旧善波トンネルは神奈川の心霊スポット！事故内容・看板の噂を徹底調査！

神奈川県の伊勢原市と秦野市の間にあるトンネル「旧善波トンネル」をご存知ですか?この旧善波トンネルが心霊スポットとなっている理由は、過去に起こった事故が原因なのだとか。

そこで、旧善波トンネルがどうして心霊スポットととして噂になっているのか、設置されていた看板の噂などを調査してみました。心霊スポットと言われている真相は?

旧善波トンネルは、どのような場所にあるのでしょうか。過去に起こった悲しい事故と設置された看板がきっかけで、心霊スポットとして騒がれるようになってしまったようです。そして、心霊スポットと言われる真相とはいかに?

旧善波トンネルは、神奈川県の伊勢原市と秦野市の間にある、善波峠のトンネルです。トンネル名に「旧」と付いていることから、現在は国道246号線に新しいトンネルが開通しています。

旧善波トンネルは、急カーブや道が狭いなどで、元から事故が多くある場所です。心霊現象が起こっていると言われているのは、「旧善波トンネル」の方のみなのだそうです。

旧善波トンネルが心霊スポットとして有名になった背景には、過去に悲しい事故があったことがきっかけだと言われています。

時は1965年9月2日まで遡ります。当時、秦野市に在住の17歳の少年が、バイクで善波峠を走行している際に、カーブを曲がり切れず、トラックと正面衝突するという、痛ましい交通事故が起こってしまいます。

残念なことに、その少年は、事故が原因で命を落とす結果となりました。善波峠はカーブのきつい箇所がいくつもあることから、事故が多発していたようです。

そして、事故が起こった場所というのは、旧善波トンネル付近だったと言います。その後、旧善波トンネルに、亡くなってしまった少年の霊が現れるという噂が広まっていきました。

旧善波トンネルが心霊スポットとなった背景には、いくつか理由があるようです。過去に設置されていた看板が、様々な話題や憶測を集めたのではないかと言われています。

その建てられた看板には、「もう死なないで 準一」と記されていたそうです。なぜそのような看板が設置されたのかというのは、亡くなった少年の遺族の方から正式なコメントが無かったために、その解釈は、様々あったそう。

旧善波トンネル付近に看板が設置された理由はいくつかあるようですが、最も有力だと言われているのが、「亡くなった方の供養のために設置された」という説です。

旧善波トンネル付近では、この事故以外にも、何度も交通事故が発生しておりました。命を落とした少年の願いとして、看板を設置したと言われています。この場所で亡くなられた方への供養をする思いを込めたものという説があります。

事故で亡くなった少年の霊が、走行してくる車両に飛び込んでくるということを遺族が耳にします。少年の霊が、もう車両に飛び込まないようにと、供養の意味で看板を設置したという説があります。

もうひとつの説は「事故防止のため」という説です。旧善波トンネルがある善波峠は、急なカーブが多くあることから、交通事故が多発していたようです。

自分の息子が命を落としたこともあり、これ以上、悲しい思いをする人が増えないようにと、遺族の方が事故の防止のために設置したという説があります。

さて、様々な憶測や心霊現象が起こったという噂が飛び交った旧善波トンネル。看板と共に、お地蔵様も設置されていました。看板とお地蔵さまが設置されたことがきっかけで、さらに憶測を呼ぶこととなってしまいました。

このことがきっかけとなったのか、心霊現象を体験する方が増えていったと言います。噂の元となった看板ですが、老朽化のため1989年に撤去されています。

看板が設置されたことで、交通事故が減ったようなので、看板の効果があったと言えるでしょう。この場所で亡くなってしまう方が減ったことで悲しむ方が減り、この場所で亡くなった方が救われたのかもしれません。

様々な怖い噂や憶測が飛び交う旧善波トンネルですが、心霊現象が起こっているという話もあります。その心霊の噂はどのような噂なのでしょうか。トンネルは、霊が集まりやすい場所だと、昔から言われており、心霊現象が起こるという噂が絶えないようです。

旧善波トンネルは、以前から事故が多かった場所ではありますが、少年のバイク事故だけが、なぜか大きく取り上げられてしまいました。

このことがきっかけになったのか、旧善波トンネル付近では、周囲に誰もいないのに、目の前に人影が飛び込んでくるという心霊現象が起こるようになったと言われるようになったそう。

その人影を避けようとしたために、交通事故が増えたとも言われています。人影は、このバイク事故以降に頻繁に見られるようになったことから、事故で命を落とした少年なのではないかと噂されるようになっていったとのことです。

人影が飛び込んでくることがあってからというもの、もうひとつの噂が広がっていきました。それは、亡くなった少年と同じ名前の人が事故に遭うというものです。

しかも、人影が飛び込んでくるということが起こる際、ドライバーの名前は、過去のバイク事故で亡くなった少年と同じ名前と言われています。

同じ名前の人が事故に遭うというのは、複数回あったと囁かれており、取り上げられたバイク事故がきっかけなのではないかと言われているようです。偶然なのか因縁なのかは、はっきりとは分からないのですが、そう噂されてます。

峠を短縮するために作られたトンネルで、1928年に作られたものです。そのため、トンネル内は老朽化が進み、水が染み出た跡がいくつもあります。その水が人影に見えるというものです。

水が染み出た一部に、青く変色している部分があるのですが、この人影のようなものが、亡くなった少年の霊なのではないかという噂もあります。心霊現象でこのようになっているのか、真相は、はっきりとしないようです。

旧善波トンネルは、古くからあるトンネルで老朽化が進んでいる場所です。心霊現象が起こると言われていますが、生活道路として現在も使われています。旧善波トンネルの現在、場所などをチェックしてみましょう。

様々な噂が飛び交っている旧善波トンネルですが、近くには住宅等があることから、生活道路として現在も通行可能となっております。車の通行も特に問題はありません。

しかし、トンネル内は幅は5.5m、高さは3.7mとなっており、比較的狭いため、通行の際は注意が必要になる場所ではあります。付近を走行される際はお気を付けください。

旧善波トンネルの場所ですが、伊勢原市と秦野市の間にあります。国道246号線から少し入ったところにある、峠にあるトンネルです。付近には、ネオンが光る建物がいくつかあるため、比較的わかりやすい場所にあります。

旧善波トンネルは、国道246号線を伊勢原市から秦野市方面へ進んだ峠にあり、最寄りにある鶴巻温泉駅からですと、車で10分程度の場所です。旧善波トンネル付近は、道が細くなっていたり、急カーブが多くあるので、走行時はご注意ください。

旧善波トンネルの付近は、草木が生い茂っていることもあり、峠を切り開いてできたトンネルなので、落石に注意が必要な場所です。

旧善波トンネル付近は、道幅が広くはないのにも関わらず、スピードを出す方も多いようです。峠ということもあり、急なカーブも多いことから、事故が起こりやすいと言えます。

トンネル内も広いとは言えないので、周囲に注意を払いながら、安全に走行することをおすすめします。生活道路なので意外と車の往来が多いのです。

神奈川県の心霊スポット「旧善波トンネル」について調査しました。善波峠で、過去に起こった悲しい事故と設置された看板がきっかけで、噂や憶測が飛び交い、心霊スポットとして騒がれてきたようです。

故人をそっとしておいてほしいという遺族の願いもあるでしょう。看板については、同じ悲しみをしてほしくないという気持ちの表れだったのかもしれません。

旧善波トンネルは、現在も使われているトンネルです。近くには住宅地もあります。訪れるのであれば、マナーを守り静かに、そして弔いの気持ちを持って訪れましょう。