陽の公園がおすすめです。展望台からは真っ直ぐに伸びる雄大な橋が一望できます。一人ドライブにいかがでしょうか。

四国カルストは愛媛県と高知県の県境にあるカルスト台地で、標高1000〜1500mに位置する絶景スポットとして知られています。四国カルストを東西に横断する県道383号線は、別名「天空の道」とも呼ばれる絶好のドライブルートです。

「日本百名道」に選定されている全長約25kmのドライブルートで、白い石灰岩が点在する大草原や牧歌的な風景が広がる牧草地、カルスト特有の地形が見られる五段高原など魅了的な光景が満喫できます。

四万十川は高知県の西部を流れる全長196kmの一級河川で、ダムなど人工的な建造物がなく、豊かな自然の風景が楽しめることから「日本最後の清流」と呼ばれています。天然あゆやウナギなどの味覚も満喫できます。

四万十川沿いのドライブルートは国道381号線または441号線の2本で、どの地点からも四万十川の美しい景色が楽しめます。途中で道の駅に立ち寄ってご当地グルメを楽しんだり、お土産を買ったりするのもおすすめです。

桜井二見ケ浦は福岡県糸島市を代表する景勝地で、夕日スポットとして人気を集めています。博多市内から車で約40分なので、一人で気軽にドライブが楽しめるおすすめスポットです。

海岸から約150m離れたところに櫻井神社のご神体である夫婦岩が並んでいます。2つの岩は大注連縄で結ばれていて、夫婦円満のパワースポットとして有名です。

海岸には白い鳥居が立ち、フォトジェニックな景色が楽しめます。周囲には建物がなく、撮影スポットとしてもおすすめです。

うるま市与那城・海中道路の途中にある海の駅で、360度のオーシャンビューが楽しめる絶景スポットです。「海の文化資料館」を併設していて、沖縄の伝統的な船・マーラン船や海中道路の建設についての展示などがあります。

イートインスペースでは、沖縄名物のブルーシールアイスクリームやもすぐの天ぷらなどを販売していて、ドライブの途中の休憩スポットにぴったりです。うるま市の特産品やシーサーなども販売していて、お土産探しにもおすすめです。

関東をはじめ全国のおすすめドライブスポットや楽しみ方をご紹介しましたがいかがだったでしょうか。

今回ご紹介したルートは一人でゆったりとドライブするのにおすすめのスポットです。一人でリフレッシュしたい時は、こちらでご紹介したコースを参考にして楽しんでください。