赤柱市場(スタンレーマーケット)は香港土産の宝庫！行き方・レストランを紹介！

小さな国土に700万人を超える人口を有する香港。日本からも気軽に行ける人気の観光地です。チャイナテイストあふれる様々なお土産探しも、香港旅行の楽しみの一つですね。今日はアジア、欧米を問わず旅行者に大人気の赤柱市場（スタンレーマーケット）を、行き方や人気のレストランなどもあわせて存分にご紹介しましょう。

赤柱市場(スタンレーマーケット）は香港島南部の観光地、赤柱（スタンレー）にあります。観光客向けのマーケットとして有名な九龍の女人街や男人街に比べると人も少なく、値切ったりするのが苦手でものんびりとショッピングを楽しめる香港土産の宝庫です。海沿いのリゾート地スタンレーにはどんな素敵なお土産があるのでしょうか。さっそく出かけてみましょう。

まずスタンレーマーケットへの行き方です。2階建てバスで香港島の中心地、中環のエクスチェンジ・スクエアバスターミナルから、6、6A、73、66、6X、260番、コーズウェイベイからは40番のミニバスに乗り、30分から45分でマーケットの入り口「赤柱村、赤柱村道」に到着です。また九龍半島の尖沙咀からは973番のバスで約80分です。

赤柱市場（スタンレーマーケット）への地下鉄はないので、時間を節約したい旅行者にはタクシーを使うのも便利な行き方です。料金は200香港ドル弱くらいを考えておくと良いようですよ。香港のタクシーは赤い車が多くさすがに派手ですが、香港のイメージに合っていて楽しいですね。行きはタクシー帰りはバス、というのもありですね。

どうせなら赤柱市場（スタンレーマーケット）だけでなく、他の観光地も一緒に楽しんじゃおう、という方にはこのオープントップのバスツアーもおすすめです。子どもも喜びますよ。イヤホンで日本語の観光案内も視聴できます。スタンレーは中環（セントラル）からは少し離れているので、ツアーをうまく利用するのも良いアイデアですよね。

バス停から赤柱市場（スタンレーマーケット）への行き方は歩くだけ。このマーケットには屋根がありますので、少々お天気が悪くても土産物店や洋服店などを見てまわる楽しさは変わりません。欧米からの旅行者が多いせいかここでは英語も通じます。広東語が威勢よく飛び交う、女人街や男人街の賑わいとはまた少し違う落ち着いた雰囲気です。

赤柱（スタンレー）のお楽しみは、マーケット巡りだけではありません。海沿いの赤柱大街（スタンレーメインストリート）には、気軽に寄れるレストランも数多くあります。香港のダウンタウンとはちょっと違う、海辺のリゾートならではのしゃれたレストランやパティオで夕食を済ませてからホテルへ戻る、というのもおすすめですよ。

「Stanley Cave」は食事もできるパン屋さん。パン好きの人には評判の美味しいお店で、朝食に利用する人も多いようです。パンだけでなく、とりどりのスイーツも美味しそうですよ。名前の通り洞窟のようなたたずまいの建物の地下にある店内は、抑え目の照明が落ちついた雰囲気を醸し出しています。

鮮やかなイエローの建物がひときわ目を引く、このレストランを背景に写真を撮る人がたくさんいます。「The Boat House」の名前の通り、中にはヨットの模型などが飾ってあります。ムール貝のワイン蒸しなどが美味しい、おしゃれなシーフードレストランです。ビールの種類も豊富ですので、ぜひお試しあれ。

次にご紹介するのは「The Boat House」のお隣、テラス席が人気の「Pickled Pelican」です。特に欧米人に人気のようで、大勢の人たちがフィッシュアンドチップスやソーセージなどと一緒にビールを楽しんでいます。テラス席が少し暑過ぎる時には、2階のお席で海を眺めながらグラスを傾けるのも良いですよ。

香港で9店舗展開している「Classified Cafe」がスタンレーにもありました。ダブルエッグベネディクトは、美味しくてボリュームもたっぷり。このレストランの人気メニューです。他にはオーガニックのチキンサラダなども美味しいですよ。カプチーノなどと合わせてゆっくり楽しみたいですね。

