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弥山は神秘の残るパワースポット!登山・ロープウェイ情報は?消えずの火とは?

弥山は神秘の残るパワースポット!登山・ロープウェイ情報は?消えずの火とは?
投稿日: 2017年5月21日最終更新日: 2020年10月7日

広島の文化遺産、宮島にある弥山は、瀬戸内海を見下ろす眺望が楽しめる観光スポット。実は様々な不思議が残るパワースポットでもあるのです。宮島に残る信仰の象徴ともいえる弥山への、登山の仕方や不思議な消えずの火について、詳しくご紹介します。

神秘の山・弥山の歴史と行き方をご紹介!見出し

弥山(みせん)は広島・宮島の最高峰であり、宮島信仰の象徴ともいえる山です。原生林が広がる宮島の中でも、豊かな自然が残り、霊場として多くの人が山頂を目指す修験所でもあります。今回はパワースポットとしても知られる、弥山への登山ルートやロープウェイについて、詳しくご紹介します。

世界遺産・宮島ってどんな島?見出し

日本三景の一つとされる宮島。島そのものが信仰の対象で、平安時代末期からは宮島にある厳島神社は中央政権にも大きな影響を与えてきました。江戸時代からは観光地として広く知られるようになりましたが、中でも1996年に世界遺産に登録された厳島神社と弥山の原始林は、多くの人が訪れる観光スポットです。

宮島にはどうやって行くの?見出し

宮島へは、JRもしくは広島電鉄の市電の宮島口駅から、フェリーか高速船で渡ります。JRは広島から25分程度ですが、運賃が片道410円かかります。市電の場合は運賃は片道260円ですが、1時間15分かかります。車で宮島に渡ることも可能ですが、道が狭く駐車禁止となっている場所も多いので、JR宮島口駅近辺の駐車場を利用しましょう。

厳島神社に参拝しよう!縁結び、健康に効果あり!消えずの火とは? | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
厳島神社に参拝しよう!縁結び、健康に効果あり!消えずの火とは? | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
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宮島にある弥山とは?見出し

宮島の中央部にある弥山は、標高535m。高山植物など豊かな自然が広がっていて、この山頂から宮島の町並みや、瀬戸内海の島々など絶景を見ることができます。宮島をよく訪れていたという伊藤博文も、『日本三景も真価は弥山山頂の眺めにあり』と語っていたそうです。

弥山はどうしてパワースポットなの?見出し

宮島で修行した空海ゆかりの山として知られる弥山ですが、自然信仰はこれよりさらに昔からあったと考えられています。宮島は島全体が神の宿る島とされていますが、そのなかでも弥山山頂は不思議な岩や伝説が数多く残されており、パワースポットとしても有名になっています。

消えずの火とは?弥山の謎見出し

弥山の中腹にある弥山本堂と霊火堂。ここには「消えずの火」と呼ばれ、1200年以上燃え続けている火があります。これは空海が修行に使った火とされ、なぜ消えないのかは今も謎に包まれており、この火で沸かした霊水は、万病に効能があるとされています。また平和記念公園の平和の灯火の元火でもあります。

弥山へのロープウェイとは?見出し

弥山のロープウェイは1回乗り換えがあります。出発地点の紅葉谷駅から榧谷駅が循環式、榧谷駅から山頂付近の獅子岩駅まで交走式に乗ります。循環式は定員8名ですが小さな箱のような乗り物、交走式は定員30名のおなじみのものです。料金は往復で1800円、片道は1000円となっています。

弥山ロープウェイ乗り場までは徒歩?見出し

ロープウェイ乗り場となる紅葉谷駅へは、厳島神社裏手の紅葉谷公園入り口から、無料送迎バスが20分間隔で出ています。宮島桟橋からロープウェイ乗り場へは徒歩25分ですが、山道を歩くことになるので、多少待ってバスに乗るのもおすすめです。歩いて向かう途中に、お土産屋さんがあるので、こちらで一休みしてもいいかもしれません。

弥山のロープウェイの営業時間に注意!見出し

ロープウェイは出発駅から終点までは15分ほど。しかし観光客が多いと待つこともあります。ゴールデンウィークやお盆は特別時間となっていますが、基本的には始発は9時(11月のみ8時)で、下りの最終時間は12月1月2月は17時、それ以外は17時30分です。山頂からロープウェイ乗り場までは1時間かかります。早めに下山しましょう。

獅子岩駅でお土産をゲットしよう!見出し

ロープウェイ乗り場の獅子岩駅では、宮島銘菓もみじ饅頭の手焼き体験ができること、ご存じですか?ハートの形の餡が入っていて、販売はなく、作った人にしか食べられないもみじ饅頭なんです。2人のデートの記念に、また家族での思い出作りに、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

弥山はロープウェイ乗り場からさらに登山!見出し

弥山はロープウェイ乗り場から、さらに登山することになります。ロープウェイからも絶景は眺められますが、パワースポットは頂上に登ってこそご利益があります。道は整備されていますが、森の中を歩くことになりますので、サンダルやハイヒールなどは危険です。履き慣れた靴とタオル、水分補給のために水やお茶も忘れずに!

