姫路動物園の見所特集！駐車場の情報や無料で入園できる日を調査！

姫路動物園は、正式名称を「姫路市立動物園」と言う、兵庫県で2番目に人口の多い姫路市にある動物園です。1951年の開園以来、65年以上もの間、続いている老舗の動物園であり、これだけ長い間、人々から愛されているのにはもちろん、たくさんの理由があります。本記事では、その見所や魅力について紹介していきます。

姫路動物園には、たくさんの動物が飼われていて、お客様を迎えてくれます。種類も哺乳類から爬虫類、鳥類まで様々です。また、それら全てを合わせると約350種類上もの動物がいるので、動物好きにはたまりません。その為、園内の動物達を見て回るだけでも長時間楽しめます。

姫路動物園を象徴する人気者であり、「姫子」と呼ばれて皆から愛されています。飼育員が健康チェックを毎日行っていますが、お客様は実際にその様子を見る事が出来ます。時間は9時からと午後3時40分からの2回です。また、この「姫子」は2代目であり、1994年から飼われています。

姫路動物園は、雄のアミメキリンであるコウスケもまた見所となっています。キリンは高さが5m近くある巨大な動物であり、姫路動物園ではそれを間近で見る事が出来ます。それによる迫力も魅力ですが、このキリンの右前脚にはハートマーク型の模様が隠れており、それを見つけられれば幸運になれると言われています。

姫路動物園の猛禽舎では、オオワシに次ぐ大きさのワシであるオジロワシに会う事が出来ます。このオジロワシは、国の天然記念物に指定されている貴重な動物であり、この動物園の見所です。オジロワシは翼を広げると2m近くにまで大きくなり、鋭い眼光と合わさって抜群の威厳を放っています。

豚とアリクイが混ざったような独特の見た目をした、珍しい生き物がこのツチブタで、この動物園の見所です。日本での飼育例は極めて少なく、全国でも数カ所しかありません。特に、西日本でツチブタを飼っているのはこの姫路動物園のみである為、ツチブタ目当てで訪れる観光客や常連客もたくさんいます。

姫路動物園の目玉の1つが、このケセラン・パサランで、木箱の中で大切に飼育されています。このケセラン・パサランは多くの謎に包まれた神秘的なものであり、動物なのか植物なのかすらも明らかになっていません。また、ケセラン・パサランは幸運を呼び込むものとして知られている為、開運やゲン担ぎの為に見に行くのもおすすめです。

姫路動物園は、はく製展示室も見所です。はく製展示室には70種類以上もの、はく製や骨格標本があります。その中には園内で亡くなった動物達のものもあります。その為、そこでは大迫力の剥製や骨格標本を楽しむと同時に、亡くなった動物達との思い出を振り返る事も出来ます。どんな展示があるかは公式ページのPDFで確認できます。

姫路動物園にある小さな牧場で、ここでは姫路の街中にいながらにして牧場の風景を楽しむ事が出来ます。ニワトリや羊、乳牛、ヤギなどが飼われています。多くの動物たちが仲良く過ごすのどかな風景は見ているだけで癒される為、ひと休みしたい方にもおすすめです。

姫路動物園にある、子供たちに人気のスポットです。ここでは、モルモット、ヤギ、羊などの動物を直接触れる事が出来ます。午前と午後の2回、1時間ずつ「ふれあいタイム」という時間を設けており、その間、動物と触れ合う事が出来ます。ふれあいタイムは、午前と午後、ともに1時間ずつ設けられています。

姫路動物園の中には、動物園に行くとよく見られる乗り物も充実しています。子供の頃に誰もが動物園で乗ったことがあるような乗り物がたくさん置かれており、それらを見ると懐かしい気持ちになるという人も多くいます。そして、これだけの数がありますから、お子さん好みの乗り物がきっと見つかるはずです。

また、姫路動物園の乗り物の中には、モノレールも有り、階段を登った上にあるレールを1周する形式です。モノレールからの眺めは抜群で、園内の乗り物コーナーを一望できます。また、コース全体が豊かな緑に囲まれているので、子連れの家族や、乗り物目当ての人以外にも、景色を見ながら癒されたい、という方にもおすすめです。

姫路動物園は、これだけの見所がありながら入場料金がとてもリーズナブルなので、気軽に行く事が出来ます。子供は中学生まで料金が30円であり、大人は200円払えば入る事が出来ます。また、5歳未満の子供に至っては入場料金が無料である為、小さい子供や赤ちゃんを連れた新婚さん夫婦にもおすすめです。

姫路動物園は入場料金が全くかからない、無料開園日を実施しています。いつ無料開園日になるかは、公式ホームページの「年間行事予定」から、直接調べる事が出来ます。料金が無料となる日に動物園に行けば、無料でこの動物園の見所を味わえます。以下に、2017年度5月以降の無料となる日程を紹介します。

全員の入場料金が無料となる日程は、9月下旬、勤労感謝の日である11月23日、姫路城が世界遺産に登録された12月11日となっています。また、6月下旬は姫路ゆかたまつりである為、浴衣を着た人のみが無料で入園できるようになっています。概して、節目の記念日やイベント時に無料開園が行われる傾向があります。

姫路動物園は、観光地に囲まれた動物園です。この動物園は姫路公園の中にあり、尚且つ、世界遺産である姫路城で有名な三の丸広場が隣にあります。そういった好立地条件から、姫路城観光を行った後に動物園に行く事が出来ますし、その逆ももちろん可能です。歴史も動物も楽しみたい人にはとても嬉しい状態ですね。

街の中心的な駅であるJR姫路駅から歩いて15分で行け、バスも通っているので、アクセスは良好です。このように、姫路動物園の周りは公共交通機関が充実しているので、これらを使えば、駐車料金が浮くのに加えて、現地まで行くついでに街の散策も出来ます。散策を楽しみたいなら公共交通機関を用いるのがおすすめです。

姫路動物園には、専用の駐車場は有りませんが、その代わりに周囲に沢山の駐車場が有りますので、車を停める場所には困る事はほぼ有りません。それぞれの駐車場はとても大きく、車を停められる台数も多いので、満車になる事は稀であり、24時間営業をしている所もたくさんあります。以下に、主要な駐車場を3つ紹介します。

城の北駐車場は、姫路城の北にある駐車場であり、24時間営業を行っています。150台の車が停車可能です。駐車場の料金は最初の30分は無料であり、それ以降は料金が加算されていきます。また、駐車から3時間以上たった場合、24時間が経つまでは料金が900円のまま変わりません。その為、動物園をガッツリ楽しみたい人にも安心です。

姫山駐車場は、姫路城の東側にある駐車場です。すぐ近くに姫路動物園があるのが大きなメリットです。こちらも駐車場もまた、24時間営業を行っています。こちらも、3時間を超えると24時間経過するまでは料金が900円で固定されます。収容台数は250台であり、城の北駐車場よりも大きいものとなっています。

大手門駐車場は、姫路城の南側にある駐車場です。この駐車場ではバスやキャンピングカーといった大型の車も駐車できます。また、収容台数が510台と非常に多く、動物園付近の駐車場の中では最大級です。また、充電器が置かれている数少ない駐車場の1つでもあるので、電気自動車出来た方にも安心です。

姫路市立動物園は、定番の物から貴重なものまで様々な動物が見られる事以外にも、そのアクセスの良さや、乗り物の豊富さなど様々な魅力が有ります。そして先述のように、入場料金はリーズナブルで更に無料開園の日もあるので、気軽に行く事が出来ます。明日から、近場の方なら今からでも姫路動物園に行ってみましょう！