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てつのくじら館は海軍カレーで話題!潜水艦体験やお土産など充実!

てつのくじら館は海軍カレーで話題!潜水艦体験やお土産など充実!
投稿日: 2017年5月17日最終更新日: 2020年10月7日

広島県呉市の中心部にある「てつのくじら館」は、実物の大きな潜水艦をそのまま展示している博物館として知られています。それだけでなく、館内での展示やお土産なども注目のおすすめスポットです。見るだけでなく体験もできる「てつのくじら館」とはどんな所なのかご紹介します。

実物の潜水艦に驚き!「てつのくじら館」見出し

Photo by *Yaco*

大きな潜水艦が、陸に打ち上げられたように置かれている光景にびっくり!まさに「てつのくじら館」という名前にぴったりですが、こちらの博物館は潜水艦「あきしお」に関する展示資料を見たり、潜水艦内を疑似体験できるおすすめスポットなのです。その他にも貴重なお土産が買えたり、楽しみ方もいろいろなので詳しくご紹介していきます。

てつのくじら館ってどんなところ?見出し

「てつのくじら館」(海上自衛隊呉史料館)は広島県・呉市の中心部にある、日本初の実物の潜水艦を陸上で展示している博物館で2007年に開館したものです。ちなみに呉市には海上自衛隊呉地方隊が置かれていて「戦艦大和のふるさと」として知られる地域なんですよ。

くじらのような形の巨大な潜水艦は全長76m、重さはなんと2250t!「てつのくじら館」の近くに来ただけでも、その大きさに目を奪われてしまいます。この潜水艦が「あきしお」なのですが、展示を見学した最後に実際に「あきしお」の中に入ることができるんですよ。

しかも「てつのくじら館」は入場無料ということで、1度はぜひ覗かないともったいないスポットです。1度訪れたら、また今度来たくなるというリピーターも多いとか。入館料無料なのにそれだけ充実した展示内容ということなんですよね。小さなお子さんに、本物の潜水艦を見せてあげようと訪れるママやパパの姿も多く見受けられるスポットです。

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呉市おすすめ観光スポット厳選10選!海軍と船の歴史を感じる場所がたくさん! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
旧海軍時代から続く軍港の町である呉市には「海軍と船の歴史を感じる」観光スポットが沢山あります。今回は「てつのくじら館」や「大和ミュージアム」などの定番観光スポットから「アレイからすこじま」のような撮影スポットまで、呉市の中でも選りすぐりの10選をご紹介します。

てつのくじら館の展示内容はさすが!見出し

1階で海上自衛隊の歴史を学ぶ

1階では、呉市でこれまで発展してきた海上自衛隊の歴史と、現在の活動の様子をパネル展示や映像で紹介しています。ミュージアムショップや、おすすめの「あきしおカレー」が食べられるカフェもあるので「てつのくじら館」オリジナルのお土産を選んだり、展示見学後の休憩はこちらでどうぞ。

2階では掃海部隊の活動に触れられる

2階の展示には、機雷の設置されている海域で機雷の排除を行う「掃海部隊」の歴史や活動の様子、本物の掃海艇のクレーンや巻揚げ機などを使って掃海艇の様子を再現した展示などがあります。展示物に本物が使われているものが多くあるので、リアルさが感じられて迫力があります。

命がけで機雷除去にあたる掃海艇の乗員たちの資料が数多く展示されていますが、作業の様子を映像で見られるスポットもあります。機雷の特徴や種類の解説の展示もあるので、掃海部隊の緊迫した作業の様子がうかがえる所も。歴代の特徴的な掃海艇についての展示もされています。

3階で潜水艦をさまざまな角度から知る

そして3階では潜水艦の歴史や技術、潜水艦乗員になるための訓練の様子が紹介されていたり、潜水艦内での生活を実際に艦内で使っているものを使って紹介するなど、あまり知られていない実際の活動などを知ることができます。本物の魚雷が展示されているスペースもありますよ。

乗り物が大好きなお子さん達にはもちろん「てつのくじら館」の見学はおすすめですが、実際に使われていた潜水艦の内部を公開しているということで、大人にも見ごたえのある展示となっています。潜水艦の乗員になった気分で、ぜひじっくり見学をしてみてくださいね。

潜水艦体験にわくわくドキドキ!見出し

さらに3階では展示用の潜水艦「あきしお」の内部を見学できます。「あきしお」は1986年から2004年まで海上自衛隊で実際に使われていた潜水艦。2006年9月にクレーン船で陸揚げされ「てつのくじら館」に展示されました。艦長室や士官室などを見学したり、潜航中の雰囲気や日常生活も疑似体験できるなど、潜水艦の構造を見られる貴重な体験ができます。

潜水艦内の狭いスペースを体感できたり、係の方のていねいな解説もあるので、今まで知らなかった潜水艦の知識がいろいろ学べます。潜望鏡を覗かせてもらえたり、艦内を暗転してくれたりすることもあるので、よりリアルな潜水艦内の環境を体験できて興味深い内容。ここまでの体験ができて、入館料が無料というのもかなりお得感有りです!