弥山展望台から絶景を見よう!見出し

山頂にある展望台は、2013年にリニューアルされたもの。二段構造になっていて、座って絶景が楽しめるスペース、さらに周りをさえぎるものがなく、360度の眺望が楽しめる屋上とがあります。1階には24時間利用可能のトイレがあります。まさに休憩するにはぴったりの場所。ただし自動販売機などはありません。

弥山にはどう行く?登山ルートをご紹介見出し

弥山に登るための登山ルートは7つあります。しかし原生林が多く残っている弥山では、登山中の遭難も多く、観光協会が推進している公式3ルートが整備されているので、そのコースを利用しましょう。弥山を静かに登りたい、別の場所から絶景を眺めたいということもあるかもしれませんが、登山目的でもマイナールートはやめておきましょう。

弥山登山大聖院コース

弥山のふもとにあり、弘法大師空海が弥山を開基したときからの歴史を持つ、宮島の信仰を集める寺院です。この大聖院の脇から山道に入るコースです。山頂までは約3kmで、片道2時間弱ほどかかります。石段コースとも呼ばれ、登る石段は2000段あり、石仏や様々な形の石、また絶景を楽しめます。

弥山登山紅葉谷コース

弥山登山の一番人気のコースです。紅葉谷公園から続く登山口から登り、ロープウェイ乗り場から分岐します。渓谷にある様々な自然を見ながら登り、紅葉谷駅から山頂までは約2.5km、2時間弱で山頂に登れます。パワースポットで知られる巨岩奇石も楽しめます。途中急な石段があり、山頂から下りでこのルートを使う人も。

弥山大元神社登山コース

厳島神社より昔からあるとされる大元神社。ここの登山口から登るコースで、宮島水族館の先にあります。弥山の原始林を歩くコースで、じっくりと自然を味わいながら登ることができるコースです。大元神社から山頂までは約3.2kmあり、3時間弱かかります。弘法大師が修行をした岩屋など見応えあるスポットが盛りだくさんです。

御利益にあやかろう・弥山の御山神社とは見出し

弥山にある御山神社は、厳島神社の奥の宮で、普通の登山コースからは少し外れたところにあります。実はこのお堂から弥山の絶景が見られるおすすめスポットです。弥山本堂や霊火堂に向かう人の流れについていくと、つい見落としがちですが、静かな森のなかにあり、喧噪から離れて心おだやかな時間を過ごせるのでおすすめです。

弥山の不思議「消えずの火」を見て一休み見出し

弥山の頂上の手前にあるのが弥山本堂と、消えずの火がある霊火堂です。こちらには座るスペースもあるので、多くの人が集まっています。ご朱印がいただけるのもこちらです。山頂まではここから10分ですが、急な石段があるので足下には十分注意しましょう。また途中にお堂や奇岩も多く、見逃せない道が続きます。

弥山のパワースポットをチェック!見出し

弥山のパワースポットといえばなんといっても山頂。宇宙からのパワーが直接届きそうな開放感と絶景に、心まで癒やされます。さらに山頂には放射線状に並べられた巨大な石があり、どうやってここまで運んだのか今でも謎のまま。周りにあるお堂にも石が集められていたり、岩に仏像が彫られているものなどが点在しているのです。

弥山には七不思議がある?見出し

宮島では弥山は神様の住む山として、普段は近づかないようにして暮らしていました。信仰の対象であった弥山には、今も様々な不思議があり、実際にみることができるものもあります。消えずの火もその不思議の一つ。この火にあやかって、願い事をする人も多く、まさに弥山そのものがパワースポットともいえます。

弥山から見える風景は神様の見た風景?見出し

弥山には今も長い歴史と共に生きてきた自然が息づいています。周りの環境が様変わりしていく中でも、弥山をあがめ、修行の場として守ろうとする人々の思いが受け継がれています。そして大変でも登ったときの達成感は他には代えがたいほど。もしかしたら神様もこの景色をみているのかも?

弥山に登る前にはしっかり準備を忘れずに見出し

弥山に登るには、ロープウェイを利用するのが一番ですが、それでも往復には2時間はみておきましょう。お昼の時間なども考え、また遅くとも16時を目途に下山するようにしましょう。特に秋から冬にかけては、日の入りも早いため安全なども考え、十分に注意が必要です。

宮島に行くなら絶対に弥山にいこう見出し

宮島へ観光する人は日帰りの人が多く、メインの厳島神社を参拝して終わり、という人も少なくありません。しかし島全体が聖地でもある宮島は、弥山に登ってこそそのご利益がいただける場所。登るのは大変ですが、ぜひ宮島へ行くなら弥山も登ってみてはいかがでしょうか。

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投稿日: 2017年5月21日最終更新日: 2020年10月7日

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