近江八幡水郷めぐり人気スポットのご紹介！おすすめコースは？周辺グルメも！

近江八幡市は、天正13年(1585年)に豊臣秀次が築いた城下町で八幡掘は琵琶湖と結ぶ水路として利用され、商業の町として発展したことにより、近江商人と言われるようになったそうです。その当時の風情を残した建物が多く存在し近江八幡の伝統的建物は、重要伝統的建造物群保存地区となっています。歴史地区を散策してみませんか。

日牟禮八幡宮(ひむれはちまんぐう)は、御祭神は誉田別尊(ほんたわけのみこと)、息長足姫尊(おきながたらしひめのみこと)、比賣神(ひめかみ)が祀られています。信仰深い近江八幡の人々の守り神となっています。二大火祭の「左義長まつり」と「八幡まつり」は国の選択無形民俗文化財となっており、全国から人々が訪れます。

近江八幡市へは、東京駅からは東海道新幹線で米原駅乗換え、JR琵琶湖線で約20分、近江八幡駅下車。大阪駅からJR京都線で約30分、京都駅からJR琵琶湖線で約35分、近江八幡駅下車します。乗換えも少なくアクセスに便利な地域です。水郷めぐりへは、近江八幡駅(北口)から近江バスに乗り、小幡上筋で下車します。

近江八幡の水郷めぐりは、春は桜、秋の紅葉を楽しみに訪れる観光客が多く、船から眺める近江八幡の西の湖のヨシも美しいです。ヨシは水鳥や魚のすみかになっており、水を浄化にする効果もあるそうです。琵琶湖にとって大切な植物だと言えます。琵琶湖に春が訪れる頃に「ヨシ焼き」が行われ、季節の風物詩となっています。

近江水郷めぐりを運営している会社は5社あり、各社で水郷めぐりのコースが異なります。食事付プランもあります。手ごき船で、ゆったりと水郷めぐりを楽しみたい方は、近江八幡和船観光協同組合と(株)水郷のさと まるやまをおすすめします。水郷めぐりは60分から120分と長いので、事前に乗場と出発時刻を各社HPで確認して計画しましょう。

水郷めぐり→本願寺八幡別院→新町通り→八幡堀→白雲館→八幡山ロープウェー→日牟禮八幡宮を歩くコース　近江八幡を一日、ゆっくり楽しむなら朝に水郷めぐりをし、古い町並みや神社などを散策するコースはいかがでしょうか。水郷めぐりやロープウェーに時間を多めに取って楽しまれると良いと思います。途中にランチやカフェに立ち寄る時間も考えると早めの行動をおすすめします。

水郷めぐり→池田町洋風住宅街→新町通り・市立資料館→近江兄弟社学園ハイド記念館→ヴォーリズ記念館(要予約)→村岡邸→旧八幡郵便局→八幡教会・牧師館→アンドリュース記念館を歩くコース　ウィリアム・メレル・ヴォーリズは明治38年に、八幡商業高等学校の英語教師として来日後、明治41年に建築事務所を開業し地域発展のために貢献した人物です。ヴォーリズ建築には彼の人柄と温かさを感じます。

水郷めぐりの見どころは、西の湖のヨシ群やかごよし橋、八幡掘の町並みなど、船から見る景色は風情があります。風を感じながらの船旅は心地の良いものです。石垣の上に建てられた白壁の土蔵が並ぶ、八幡掘沿いの桜や柳をバックに写真を撮る人やスケッチをする人も多く人気のスポットとなっています。桜と紅葉の時期がおすすめです。

水郷めぐりのコースは、貸切船を予約すれば食事を楽しむことが出来ます。近江牛のすき焼きやお弁当など頂きながらの舟遊びも良いですね。船頭のさんのお話を聞きながら、ゆっくりとヨシ群の間を舟は進みます。時代劇の撮影スポットもあるので楽しみです。夏頃にはヨシは4mまで成長するのだとか、ヨシ群の近くには、カイツブリ、ヨシキリといった、かわいい水鳥たちを見ることが出来ます。

近江八幡の四季折々の花ごよみに合わせて訪ねてみて下さい。八幡公園の桜とツツジ、八幡掘の桜、菖蒲とあやめ、長命寺のあじさいなどの花の名所があります。秋にはJR近江八幡駅から東へ2.5kmほどにある、野田町コスモス畑にはコスモスが一面に広がっています。季節の花を楽しみながら、近江八幡を歩きましょう。