お土産もバッチリのてつのくじら館見出し

Photo by toshifukuoka

1階にあるミュージアムショップでは「てつのくじら館」オリジナルグッズや自衛隊グッズなどを取り揃えているので、お土産もバッチリ選べます。「てつのくじら館」オリジナルプリントのクッキーや、呉の人気のお土産になっているお菓子も取り扱っているので、おすそ分け用のお土産にもぴったりの商品が購入できます。

自衛隊グッズには実際に現在も自衛官が使っているものや、他ではなかなか買えない自衛隊カレンダー、海上自衛隊公式キャラクターのグッズなどもあり、海上自衛隊ファンにはたまらないものばかり。その他にも潜水艦をモチーフにしたかわいらしいグッズなどもあって、お子さんにもおすすめです。

「てつのくじら館」には擬人化キャラクターの「てつくじきゅん」と、潜水艦の「あきしお」を擬人化した「あきしおたん」というキャラクターがいます。そんな2人のかわいらしいキャラクターグッズもミュージアムショップで数々販売されているので、見学の記念にいかがでしょうか?

お菓子やグッズだけでなく「てつのくじら館」限定販売の純米吟醸酒というものもあるんです。海上自衛隊最大の護衛艦「かが」が2017年3月22日に就役し、同年4月3日に呉基地に初入港したことにちなんで、地元の酒造会社から発売されたものなんですね。かなりプレミアムな商品なので、早い時期に売り切れてしまうかもしれません。

てつのくじら館内ではカフェでひと休みも見出し

同じく1階にあるカフェでは、あきしお第10代艦長認定の「あきしおカレー」をはじめとした、呉のお土産としてテイクアウトしたくなるようなメニューを、ドリンクと一緒に味わえます。カレー以外にも、呉のお土産として知られる「海人の藻塩練ようかん」、呉市内の有名ベーカリー「メロンパン」のパンも各種揃っているんですよ。

カフェではドリンク類の種類も豊富。コーヒーや紅茶、カフェオレの他に広島レモネードや広島レモンスカッシュ、オリジナルの「てつくじラムネ」などが揃っています。ドリンクと一緒に大福(抹茶、レモン、カフェオレ)やレモンケーキなどのスイーツも販売しているので、ちょっとひと息入れるのにぴったり!

「てつのくじら館」を訪れたらぜひ食べてみたい「あきしおカレー」ですが、数量限定の提供なので何度か来ていても食べられないという人もいるのでは?カフェでは人気ベーカリー「メロンパン」のお惣菜パンも販売しているので、呉観光に来られた方でカレーが食べられなかった方は、こちらのパンも味わってみる価値ありますよ。

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呉は古くから地政学的要所であったために造船の街や港町として栄えたために観光施設もあるだけでなく、海外の影響を受けたものもあるグルメな街になっています。そんなグルメな街の呉(市)にある名物などのおすすめグルメをご紹介します。

おすすめの「あきしおカレー」って?見出し

「あきしおカレー」は「てつのくじら館」のカフェで、1日30食限定で提供される人気のカレーです。コクがあってまろやかで辛さのない甘口のカレーなので、お子さんにも食べやすいと評判。ライスの形も潜水艦の「あきしお」型になっていて、国旗も付いているところがかわいらしくて女性やお子さんに人気です。

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呉港は戦前に軍港として栄え、戦後はタンカーなどの造船の街として長く栄えています。また地政学上の要所で、海上自衛隊の基地があり、近年はおいしいことで知られる海自カレーが誕生し、お土産のレトルトなども登場し人気です。そんな呉の海軍・海自カレーをご紹介します。

てつのくじら館の見学所要時間はどの位?見出し

入館料が無料でありながら、これだけ見ごたえのある展示が揃っている「てつのくじら館」をすべて見て回ったらどのくらい時間がかかるのでしょうか。人によって潜水艦や海上自衛隊への関心度が違うので一概には言えませんが、大体40分から1時間ほどと考えれば良いでしょう。無料なので、カフェやミュージアムショップに入店するだけという利用の仕方もできますね。

てつのくじら館の向かいにはこんな施設も見出し

呉市はかつて「戦艦大和」を建造し、造船や製鋼で栄えた街です。そんな長年の歴史や技術を紹介する施設として「てつのくじら館」の向い側には「大和ミュージアム」もあります。こちらには「戦艦大和」の10分の1の模型や操船シミュレーター、CG映像のシアターなどもあるので「てつのくじら館」と一緒に立ち寄るのにおすすめです。なおこちらは無料ではありませんので、詳しくは公式ホームページをご覧くださいね。

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てつのくじら館へのアクセス見出し

「てつのくじら館」はJR呉駅から徒歩5分とアクセスも良好です。駅からバスを利用する場合は、呉市営バス「宝町中央循環線」に乗車して「ゆめタウン・大和ミュージアム前」下車で徒歩1分となります。車の場合は、クレアライン「呉IC」から約5分、山陽自動車道「高屋JCT」から約40分です。

無料で貴重な体験ができる!てつのくじら館見出し

実物の潜水艦内に入って艦内の日常を体感できたり、海上自衛隊のことを身近に感じながら学べるなど、入館料が無料なのに館内が充実の「てつのくじら館」。潜水艦や自衛隊ファンの方、お子さんはもちろん、広い年代層の方ものんびり楽しめるので呉市のおすすめスポットの1つです。呉市にお越しの際は、ぜひ訪ねてみてくださいね。

投稿日: 2017年5月17日最終更新日: 2020年10月7日

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