香港で最も古い歴史的建造物のひとつ、美利楼（マレーハウス）はとても美しいコロニアル風の建物です。その3階にあるドイツ料理のレストラン「キングルートヴィヒビアホール」もおすすめです。香港でドイツソーセージやザワークラフトを味わうのもなかなかおつなもの。ぜひ海辺の席で窓からの風景もお楽しみください。

実は赤柱（スタンレー）には、中華料理店は多くありません。その中で評判のこのお店は、数々のレストランを手がけてきた香港の有名なクリエイター、カルビン・ヨン氏の新店です。「書齋」という名前の通り、中国の古い書斎をイメージした静かなお店です。午後は飲茶も食べられますので、小腹が空いたときにもってこいですね。

山と積まれた可愛い雑貨や鈴なりの小物たち。香港土産の定番ともいえる小物類もこの通り。さすがにお土産の宝庫です。やはり雑貨屋さんは素通りできませんね。見ているだけであっという間に時間が過ぎていきます。旅先で必要な小物もここで揃います。お値段もお手頃で何気ない小物は、ばらまき土産にも重宝しますね。

赤柱市場（スタンレーマーケット）では、素敵なジュエリーも見逃せません。季節ごとにデザインを変えたりと様々な工夫がされた手作りジュエリーは、お土産にもそのまま旅先で身に付けるのも良いですね。やはり赤柱市場（スタンレーマーケット）は香港土産の宝庫です。ここにはありとあらゆる商品が揃っています。

旅行先でついついTシャツを買ってしまう方、多いのではないでしょうか。御多分に漏れずここ赤柱市場（スタンレーマーケット）でも様々なデザインの香港ご当地Tシャツを売ってます。さすがにビビッドな色使いで、まさに香港らしいものが多いです。見ているだけで楽しいTシャツがどっさり。さすがはお土産の宝庫ですね。

香港のお土産で一番人気と言っても良いほどの、色とりどりの刺繍を施したレースなどのリネン。テーブルクロスやティッシュカバーも素敵ですよ。また小さめのしゃれたポーチは、ばらまき用のお土産にもぴったりです。赤柱市場（スタンレーマーケット）は種類も数も多く、きっとお気に入りの商品が見つかりますよ。ぜひ寄ってみてくださいね。

こちらは細かな手作業で作られる、繊細なスワトウ（汕頭）刺繍のハンカチです。着物などにも使われる高価なものですが、一番人気はやはりハンカチ。空港や街中のお店で買うととても高いですが、赤柱市場（スタンレーマーケット）には手頃なお値段で買えるお店がたくさんありますのでお見逃しなく。

香港土産は数々ありますが、高品質の印鑑というのはいかがでしょうか。赤柱市場（スタンレーマーケット）には手作りの印鑑を作ってくれるお店もあります。出来上がった印鑑をホテルへ届けてくれるサービスも人気ですよ。日本で実印をとなるとかなり高くつきますが、ここではとてもリーズナブルなお値段で作れますのでこの機会にぜひ。

香港土産の宝庫、赤柱市場（スタンレーマーケット）で一押しのお土産と言ったら、手書きの花文字を思い浮かべる方もいることでしょう。額に入れて玄関やリビングに飾ったら素敵ですね。漢字が使われているのが魅力なのでしょう、欧米人には特に人気のようです。1時間ほどで仕上がりますが、オーダーしておくとホテルへ届けてくれますよ。

1000年以上の歴史を持つ、中国の伝統文化の花文字。風水では、玄関や寝室に飾ると福を招き幸せを呼び込むと言われています。赤柱市場（スタンレーマーケット）には花文字のお店が何件もありますので、お好みに合った花文字を探してみてくださいね。自分だけの1点物のお土産は、香港旅行の良い思い出になりますよ。

赤柱市場（スタンレーマーケット）の、おすすめのお土産やレストランをいろいろご紹介してきました。いかがでしたか？今までの香港のイメージが少し変わったのではないでしょうか。雑踏と喧騒の活気あふれるダウンタウンとは違う、もう一つの香港がここにありました。次の香港旅行の時には、赤柱（スタンレー）まで足を延ばしてみませんか。