成田山新勝寺のおすすめグルメ19選◎ランチや食べ歩きにおすすめのうなぎ料理も

成田山新勝寺は1080余年の歴史を持つ由緒あるお寺で、関東有数の初詣スポットです。初詣だけではなく、一年中多くの参拝客があり、その数は年間1000万人にもおよびます。

成田山新勝寺の参道には多くのお店が並び、食べ歩きにもおすすめです。成田山新勝寺のグルメといえばうなぎ料理ですが、その他にも和食や寿司、スイーツなどバラエティに富んだグルメが楽しめます。

今回はそんな成田山新勝寺のおすすめグルメをご紹介しましょう。なおこちらの情報は2023年7月時点のものです。訪れる際にはお店の公式HPなどで、最新情報を確認することをおすすめします。

成田山新勝寺がある千葉県成田市は、古くから利根川や印旛沼などでうなぎがよく獲れました。江戸時代になると成田山新勝寺への参拝客が増え、周辺の店ではうなぎ料理を提供するようになりました。

現在も成田山新勝寺の表参道にはうなぎ料理を提供するお店が60店もあり、成田山新勝寺の名物グルメとなっています。ここでは数多いうなぎ料理店の中からおすすめ店を4店ご紹介します。

川豊は成田山新勝寺の表参道で1910年（明治43年）年に創業した老舗で、メディアにもよく紹介されている人気グルメスポットです。

「割きたて・蒸したて・焼きたて」にこだわり、熟練の職人さんが店頭でうなぎをさばき、香ばしく焼き上げています。川豊のうなぎは箸で切れるほど柔らかくふっくらとしていて、さっぱりとした薄甘口のタレが特徴です。

営業は17時までで、うな重（うなぎ2/3尾）は2900円、上うな重（うなぎ1尾）は3900円、特上うな重（うなぎ1.5尾）は5600円です。その他に蒲焼や白焼、鯉料理などのグルメも味わえます。

駿河屋は成田山新勝寺の総門近くにある人気グルメスポットです。江戸時代に旅籠屋として創業し、現在はうなぎ専門店となっています。

駿河屋では南アルプスの大井川で育つブランドうなぎ・共水うなぎが味わえます。天然うなぎに近い肉厚のとろけるような風味のうなぎで、「幻のうなぎ」とも呼ばれているほどです。

下総醤油と三河味醂の白九重味醂を合わせた秘伝のタレはとろりとして甘く、良質のうなぎによく合うと評判です。

営業は16時までで、メニューはうな重3960円、特上うな重5550円、大井川共水うな重6600円で、いずれも肝吸い付きです。また水郷若鶏 鳥重が6215円、蒲焼・白焼3575円で、焼鳥や鯉料理も提供しています。

菊屋は成田山新勝寺の総門から徒歩2分のところにある日本料理屋です。古くから成田山新勝寺の門前で飲食店を営んでいるグルメスポットで、100年以上の歴史があります。

成田山新勝寺の参道にあるうなぎ屋はランチから夕方までの営業が多いのですが、菊屋は夜も営業しているので夕方からも楽しめます。メニューはバラエティに富み、うなぎの他にも定食や川魚料理、コース料理などもおすすめです。

菊屋のメニューはうな重（1尾）3900円、うな丼（半身）2600円、国産うな丼（半身）3100円、国産うな重（1尾）4600円、国産2段うな丼6850円などです。またランチには天ぷら定食やヒレカツ定食などのグルメも味わえます。

成田山新勝寺の表参道にある近江屋は、大正時代に創業した300年以上の歴史を持つ老舗料理店です。落ち着いた雰囲気の広々としたお店で、ランチタイムでもあまり待たずに入店できます。

こちらも成田山新勝寺のおすすめグルメスポットで、うなぎの他に天ぷらや鯉料理、刺身なども提供しています。うなぎは甘味を抑えた秘伝のタレを使っていて、うなぎとの相性も抜群です。

近江屋の営業時間は17時までで、メニューはうな重3000円、特上うな重3700円で、肝吸い付きは200円プラスとなっています。また天丼1300円、天ぷら定食・刺身定食が2300円です。

成田山新勝寺周辺の人気グルメの中で、ランチにおすすめの和食店、そば屋、イタリアンレストランをご紹介します。表参道では多くのお店がランチ営業のみとなっているので、訪れる際は営業時間を確認してください。

多津美（たつみ）は成田山新勝寺の総門を出て左に曲がったところにあるグルメスポットです。1913年（大正2年）創業の老舗で、うなぎ料理や蕎麦、天ぷらなどバラエティに富んだメニューがあります。お酒の種類も多く、ランチだけではなく宴会にもおすすめです。