ちゃんぽん亭総本家は近江ちゃんぽんの元祖のお店で、国産の鰹節や昆布などを使った醤油ベースの澄んだスープは関西風のお味です。お肉と野菜たっぷりの近江ちゃんぽんは、ボリュームがありスープはさっぱりしていますがうま味があります。女性にも人気があり、全国展開されているお店です。

近江牛コロッケはお肉屋さんで売られている、美味しい揚げたてコロッケです。あつあつコロッケはその場で頂けます。コロッケを食べながら散策している観光客を見かけます。近江牛が入ったご当地ならではのコロッケは1個65円からと嬉しい価格、おみやげにぴったりですね。

まるたけ近江・西川の人気のサンドウイッチ「近江牛のミルフィーユサンド」はやわらかいジュシーな近江牛とキャベツが入っています。贅沢なカツサンド持って屋外でのランチもおすすめです。近江八幡はウォーキングの人気スポットですので、カツサンドを持ってピクニック気分も楽しんで下さい。

東近江市にあるヒトミワイナリーでは、国産ぶどう100%使用した濾過されていない「にごりワイン」を作られています。ワインナリーの横にはパン工房もあり、ワインに合う天然酵母パンやハード系のパンを製造しています。近年、国産ワインは注目されています。お気に入りのワインを見つけて下さい。

工房Chou-Chouの「湖のくに生チーズケーキ」は酒粕を使った生チーズケーキです。豊かな香りの酒粕と熟成クリームチーズがマリアージュ、話題の生チーズケーキです。地元の六つの酒造(喜楽長、松の司、美冨久、七本鎗、萩乃露、浪乃音)の酒粕を使用されています。個性豊かな六つのチーズケーキは観光庁主宰『究極のお土産』に選ばれたチーズケーキです。

近江八幡市の山の手にある、フレンチレストラン「LE POINT DE VUE」ル・ポワンド・ヴュは、自然に囲まれた静かなレストランで琵琶湖を眺めながら頂ける素敵なレストランです。旬の地元食材を使ったお料理を、どのようにフランス料理で味わえるのか楽しみです。カップルにもおすすめの隠れ家レストランです。

海で産まれたうなぎは川や湖などを遡上して産卵のために、また海へ戻ります。琵琶湖でも天然のうなぎが採れるようです。近江八幡の炭櫓(すみやぐら) のひつまぶし、やまとく明治橋店のうな重が人気です。うなぎは美肌にも良いとされています。美味しいうなぎを頂きましょう。

近江八幡といえば、やっぱり近江牛を想像しますね。すき焼きやステーキを頂けるお店があります。「毛利志満 近江八幡本店」や「近江牛カネ吉山本」直営店の近江牛レストラン ティファニーが人気です。近江牛の肉質はやわらかくて「さし」の部分がきれいです。三大和牛とも言われる上質のお肉をお召し上がり下さい。

プティキャナルは、美しい西の湖のほとりあるカフェレストランです。近江牛の特製ハンバーグが人気で3種類のソースから選べます。(トマト、デミグラス、シチュー)ランチはビュフェ式になっています。自家製スイーツがおすすめのカフェレストランです。眺めの良いカフェでお茶しませんか。

たねやグループのラ・コリーナ近江八幡店は、丘の上に建つ芝でおおわれた屋根が特徴の自然と調和したユニークな建物です。お土産におすすめの人気のバームクーヘンはもちろん、バームサンドや和菓子などの美味しいスイーツショップとカフェやコンテナショップが入っています。コリーナツアーにも参加出来る、新しいスポットです。

滋賀県野洲市にマイアミ浜は琵琶湖湖畔にありバードウォチングしたり、キャンプも出来る施設があります。マイアミ浜あやめ園もあり5月から6月頃になると800種類のあやめを見る事ができます。琵琶湖では色々なマリンスポーツを楽しむことが出来ます。ユニークなマリンスポーツもありますので、チャレンジしてみて下さいね。

近江八幡水郷めぐりは、一年を通して美しい湖畔の景色と舟遊びが楽しめます。また八幡掘の古い町並みやヴォーリズ建築を見たりと街歩きから歴史を学ぶことも出来ます。新しい人気スポットへも足を延ばしてみるのも良いでしょう。歴史ある近江八幡を旅してみませんか。