ランチのおすすめメニューの値段は、蒲焼定食（蒲焼・鯉洗い）4320円、天ぷら定食2160円、和定食（天ぷら・鯉の洗い）2720円です。またうな重3190円、天丼1410円などとなっています。

成田山新勝寺の周辺でうなぎ以外のグルメを味わいたい時は、蕎麦処 ふじやがおすすめです。成田山新勝寺表参道の薬師堂前にある老舗そば屋です。

成田の地酒・長命泉の蔵元が始めたレトロな外観のそば屋で、営業は16時30分までとなっています。メニューは天ざる1200円、天盛り1150円、ざる850円、天とじ1150円、カレー南蛮1050円、肉南蛮1000円で、その他にも山菜や花巻などもあります。

Pizzeria Positano（ピッツェリア ポジターノ）は成田山新勝寺の表参道沿いにあるイタリアンレストランで、本格ナポリピッツァやパスタ、スイーツなどが楽しめる人気店です。

土日・祝日のみランチ営業していて、ピザランチやパスタランチが1000円から食べられます。ランチセットはサラダとドリンク付きで、別料金でスイーツを注文するのもおすすめです。

続いて成田山新勝寺周辺のグルメスポットの中で、ディナーにおすすめのお店をご紹介します。とんかつ屋や寿司屋、ブラジル料理店の3店で、バラエティに富んだグルメが楽しめます。こちらのお店もぜひチェックしてください。

とんとん亭は成田新勝寺から車で約10分、成田イオンモールの近くにあるグルメスポットです。地元で人気のトンカツ屋で、ランチにもディナーにもおすすめです。

1階と2階のある昔ながらのお店で、小上がりもあるので子連れでも気軽に楽しめます。値段が安く、ボリュームのあるおいしいトンカツが味わえるお店で、バラエティに富んだメニューが用意されています。

人気メニューの値段は特ロースかつ定食1600円、ヒレかつ定食1300円、ヒレゆず巻き定食1300円、エビフライ定食1600円などとなっています。

成田江戸ッ子寿司 参道本店は成田駅から徒歩5分、成田山新勝寺の表参道入口付近にあるグルメスポットです。カウンターとテーブル席の他、個室もあり、ランチもディナーもおすすめです。

こちらは3代続く江戸前寿司の老舗で、成田山新勝寺周辺の人気店となっています。安くて値段が安いのが特徴で、握り寿司や一品料理など豊富なメニューが用意されています。握りずしは3960円からです。

成田山新勝寺周辺は和食店が多いのですが、和食以外のグルメを楽しみたい時はブラジルレストランTECO-TECO（テコテコ）がおすすめです。成田駅から徒歩5分と近く、成田山新勝寺の周辺で食べ歩きをしたい時にぴったりです。

テコテコは1996年にオープンしたお店で、ブラジル人シェフが作る本格ブラジル料理が堪能できます。成田国際空港からも近く、空港関係者や航空会社のスタッフもよく訪れます。

ピッカーニャ（ステーキ）やシュラスコ（肉の盛り合わせ）などの人気メニューが2420円からとリーズナブルな値段で味わえるのが魅力です。その他にも魚料理やスイーツなど様々な料理が用意されています。

続いて成田山新勝寺周辺でモーニングが食べられる食堂やカフェをご紹介します。成田山新勝寺は早朝から入れるので、混雑する前に参拝するのもおすすめです。その際はこちらのお店で朝食を楽しんでください。

かねまつ食堂は成田公津の杜市場内にあるグルメスポットです。成田公津の杜市場は成田山新勝寺から車で約15分のところにあり、一般の人でも自由に買い物ができます。

かねまつ食堂の営業時間は5時30分から13時30分までで、成田山新勝寺へ参拝に行く前に立ち寄って朝食やランチを食べるのにぴったりです。昔から営業している小さな定食屋で、安い値段でボリュームのある食事ができると評判です。

メニューはバラエティに富み、ジャンボエビフライ定食や刺身定食が1300円、大ネタ海鮮丼が1500円などとなっています。また日替わり定食が800円と安い値段で食べられます。

モックは成田山新勝寺から車で約15分、公津の杜駅の近くにあるカフェで、成田山新勝寺周辺で食べ歩きをしたい時にぴったりのグルメスポットです。三角屋根と白い壁の可愛らしいカフェで、内装は木を使った山小屋風となっています。

営業時間は9時から21時で、朝食やランチ、ディナーなど様々な時間帯で楽しめます。モックのメニューは多く、サンドイッチやトーストは500円台から、ナポリタンやカレーライスは700円台からです。

またドリンクとサラダがセットになった生姜焼きライスセットや中華風スパゲティセットなどがあり、1000円前後で食べられます。

続いて成田山新勝寺周辺でスイーツが人気のグルメスポットをご紹介します。成田山新勝寺周辺にはベーカリーや和菓子、スイーツなどが楽しめるお店が多く、パンや和菓子は食べ歩きやお土産にもぴったりです。

ぱん茶屋は成田山新勝寺の表参道にある人気ベーカリーで、食べ歩きやお土産にぴったりのグルメスポットです。もとうなぎ屋だったお店を改装したレトロなベーカリーで、カフェを併設しています。

うなぎの蒲焼をサンドした名物の「うなぎパン」は691円で、成田山新勝寺のお土産におすすめです。その他にも揚げパンは259円～280円、手作りシュークリームは140円で、食べ歩きやお土産にぴったりです。

成田山新勝寺の表参道にある金時の甘太郎焼は、創業70年余の人気大判焼き専門店で、食べ歩きやお土産にぴったりのグルメスポットです。販売しているのは、あずきあんとしろあんの2種類の大判焼きのみで、値段はどちらも150円です。

北海道産の厳選した小豆を使ったこだわりの餡は、甘さ控えめでふっくらと炊き上がってます。店頭で焼いているので、食べ歩きには熱々の焼き立てを味わうのがおすすめです。お土産にしても喜ばれるでしょう。

はしらは成田駅前にあるかわいいカフェで、成田山新勝寺周辺の人気食べ歩きスポットです。2010年にオープンしたカフェで、店内中央に大きな屋久杉が立っていることから「はしら」というい名前にしたそうです。

アンティークの家具やかわいい雑貨が並んでいる居心地のいいカフェで、トーストやグラノーラなどのモーニングメニュー、1000円台で食べられるランチ、ケーキセットなどが用意されています。デリやドリンクをテイクアウトして食べ歩きもできます。

成田参道 房の駅は成田山新勝寺の表参道に位置するカフェ&ショップで、食べ歩きグルメを楽しんだり、お土産を買ったりするのにぴったりのスポットです。

お土産や食べ歩きに人気があるのが「成右衛門まんじゅう」で1個80円です。また成田山新勝寺の名物である甘酒は、お土産用にパッケージに入ったものが販売されていて1袋270円となっています。

店内のカフェでは甘酒のおしるこや成田新名物の「さつまいもモンブラン団子」などのスイーツを販売していて、食べ歩きやお土産にもおすすめです。

最後に成田山新勝寺の表参道で、お土産を買いたい人におすすめのグルメスポットを3選ご紹介します。最中や羊羹、煎餅など和スイーツのお土産を探している人にぴったりのお店なので、ぜひ参考にしてください。

なごみの米屋は成田市の菓子メーカーで、成田市の総本店の他、成田山新勝寺の表参道や成田駅前など多くの店舗があります。羊羹やどら焼きなどの伝統スイーツから和菓子、地元の素材を使った和スイーツまで様々なお菓子を作っていて、お土産に人気です。

中でもお土産に気があるのが千葉県産のピーナツを使った「ぴーなっつ最中」で、ピーナッツの殻の形をした最中にピーナッツ風味の餡が詰められています。全国菓子大博覧会での受賞経験もあるスイーツで、値段は1個150円からです。

成田柳屋本店は1897年（明治30年）に創業した羊羹の専門店で、成田新勝寺の表参道に店舗を構えています。羊羹はもともと成田山新勝寺の精神料理に出されていたもので、現在は成田山新勝寺の定番のお土産となっています。

北海道産の厳選した小豆を使い風味豊かに仕上げた羊羹は、幅広い年代層に人気があり、お土産にすると喜ばれるでしょう。中でも人気があるのが「栗蒸し羊羹」で、柔らかく上品な味わいとなっています。

その他にも栗がたっぷりと入った蒸し羊羹「悠くり」や、六種類の豆が入った「六福まめ」など、様々な羊羹があります。

成田山新勝寺で和スイーツのお土産を買いたいときは、林田のおせんべいもおすすめです。1912年（大正元年）創業の老舗で、古くから成田山新勝寺の定番のお土産として人気があります。

生地から型どり、焼き上げまで一貫してお店で行っていて、名物の「福耳柿餅」や「ぷくの種（柿の種）」など常時30種類以上の商品があります。

また店頭では串にさした2種類の「串せん」を販売していて、食べ歩きにもおすすめです。みたらしと醤油味の2種類で、100円～150円で買えます。

成田山新勝寺の表参道やその周辺のグルメスポットをご紹介しましたが、いかがでしたか。成田山新勝寺の表参道は食べ歩きが楽しいエリアで、人気グルメスポットがたくさんあります。ぜひいろいろなお店を訪れて、名物グルメを堪能してください。